国道435号
part1

R191特牛交差点〜R316国行交差点
下関市→美祢市

1.R191特牛交差点 2.緩やかな勾配を上る 3.集落に入っても上り勾配の2車線道路が続く
 山口県の西部、つまり本州の西端のR191特牛交差点がR435の終点であり、ここから県庁所在地である山口市に向かって走る。おそらくは角島大橋を目指しているであろう観光客の車両が多いR191からR435に入ると緩やかな上り勾配の2車線道路を走る。R191に比べると交通量は少ないものの、反対側車線だけ極端に交通量があるのはやはり角島大橋を目指す車両だろうか。

4.見えないがJR山陰本線と並走している 5.歩道設置工事のため交互通行規制 6.旧道の市道との交差点を道なりに直進
 堀越集落からはJR山陰本線と並走しているが、樹木や雑草が生い茂っているせいで線路はあまり見えない。山陰本線とともに名もなき峠を越えると工事のため交互通行規制が敷かれていた。法面が新しいため崩落復旧工事に見えたが、おそらく歩道設置工事と思われる。工事現場以降は左側にだけ歩道が設けられた2車線道路を走る。勾配もカーブもあるが走りやすい道路状況と言える。

7.バイパス沿線の建物は少ない 8.山口r39久森交差点 9.旧道と合流
 旧豊北町の中心部の北を走るバイパス区間は沿線の建物がほとんどない。走りやすい2車線道路で峠部分越えると長い下り勾配が続いている。市道の跨道橋の下を通過した先で山口r39との久森交差点を通過し、右にカーブしてしばらく走ると旧市街地を通り抜けてきた旧道と交差する。

10.アップダウンのある快走路 11.下関市豊北町市庭 12.家屋密集地を出ると追い越し可能
 旧道と合流するという事はバイパス区間が終わるという事を意味し、多くの場合は道幅が狭くなったり急カーブが多くなったりと道路状況は悪くなるものだが、R435の旧豊北町中心部付近においてはそのような事もなく2車線快走路が続いている。蛇行している滑川や粟野川の流域を走っており、緩やかなカーブ主体の快走路を淡々と走る。

13.城見坂 14.急カーブがあっても走りやすい 15.R491荒木交差点
 標高80mの城見坂を越えると旧豊田町に入る。やや急なカーブが増えるものの一般的に言えば走りやすい2車線道路の範疇にある。特牛交差点から約18.4kmでR491荒木交差点を通過する。左折のR491は大型トレーラーが通行できない酷道である。

16.おにぎりはR435のみ 17.長閑な風景の中を走り抜ける 18.R491久保田交差点
 荒木交差点からはR491が重複しているのだが、その事を示すおにぎりは設置されていない。R435単独区間から引き続き2車線快走路を淡々と走っていると約2.5km南の久保田交差点でR491が分岐する。案内標識に表記されていないが、狗留孫山方面も酷道でありこちらの方が酷道度が高く大型車通行不能である。

19.久保田交差点以降も快走路 20.左側にはバイパス建設工事現場 21.バイパスは高架道路でヘアピンカーブを解消
 久保田交差点からはR435単独区間となるが、R491の重複の有無にかかわらず2車線快走路が続いている。やや急な右カーブの奥では重機が置かれているが、バイパス工事現場であり以降は急カーブが連続している。バイパスは橋梁でカーブを一気に解消するようである。

22.旧豊田町の中心部に近付く 23.山口r65交差点を左折 24.山口r65交差点からは旧豊田町の中心部を走る
 勾配・カーブ共に緩やかになると沿線の家屋が現れる。進むにつれてその密度は高くなり、勾配はほとんどなくなる。旧豊田町の中心部の北端で山口r65交差点を左折する。r65交差点からも2車線だが両側に家屋が迫っており歩道がない事もあってやや狭苦しく感じられる。

