国道500号
part1

R3姫方町交差点〜R211吉ノ浦橋交差点
鳥栖市→
→小郡市→大刀洗町→小郡市→大刀洗町→小郡市→筑前町→大刀洗町→筑前町→朝倉市→東峰村

1.R3・佐賀r205姫方町交差点 2.走りやすい2車線道路 3.九州道
 佐賀県鳥栖市の中心部から見て北東に位置するR3・佐賀r205との姫方町交差点がR500の終点であり、ここから東に向かって九州北部を横断するルートで大分県別府市に向かう。500番代の国道とは言えいきなり単独区間として始まっており、大型トラックの通行量が非常に多いという意外な面を見せてくれる。グリーン・ロジスティクス・パーク鳥栖という工業団地の物流倉庫版の出入口に当たるその名もグリーンロジスティクスパーク鳥栖交差点を通過すると大型トラックの数は減るが、それでもまだ多いと言えるレベルである。

4.福岡県小郡市に入る 5.流通センター入口交差点 6.西鉄天神大牟田線
 九州道の高架をくぐったすぐ先で小郡市に入る。市境標識のみで県境標識がないため県境には思えないが、小郡市は福岡県に属する自治体である。R500の佐賀県内の区間は1.2km程度と非常に短いが、単独区間のため他の上位国道に重複していた場合に“比べると”知名度は高いだろう。
 小郡市に入ると車線幅が狭くなるが2車線は維持しており、歩道も設置されている。福岡r131小郡自衛隊入口交差点と福岡r88小郡小学校前交差点を相次いで通過した後に西鉄の天神大牟田線の踏切を通過する。踏切のすぐ北には西鉄小郡駅がありその東には小郡市役所があるため小郡市の中心部と言える場所である。

7.周辺には物流会社の倉庫が多い 8.大坂井橋 9.小郡市松崎
 大型トラックが少なくないため交通量に比して流れの悪い2車線道路を東進する。宝満川に架かる大坂井橋を渡って福岡r737上岩井交差点を通過する。その後やや急なカーブを曲がった先で福岡r53現道との松崎交差点を通過し、さらに進んだ所でr53バイパスとの小郡IC南交差点を通過する。

10.大刀洗町に入る 11.大分道 12.福岡r132十文字交差点
 小郡IC南交差点のすぐ東で市町境を越えて大刀洗町に入るが、約500m先の大分道の高架の先で再び小郡市に入る。が、さらに500m程先でまた市町境を通過して大刀洗町に入る。大刀洗町域にある福岡r132十文字交差点を通過して少し走るとまたまた市町境を通過して小郡市に入る。十文字交差点前後の大刀洗町を走る距離は約900mである。

13.小郡市山隈 14.筑前町原地蔵 15.朝倉市馬田
 市町境の上を走っていると約500mで市町境を越えるが、次は筑前町に入る。しかし僅か200m程で町境を通過して大刀洗町に入る。が、150m程で再び筑前町に入ってしまう。福岡r594原地蔵交差点を通過し、筑前町域にある甘木鉄道の大刀洗駅の南を通過する。2度目の筑前町は約1.5km走った所で市町境を通過して朝倉市に入る。この約4.1kmの間に8か所もの市町境を通過しているが、それぞれの距離が短いため市町境標識はほとんど設置されていない。

16.R386・福岡r8東田交差点 17.周辺の雰囲気は長閑だが交通量は多い 18.R322・R500串刺しおにぎり
 福岡r592と少しだけ重複してから西鉄甘木線の踏切を通過し、東田橋で小石原川の左岸に移る。その先のR322・福岡r8との東田交差点を左折してR322と重複しながら朝倉市の志賀石方向に進む。R322重複区間も2車線道路が続いており、案内されているのが市街地方向とあって進むにつれて沿線の家屋が増えていく。

19.福岡r523庄屋町交差点を左折 20.甘鉄駅前交差点を右折 21.朝倉市の市街地を北上
 西鉄の甘木駅の東側を通過した直後の福岡r523庄屋町交差点を左折し、直後の甘鉄駅前交差点を右折する。庄屋町交差点に南から進入した場合には案内標識が設置されていない。また甘鉄駅前交差点はその名の通り甘木鉄道の甘木駅の駅前の交差点でありロータリーに接している。甘鉄駅前交差点からも家屋に挟まれた2車線道路を北上する。

22.左カーブの直後に福岡r112朝倉総合庁舎入口交差点 23.朝倉総合庁舎入口交差点 24.朝倉市甘木
 甘鉄駅前交差点から約1.2km走り左にカーブした先で福岡r112との朝倉総合庁舎入口交差点を通過する。このr112はR386の旧道であり、朝倉総合庁舎入口交差点の前後は県道に降格しているのだが案内標識にはR386のおにぎりが残っていた。また、直角に交わる形状の交差点ではないため、信号の切替りタイミングが通常とは異なっている。そんな朝倉総合庁舎入口交差点から北も家屋の間を走り抜ける2車線道路が続いている。

