国道122号
part3

R50広沢町4交差点〜R119神橋交差点
桐生市→みどり市→桐生市→みどり市→
→日光市

91.日光まで64km 92.JR両毛線とわたらせ渓谷鉄道をアンダーパス 93.群馬r340・r344相生町2交差点を右折
 広沢町4交差点からはR50から分岐するが単独区間ではなくR353が重複している。300番代国道が重複しているからではないが、広沢町4交差点からはごく普通の対面2車線道路であり、沿線には普通の家屋と小規模の商業施設が混在している。群馬r68広沢町1交差点から程なくしてJR両毛線とわたらせ渓谷鉄道をアンダーパスする。そしてわたらせ渓谷鉄道・東武桐生線の相生駅と両毛線の富士山下駅のほぼ中間の群馬r340・r344相生町2交差点を右折する。

94.複数の串刺しおにぎりあり 95.上毛電鉄は踏切 96.群馬r3桐生合同庁舎前交差点を左折
 相生町2交差点から程なくして踏切を渡るが、これは上毛鉄道のものである。約500m走ると群馬r3相生合同庁舎前交差点となるが、ここは左折である。短い距離で右左折しなければならないが、案内標識がちゃんと設置されているので迷う事もない。R353に関しても串刺しおにぎりが設置されているので道を見失う事もないだろう。

97.わたらせ渓谷鉄道を踏切で渡る 98.みどり市に入る 99.群馬r340交差点
 相生合同庁舎前交差点からも2車線道路が続いており、相生町3交差点でr3が分岐する。その後程なくしてわたらせ渓谷鉄道の踏切を通過してから線路と並走しながら渡良瀬川の右岸を走る。わたらせ渓谷鉄道と上毛鉄道に挟まれた場所でみどり市に入る。市境を過ぎた直後にr340との交差点を通過する。交差点を左折すれば相生町2交差点に戻ってしまう。

100.バイパスとなっているが国道なのかどうかは不明 101.群馬r73・r78大間々町6交差点を右折 102.R353が渋川方面に分岐
 旧大間々町の中心部の手前でバイパスと案内された道路との交差点を通過し、S字カーブの先の群馬r73・r78大間々6交差点を右折する。大間々6交差点から僅か100m程北でR353が渋川方面に分岐していき、以北はR122の真の単独区間となる。

103.群馬r348大間々駅入口交差点 104.市道との交差点を左折 105.歩道は東側のみ
 R354交差点からは大間々駅に近い旧大間々町の市街地を通り抜けているため沿線には住居を兼ねた店舗が軒を連ねている。大間々駅に至る群馬r348大間々駅前交差点を通過し、すぐ先で群馬r338大間々3交差点を通過する。旧市街地の北部で市道との交差点を左折しなければならない。案内標識は設置されているが、地図によっては左カーブに道路が交差しているように見えるため注意が必要である。市道との交差点からも沿線の建物が多い状態が続いている。

106.群馬r257・r334上桐原交差点を左折 107.上桐原交差点以北は風景が変わる 108.群馬r333交差点
 福岡大橋の南詰で群馬r257・r334上桐原交差点を左折して日光・足尾方面に進む。この上桐原交差点を境に周囲の風景がガラリと変化する。渡良瀬川の右岸を走るという点においては変わらないが、山間部に入るため沿線の建物が少なくなり上り勾配が目立つようになる。同じ右岸にわたらせ渓谷鉄道が並走しているが、高低差のある地形のせいか余り鉄道が並走しているようには感じない。

109.再び桐生市に入る 110.城下トンネル 111.道の駅「くろほね・やまびこ」
 上桐原交差点から約4.1kmで市境を越えて再び桐生市に入る。ただし、先ほど走った桐生市の中心部を含む方とは間にみどり市を挟んで分断、つまり飛び地となっている。旧黒保根村に入ってからほぼUターンとも言える左折をしなければならない群馬r335宿廻交差点を通過し、少し進むと城下トンネルをくぐる。その後も緩やかなカーブの上り勾配を走っていると道の駅「くろほね・やまびこ」の前を通り過ぎる。

