国道362号
part3

R152山東交差点〜R473瀬沢交差点
浜松市→川根本町

89.二俣川沿いに桜並木がある 90.相生橋 91.鉈付集落
 山東交差点からはR152からR473との重複区間を走る。程なくして二俣川沿いとなるが、川寄りには桜並木が形成されている。相生橋で二俣川の左岸に移ると川沿いではなくなるが川に近い位置を走っている。蛇行する河川に比較するとカーブは多いものの急ではないので概ね走りやすい。

92.光路沢トンネル 93.只来トンネル 94.静岡r63交差点
 光路沢トンネルをくぐって下只来集落を通り抜けた後に只来トンネルをくぐってから静岡r63交差点を通過する。光路沢トンネルの旧道は西側は完全に廃道になっているが、東側は家屋のアクセス路のため通行可能である。只来トンネルの旧道は全て通行可能であり、一部はr63になっている。

95.「川根本町52km 春野13km」 96.道の駅「いっぷく処横川」 97.R362・R473重複区間
 静岡r63交差点以降も二俣川の流域を走っており、幾度か川を渡る。道の駅「いっぷく処横川」を通過した後に横川橋を渡る。北詰に静岡r283が交差しているが、静岡r63との間は点線区間があり通り抜ける事はできない。道の駅以降はカーブが少なくなるため走りやすくなる。

98.横川集落 99.峯小屋トンネル 100.交通量は少ない
 大平集落に至る市道との交差点を通過して緩やかなカーブが連続する緩やかな勾配を上っていると峯小屋トンネルをくぐる。以降しばらくは緩やかな下り勾配となり、交通量も少ないため走りやすい道路状況と言える。

101.和田之谷集落 102.静岡r286交差点 103.新秋葉橋
 旧春野町の和田之谷集落を通り抜けた直後に静岡r286交差点を右にカーブしながら通過する。左折してr386で気田川を下るとR152(R473重複)に行く事ができる。新秋葉橋を渡って二俣川の右岸に移り、犬居集落を通り抜けて犬居橋を渡って左岸に戻る。

104.静岡r58若身橋交差点 105.左側の橋は人道用の一草橋 106.静岡r263河内交差点
 犬居橋から少し走ると静岡r58若身橋交差点を通過する。気田川の左岸を走っていると一草橋という赤色の吊り橋の脇を通過するが、これは人道用のため車両の通行はできない。その後も気田川沿いを走っていると支流の熊切川に架かる新長久橋を渡った後に静岡r263河内交差点を通過する。

107.協働センター入口交差点 108.宮川橋 109.旧道(?)との交差点を道なりに通過
 河内交差点を過ぎてからも気田川の左岸を走っており、大きく左にカーブして協働センター入口交差点を通過する。この辺りはかつての春野町の中心部だった場所であり、春野協働センターは市役所(区役所?)の出張所みたいなものである。その後も気田川沿いを走っていると宮川橋を渡ってから旧道との交差点を道なりに進んで次の久里崎橋を渡る。

110.里原集落 111.平木大橋 112.新気田川橋
 里原集落と平木集落を通り過ぎて左カーブを曲がって平木大橋を渡る。次の新気田川橋を渡ってS字状のカーブの先で金山トンネルをくぐる。トンネルを出た直後に交差点を通過して篠原橋を渡るが、それまでの気田川ではなく支流の杉川に架かっている。

113.静岡r389交差点 114.狭路酷道区間が始まる 115.制限速度は40km/h
 杉川の左岸を走っていると右カーブの先で篠原トンネルをくぐって静岡r389交差点を通過する。その直後からセンターラインがなくなり道幅も1.5〜1.8車線幅と狭くなってしまう。長い山岳狭路酷道区間の始まりである。

116.杉川沿いを走る 117.R473も重複している 118.平城集落
 勾配はほとんどないが小刻みなカーブが多く見通しは良くない。杉川の対岸を含めて小規模ながら集落が存在しており、川根本町に至るメインルートだが、交通量は非常に少ない。

119.静岡r389交差点 120.拡幅されているのは僅か 121.路肩が崩れかけている
 平城集落で静岡r389との交差点を通過するが、右カーブの外側に分岐しており、勢い余ってr389に進んでしまわないようにしなければならない。酷道区間の入口付近のr389交差点からここまでは重複区間である。
 r389が分岐してからも狭路が続いている。拡幅されている箇所もあるが全体から見ると僅かな距離である。1.0車線と狭いにもかかわらず路肩が崩れ始めている箇所もあるが、復旧はされずに土嚢とバリケードが置かれているだけである。

