国道398号
part3

R13表町4交差点〜花山峠
湯沢市

96.秋田r277交差点 97.「R398県境夜間 通行止17時〜翌9時」 98.「栗原85km 小安峡29km」
 R13表町4交差点を通過してすぐに秋田r277交差点を右にカーブしながら通過する。そのルートからしてr277はR13の旧道と思われる。その先にある電光掲示板にはR398の県境区間が夜間通行止になっている旨の内容が表示されていたが、表示されているだけで通行止になっていない可能性を信じて車を走らせる。

99.湯沢市沼ノ岱山 100.山谷トンネル 101.久保橋
 鉦打沢川の流域を東に向かっており、緩やかな勾配の2車線道路を走る。表町4交差点までは多少なりともあった交通量が減っている。山谷トンネルをくぐって緩やかな勾配を下っていると久保橋を渡ってやや急な右カーブを曲がる。

102.湯沢市川蓮町久保 103.市道が交差している左カーブを曲がる 104.秋田r108野村交差点を右折
 久保橋からは皆瀬川の右岸を少し走ってから左カーブを曲がって川から離れる。家屋が建ち並ぶ中を走っていると秋田r108野村交差点に突き当たり、右折して栗原・小安峡方面に進む。

105.「栗原77km 小安峡21km 栗駒山39km」 106.下宿集落 107.交通量は非常に少ない
 野村交差点からは南の方角に向かって走るが、皆瀬川からは若干離れた位置である。沿線の家屋の密度は低いものの若干狭い2車線道路で走りやすいとは言い難い箇所もある。交通量の多い時間帯だとさらに走りにくさを感じるかもしれない。

108.「稲庭」 109.勾配は緩やか 110.秋田r307交差点
 日本三大うどんのひとつ、稲庭うどんの発祥の地とされる稲庭地区を通過する。国道の沿線にもいくつか製麺所がある。道路状況としては緩やかな勾配でカーブも緩やかなものが大半だが数がやや多い。そんな2車線道路を南下していると秋田r307交差点を通過する。

111.シケイン状の急カーブあり 112.シケイン以南は1.5車線幅 113.稲庭うどんの里
 右、左とシケイン状に直角カーブを曲がってからはセンターラインのない1.5車線幅と明らかに狭くなる。その後広くなるもののセンターラインが非常に薄く、あるのかないのかわかりにくい。

114.センターラインはあっても車線幅がやや狭い 115.湯沢市稲庭町大谷 116.大谷橋
 センターラインが見えてきても車線幅がやや狭いため走りやすくなったとは言い難い。車線幅が普通になってもすぐにセンターラインがなくなってしまい、1.8車線幅の大谷橋を渡る。

117.制限速度は30km/h 118.新菅生橋 119.バイパスとの交差点を左折
 1.8車線幅道路を走っていると生内集落に至る市道との交差点を右にカーブしながら通過して新菅生橋を渡る。橋を渡り終えると勾配を上りながら左、右とカーブしてバイパスとのT字路に突き当たる。案内標識が設置されていないが、左折が栗原方面である。右折のバイパスは約1.4km北までしか供用されていない。にもかかわらず元々道なりだったものがT字路に変更されている。

120.R398の大湯以降は夜間通行止、仁郷大湯線は冬期通行止 121.柵にR398という国道番号が表示されている 122.長い上り勾配が続く
 バイパスに合流した直後に道路情報板が設置されている。R398の大湯以降は夜間通行止、仁郷大湯線(=秋田r282)は冬期通行止規制が続いている事を示していた。行ける所まで行こうと車を走らせる。整備された2車線道路が続いており、長い上り勾配区間ながら走りにくさはあまり感じない。

123.下り勾配の箇所も少しだけある 124.進むにつれて家屋が少なくなる 125.桜の花が残っていた
 橋の手前など下り勾配となる箇所も存在しているが基本的には上り勾配である。県境に近付いているため進むにつれて周辺の家屋が減っていくのもごく普通の風景である。皆瀬ダムの近くではまだ桜の花が散っていなかったが、標高は400m弱と決して高い訳ではない。

126.民謡佐大子沼伝説の地 127.皿小屋集落 128.栗駒大橋
 悲哀の民謡、佐大子沼伝説の発祥の地の皿小屋集落を通り抜ける。やや急な左カーブを曲がって栗駒大橋で小安峡湖に注ぐ沢の上を通過する。大橋という名称ではあるが、センターラインはなく1.8車線幅である。

129.秋田r323交差点 130.見通しの良い快走路 131.秋田r51交差点
 栗駒大橋を渡って少し走ると秋田r323交差点を通過する。r323の羽場橋で小安峡湖を渡ってさらに進むと東成瀬村に行く事ができる。皆瀬川の左岸を走っていると小安集落で秋田r51交差点を通過する。案内標識には木地山という地名しか表記されていないが、R13まで繋がっている。