112.法面からおにぎりが生えている 113.群馬r257水沼交差点 114.メロディーラインはじまり
 道の駅を過ぎると大きく左にカーブして群馬r62下田沢交差点を通過する。その後は水沼駅周辺に広がる旧黒保根村の中心部を通り抜ける。渡良瀬川の谷筋に位置しているため村の中心部だったという印象は薄い。分断区間に至るr257と水沼交差点で交差し、直後には上桐原交差点から渡良瀬川の左岸を走ってきたr257と交差する。集落が途切れるとメロディーラインが始まり、制限速度の50km/hで走ると童謡のうさぎとかめのメロディーに聞こえるようになっている。

115.再びみどり市に入る 116.食事処が点在 117.群馬r354花輪交差点
 メロディーラインが終わって子黒川橋を渡ると再びみどり市に入る。自治体が変わったからと言って道路状況や周辺の状況には大した変化はない。わたらせ渓谷鉄道の駅があるため比較的大きな集落を通り抜けながら徐々に標高を上げていく。世界遺産の日光東照宮への入口に当たるためか、沿線には観光客向けと思われる食事処が点在している。走行した日も何かイベントが行われていたようで、群馬r354花輪交差点には誘導員が配されていた。

118.群馬r268小中交差点 119.通行止ゲートを通過 120.ゲート以降はカーブ・勾配ともにきつくなる
 わたらせ渓谷鉄道とともに渡良瀬川の右岸の上り勾配の2車線道路を淡々と走る。信号は県道との交差点にあるくらいなのでやや急な上り勾配だがハイペースで流れている。神戸駅周辺に広がる東町神戸集落を通り過ぎると通行止用のゲートが現れるが、以降に集落が全くない訳ではなく奥には家屋が見えている。ゲート以降は急カーブが連続しており勾配もきくつなっている。草木ダムの西側を通過すると草木湖畔を走り、白井窪トンネルをくぐる。

121.道の駅「富弘美術館」 122.湖畔を走る 123.みどり市東町草木
 草木湖畔のカーブの多い2車線道路を走っているとダム湖畔にある道の駅「富弘美術館」の前を通り過ぎる。その後も湖畔を走りみどり市東町草木を過ぎるとわたらせ渓谷鉄道の草木トンネルを上を通過する。わたらせ渓谷鉄道のダム湖畔区間は全て草木トンネルとなっており、トンネルを出ると渡良瀬川を渡って左岸に移る。

124.沢入歩道橋は高低差解消の役目もある 125.まだまだ上り勾配が続く 126.市境手前にも通行止ゲートあり
 R122はそのまま右岸を走り続け、みどり市東町沢入で群馬r343沢入交差点を通過する。対岸の沢入駅がみどり市側の最後の駅であり、以北にの集落はあるが大きなものではない。みどり市最後の集落の楡沢を通り過ぎると通行止用のゲートの間を通り抜ける。

127.沢入トンネル 128.沢入トンネルから北は栃木県日光市 129.足尾トンネル
 全長494mの沢入トンネルを抜けると栃木県日光市に入る。県境を過ぎてからも緩やかながら上り勾配が続いており、トンネルがあるものの県境という印象は薄い。渡良瀬川に沿って右にカーブすると足尾トンネルをくぐり、原集落を通り抜ける。

130.渡良瀬川の対岸に原向駅がある 131.わたらせ渓谷鉄道 132.遠下交差点で旧道が交差
 原向駅の対岸の2車線快走路を走っていると栃木r293との交差点を通過し、直後にわたらせ渓谷鉄道の銅・庚申アンダーをくぐる。アンダーパスから上り勾配となり再度下り勾配になった所で遠下交差点を通過する。ここで左折すると旧道で旧足尾町の中心部を通り抜ける。バイパスは右カーブとなっているが普通に走っていればバイパスに誘導されるようになっている。

