国道363号
part1

R302引山交差点〜R419陶町大川交差点
名古屋市→尾張旭市→瀬戸市→
→土岐市→瑞浪市

1.R302・愛知r215引山交差点 2.交通量の多い片側2車線道路 3.東名の森孝新田橋
 愛知県名古屋市の中心部から見て西の方角に位置するR302・愛知r215引山交差点がR363の起点である。R302は環状2号と呼ばれる国道であり、その地下にC2名古屋第二環状道が通っている。南に向かえば引山ICが、北に向かえば大森ICがある。
 R363は片側2車線道路で始まり、都市部の幹線道路として機能しているため交通量は多い。約1.1km走ると東名の森孝新田橋の下をくぐるが、その手前には愛知r59が交差している。側道の両方向がr59なのではなく交差点から北に向かう道路だけが県道に指定されている(約50m北で東名から離れるが、南向き一方通行のため車両でのトレースは不可)。

4.愛知r59・r214森孝新田交差点 5.愛知r215交差点 6.左側車線が減少
 東名の森孝新田橋をくぐった直後に愛知r59・r214森孝新田交差点を通過する。以降も交通量の多い片側2車線道路を東に向かって走る。愛知r215交差点を通過してから程なくして市境を越えて名古屋市守山区から尾張旭市に入る。尾張旭市に入っても道路状況に変化はないが、市道との晴丘交差点の手前で左側車線がなくなってしまう。晴丘交差点からは対面2車線道路になる。

7.車線が減っても沿線の商業施設は多い 8.愛知r75小坂町交差点 9.愛知r75西本地橋南交差点
 車線が減って対面2車線道路になってからも沿線には多くの商業施設があり賑やかな雰囲気が感じられる。尾張旭市から瀬戸市に入ってすぐに愛知r75小坂町交差点とr75西本地橋南交差点を通過する。この辺りまで来ると沿線の建物は少なくなるが、交通量は多いままである。

10.瀬戸市の中心部に向かって走る 11.愛知r22・r208交差点 12.瀬戸市東長根町
 緩やかな左カーブを曲がった後に本地大橋を渡ると沿線の商業施設が増える。愛知r22・r208交差点を通過して少し走るとr208長根交差点を通過する。長根交差点からは緩やかな上り勾配となり、峠部分を過ぎると下り勾配になる。この峠部分の近くで愛知環状鉄道の上を通っている。

13.愛知r209菱野トンネル北交差点を左折 14.片側2車線道路を下る 15.愛知r61新共栄橋南交差点を右折
 緩やかな下り勾配を走っていると愛知r209菱野トンネル北交差点に突き当たり、左折して多治見・春日井方面に進む。菱野トンネル北交差点からは片側2車線道路になるが、100m強南の愛知r61新共栄橋南交差点を右折しなければならない。よって左折後すぐに右側車線を走る必要がある。

16.「豊田21km 多治見19km 藤岡15km」 17.左折がR155の仮設橋 18.R155・愛知r207瀬戸橋南詰交差点を右折
 新共栄橋南交差点からは対面2車線道路となる。瀬戸市の市街地に向かっているため交通量は多い。尾張瀬戸駅の南西でR155の瀬戸橋の架け替え工事のために架けられた仮設橋の南詰を通る。案内標識は設置されていないが、大型車の左折が禁止されている方がR155である。R155の仮設道路(?)と重複した直後にR155・愛知r207瀬戸橋南詰交差点を右折する。直進してr207を走っても多治見方面に行く事ができる。というより案内標識から察するにそちらの方がメインルートだろう。

19.上り勾配かつカーブが連続 20.愛知r57西本町交差点 21.R155・R248・愛知r33東本町交差点を左折
 瀬戸橋南交差点からは緩やかな上り勾配となり程なくして愛知r57西本町交差点を通過する。さらに勾配を上っているとR155・R248・愛知r33東本町交差点に至る。ここを左折するとR155との重複区間が終わるが、同時にR248との重複区間が始まる。

22.東本町交差点からは下り勾配 23.愛知r207記念橋北交差点を右折
 東本町交差点からは緩やかな勾配を下り、記念橋南交差点を直進した直後の記念橋北交差点を右折する。記念橋は瀬戸川に架けられており、川を挟んで右岸側は西向き車線、左岸側が東向き車線となっており、どちらも国道に指定されている。

24.瀬戸川を挟んだ片側1車線道路 25.瀬戸市新道町 26.R248・R363串刺しおにぎり
 記念橋北交差点からは瀬戸橋を挟んだ片側1車線道路になる。川に街を分断されている形だが、多くの橋が架かっているためさほど不便ではないのかもしれない。道幅は狭いが対向車が現れないので比較的スムースに流れている。

