国道291号
part4

R17古新田交差点〜R17稗生交差点
魚沼市→長岡市→小千谷市

173.R17重複区間 174.佐梨川に向かって下る 175.新佐梨橋
 古新田交差点を右折してR17との重複区間に入ると対面2車線道路になる。緩やかな勾配を下って新佐梨橋を渡って新潟r50南一条交差点を通過し、その後は上り勾配となる。二桁国道と重複しているためこれまでに比べると交通量は増えているが、渋滞が発生したり流れが悪くなる事もなかった。

176.R17・R352井口新田交差点 177.新潟r533の上大塚橋をくぐる 178.魚沼市街地の北東を走る
 緩やかな勾配を上り切った所でR17・R352井口新田交差点を通過する。右折のR352に尾瀬と案内されているが、そこに着くまでには60kmを超える酷道区間を走らなければならない。井口新田交差点を過ぎると下り勾配となり、程なくして新潟r533の上大塚橋の下をくぐる。魚沼市の市街地を避けるバイパスのため沿線の建物は多くない。

179.新羽根川橋 180.R17・R252・R290四日町交差点を右折 181.R252・R290・R352交差点
 新羽根川橋で羽根川だけでなくJR只見線とR352の上を通過した先でR17・R252R290四日町交差点に至る。案内標識にR291のおにぎりが表記されていないが、右折してR252との重複区間を会津若松・入広瀬方面に進む。同じく案内標識に表記されていないR290はこの交差点が終点でR252に重複している。R252はR17の長岡方面にも重複している。
 四日町交差点の直後に信号機のない交差点があるが、ここではR252とR290、R291、R352が交差している。よって以降はR252・R290・R291・R352の4国道重複区間となるが、重複区間を示す串刺しおにぎりは確認できない。

182.E17関越道の中島橋 183.新潟r328中島交差点 184.おにぎりはR252のみ
 四日町交差点から程なくしてE17関越道の中島橋の下を通り、程なくして新潟r328中島交差点を通過する。南東にはJR只見線が並走しており、200番台半ばの国道と重複しているせいもあって交通量は意外に多い。

185.新潟r417今泉交差点 186.破間橋 187.意外に交通量が多い
 薮神駅の北西で新潟r417今泉交差点を通過して左カーブを曲がると破間橋を渡る。橋の北詰で新潟r448交差点を通過して右にカーブしながら勾配を上る。勾配もカーブもなくなった2車線道路を走っているとr448交差点を通過する。この辺りのr448は畦道を指定しただけの区間や道路はあるが県道に指定されていない区間が存在している。

188.新潟r230並柳交差点 189.R252・R290・R352並柳東交差点を左折
 新潟r230並柳交差点を通過して緩やかな勾配の先でR252・R290・R352並柳東交差点を左折すると他の3本の国道から分岐して単独区間になる。四日町交差点からの距離は約4.1kmである。なお、R352は約500m先でR252・R290から分岐して単独区間となる。

190.緩やかな上り勾配の2車線道路 191.新潟r230交差点 192.魚沼市茂沢
 並柳東交差点からはやや車線幅の狭い2車線道路で緩やかな勾配を上って行く。多くの車両が直進してR252(R290・R352重複)へと進んで行ったため交通量が激減する。新潟r230との交差点を道なりに左へカーブして通過する。r230は長岡市種苧原でR352に繋がっているが、途中に未舗装の1.0車線幅区間があり、通り抜けられるか否かは分からない。

193.新潟r415交差点 194.新潟r514交差点 195.水沢トンネル
 小屋柄川の開けた谷筋をひたすら上っていると新潟r415交差点と新潟r514交差点を相次いで通過する。r415には分断区間、r514には未舗装の1.0車線幅狭路区間が存在しており、r230と同様に地域間を移動する県道として十全な機能を発揮しているとは言い難い。r514交差点を過ぎてすぐに水沢トンネルをくぐる。r514の一部はトンネルの旧道と思われる。

196.中山トンネル 197.中山隧道 198.閉鎖地点の手前は簡易な屋根が設置されている
 水沢トンネルを出て少し走ると中山トンネルをくぐって長岡市に入る。1998年12月14日に開通した中山トンネルそのものは何の変哲もないトンネルだが、旧トンネルである中山隧道は特徴的なトンネルである。中山隧道の延長は877mで、これは人力のみで掘り進められた人を通すトンネルとしては日本で最も長い。中山トンネルが供用されて以降は史跡として保存、公開されており通り抜ける事もできたが、崩落の危険性が指摘されたため2015年から通り抜けられなくなっている(フェンスのある場所までは進入可能。広神側の坑口は閉鎖されている)。

199.中山トンネル以降は狭路区間 200.小松倉集落 201.急カーブも多い
 中山トンネルを出て100m強でセンターラインがなくなって道幅も1.5車線幅にまで狭くなる。中山トンネルが開通してから20年以上も経過しているが、トンネル以西の道路は大幅な改良を受けていないようだ。下り勾配の1.5車線幅道路を走っていると小松倉集落を通過する。中山隧道を掘ったのは主にこの集落の住民である。集落の東からは道幅が広くなるがカーブが多く見通しが悪い。

