国道420号
part2

R473交差点〜R151有海交差点
豊田市→設楽町→新城市→設楽町→新城市

40.おにぎりはR420、電光掲示板のおにぎりはR473 41.カーブは多いが快走路 42.新段戸トンネル
 愛知県と静岡県とを結ぶ長距離酷道であるR473が重複してからも2車線快走路が続いている。川沿いとは言えほぼ平坦でカーブも緩やかなものばかりである。また、交通量も極めて少ない。緩やかながら上り勾配となった道路を走っていると旧道との交差点を通過したすぐ後に新段戸トンネルをくぐる。旧道は段戸トンネルが閉塞されており通り抜ける事ができない。

43.設楽町に入る 44.設楽町側はやや急勾配 45.町道ヘキサ
 新段戸トンネルは豊田市と設楽町の境のためトンネル以東は設楽町域に入る。西の豊田市側と異なり東の設楽町側は改良された2車線道路ではあるものの勾配が急で距離が長い。最初の池ノシリ集落でヘアピンカーブを通過すると勾配は落ち着き、緩やかに下って行く。

46.ホソノ集落 47.落合橋 48.アスファルトが比較的新しい
 2ヶ所目のホソノ集落を通り過ぎた直後にセンターラインがなくなり道幅が1.8車線程と狭くなってしまう。落合橋を渡り右にカーブするとセンターラインが復活して2車線道路になるが、アスファルトとガードレールからして最近(と言っても数年は経過していると思われる)改良されたものと思われる。

49.拡幅工事が進行中 50.中途半端な中央分離帯区間 51.田畑を買収済みの模様
 落合橋からの2車線区間も長く続かず、次の狭路は1.0〜1.5車線とさらに狭い。しかし川寄りの土地を嵩上げしての拡幅工事が行われている最中なので遠からず2車線になるだろう。笠井嶋集落は直線的で見通しの良い2車線道路となり、200mに満たない距離だが中央分離帯が設置されている。その中央部には大きな石が鎮座しているが、津島神社の真ん前なのでご神木ならぬご神石で、それ故に移動できなかったのだろうか。笠井嶋集落を通り抜けるとまた狭くなり、1.0〜1.5車線道路で山と当貝津川の間を走る。

52.新城市に入る 53.串刺しおにぎりも設置されている 54.改良済み区間は快走できる
 市町境を越えて設楽町に入ってから約7.0km走ると新城市に入る。峠でも河川でもない場所が市町境となっているため、標識がなければ気付かないような場所である。新城市に入ってからも1.5車線の狭路が続いているが、700m程走るとセンターライン付きの2車線道路になる。勾配がほとんどなくカーブも緩やかなものが多いため走りやすいと言える道路状況である。

55.愛知r35交差点 56.再び設楽町に入る 57.愛知r365交差点と内貝津橋
 当貝津川に沿った2車線道路を走っていると愛知r35交差点を通過し、さらに少し進むと再び設楽町に入る。新城市の旧作手村域を走っているのは約2.0km程度と非常に短いが、沿線には小規模ながら集落が存在している。
 2回目の設楽町に入ってからもしばらくは2車線道路が続いているが、センターラインがなくなり道幅も1.8車線と狭くなった所で愛知r365交差点を通過してその直後に内貝津橋を渡る。橋上は1.5車線と狭く乗用車の離合も難しい。

58.内貝津橋以降は2車線 59.狭路区間も残っている 60.広狭を繰り返す
 当貝津橋を渡り切って右にカーブするとセンターライン付きの2車線道路で折立集落を通過するが、家屋が少なくなってきた所でセンターラインがなくなって道幅が狭くなる。以降は1.5〜1.8〜2車線と広狭を繰り返しながら当貝津川沿いを走る。交通量は少なく、沿線に集落があるため時折対向車が現れる程度である。

61.当貝津川の対岸は新城市 62.R257・R420・R473串刺しおにぎり 63.R257・R420・R473交差点を右折
 当貝津川の左岸を走っているとR257とR420とR473の3つ串刺しおにぎりが立てられているのが見える。3本の国道が重複している区間に立てられるものだが、厳密に言えばこれらの国道は3本すべて重複しているのではなく、3本の国道が交差している事を示すものである。交差点に対して西にR420・R473、東にR257・R473、南にR257・R420である。R420は交差点を一時停止してから右折して浜松・新城方面に進む。ここでR473との重複は解消されると同時にR257との重複が始まる。そして終点までその状態が続く。

