国道462号
part2

R254吉田林交差点〜R299交差点
本庄市→神川町→
→藤岡市→神流町

43.埼玉r44長浜町交差点を左折 44.かつてのR254重複区間 45.児玉高校入口交差点以南は歩道なし
 R254吉田林交差点から約200m走るとJR八高線の高架の下の埼玉r44長浜町交差点を左折して児玉駅方面に進む。児玉駅方面と藤岡方面におにぎりが修正された跡が確認できるが、以前はR254に指定されていた道路である。かつてはR254とR462に重複区間があったが、バイパスに一本化された際に交差のみになっている。
 長浜町交差点からは拡幅され、かつ無電柱化もされている走りやすい2車線道路である。児玉高校入口交差点から南は拡幅前の歩道のない狭苦しい2車線道路になる。道路の東側には立ち退かれたと思われる空地があるため拡幅する計画は存在しているようである。

46.埼玉r191児玉駅入口交差点 47.旧児玉町の中心部を走る 48.埼玉r175仲町交差点を右折
 S字カーブの直後に埼玉r191児玉駅入口交差点を通過する。その後も歩道の整備されていない2車線道路が続いており、沿線に建物が建ち並んでいるため交通量が多い時間帯だと走りにくく感じるかもしれない。長浜町交差点から約800mで埼玉r175仲町交差点を右折して神川方面に進む。直進のr175がR254の旧道に当たり、かつてのR254重複区間が終わる。

49.仲町交差点からは2.0車線幅 50.埼玉r287児玉総合支所南入口交差点 51.児玉総合支所南入口交差点以降はセンターラインあり
 仲町交差点を右折すると2.0車線幅道路になるが、センターラインがないだけで乗用車であればさほど苦もなく通行できる程度の道幅である。約250m西の埼玉r287児玉総合支所南入口交差点を過ぎるとセンターライン付きの2車線道路になるが、道幅は大して広くならないため走りやすくなったとは言い難い。

52.埼玉r44金屋保育所前交差点 53.「藤岡15km 神川12km」 54.旧児玉町の中心部を離れると快走路
 埼玉r44金屋保育所前交差点を通過するが、右折してr44を道なりに走ると長浜町交差点に戻る。つまり、長浜町交差点〜金屋保育所前交差点はr44を通行すると旧児玉町中心部の狭苦しい道路を回避可能である。
 金屋保育所前交差点からも2車線ながら多少走りやすくなり、旧児玉町の中心部から離れていくにしたがって走りやすくなっていく。勾配もカーブも非常に緩やかで交通量は少ない。

55.神川町に入る 56.金鑚神社の入口を通過 57.埼玉r22新宿交差点
 左カーブを曲がっていると神川町に入るが、その手前で僅か30m程度は市町境上を通っている。神川町に入ってからも比較的走りやすい2車線道路が続いているが、金鑚神社の入口付近に急カーブがある。緩やかな勾配を下っていると視界が開け、その後に埼玉r22新宿交差点を通過する。

58.群馬県藤岡市に入る 59.「佐久穂87km 神流26km」 60.群馬r13浄法寺交差点を左折
 新宿交差点を過ぎた直後に神流橋を渡って群馬県藤岡市に入る。案内標識に長野県佐久穂町が記載されているが、それまでに酷道区間を擁している。左にカーブしながら緩やかな勾配を上った先で群馬r13浄法寺交差点に突き当たり、左折して上野・神流方面に進む。

61.三日月橋 62.神流川の左岸を走る 63.藤岡市浄法寺
 浄法寺交差点のすぐ先で三日月橋を渡り、以降は神流川の左岸を走る。神流川が県境となっているため対岸は埼玉県神川町域である。谷筋だが開けており明るい雰囲気で、勾配もカーブも緩やかで走りやすい道路状況である。

64.山間部の割に走りやすい 65.諏訪集落 66.群馬r13諏訪交差点を右折
 蛇行している神流川の左岸をほとんど勾配のない直線的な2車線道路で走り抜ける。浄法寺交差点から約2.8km、旧鬼石町の中心部の手前の諏訪交差点を右折すると群馬r13の重複が終わる。