202.見通しの悪い2車線道路 203.「幅員減少」「下り10%勾配」 204.10%の勾配を下る
 センターラインが復活しても急カーブが多く見通しは悪い。再び道幅が狭くなると同時に10%の急勾配を下る。勾配もさることながらヘアピンカーブが多く1km足らずで100m近く標高を下げている。

205.新潟r23との交差点を左方向へ進む 206.新宇賀地橋 207.新潟r23交差点
 ヘアピン連続区間の最後の左ヘアピンカーブには新潟r23が交差しており、R291は左方向へと進む。r23交差点からはセンターライン付きの2車線道路となり、新宇賀地橋で芋川を渡る。川というより湖のように見えるが、これは2004年の中越地震の際に土砂崩れた発生して河道が閉塞されてできたものである。R291も当然ながら被災し通行止になった区間もあった。小千谷市との境となっている芋川沿いを走っているとr23交差点を通過する。

208.梶金集落 209.山古志トンネル 210.神沢川橋
 新潟r23との2ヶ所目の交差点からは上り勾配となり、程なくして梶金集落を通り抜ける。S字カーブを描きながら勾配を上っていると山古志トンネルをくぐって神沢川橋を渡る。このトンネルと橋も中越地震の災害復旧事業として建設されている。

211.竹沢トンネル 212.竹沢集落内は急勾配 213.新潟r24交差点を左折
 右に左にと大きくカーブしながら勾配を上り続けていると竹沢トンネルをくぐり、その直後に新潟r474交差点を通過する。竹沢トンネルは切通してもよいような場所と長さだが、上に道路が通っているためトンネルになったのかもしれない。竹沢トンネルからは急な勾配を下って集落を通り抜け、S字状のカーブの先で新潟r24交差点に突き当たり、左折して小千谷方面に進む。

214.新潟r24交差点以降もカーブが多い 215.交通量は少ない 216.小千谷市に入る
 新潟r24交差点からも下り勾配の2車線道路が続いている。カーブが多いものの勾配は緩やかで交通量が少ないため走りにくさはあまり感じない。左にカーブしてから菖蒲沢橋の前後で右ヘアピンカーブを曲がり、その後左カーブを曲がり、その先で市境を越えて小千谷市に入る。

217.新潟r339南荷頃交差点 218.新潟r551交差点 219.岩間木雪覆道
 小千谷市に入ってからも走りやすい2車線道路が続いており、沿線の集落も途切れる箇所が少ない。緩やかな右カーブを曲がって新潟r339南荷頃交差点を通過し、少し先で新潟r551交差点を通過して岩間木雪覆道をくぐる。r551交差点の案内標識にはr551は冬期間通行止である旨が記載されているが、これまで交差してきた県道で冬季閉鎖されるものも少なくない。r551にそのような事が記載されているのは曲がりなりにも通り抜けられる県道だからだろうか。通り抜けられる言っても快適な2車線道路ではなく狭路区間も多く含む。

220.新潟r516交差点 221.東山トンネル 222.新潟r71交差点
 岩間木雪覆道を出て少し走ると新潟r516が交差している左の急カーブを曲がる。r516も冬季閉鎖されるようだが、分断区間があるため案内標識に冬期間通行止との記載がない。一方で交差点付近に連続雨量140mm超で通行止になる警告標識は立っている。
 r516交差点を過ぎてすぐに東山トンネルをくぐるが、東側の坑口には東山スノーシェッドが接続している。東山トンネルの西で新潟r71交差点を通過する。r71は主要地方道ながら車両通行不能区間が3ヶ所も存在している。

223.新潟r71交差点の先はセンターラインなし 224.上越新幹線 225.浦柄集落
 新潟r71交差点を過ぎてすぐにセンターラインがなくなるが道幅は1.8車線程度以上はあるうえに距離も短い。朝日川の流域を西に向かって走っていると上越新幹線の橋梁をくぐる。魚沼トンネルと妙見トンネルの間の僅かな明かり区間のためスノーシェッドで覆われている。群馬県では複数個所で交差していた上越新幹線だが、新潟県ではこの1ヶ所だけである。

226.浦柄橋 227.横渡集落 228.JR上越線
 信濃川の右岸を通っている新潟r589(R17の旧道)とを連絡している市道との交差点を左にカーブしながら通過して浦柄橋を渡り、JR上越線と並走しながら南の方角に向かって走る。山裾を走っていると上越線の下をくぐり、直後に右急カーブを曲がる。ウオッちずでは県道色に塗られた道路が接続しているが、現地に案内標識やソトバがなく番号は不明である。

229.新潟r589横渡交差点を左折 230.R17稗生交差点(上り線) 231.R17稗生交差点(下り線)
 新潟r589横渡交差点に突き当たり、左折して南魚沼・小千谷駅方面に進む。すぐにR17稗生交差点を通過するが、R17に案内されているのは南の高崎と南魚沼のみである。北の長岡方面へはR17の小千谷大橋をくぐった先の交差点から進入する。前述のとおりr589はR17の旧道であり、小千谷バイパスに一本化された際に県道になっている。それ以前のR291は短距離ながらR17と重複していた。

国道291号 part5