25.R322・R386持丸北交差点 26.小石原川の左岸を快走 27.R322重複区間
 朝倉総合庁舎入口交差点から約1.2kmでR322・R386持丸北交差点に至る。R500は案内標識に表記されていないが、直進してR322との重複区間が続く。この持丸北交差点以降はさらに交通量が減り、大型トラックはほとんど見られなくなる。小石原川の左岸を走っており、交通量が少なくカーブも緩やかで見通しが良いため走りやすい。

28.R322・福岡r594長谷山交差点を右折 29.福岡r80交差点 30.「R500山間部 走行注意」
 持丸北交差点から約3.8km走ると女男石橋を渡り、その北詰のR322・福岡r594長谷山交差点を右折して単独区間になる。女男石橋から見て左折方向がr594なのだが、案内標識にはヘキサどころか矢印すら表記されていない。引き続き小石原川の左岸を走っていると福岡r80との交差点を通過し、緩やかなカーブを描く2車線快走路を東野方角に向かって走る。

31.朝倉市上秋月 32.左前方に見えるのが下戸河内集落 33.雨量通行規制区間に入る
 やや急な左カーブを曲がって小石原川を渡ると川が蛇行するようになるためR500のカーブも多くなる。また緩やかながら上り勾配となる。下戸河内集落を通過すると雨量通行規制区間が始まる。規制が入る雨量の基準は連続雨量200mm以上となっている。

34.下戸河内集落以降は上り勾配 35.江川ダムの横を通過 36.工事のため片側交互通行規制
 雨量通行規制区間が始まってからは勾配がきつくなり、急カーブも多くなるが、江川ダムの脇を通り過ぎてからはどちらも落ち着く。ダムより奥も2車線道路が続いており、緩やかな勾配とカーブで上秋月湖畔を走る。走行した際は湖畔区間で1ヶ所工事による交互通行規制が敷かれていた。

37.ダム以降にも2車線区間が長い 38.センターラインがなくなる 39.2ヶ所目の片側交互通行規制箇所
 ダム湖から通常の河川に変わってからも2車線の走りやすい道路状況が続いている。道幅が狭くなるのは河原瀬集落の手前でセンターラインがなくなるものの乗用車同士の離合には問題ない。走行時は法面を工事していたため道幅は1.0車線と制限されて片側交互通行規制が敷かれていた。

40.河原瀬集落 41.稗田集落から狭くなる 42.バイパス工事が進行中
 その後しばらくはまた2車線快走路が続いているが、稗田集落でバイパス工事現場を通過し、その先には1.5車線の狭路区間が残っている。さらに少し進むと大規模なバイパス工事現場を通過する。現道の拡幅ではなく別のルートでバイパスを造る計画のようだ。

43.断崖を走る1.5車線幅道路 44.東峰村に入る 45.東峰村に入ると2.0車線幅
 山岳道路ではあるが勾配はほとんどなくガードレールも設置されており、緊張しながら走るような道路状況ではない。川でも峠でもない場所で市村境を越えて東峰村に入る。1.8〜2.0〜2車線と道幅は変化しているが、乗用車であれば離合に不便する事もないため交通量が少ない事もあって意外に走りやすい。

46.バイパス合流予定地点(?) 47.意外に道幅が広い 48.福岡r79交差点
 蛇行する小石原川に沿って走っていると橋脚の横を通過する。おそらくバイパスのものだろうが、最初のバイパス工事現場が左側にあった事からトンネルで南北が入れ替わっているのだろうか。バイパス合流予定地点から先は狭くなると思われた道幅も1.8〜2車線を維持しており、特に走りにくさを感じさせるものではない。福岡r79交差点付近は1.5車線程と少々狭いが交通量がほとんどないためあまり気にならない。

49.福岡r79交差点以降は1.8車線幅 50.家屋は見えないが水田がある 51.カーブも緩やかで道幅の割に走りやすい
 小石原川に沿ってカーブの多い1.8車線幅道路を東に向かって走る。前述の通り山間部ではあるが勾配はほとんどなく、カーブもどちらかと言えば緩やかなものの方が多い。沿線に水田がある場所については長閑な雰囲気が感じられる。

52.小石原集落の中心部が見えてくる 53.R211吉ノ浦橋交差点を右折
 谷筋を脱して景色が開けると前方に小石原集落の中心部が見えてくる。緩やかな勾配を下り、牟田白石林道との交差点を通過した先でR211吉ノ浦橋交差点に突き当たる。R500は一旦停止してから右折してR211と重複して日田方面に進む。

国道500号 part2