133.旧足尾町の中心部の東側をバイパス 134.栃木r15交差点 135.栃木r350田元交差点を右折
 旧足尾町の中心部の東側の山裾に造られたバイパスの沿線には建物はほとんどなく、わたらせ渓谷鉄道も渡良瀬川の対岸にある。栃木r142交差点を過ぎるとそれまで左側に見えていた市街地も見えなくなる。やや急な勾配を上っていると栃木r15交差点からは下り勾配になる。下り勾配の左カーブを曲がっていると渡良瀬川の支流の神子内川を渡り栃木r350田元交差点を右折する。田元交差点を南から交差しているのもr250であり、国道の旧道でもある。

136.わたらせ渓谷鉄道との並走は終わる 137.神子内川沿いの快走路 138.ロックシェッドがいくつか設置されている
 田元交差点からはこれまでの渡良瀬川に代わって神子内川に沿っている。また、桐生市の市街地から並走していたわたらせ渓谷鉄道はr250沿いになるため以降は鉄道との並走状態でもなくなる。もっともわたらせ渓谷鉄道はすぐ先の間藤駅が終着駅であって日光市街地の日光駅に繋がっている訳ではない。R122は神子内川に沿った2車線快走路が続いており、何度か川を渡りながら緩やかな勾配を上っていく。ロックシェッドがいくつか設けられているが、内部だけ狭いという事もなく快走できる。

139.日足トンネル 140.日足トンネルを出た所に通行止ゲートあり 141.勾配は9%ときつい
 細尾峠を越える旧道との交差点を過ぎて程なくして日足トンネルに入る。全長は2765mと県境の沢入トンネルよりもかなり長く、また峠を越えているという意味でもこちらが県境と言われても違和感はない。かつては日光市と足尾町の市町境だったが、平成の大合併により市町村境ですらなくなった峠である。
 日足トンネルを出ると下り勾配になるが、走りやすい2車線道路という点に変化はない。旧道の高架をくぐってから右に大きくカーブして9%の急勾配を下る。ヘアピンカーブが連続している旧道と比べるとその走りやすさは比べるまでもないだろう。

142.R120細尾大谷橋交差点を右折 143.R120重複区間も快走路 144.日光宇都宮道・清滝IC
 日足トンネルを出て約2.4kmで大谷川を渡り、北詰でR120細尾大谷橋交差点に至る。案内標識にR122の表記はなくここが起点と思うかもしれないが、右折してR120と重複して日光市街地方面に続いている。
 細尾大谷橋交差点からは大谷川沿いを2車線道路で走る。集落の南から東にかけての外側を走っているため沿線の建物は少なく、見通しが良く走りやすい状況となっている。古河電工の工場の横でR120のバイパスの日光宇都宮道の清滝ICを通過する。ここでインターに入る道路は右側であって、R122(実質R120)は左斜め前方へ進む道路の方である。

145.旧道の栃木r277清滝交差点は道なりに右へ進む 146.栃木r195交差点 147.日光東照宮へは左折
 清滝ICを通過すると上り勾配となって右にカーブしながら旧道の一部でもある栃木r277との清滝交差点を通過する。その後少しだけひと気のない場所を走るが、栃木r195交差点の手前から日光市街地に差し掛かる。市街地と行っても世界遺産の日光東照宮を擁するだけあって観光地然としており、観光客と思しき人や車が多い。沿線には土産物店も軒を連ねている。

148.右側に見えるのが神橋 149.R119・R120・栃木r247神橋交差点
 大谷川沿いになると大きく左にカーブした先でR119・R120神橋交差点に至る。交差点のすぐ傍に橋がありが、これは神橋ではなく日光橋である。交差点名称の由来となった神橋は日光橋の50m程上流に架かる赤い欄干の橋の事である。一目見ただけで車両が通るのには適さないと分かるが、車止めが設置されており車両の通行は不可能である。