67.旧鬼石町の中心部の西側を走る 68.群馬r177三杉町交差点 69.神水ダム湖の北を走る
 諏訪交差点からは旧鬼石町の中心部だった場所の西の山裾を走る。右の急カーブを曲がった先で左にカーブして群馬r177三杉町交差点を通過する。それからは旧鬼石町の中心部から離れて神水ダムの北を通ってダム湖畔を走る。

70.満福寺の前を通る 71.道の駅「上州おにし」 72.群馬r331交差点
 県境の神流川の左岸を緩やかなアップダウンとカーブを繰り返す2車線道路を淡々と走る。道の駅「上州おにし」を通過してすぐに群馬r331交差点を通過する。r331が神流川寄りを通っており、対岸には埼玉r289も並走している。また、r331交差点から異常気象時通行規制区間となる。延長は18kmで、連続雨量120mmを超えると通行止になる。

73.「佐久穂80km 上野37km 神流19km」 74.今里橋 75.登坂車線
 雨量通行規制区間に入ったとは言っても道路状況に特別な変化がある訳ではなく、歩道のない2車線道路が続いている。柴原集落を過ぎるとしばらく集落が途切れ、今里集落で登坂車線が現れる。“登坂”となっているものの勾配は非常に緩やかで一部下っている箇所もある。

76.下久保集落 77.下久保トンネル 78.「屈曲注意」
 登坂車線が終わって対面2車線道路に戻る。勾配は非常に緩やかなもののカーブが非常に多い。右カーブの先で下久保トンネルをくぐり、出た直後にダムサイトに至る市道との交差点を通過する。県境を跨ぐように造られている下久保ダムは天端を車両で通行する事が可能で、埼玉r331に繋がっている。なお、埼玉r331と群馬r331は同一の県道である。
 夜沢集落で直角カーブに近い左カーブを曲がるが、そこに御荷鉾スーパー林道が接続している。全国に20程度あるスーパー林道のひとつで、延長が70km近く関東では屈指の長さを誇る。なお、“スーパー”と言っても通常に林道に比べたらの話で、道幅は決して広くなくガードレール等もなく舗装されていない区間も存在している。

79.保美濃山トンネル 80.急カーブが連続している 81.急カーブの直後に神坂トンネル
 右カーブの直後に保美濃山トンネルをくぐり、急なものを含めてカーブが連続している2車線道路を走る。下久保ダムによる神流湖の北岸を走っているが、湖面は全く見えず湖畔を走っている印象は薄い。旧道が接続している右カーブの直後に神坂トンネルをくぐる。トンネルを出た直後に旧道と交差するが、交差点の傍に公衆トイレが設置されている。

82.新坂原橋と坂原橋 83.新高瀬橋 84.門ヶ谷トンネル
 神坂トンネルからは急カーブが連続しているが、新坂原橋や新高瀬橋はバイパスとして整備されたもので供用されたのは2014〜2015年頃と新しい。門ヶ谷トンネルを抜けた先で市道との交差点があるが、市道へ進んで金比羅橋を渡ると埼玉r331に行く事ができる。

85.琴平大橋 86.琴平山橋 87.群馬r331(?)交差点
 琴平大橋と琴平山橋を相次いで渡る。供用されたのは前者は2020年とかなり新しく、後者も2013年とさほど古くない。そのためか旧道も通行可能である。露久保集落に至る市道との交差点を通過して少し走ると太田部橋の北詰で群馬r331との交差点を通過する。ウォっちずでは県道を示す黄色に塗られているが、群馬/埼玉r331の起点は秩父市吉田太田部となっており、橋の対岸の地名である事から太田部橋は県道ではなく市道ある可能性も否定できない。

88.露久保トンネル 89.新法久橋 90.法久林道との交差点
 群馬r331?市道?との交差点の直後に右カーブの先で露久保トンネルをくぐる。引き続き神流川の左岸を走っていると新法久橋を渡って法久林道との交差点を通過する。この林道を進むと御荷鉾スーパー林道まで行く事ができる。

