国道294号
part3

R123天矢場交差点〜R461那珂橋西交差点
市貝町→茂木町→那須烏山市→那珂川町→大田原市

100.「白河77km 那珂川町27km 那須烏山16km」 101.茂木町大字坂井 102.坂井川の流域を快走
 R123天矢場交差点からは単独区間となってやや急な勾配を上る。前述の通り、天矢場交差点の前後だけ市貝町に属しているが、茂木町に戻る地点にも境標識は設置されていない。菅又川に架かる田崎橋を渡った先で旧道との交差点を通過する。

103.栃木r338千本交差点 104.栃木r338交差点 105.茂木町大字千本
 坂井川の流域の緩やかな上り勾配の2車線道路を快走していると栃木r338千本交差点を通過する。約800m走るとr338交差点を右にカーブしながら通過して短い重複区間が終わる。その後も上り勾配の2車線道路が続いており、若干急なカーブもあるが概ね走りやすい。

106.栃木r163交差点 107.那須烏山市に入る 108.ゴルフ場の間を走る
 栃木r163交差点を通過して緩やかな勾配を上っていると那須烏山市に入る。市境のすぐ先に跨道橋が架かっているが、これは国道に隔てられたゴルフ場内を行き来するための橋である。

109.栃木r64向田交差点 110.那須烏山市ポケットパーク 111.烏山市の市街地に向かって勾配を上る
 向田橋を渡った後に栃木r64向田交差点を通過し、以降も上り勾配の2車線道路を走る。市街地の手前には那須烏山市ポケットパークが設置されており、木々に囲まれているため日影ができやすい様子であった。

112.市道との野上交差点を右折 113.烏山バイパスを走る 114.栃木r12・r102旭交差点
 那須烏山市の市街地の南で市道との野上交差点を右折する。案内標識におにぎりが消された痕跡が確認できる事からも分かるが、元々は直進の道路がR294に指定されていた。バイパスと言っても対面2車線道路で歩道は狭く、走りやすいとは言い難い。これでも市街地を通り抜けていた旧道よりは走りやすくなっている。交差点の奥にガードが見えているが、これはJR烏山線である。
 野上交差点から約1.6km走ると栃木r12・r102旭交差点を通過する。左折のr102はR294の旧道であり、烏山バイパスが全線供用されるまでは烏山駅とR294の間の僅か200m弱の延長だったものが旭交差点までの1.3km程度にまで延伸されている。

115.山あげ大橋 116.栃木r10・r27興野大橋西交差点 117.那珂川の右岸を快走
 旭交差点を過ぎると下り勾配の山あげ大橋を渡る。山あげ大橋から栃木r10・r27興野大橋西交差点にかけては沿線に複数の商業施設が見られる。興野大橋西交差点からは那珂川の右岸を走っており沿線の建物も少なく道路状況は良好である。

118.工事のため舗装が剥がされていた 119.那須烏山市谷浅見 120.八溝グリーンラインとの上大桶交差点
 工事のためアスファルトが剥がされていた区間を通り過ぎると蛇行している那珂川から少し離れた場所を走る。東を流れている那珂川は市町境となっており、その対岸は那珂川町域である。

121.那珂川町に入る 122.幅員減少は路肩が狭くなる程度 123.那珂川町吉田
 八溝交差点を過ぎてすぐに市町境を通過して那珂川町に入る。比較的走りやすい2車線道路を走っていると幅員減少の警戒標識が立っている。その先は確かに道幅は狭くなるが、センターライン付きの2車線道路は維持されている。

124.R293旭町交差点を右折 125.R293重複区間 126.R293・R400若鮎大橋西交差点を左折
 旧小川町の中心部の南でR293旭町交差点となり、右折してR293重複区間を那珂川市街方面に進む。かつては直進の町道がR294に指定されていたが、小川バイパスが供用されたことによって経路が変更されて重複区間が生じる結果となっている。
 旭町交差点からはR293との重複区間を東の方角に進む。改良された2車線道路で非常に走りやすい。若鮎大橋の手前のR293・R400若鮎大橋西交差点を左折するとR293との重複が解消されるが、同時にR400が重複してくる。R400に関しては起点は茨城県水戸市の中央郵便局前交差点であり、ここまで全て上位国道と重複している。