25.西市交差点を左折 26.国道である事の証拠のおにぎり 27.集落内のカーブの多い2車線道路
 r65交差点から約200mで市道との西市交差点に至るが、この案内標識のない交差点を左折する道路がR435である。直進して木屋川を渡った東詰の案内標識のある交差点は山口r34と市道との交差点である。西市交差点の左奥にはソトバが立てられているが、建物が邪魔していて見にくい位置にあるため直進してしまう可能性が高いので要注意交差点と言える。
 西市交差点の直後は家屋が密集していてやや狭苦しく感じる2車線道路だが、右カーブを曲がってからは多少余裕のある2車線道路となる。木屋川沿いを走り、楢原集落を通り抜けると再び木屋川沿いを走る。

28.山口r34交差点を左折 29.山口r34が分岐する交差点が見える 30.山口r34交差点を右折
 右にカーブした直後にr34との交差点に突き当たる。県道との交差点なのでR435がどちらに曲がるかは容易に判断できそうだが、案内標識には左右どちらの道路にもおにぎり・ヘキサが表記されていない。美祢市の市街地を通っている事からも想像できるが、左折がR434である(r34重複)。
 T字路を左折した直後には進行方向にr34が分岐する交差点が見える。歩道が設けられた走りやすい2車線道路を約200m走ると信号機のない交差点を右折して美祢方面に進む。交差点の東には橋脚があるが、旧豊田町中心部を迂回するバイパスの一部だろう。なお、r34は下関市〜長門市間のメインルートの県道であり、似たようなルートを通っているR491は酷道のためメインルートにはなっていない。

31.側道部分だけ完成している模様 32.本線(予定)と合流 33.沿線に建物のないバイパスを走る
 山口r34交差点を右折すると橋脚を挟んで上下線が別れている。走行時は存在しているのは橋脚のみで、その橋脚も最近できたものとは思えない。造り始めたものの予算が付かずに結構長い間放置されているようだが、旧豊田町中心部の西ではバイパス工事が行われているためここも開通する日が来るのだろう。木屋川を渡ると7%の勾配を上って本線の予定地を通過し、対面2車線道路になる。北側を並走している道路が旧道だが、特別狭い道路ではなく2車線だった模様。西からの進入はできるが市境にゲートがあるため通り抜ける事はできない。

34.美祢市に入る 35.山口r267麻生交差点 36.美祢市内も快走路
 山口r34交差点から約1.5kmで市境を通過して美祢市に入るが、上り勾配は続いている。緩やかな右カーブを曲がると下り勾配となるが、バイパス然とした走りやすい2車線道路である点に変化はない。緩やかに下っていると山口r267麻生交差点を通過する。その後も走りやすい2車線道路が続いており、これと言って特徴のない国道を東進する。美祢テクノパーク内にある美祢社会復帰促進センターの出入口付近の交通量は前後に比べて多い。なお、社会復帰促進センターとは半官半民の刑務所施設である。

37.山口r336交差点 38.山間部の快走路を走る 39.大峯トンネル
 三ッ杉川沿いの谷筋の緩やかな勾配の2車線道路を走る。美祢社会復帰センター付近で一時的に交通量が増えたものの離れれば元の交通量の少ない状態になる。緩やかなカーブとアップダウンが織りなす快走路が続いており、大峯トンネルをくぐってからは5%やや急な勾配を下る。道幅に余裕のある2車線道路のため多少勾配が急になっても走りにくくなる事もない。

40.山口r38日永交差点 41.美祢ダムや工業団地の南側の山裾を走る 42.JR美祢線をオーバーパス
 大峯トンネルからの勾配を下っていると山口r38日永交差点を通過し、菱川、常森川、日永川を相次いで渡る。日永川が最も幅が狭いが、すぐ上流に美祢ダムが造られており工業用水を供給している。峰工業団地の南の山裾を走っているとJR美祢線との並走状態となる。右の急カーブを曲がりながら勾配を上って美祢線の上を通過する。

43.山口r33吉則下交差点を道なりに右方向へ進む 44.美祢市の市街地を走る 45.R316国行交差点
 跨線橋を過ぎると左カーブで180度向きを変えて山口r33吉則下交差点を道なりに右方向へ進む。案内標識には萩と秋芳洞が表記されており、まだ山口市は出てこない。吉則下交差点からは美祢市の中心部を通っており、沿線の家屋も交通量も多い。美祢市役所の北を通過して少し走るとR316国行交差点を通過する。この交差点の案内標識には秋芳洞しか表記されていない。

国道435号 part2