91.神流町に入る 92.メロディーライン(こいのぼり) 93.河原橋
 右カーブ辺りで市町境を越えて神流町に入る。これまで神流川が群馬県と埼玉県の県境であったが、南の沢沿いとなるため以西は両岸とも群馬県に属している。神流町に入って約500mで路面に掘られた溝の上をタイヤが通る際に音楽を奏でるメロディーライン区間が始まる。曲目はこいのぼりで速度は40km/hに設定されている。河原橋までの300mがメロディーライン区間である。

94.神流川の左岸の2車線道路が続く 95.神流町柏木 96.集落内にも急カーブあり
 神流川の左岸を緩やかな勾配とカーブを繰り返す2車線道路で走り抜ける。カーブが緩やかはものが大半だが中にはやや急なものも存在している。沿線には比較的大きな集落もあるが交通量は非常に少ない。

97.神流川沿いを快走 98.神流町生利 99.群馬r71交差点
 神流川沿いをひたすら走っていると右の急カーブを曲がり神流町の中心部の手前で群馬r71交差点を通過する。旧鬼石町の中心部の南の群馬r331交差点から始まった異常気象時通行規制区間はこの交差点が終点である。また、案内標識には吉田としか表記されていないが、秩父市まで行く事ができる。

100.センターラインがなくなる 101.群馬r71交差点 102.神流町役場の前を通る
 神流町の中心部に近付くとセンターラインがなくなり、道幅は2.0車線とやや狭くなる。直線的で見通しは悪くなく交通量そのものも少ないため乗用車であればさほど走りにくさを感じないかもしれない。町役場の手前で群馬r71交差点を通過するが、1.0車線幅区間があるうえに起点の高崎市までの間に2ヶ所の分断区間を抱えているため案内標識は設置されていない。

103.群馬r46交差点 104.再び異常気象時通行規制区間が始まる 105.道の駅「万葉の里」
 神流町の中心部の西の八幡橋の手前で群馬r46交差点を通過する。案内標識は設置されていないが起点のある富岡市まで行く事ができる(東向きに走っている場合は案内標識あり)。
 r46交差点からセンターラインが復活するが、2ヶ所目の異常気象時通行規制区間が始まる。延長は9kmで連続雨量120mm超で通行止になる。センターライン付きの2車線道路を走っていると道の駅「万葉の里」を通過する。

106.群馬r172交差点 107.小平橋 108.古田橋
 道の駅を過ぎて少し走ると群馬r172交差点を通過する。隣接する下仁田町を結ぶ県道だが、町境の前後が分断されているせいもあって案内標識は設置されていない。旧道らしき町道との交差点を左にカーブしながら通過して小平橋を渡って神流川の右岸に移り、古田集落を通り抜けた後に古田橋を渡って左岸に戻って旧道と合流する。

109.相原集落 110.紅葉橋 111.高八木トンネル
 相原集落の中でセンターラインがなくなるが2.0車線幅は確保されている。センターラインが復活した直後に紅葉橋を渡り、坂丸林道との交差点を通過してから高八木トンネルをくぐる。トンネルの東には高八木橋が、西には伝田郷橋が架かっている。

112.魚尾トンネル 113.正面の尾根部分は叶山鉱山 114.河原に下りる道路が旧道?
 神流川の左岸を走っていると魚尾トンネルをくぐる。トンネルの前後で交差し、川に沿っている道路が旧道である。中郷集落で正面に断崖のようなものが見えるが、これは叶山鉱山である。鉱山と言っても産出するのは石灰であり、山そのものが削られている。

115.センターラインがなくなる 116.広狭混在 117.R299交差点を直進
 集落が途切れるとセンターラインがなくなるがすぐに復活して2車線道路に戻る。が、再びセンターラインがなくなって広狭が混在している状態を走る。神ヶ原集落に差し掛かった所でR299交差点に至る。直進の佐久穂・上野方面、左折の秩父方面ともにR299のおにぎりしか表記されていないが、R462は直進してR299との重複区間に入る。そして、この先起点の跡部交差点まで全て他の上位国道との重複区間でR462が表に出てくることはない。

国道462号 part3