国道488号 |
part2 |
三坂峠〜R186郵便局前交差点 |
廿日市市 |
43.三坂峠直後は急勾配かつ急カーブ連続 | 44.いついかなる時も国道としての主張は忘れずに | 45.アスファルトだけのシンプルな構造 |
峠を後にすると急勾配・急カーブが待ち受けている。島根県側と違って明るい雰囲気だが、道路状況は似ており1.0車線と狭くガードレールの設置率は低い。もちろん対向車が来たらすれ違いに難儀するような場所だが、幸いして対向車は現れない。広見集落〜三坂峠間の対向車の多さは何だったのだろうか? |
52.中津谷川に沿って南下する | 53.国道と紅葉を独占 | 54.三坂ストレート |
集落を繋ぐ軒先狭路酷道という予想に大きく反し集落どころか家すら存在しない。すぐ脇を流れる中津谷川沿いの渓谷酷道である。道路脇に目をやれば集落跡と思しき平地が見られるものの廃されてかなりの年月が経っているのだろう。もはやそこに生活の痕跡を見る事はできず、もしかしたら田畑跡だったのかもしれない。 |
55.断崖絶壁感はあまり強くない | 56.大半はガードレールがない | 57.おそらくここが決壊現場だろう |
人間の生活感が一切感じられない酷道だが、中津谷川との落差はほとんどなく断崖絶壁感もほとんど感じられない。ガードレールはほとんどの場所で設置されていないが、きついカーブや勾配もないので見た目よりは走りやすい。と言いたいところだが、落ち葉に隠れた落石があったりその落ち葉自体も水を含んでいて滑りやすかったりと一般的に走りやすいとは言えないかもしれない。5月に通れなかった決壊現場も修復はされているが、あくまで原状に戻しただけという程度で拡幅やそれ以外の改修は行われていない模様。ガードレールは設置されたようだが。 |
58.不栗付橋を渡れば集落は近い | 59.崖と側溝に挟まれて離合不可能 | 60.集落が見えると道幅も広くなる |
三坂峠から約10km走ると不栗付橋を渡り中津谷川の右岸へと移動する。右岸に移動したものの道路状況に変化はない。強いて言えば山側に側溝があるため今まで以上に離合難易度が高くなるという点だろうか。軽自動車同士ならともかく普通車同士の離合はまず不可能と思われる。離合不能区間を戦々恐々として走っていると急に視界が開け民家が見えてきて、そして道幅が広くなる。 |
61.三坂峠への広島県側の入口(画像奥が三坂峠) | 62.冬季通行止は12/15〜3/15の3ヶ月間 | 63.冬季以外でも車幅2.0m制限あり |
三坂峠の広島県側入口に当たる箇所を振り返って撮影。2車線から1.0車線に絞り込まれる場所でもあり冬季(積雪)時の規制や車幅規制の警告標識がデカデカと掲げられている。その看板に嘘偽りはなく、広島県側はともかく島根県側はかなりのハイレベルな酷道であり運転に不慣れなドライバーであれば心胆寒からしめる事になるだろう。この標識を見てビビッたのであれば引き返すのが賢い選択と思われる。もちろん島根県側からの進入も同様である。 |
64.R186交差点を左折する | 65.R186重複区間は快走路 | 66.R186郵便局前交差点を右折して単独に |
広くなってからほんの300m程走るとR186・R434との交差点に突き当たる。R488はここを左折してR186・R434と重複する。100番台国道との重複とあって非常に整備された2車線道路となっており、交通量と信号の少なさも手伝って非常に走りやすい状況となっている。2.9kmに渡るR186・R434重複区間はその状況が続き、吉和IC近くの吉和郵便局前交差点を右折して単独に戻る。 |
国道488号 part3 |