132.スノーシェッドをくぐる 133.R342とR398が夜間通行止で秋田r282が全面通行止 134.紅葉期のような葉の色
 小安集落を過ぎて緩やかな勾配を上ってスノーシェッドをくぐる。その後下った先で小安大橋を渡る。新処集落には2種類の道路情報板が設置されており、そのうちの簡単な道路地図バージョンも情報が更新されておりR398とR342は夜間通行止、秋田r282が全面通行止(=冬季閉鎖)となっていた。

135.小安温泉 136.旅館や民宿が多い 137.北緯39°ライン
 小安温泉を通り抜けるが旅館や民宿が多いくらいで見た目は普通の集落である。大鳥谷橋の手前に北緯39°線を示す物が設置されている。それによるとアンカラ(トルコ)、平壌(北朝鮮)、ニューヨーク(アメリカ)、リスボン(ポルトガル)が同じ緯度である。

138.集落が途切れる 139.上小鳥谷橋 140.大湯温泉
 小安温泉を抜けて上大鳥谷橋を渡ると集落が途切れた谷筋を走る。皆瀬川がUの字を描くように蛇行している部分は下小鳥谷橋と上小鳥谷橋で直線的に通過する。皆瀬川の右岸を走っていると大湯温泉を通過するが、旅館が2軒だけの小さな温泉である。

141.大湯ゲート 142.この状態で2時間待機 143.ゲートを背にして撮影
 大湯温泉のすぐ傍に閉鎖用の大湯ゲートが設置されており、もしかしたら開いているかもしれないという期待を打ち砕くようにきっちりと閉ざされていた。時刻は7時前。夜間通行止の解除時刻は9時なので2時間も待たなければならない。8:40くらいに峠側から男性2人が乗った軽バンが来てゲートの前で停車。昨日の17時以前に入った登山客が何かだと思ったが、8:55に降車してきてその人達がゲートを開放した。待っている人がいても定刻通りに開けないと色々煩いのだろうか…。

144.楢ノ木橋 145.「上り6%勾配」 146.板谷楓橋
 大湯ゲートが開くと同時に花山峠に向かって車を進ませる。ゲートのすぐ先で楢ノ木橋を渡り、6%の勾配を上り、板谷楓橋を渡ると左のヘアピンカーブを曲がる。山間部の峠道だが、センターライン付きの2車線なので道路状況は特に劣悪という訳ではない。

147.栃ノ木橋 148.?ノ木橋 149.白樺橋
 ヘアピンカーブを曲がり終えると直線道路を上り、栃ノ木橋を渡ってから右カーブを曲がって撫ノ木橋を渡る。さらに少し走ると白樺橋を渡る。花山峠区間の沢に架けられた橋梁は木の名称が付けられている。

150.朴ノ木橋 151.桂橋 152.前方に見えるのは石楠花橋
 白樺橋の次に朴ノ木橋を渡り、左のヘアピンカーブの先で桂橋を渡る。桂橋は眺望が良いものの橋上及びその前後に駐車できる場所はない。湯ノ沢の源流付近で左カーブを曲がるが、そのすぐ前方にこれから通る石楠花橋が見える。

153.紅葉橋 154.躑躅橋 155.石楠花橋
 紅葉橋を渡りながら右ヘアピンを曲がった後に躑躅橋と石楠花橋を渡る。躑躅橋、石楠花橋からの眺望も良いが、どちらも駐停車してゆっくり眺める事はできない。また、法面等に残雪があるものの、路面には一切残っていない。

156.「上り急勾配あり」 157.槐橋 158.栗駒大湯トンネル
 大湯ゲートから始まった6%勾配区間が続いている。槐橋を渡りながらヘアピンに近い右カーブを曲がった後に栗駒大湯トンネルをくぐる。トンネルの坑口付近は北を向いていて日当たりが良くないせいか、他よりも残雪が多かった。

159.秋田r282交差点を道なりに右へ進む 160.秋田r282交差点以降は下り勾配区間もある 161.交通量は皆無
 栗駒大湯トンネルを出て欅橋を渡り切った直後に秋田r282交差点を道なりに右へカーブしながら通過する。左折のr282は仁郷大湯線という路線名で5月2日の時点では冬季閉鎖が解除されていなかった。
 r282交差点からもセンターライン付きの2車線道路が続いているが、それまでとは異なり下り勾配の区間も存在している。冬季閉鎖解除後の夜間通行止規制が解除されたばかりとあって対向車は今のところ遭遇していない。

162.板井沢橋 163.アップダウンあり 164.沿道には蕗の薹が生えていた
 板井沢の源流付近の右岸を走って大きく右にカーブしながら板井沢橋を渡って沢から離れて行く。等高線に沿ってアップダウンしている2車線道路を走る。道路部分以外の残雪も進むにつれて多くなる。

165.「県境まで2km」 166.ワイヤータイプのガードレールが設置されている 167.花山峠
 おにぎり下の補助標識には県境=花山峠までの距離が表記されており、県境に近付きつつある事が分かる。大湯ゲートから約12.4kmで花山峠を越えて宮城県栗原市に入る。冬季閉鎖となる峠だが、標高は741mとさほど高くない。眺望は望めず、途中の桂橋や石楠花橋からの方が眺めが良い。

国道398号 part4