国道462号 |
part3 |
R299交差点〜十石峠 |
神流町→上野村 |
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85.集落内の狭路 | 86.集落を出ると道幅が広くなる | 87.連続雨量120mm以上で通行止 |
R299交差点からはR299との重複区間となる。番号の若い国道と重複するのだが、重複した途端に集落内の狭路を走らされる。狭い所では1.0車線と乗用車同士の離合すらできない。さらには乗用車どころか中大型車両の通行もあるため通り抜けるのに難儀する区間である。紅葉シーズンは交通量が増えるためこの集落内の狭路区間の難易度は一気に上がる。神ヶ原集落を抜けさえすれば道幅は広くなりセンターライン付きの快走路となる。が、西に15kmの間は連続雨量120mmで通行止になる雨量通行規制区間である。 |
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88.恐竜センターの前を通過 | 89.平原トンネル | 90.上野村に入る |
恐竜センターの前を通り、神流川を渡ってから平原トンネルをくぐる。その後も蛇行する神流川を何度か渡る。川沿いの集落を通り抜ける道路がおそらく旧道であろう。神流川を渡った直後に上野村に入り、やや急な左カーブを曲がる。 |
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91.以外にもR299・R462の串刺しおにぎりがある | 92.道の駅「上野」 | 93.上野村も快走路が続く |
上野村に入ってから約2.9kmで道の駅「上野」を通過する。上野村においては集落があろうとなかろうと2車線であり、勾配がほとんどなく多少の急カーブがあっても道路状況が良いため余り気にならない。 |
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94.父母トンネル | 95.春らしく色とりどりの花が咲いていた | 96.十石みそなるものがあるらしい |
道の駅を過ぎ上野村役場付近を過ぎると、上り勾配となって父母トンネルや乙父トンネルといったトンネルを抜ける。バス路線が神流川沿いの道路に設定されている事を考えると、トンネルはバイパスで川沿いの道路が旧道であると考えられる。 |
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103.まだ本領を発揮していない十石峠 | 104.群馬県側最後の集落、黒川 | 105.道幅は1.5車線程 |
r45交差点から奥にも集落があるため道幅は1.5車線と決して広くはないが落石等もなく神経をすり減らしながらの走行とはならない。最後の黒川集落を過ぎると閉鎖ゲートを通り抜ける。ここにも通行止と迂回路を示す看板が置かれていたが、ゲートが開放されていたため、このまま峠まで行けるのではという気持ちになってしまうのは無理からぬ事だろう。 |
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109.オーバーハングにより3.5m超車両は通行不可 | 110.勾配は比較的緩やか | 111.台風による崩落復旧現場 |
およそ10kmの通行止区間内は2011年11月15日のR299走行時の写真を使用する事にする。すでに3年半前なので多少の変化はあるだろうが、トンネルが開通していたり大幅なルート変更が行われいたりという事はないだろう。今回通行止の原因となった場所が復旧もしくは改良されている程度だと思われる。 r45交差点から約2.5km走ると法面のオーバーハングに注意を促す看板が現れる。その看板を越えてすぐに落石防止ネットに落ち葉を蓄えたオーバーハングを目にする事になる。オーバーハングとしては強烈なインパクトを持つものとは言えないが、道幅が狭い事もあって大型車両であれば接触の可能性は充分に考えられる。“考えられる”と言うよりそのシーンを目撃している。その後は1.0〜1.5車線の狭路を走る。勾配は緩やかだが小刻みなカーブが連続しておりスピードを出す事はできない。 r45交差点から約6km走ると路面がまだ新しいと言えるアスファルトとなる。ガードレールには苔らしきものが付着しておらず、行く手には完成して余り年月が経過していない橋が見えてくる。さほど古くない橋ではあるが幅は広くなく乗用車同士の離合がかろうじて行える程度である。新しい舗装に新しい橋・・・それらから考えられるのは崩落。1999年8月に台風による崩落が発生し1km弱の区間が失われている。その一部は橋上から見ることができる。 |
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112.酷道におにぎり | 113.離合箇所は少ない | 114.矢弓沢林道との交差点 |
大崩落地点を過ぎると舗装の状態が幾分かマシになる。舗装は悪くないものの落石が所々あり路肩の落ち葉も相まって走りやすいと言える状況ではない。そんな状況ではあるがおにぎりはきっちり立てられており改めてここが国道だと認識させられる。 カーブの連続する狭路をひたすら進む。関東最凶の酷道と名高い十石峠ではあるがガードレールの設置率は比較的高くカーブミラーもそれなりに設置されている。勾配は基本的には緩やかだが急勾配となる箇所もあり、そこで標高を一気に上げている。r45交差点から10km強走ると矢弓沢林道と接続するヘアピンカーブに至る。 今回(2014年5月3日)の通行止区間は養豚場〜矢弓沢林道交差点までであり、ここからは再びR462走行時に撮影した写真を使用する。通行止区間の距離はおよそ10kmであるが、全区間に渡って崩落等しているのではなく僅かな距離の崩落だが迂回路を考えると前述の区間を通行止にせざるをえないのだろう。 |
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118.矢弓沢林道から十石峠方向を撮影 | 119.比較的空が開けている | 120.材木の切出し場 |
矢弓沢林道との交差点からも狭路+カーブ連続という相変わらずの状態が続く。大型車の通行が不可能と警告されているため大型貨物車が対向車として現れる可能性は低いが、乗用車であれば少ないながらも遭遇する可能性はある。ガードレールが設置されているので転落の可能性は少ないが、カーブが連続しておりブラインドカーブも多いためいくら交通量が極少ないと言っても神経をすり減らしながらの走行となってしまう。 |
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121.急カーブが多い | 122.高圧送電線が通っている | 123.十石峠には展望台がある |
十石峠に近付くと等高線沿いながら勾配がややきつくなる。景色が開ける場所もあり随分高く上ってきた事が分かる。矢弓沢林道との交差点から約2.8km、左の急カーブを曲がると群馬県と長野県の県境でもある十石峠に到着する。峠の近傍には展望台が設けられており十石峠のランドマークとも言える。 |
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127.展望台から峠を見下ろす | 128.展望台から東を望む | 129.展望台から南東を望む |
峠の眺望は利かないが展望台に上る事で360度周辺の山々を見る事ができる。展望台には山の形状と名称を記したものがあるが、東と東南方向のみである。北から西にかけては山容が見えにくいからかもしれない。 |
国道462号 part4 |