国道394号
part4

R338平沼交差点〜R279横迎町交差点
六ヶ所村→東通村→むつ市

133.R338重複区間を走り始める 134.平沼集落内に1.8車線幅区間あり 135.平沼集落の北部からは2車線道路
 平沼交差点からはR338との重複区間を北東に向かって走る。交差点からしばらくはセンターライン付きの2車線道路だが、平沼郵便局付近からはセンターラインのない1.8車線幅道路になってしまう。沿線には家屋が建ち並んでいるせいもあって道路状況よりも走りにくく感じられる。集落の中ほどでセンターラインが復活すると走りやすくなる。

136.平沼集落以降は快走路 137.R338尾駮バイパスとの交差点を直進して現道へ進む
 直線的な2車線道路を走っていると市柳沼の北西で連続カーブを通過してR338尾駮バイパスとの交差点に至る。直進と左折がR338と案内されているが、左折がバイパスで直進が現道である。R394は現道、バイパスどちらにも重複しているが、今回は直進して現道へと進む。なお、右折の八戸・三沢方面の村道を道なりに走ると平沼交差点に戻る。

138.現道と言えども走りやすい 139.鷹架橋 140.青森r180交差点
 現道とは言っても走りやすい2車線道路が続いている。歩道は設置されていないが集落内ではないので歩行者はほとんどいないと思われる。左、右とカーブを通過した後に鷹架橋を渡る。戸鎖川(鷹架沼)の河口にはむつ小川原港があり、少し内陸にある日本原燃とを結ぶ専用の道路がある。その日本原燃の専用道路がR394(実質R338)を跨いでいる手前で青森r180交差点を通過する。

141.「むつ57km 六ヶ所2km」 142.尾駮橋 143.青森r24交差点
 沿線に建物のない状態を2車線道路で走っていると尾駮橋を渡って青森r24交差点を通過する。六ヶ所村の中心部に入るため周囲の建物が増えるが、都市部のように高層ビルがある訳ではないので風景は長閑である。

144.青森r24交差点以降は若干狭い 145.集落を出ると快走路になる 146.R338尾駮バイパスとの交差点を右折
 青森r24交差点を過ぎると沿線に家屋が建ち並んでおり若干の狭苦しさを感じる。尾駮バイパスを走っていればこの窮屈さとは無縁である事を付け加えておく。六ヶ所村役場を通り過ぎると車線幅が広くなるため幾分かは走りやすくなる。
 沿線の家屋が途切れた後に左にカーブした先で尾駮バイパスとの交差点に突き当たる。左折の八戸方面が尾鮫バイパスで、右折のむつ方面がバイパスと現道が合流する方向である。よってこの交差点は右折して引き続きR338との重複区間を走る。

147.六ヶ所村大字出戸 148.樹木に挟まれているため眺望は期待できない 149.陸上自衛隊の対空射場管理所の前を通る
 尾駮バイパスと合流してからもこれまでと同じような2車線道路が続いている。下北半島のメインルートは西側のR279が担っているため、基本的には交通量は少ない。また、海に近い場所を走っているが、道路の両側に樹木が生い茂っているため海は全く見えない。

150.小型の風車が建っている 151.旧道との交差点を通過 152.青森r179交差点
 緩やかにアップダウンしている2車線道路を淡々と走っていると陸上自衛隊の対空射撃場を通り過ぎた後に泊地区を通る旧道との交差点を通過する。直進してバイパスを走っていると青森r179交差点を通過する。案内標識にしれっと“横浜”と書かれているが、1.0車線幅のダート区間を有する険道である。

153.多くの家屋は旧道沿線にある 154.少ないながらもバイパス沿いにも家屋あり 155.旧道と合流
 青森r179交差点以北も2車線快走路が続いている。多くの家屋は海寄りの旧道の沿線にあるため、バイパス沿いに家屋は少ない。バイパス区間に入ってから約4.9kmで旧道との交差点を通過する。

156.白糠バイパスとの交差点を右折して現道へ進む 157.道幅は1.8車線幅程度 158.白糠漁港が見える
 泊バイパスの旧道と合流してから程なくして今度は白糠バイパスと現道とに別れる。白糠バイパスは1期工事の区間は供用されているものの2期工事の区間は未供用で、暫定的に村道が接続している形である。よって国道トレースであれば交差点を右折して現道に進まなければならない。泊バイパスとは異なり案内標識は設置されていない。現道に入るとセンターラインのない1.8車線幅とやや狭い道路を走る。小刻みにカーブしており見通しは良くない。集落に入る手前で海が見えるようになる。

159.東通村に入る 160.正面の橋梁はバイパスの鳥ノ沢橋 161.港湾道路(?)との交差点は直進
 小さな沢を渡る右のヘアピンカーブで村境を通過して東通村に入る。村境の前後にも家屋は存在しているが、六ヶ所村側の家屋は多くない。東通村に入ってからはアップダウンとカーブが多くなり、集落内の狭路とあって走りにくさを感じる。前方に白糠バイパスの鳥ノ沢橋を見ながら右ヘアピンカーブを曲がるとカーブは落ち着く。
 白糠漁港と案内された港湾道路(?)との交差点を通過するが、ここは直進がR394(実質R338)である。直線でカーブしているため道なりが右方向に見えてしまうのでうっかりそちらに進んでしまう可能性もある。交差点の直後にやや急な勾配を上り、引き続き集落内の1.8車線幅道路を走る。

