国道360号 |
part6 |
三方岩隧道〜石川r53交差点(白山白川郷ホワイトロード) |
白山市 |
244.石川県側の眺望も良好 | 245.岐阜県側に比べて駐車場が多い | 246.P9とがの木台駐車場を回り込むようにカーブする |
三方岩隧道からは石川県白山市に入り、また峠を越えるため下り勾配となる。トンネルの坑口に非常電話が設置されているが、岐阜県側と異なり公衆トイレはおろか駐車場もない。駐車できそうなスペースはあるが、ほとんど消えているもののゼブラゾーンなので駐停車は控えた方がよいと思われる。岐阜県側と同じ眺望は良好で南から西側の視界が開けている。トンネルを出てから約300mで最初の駐車場を通過するが、非常に狭く車数台でいっぱいになってしまう程度である。さらに300m程進むと左のヘアピンカーブの内側にP9とがの木台駐車場がある。この駐車場は40台程度と比較的大きく公衆トイレも設置されている。駐車場の南に展望台が隣接しており、白山連峰を望む事ができる。 |
247.P8白山展望台 | 248.瓢箪山を望む | 249.転落防止柵がコンクリート製 |
とがの木台駐車場からは白山連峰を正面に見ながら断崖路を走り、P8白山展望台駐車場を通過する。駐車台数は20台に満たずさほど広くないが、白山の名を冠しているだけあって白山連峰が良く見える。等高線に沿って北の方角に進んでいると名称のない駐車場を通過し、瓢箪山の南で左のヘアピンカーブを曲がる。その後も断崖路を走る2車線道路が続いている。岐阜県側に比べて急なカーブは少ないが、制限速度は20km/hで駐車だけでなく停車も禁止されている。 |
250.P7ふくべ上園地駐車場を回り込むようにカーブする | 251.ふくべ上園地駐車場の先に非常電話あり | 252.蛇谷十三号ずい道 |
P7ふくべ上園地駐車場を回り込むように左にカーブして通過する。この駐車場は展望所は設置されていないが、公衆トイレがあり駐車台数は30台程度である。その駐車場を過ぎた直後の道路の反対側に非常電話が設置されている。 国見谷の北西側の斜面を走っていると蛇谷十三号ずい道をくぐる。岐阜県側は三方岩隧道を除けば馬狩隧道のみだったが、石川県側には少なくとも13個のトンネルがある事が分かる。 |
253.大量の水が流れ出ている | 254.蛇谷十二号隧道 | 255.制限速度は20km/h |
蛇谷十三号ずい道から少し進むと左の急カーブを曲がるが、山側からは対象の水が流れていた。道路の下を流れるようにはなっているが、強雨時は路上も流れていそうな感じである。蛇谷十三号ずい道から約200mで蛇谷十二号隧道をくぐり、等高線に沿った勾配の緩やかな山岳道路を走る。 |
256.ヘアピンカーブに非常電話あり | 257.蛇谷十一号隧道 | 258.蛇谷十号隧道 |
非常電話が設置されている左ヘアピンカーブを曲がり、短い距離の直線道路を走った後に右にカーブし、その先で蛇谷十一号隧道を潜る。県境寄りの坑口は延長されたようで逆おにぎり形状をしている。この蛇谷十一号隧道は蛇谷隧道シリーズの中で最も長く200m程度である。左カーブを曲がった後に蛇谷十号隧道をくぐる。 |
259.「対向 バス注意」 | 260.蛇谷九号隧道 | 261.蛇谷八号隧道 |
岐阜県側に比べて急カーブは少ないと前述したが、カーブそのものは多い。センターライン付きの2車線道路ではあるが車線幅が狭い事もあって、対向車として現れるバスに注意を促す看板が立てられているカーブもある。両端にトンネルよりも長いスノーシェッドが接続された蛇谷九号隧道をくぐり、出た直後の左直角カーブを曲がって蛇谷八号隧道に入る。トンネルの間のカーブ部分には駐車スペースがある。 |
262.国見展望台 | 263.P6国見台駐車場 | 264.国見展望台はヘアピンカーブの内側にある |
蛇谷八号隧道から程なくして国見展望台と国見台駐車場の間を左ヘアピンカーブで通過する。駐車場と展望台の往来には道路を横断しなければならず、ヘアピンカーブのど真ん中とあって見通しが悪いので横断者の存在を気にする必要がある。なお、この駐車場の標高が1100mである。 |
265.蛇谷七号隧道 | 266.蛇谷六号隧道 | 267.蛇谷五号隧道 |
国見台駐車場からしばらくは概ね東の方角を向いているが、右直角カーブを曲がった後は南の方角に向かい、後に南東の方角に向かうようになる。蛇谷十一号隧道の南で蛇谷七号隧道と蛇谷六号隧道を相次いで通過する。標高1000mを下回っているものの断崖路は続いており、長いスノーシェッドが接続している蛇谷五号隧道をくぐる。 |