122.久原集落 123.見通しの悪いカーブが多い 124.広狭が混在
 久原集落は拡幅が完了しておりセンターライン付きの2車線道路で通り抜けられるが、集落の東の右直角カーブから狭路に戻る。1.5車線幅と2車線幅を繰り返す広狭混在の道路を走る。

125.門島橋 126.おにぎりが逆方向に設置されている 127.居寄集落
 センターライン付きの2車線道路を走っていると門島橋を渡って門島集落を通り抜ける。2013年に閉校になった春野北小学校の出入口を過ぎるとセンターラインがなくなり道幅も狭くなる。次の居寄集落でセンターラインが復活するが、集落内の左の急カーブから狭くなってしまう。

128.高橋 129.離合できない場所もある 130.気田子集落
 ヘアピンカーブを曲がるようにして高橋を渡って気田川の左岸に移し、以降しばらくは1.0〜1.5車線幅の狭路を走る。気田子集落は狭いままだが、交通量が極めて少ないため対向車に遭遇する可能性は低いだろう。

131.小刻みなカーブが連続 132.大村集落 133.川上小学校のオブジェが残っている
 杉川に沿ってほとんど勾配のない1.5車線幅道路を走っていると大村集落と中村集落を通り抜ける。どちらの集落にも1.5車線幅狭路区間と2車線区間が存在している。中村集落を過ぎてすぐに左手を挙げた人型のオブジェが立っているが、そこから出兵橋を渡った先に川上小学校跡がある。ただし、廃校になったのが1974年と50年近く前とあって校舎は残っておらず橋も通行禁止である。

134.「この先急カーブのため 大型車通行できません。」 135.川竹集落 136.鬱蒼とした杉林を通る
 麦島集落で右ヘアピンカーブを曲がるが、カーブ部分は拡幅されておりセンターラインが引かれている。カーブを曲がり終えると大型車両が通行できない旨の警告がなされている。
 その後1.0〜1.5車線幅の狭路を走っていると川竹集落を通過するが、この集落が浜松市側の最後の集落である。以降も道幅は変わらないが、杉林の中を通っており鬱蒼とした雰囲気になる。

137.久保尾辻 138.川根本町に入る 139.杉林が続く
 久保尾辻という峠を越えると川根本町に入り、直後に町道との交差点に突き当たる。案内標識は設置されていないが、久保尾辻の串刺しおにぎりの下の補助標識と川根本町の境標識の下に「←(国)362」となっているので迷う可能性は低いだろう。逆方向のトレース時もおにぎりの下の補助標識が頼りである。

140.落石ネットの下部に石が溜まっている 141.法面が不安定 142.昨年の通行止工事箇所だろうか
 川根本町に入ってからは道幅こそ1.5車線幅と大差はないが、崩れやすい場所なのか落石ネットの下部に石が溜まっていたり、石垣の上に落石防止策が建てられていたりと酷道度は上がっている。約1.2kmで完成して間がないと思われる法面保護工が見られるが、昨年(2021年)通行止にして工事を行っていた箇所と思われる。

143.川根本町にも崩落予備箇所あり 144.町道との交差点 145.静岡r263交差点
 緩やかな下り勾配の1.5車線幅狭路を走っていると久保尾集会所線という町道との交差点を通過し、久保尾辻集落に差し掛かった所で静岡r263交差点を通過する。旧春野町の中心部の近くの河内交差点で交差していたr263だが、そちらが起点で、R362のひとつ南の熊切川沿いを通ってここに至っている。また、春野下泉停車場線というのがr263の路線名でここから東は重複区間である。

146.「寸又峡38km 千頭25km」 147.向井集落 148.路面状況は浜松市側よりも悪い
 久保尾集落は1.5車線幅と狭いが、隣の向井集落はセンターライン付きの2車線道路になる。約500mでセンターラインがなくなりカーブが多く見通しの悪い1.0〜1.5車線幅狭路を走る。

149.ここも通行止で工事をしていたと思われる 150.浜松市側と同様に交通量は少ない 151.狭路区間は長く続く
 向井集落を過ぎて少し走ると新しい法面保護工を通過するが、ここも通行止で工事が行われていた場所と思われる。境川の谷筋の北の斜面を通っており、等高線に沿っているため勾配は非常に緩やかだがカーブが多い。境川ダムの北を過ぎるとヘアピンカーブが連続する。

152.瀬沢集落 153.R473瀬沢交差点
 視界が開けて瀬沢集落に差し掛かると道幅も広くなる。緩やかな勾配を下った先でR473瀬沢交差点を通過する。ここでR473が島田方面に分岐し、山東交差点から続く約53kmもの重複区間が終わる。R152との重複が始まった根堅交差点からの距離は約57kmである。

国道362号 part4