127.おにぎりはR294のみ 128.栃木r52舟戸交差点 129.舟戸交差点以降も快走路
 若鮎大橋西交差点からはR400との重複区間を北の方角に向かって走る。旧小川町の東に造られたバイパスであり非常に走りやすい道路状況と言える。約800mで栃木r52舟戸交差点を通過する。このr52には新那珂橋があったが、2011年3月11日の東日本大震災によって複数の損傷を受けた事から復旧が困難とされて撤去されている。そのためr52には分断区間が発生してしまっている。なお、新那珂橋を含む区間はR293の旧道と思われる。R294は舟戸交差点以降も走りやすい2車線道路が続いており、大きく左にカーブして進行方角を北から西に転ずる。

130.栃木r52上町交差点を右折 131.R294・R400串刺しおにぎり 132.町道(?)との中の原交差点を左折
 若鮎大橋西交差点から約2.6kmで栃木r52上町交差点に至り、右折して那須・大田原方面に進む。左折のr52小川方面はR294(とR400)の旧道である。上町交差点からはバイパス区間が終わるとは言えごく普通の2車線道路であり走りにくさはさほど感じない。約800m北の町道との中の原交差点は左折する。小川湯津上バイパスが全線供用された事により旧道は国道の指定を外れた事になっているが、ウォッちずでは2019年10月時点も国道色に塗られていた。

133.栃木r285がR294に昇格した区間 134.栃木r285交差点を右折 135.新箒橋
 中の原交差点から約800m走ると栃木r285交差点を右折する。本来の小川湯津上バイパスはこの交差点の北の区間の事であり、中の原交差点からこの交差点までの区間はr285を国道に指定した区間である。
 r285交差点からは走りやすい2車線道路となっており、程なくして箒川に架かる新箒橋を渡って大田原市に入る。前述の旧道には箒橋が架かっており歩道がなく狭いため交通のボトルネックとなっていた。

136.バイパス道路を快走 137.R400交差点 138.旧道との交差点を通過
 沿線の建物も少なく見通しの良い小川湯津上バイパスを走っていると右カーブの先でR400交差点を通過する。茨城県水戸市からR118、R293、R294と重複してきてようやく単独区間となる交差点である。水戸郵便局前交差点からの距離は70km弱である。完全に単独区間となったR294は引き続き2車線快走路を走り、緩やかな左カーブで旧道との交差点を通過する。

139.大田原市湯津上 140.栃木r343笠石神社交差点 141.湯津上小学校付近は最近改良された模様
 旧道との交差点以北は若干道路グレードが落ちるものの平坦でカーブが少ないため走りにくさはあまり感じない。近辺に南北方向の道路が少ないものの交通量はそれほど多くない。栃木r343笠石神社交差点を通過し、2車線道路をさらに北上する。

142.大田原市狭原 143.急に道幅が狭くなる 144.R461大豆田丁字路交差点を右折
 歩道がないとは言え交通量が少なくそれなりに走りやすい2車線道路を走っていると旧黒羽町の中心部に入る所で急に道幅が狭くなる。1.5車線幅の狭路を下っているとR461大豆田丁字路交差点に突き当たる。R294は右折してR461が重複した状態を白河・那須方面に進む。

145.R461重複区間 146.R461那珂橋西交差点
 大豆田丁字路交差点からは旧黒羽町の中心部と言える場所を走っており、沿線には家屋が密集している。左カーブを曲がった先の那珂橋西交差点でR461が大子方面に分岐して、200m弱の短い重複区間が終わる。

国道294号 part4