268.P5ふくべの大滝駐車場 | 269.ふくべの大滝 | 270.ふくべの大滝駐車場からはスノーシェッドと蛇谷五号隧道が見える |
蛇谷第五隧道を出てすぐに右ヘアピンカーブを曲がるが、そのすぐ傍にふくべの大滝があり、カーブの内側にはP5ふくべの大滝駐車場が設置されている。駐車台数は10台強と多くないが、大型車用のスペースもある。白山白川郷ホワイトロードを語るに外せない滝のひとつとあって連休や紅葉期にはごった返している事もある。ふくべの大滝駐車場を過ぎるとスノーシェッドをくぐるが、その真上に蛇谷五号隧道がある。 |
271.開けた谷筋を走る | 272.蛇谷四号隧道 | 273.蛇谷三号隧道 |
ふくべの大滝駐車場からは瓢箪谷の右岸の斜面を西に向かって走る。勾配が緩やかなのでこれまでと変わらないが、カーブも緩やかになっている。瓢箪谷が蛇谷川に合流する辺りで蛇谷四号隧道と蛇谷三号隧道を通過する。2つのトンネルは両側坑口にスノーシェッドが付加されている。 |
274.蛇谷のアバランチシュートを望める | 275.バスだけでなく動物(猿)にも注意する必要がある | 276.蛇谷二号隧道 |
蛇谷三号隧道を出てすぐに砂利敷きの歩道のような場所の前を通る。その先に狭い駐車スペースがあり、蛇谷のアバランチシュートを望む事ができる。アバランチシュートとは雪によって削られた地形を指す用語である。蛇谷の右岸の斜面を走っていると蛇谷谷隧道をくぐるが、その手前の山側には水法の滝がある。 |
277.左側に姥ヶ滝がある | 278.P4蛇谷園地駐車場 | 279.滝でない部分にも水は流れている |
蛇谷第二隧道を出てから程なくしてP4蛇谷園地駐車場を通過する。40台弱と比較的大きな駐車場だが公衆トイレは設置されていない。また、この駐車場から遊歩道を下って蛇谷に降りる事ができ、川沿いに上流に進むと姥ヶ滝の直下に行く事ができる。そこには親谷の湯という露天風呂と足湯がある。脱衣所はあるが上を走る国道から丸見えな点に注意を要する。国道から温泉が見えるという事は姥ヶ滝も見る事ができる。 |
280.蛇谷一号隧道 | 281.かもしか橋 | 282.蛇谷大橋 |
蛇谷園地駐車場を過ぎて左の急カーブを曲がり、さらにいくつかのカーブを通過した後に蛇谷一号隧道をくぐる。蛇谷隧道シリーズの最後である(逆方向の走行であれば最初)。トンネルをくぐってからも蛇谷に沿ったカーブの多い状態を走っており、S字カーブを曲がった先でかもしか橋を渡る。上流側にはかもしか橋があり橋上から見える。かもしか橋を渡り終えると左カーブを曲がって蛇谷大橋を渡る。 |
283.蛇谷川の左岸を走る | 284.P2岩底谷駐車場 | 285.しりたか滝付近を通過 |
蛇谷大橋からは蛇谷川の左岸を走るようになるが、緩やかな下り勾配のカーブの多い2車線道路という状況には変わりない。岩底谷の合流地点付近にはP2岩底谷駐車場が設置されており、そこから岩底の滝が見られるのだが、かなり小さなものなので国道からは見にくい。約600m進んだ所にあるしりたか滝は国道からも視認できる大きさである。 |
286.中宮料金所の手前は急勾配 | 287.中宮料金所 | |
小刻みなカーブが連続している2車線道路を走っているとやや急な勾配を下った先で中宮料金所を通過する。馬狩料金所で既に料金を支払っているため、出口となる中宮料金所は支払う事なく通過できる。中宮料金所から入って途中で引き返して出る場合も同様である。 |
291.蛇谷の右岸を走る | 292.2つのロックシェッドが近接 | 293.橋の下に尾口第一取水ダムがある |
管理事務所付近は急カーブがあるもののそれらを過ぎれば緩やかなカーブが主となる。勾配はほとんどなくセンターライン付きの2車線道路ではあるが、車線幅が狭いため快走路とまでは言えない。白山白川郷ホワイトロードで最も西に位置するP1中宮レストハウス駐車場を通過し、ロックシェッドを3つくぐる。そのうちの東の2つは隣接した状態である。ロックシェッド群を通過してすぐに狭い橋の北詰を通過するが、その橋の下には尾口第一取水ダムがある。国道の方が高い位置にあり、ダムというより堰という感じである。 |
294.山毛欅尾橋 | 295.蛇谷の左岸を走る | 296.開けた谷筋を快走 |
ロックシェッドを通過した後に山毛欅尾橋を渡って尾添川の左岸に移り、その直後にもロックシェッドをくぐる。以降も道路状況に大きな変化はなく川沿いの2車線道路を走る。谷の南側、つまり日光が当たりにくい場所を走っているが、日が射しこむ場所も多く雰囲気は明るいくらいである。 |
国道360号 part7 |