64.再び新城市に入る 65.案内標識にR257、支柱にR420のおにぎり 66.愛郷トンネル
 R257・R473交差点を右折してすぐに当貝津川を大輪橋で渡るが、川が市町境のため南詰からは再び新城市となる。200番台国道と重複しているが、道幅は1.5車線と狭く整備が遅れている事が分かる。引き続き川沿いを走っているが左側を流れているのは当貝津川ではなく本流の豊川である。約1.0kmで愛郷トンネルをくぐるが、3.7mの制限高が設けられいるうえに幅も狭く内部での離合はできない。

67.愛知r435交差点 68.R257重複区間にも串刺しおにぎり 69.改良されている区間もある
 豊川沿いの1.5車線狭路を走っていると愛知r435との交差点を通過する。r435には1.9m制限幅が設定されており、狭路険道である事が窺える。そのためか、案内標識にr435の行き先は表記されていない。R420(R257重複)も1.5車線と決して広い道路ではないが、交通量がそれほど多くないのが救いである。愛郷集落の右カーブだけはセンターライン付きの2車線道路となっているが、集落を出ると1.5車線幅に戻ってしまう。

70.愛知r435交差点 71.源氏橋の前後は直角カーブ 72.広見ヤナ
 愛知r435交差点を通過して重複が解消されてからも1.5車線狭路が続いている。源氏集落を通り過ぎた直後の源氏橋は前後に直角カーブがあるためシケイン状に進む事になる。源氏橋から程なくして広見ヤナを通過する。冬季はひっそりとしているが、夏季には賑わう場所である。

73.只持集落 74.徐行そして幅員減少 75.見通しに悪いカーブが多い
 只持集落に差し掛かった所でセンターラインが現れて2車線道路になる。沿線の家屋が多いものの歩道も設置されておりカーブも緩やかなので走りやすい。集落の中で只持交差点を通過する。案内標識には愛知r436との交差点であるかのように表記されているが、厳密に言えば交差しているのはr436ではなく市道である。r436は200m程西にあるため分かりやすいようにとの配慮だろう。
 只持集落を通り過ぎるとセンターラインがなくなり1.5車線とまた狭くなる。山と田畑に挟まれた狭路を走っていると只持橋を渡るが、この橋の前後も右、左と直角にカーブしている。

76.カーブに中央分離帯あり 77.愛知r436交差点 78.小松橋
 只持橋からはセンターライン付きの2車線道路となる。右カーブを走っていると中央分離帯が現れる。不自然なほど短い中央分離帯なので、おそらく拡幅の際に何らかの理由でこのような形になってしまったものと思われる。その後も2車線道路が続いているが、愛知r436交差点の直後の小松橋は1.5車線と狭い。橋を渡り切った所で右に直角にカーブするが、その後も道幅が広くならない。

79.小松バス停 80.豊川左岸を南下 81.愛知r436長楽交差点
 1.5車線と狭いものの勾配はほとんどなくカーブも緩やかなものが主体である。蛇行する豊川に沿って走っていると下り勾配を走り、下り切った所で愛知r436長楽交差点を通過する。この長楽交差点はR420(R257)の国道と酷道の境目であり、南進してきた場合は交差点以降が普通の道路となる。

82.新城市玖老勢小屋上 83.快走路区間にも串刺しおにぎりがある 84.寒狭峡大橋と愛知r21交差点
 長楽交差点からは狭くて片側とは言え歩道が付いた2車線道路になる。愛知r436から合流する車両があるため幾分か交通量は増えるが、信号機がなく急カーブもほとんどないため走りやすい。採石場等があるため平日であれば大型ダンプが走っている事が多い。なお、狭路区間の中にも採石場があるため狭い道幅をいっぱい使ってダンプが走行している事もよく見られる。
 豊川の左岸を走っていると寒狭峡大橋を渡って右岸に移った所で愛知r21交差点を通過する。r21は新城市街地の北部を走っており、市街地をパスして西側に抜ける事も可能なルートとなっている。

85.下り勾配が続く 86.R151・R257有海交差点
 愛知r21交差点からは緩やかながら長い下り勾配が続いており、勾配を下り切った所でR151・R257有海交差点に至る。この交差点がR420の終点だが、R257に重複しているため案内標識に表記されておらずソトバも設置されていないため存在感は皆無である。なお、R257はR151飯田・東栄方面に重複している。