27.愛知r212東古瀬戸町交差点 28.上り勾配が続く 29.瀬戸市品野町
 約1.0km走ると村田橋を渡り片側1車線区間が終わる。愛知r212東古瀬戸町交差点からは通常の対面2車線道路になる。瀬戸市の市街地を通り過ぎているため沿線の建物は多くない。緩やかなだが長い勾配を上って行く。愛知r210との交差点を通過するが、左折してr210を700mほど走ると道の駅「瀬戸しなの」がある。

30.R248品野交番前交差点を右折 31.やや狭苦しい2車線道路 32.上品野橋
 愛知r22品野町6交差点を通過してすぐにR248品野交番前交差点を右折してR248から分岐する。単独区間になってからも沿線に家屋が建ち並ぶ中を通り抜けているため狭苦しさを感じる。R248と重複していたため多かった交通量も少なくなっている。

33.R475/C3東海環状道のせと品野IC 34.異常気象時通行規制区間に入る 35.R475/C3の白岩橋
 緩やかな右カーブの先でR475/C3東海環状道のせと品野ICを通過する。インターチェンジは右折で、左折して市道と北上するとR363瀬戸バイパスに行く事ができるが、市道との交差点より東の区間が未供用である。
 せと品野ICを過ぎて上品野町集落を通り抜けると異常気象時通行規制区間に入る。規制区間の延長は4.3kmなので県境までと思われる。通行止になる規制値は時間雨量が400mm、連続雨量が150mmとなっている。異常気象時通行規制区間に入ってからは沿線の建物は少なくなる。カーブの多い上り勾配の2車線道路を走っているとR475/C3の白岩橋の下をくぐる。

36.急カーブが多い 37.片草町集落 38.交通量は少ない
 片草川の流域を走っているが急なものを含めてカーブが多いうえに勾配も若干急である。片草町集落を通り抜けるとヘアピンカーブもあさらにカーブが多くなる。センターライン付きの2車線道路なので酷道とは言えないが、交通量は少ない。

39.岐阜県土岐市に入る 40.西集落 41.急カーブはなく走りやすい
 やや急な右カーブを曲がって雨沢峠を越えると岐阜県土岐市に入る。愛知県瀬戸市の境標識は設置されているが、岐阜県土岐市のそれは設置されていない。岐阜県に入ってからは下り勾配となる。愛知県側とは異なりカーブ自体が少ないうえに急カーブもないので格段に走りやすくなる。

42.岐阜r13交差点 43.R363柿野バイパスとの交差点 44.岐阜r13(旧道?)との交差点を左折
 緩やかなカーブを曲がりながら岐阜r13交差点を通過する。その後程なくしてR363柿野バイパスとの交差点を通過する。柿野バイパスはA工区とB工区は供用されているが、C工区が未供用であり、西端部分は現道と接続していない。
 バイパス並走区間に入って右にカーブして緩やかな勾配を下ると岐阜r13の旧道と思われる道路との交差点を左方向へ進む。道なりと言えなくもないが交差点内にセンターラインが引かれておらず案内標識もないため判断に迷うかもしれない。

45.道幅が1.8車線幅になってしまう 46.岐阜r19交差点 47.岐阜r19交差点
 岐阜r13の旧道との交差点からはセンターラインのない1.8車線幅と若干狭くなる。この狭路区間があるため柿野バイパスが建設されたのだろう。その柿野バイパスの2020年1月時点での西端が接続している岐阜r19との交差点を通過する。センターラインが復活して2車線道路になってすぐにr19交差点を通過してr19の短い重複が終わる。

48.土岐市鶴里町柿野 49.濃南小学校・中学校付近からは直線道路 50.岐阜r69交差点
 岐阜r19との重複が終わってからはセンターライン付きの2車線道路が続いている。歩道は設置されていないものの交通量を考えると走りにくさは感じない。右の急カーブを曲がった後に左にカーブし、以降は直線道路を走る。岐阜r69交差点を過ぎると右、左と急カーブが連続している。

51.適度なアップダウンとカーブが続く 52.「恵那31km 瑞浪15km」 53.岐阜r111交差点
 適度なアップダウンとカーブを繰り返す2車線道路を淡々と走る。岐阜r111との交差点を通過するが、右折してr111を約1.9km走ると愛知県豊田市に入る。愛知県内では県道番号はr354である。

54.反対側車線に登坂車線あり 55.「下り9%勾配」 56.瑞浪市に入る
 岐阜r111交差点を過ぎて少し走ると反対側車線に登坂車線が現れる。勾配は9%とかなり急だが線形が良いため走りにくさはさほど感じない。登坂車線区間を走っていると市境を越えて瑞浪市に入る。

57.乱僧集落 58.R419陶町大川交差点
 市境を越えてからもしばらくは反対側車線の登坂車線が続いている。登坂車線がなくなるとほぼ同時に最初の集落を通り抜ける。大川橋を渡ると上り勾配となりその先でR419陶町大川交差点を通過する。市の中心部から離れた場所だが、この交差点がR419の起点である。

国道363号 part2