162.旧々道(?)との十字路からは2車線道路 163.家屋1軒分の狭路区間あり 164.旧々道(?)との交差点を右折
 旧々道(?)との十字路を過ぎるとセンターライン付きの2車線道路になる。港湾道路(?)と合流し海沿いを走っているとセンターラインがなくなる区間がある。距離は家屋1軒分のみで見通しも良いのでさほど苦にならないだろう。その後は2車線道路を走り、緩やかな左カーブを描きながら勾配を上った先で旧々道(?)との交差点に突き当たり、一時停止した後に右折する。

165.高台を走る 166.バイパスを暫定的に繋ぐ村道との交差点 167.2期工事区間の現道にも狭路区間がある
 旧々道(?)との交差点からも2車線道路が続いているが、海面に対して少し高い位置を走っている。バイパスから分岐して約3.8kmでそのバイパスを暫定的に繋いでいる村道との交差点を通過する。北上している場合は案内標識が設置されていないが、南下している場合はバイパスに誘導するような形での案内標識が設置されている。
 村道との交差点からしばらくはセンターライン付きの2車線道路だが、700m程走ると1.8車線幅になってしまう。2期工事の着工率は10%未満との情報もあったのでほとんど進捗していない状況である。

168.老部橋 169.白糠バイパス接続予定地点を通過 170.右には東通原子力発電所がある
 老部集落の北部でセンターライン付きの2車線道路に戻るが、老部橋は1.8車線幅とやや狭い。橋を渡り終えてからは2車線道路となっており、左カーブを曲がった後に右カーブを曲がる。この右カーブ部分に白糠バイパスの北端が接続する予定である。その後は東通原子力発電所の西側を北上する。カーブして内陸に入ったのは原子力発電所が立地しているためだろう。

171.青森r7交差点 172.景色はほとんど見えない 173.直線的な快走路が続く
 小老部橋を渡った先で青森r7交差点を通過する。青森r179と同様に下北半島を横断する県道だが、こちらは普通の県道である。r7交差点からもカーブの少ない2車線道路を快走する。樹木があるため沿線の景色はほとんど見えない。海側では原子力発電所が建設されているらしいがそれも見えない。

174.青森r248交差点 175.内陸に向かって緩やかな勾配を上る 176.意外な場所のガソリンスタンドがある
 緩やかな左カーブを曲がっていると青森r248交差点を通過する。これより先はさらに海から離れた内陸部に進む事になり、緩やかな上り勾配が続く。海沿いはr248が担うが海岸線とは2km近く離れているのでシーサイドルートとは言えない。

177.「大間67km 恐山32km むつ17km」 178.砂子又集落 179.東通中学校の南ではバイパス工事中
 緩やかな勾配を下っていると砂子又集落を通り抜け、その後は上り勾配となる。再び下り勾配となった2車線道路を走っていると東通中学校の南ではバイパス工事が行われていた。と言っても現道も2車線で特段急なカーブがある訳でもない。

180.バイパス工事現場からは上り勾配 181.横流峠 182.峠以西の勾配も緩やか
 バイパス工事現場からは上り勾配となって横流峠を越える。峠を越えてからの勾配も緩やかである。これは峠の標高が70mと低いためだろう。カーブも少なくないが緩やかなものばかりで交通量が少ない事もあって非常に走りやすい。

183.上田屋集落 184.急カーブはあるが快走可能 185.むつ市に入る
 横流峠からの緩やかな勾配を下っていると上田屋集落を通り抜ける。襲来内には家屋が密集しておりやや走りにくさを感じる区間が残っている。集落を通り過ぎると走りやすい2車線道路となるが、隣の下田屋集落の手前に急カーブがある。下田屋集落を通り過ぎて少し走るとむつ市に入る。

186.建設中の下北半島縦貫道の上を通過 187.むつ市の市街地に差し掛かる 188.太田橋
 むつ市に入ってから少し走ると跨道橋を通過するが、その下には建設中の下北半島縦貫道があり、この場所に(仮称)むつ東通ICが接続する予定である。むつ東通IC接続予定地点からは下り勾配となり、左の急カーブ付近から平坦になる。その後程なくして田名部川に架かる太田橋を渡る。

189.太田橋以西は2.0車線幅 190.R279・R338横迎町交差点
 太田橋を渡って以降はセンターラインのない2.0車線幅とやや狭くなる。その割に市街地に入ったせいもあって交通量は増える。むつ市の市街地の西部でR279・R338横迎町交差点となり、この交差点がR394の起点である。R279の現道との交差点である本町交差点が起点の可能性もあるが、南側の道路が青森r4に降格している事もあって当サイトでは横迎交差点を起点としている。もっとも、六ヶ所村の平沼交差点から約64kmに渡ってR338に重複しているため、どちらにせよ起点に到着したという印象は持ちにくい。