国道256号
part4

R257万賀交差点〜R19妻籠交差点
中津川市→
→南木曽町

154.飛出山トンネル 155.R256・R257串刺しおにぎり 156.賽の神トンネル
 万賀交差点からはR257と重複しながら中津川市街地方面に向かう。交差点からすぐの場所にR256・R257の串刺しおにぎりが立っている。緩やかな勾配を上って飛出山トンネルをくぐる。飛出山トンネルを出ると登坂車線が設けられているがそこまで急な勾配ではない。登坂車線がなくなった直後に賽の神トンネルをくぐる。

157.下り勾配7% 158.付知峡大橋 159.旧付知町を快走
 賽の神トンネルを出てからは7%をややきつい勾配を下る。右の急カーブを曲がってから大きく左にカーブして、岐阜r486付知峡口交差点付近からは勾配が緩やかになる。その後も下り勾配が続いているが、カーブは緩やかなものばかりで走りやすい。

160.道の駅「花街道付知」 161.付知川の川面とは高低差がある 162.岐阜r3田瀬交差点
 万賀交差点から約8.0km走ると道の駅「花街道付知」の前を通過する。24時間営業の道の駅、ではないがコンビニが隣接しているため深夜早朝でも買い物が可能である。その後程なくして道の駅「茶の里東白川」の東で交差したr359と再び交差する。R256とは異なる、越道峠を通るルートで市村境を越えている。
 その後は付知川の右岸を緩やかなアップダウンとカーブと共に南東の方角に走る。交通量は多くもなく少なくもなくといったところで流れが良いため走りやすい。万賀交差点から約11.3kmで岐阜r3田瀬交差点を右にカーブしながら通過する。r3に案内されている地名の坂下はR256がこれから通る場所である。さらには道の駅「五木のやかた・かわうえ」と「きりら坂下」もr3に左折するように案内されている。前者はr3沿線だから当然として、後者はR256の沿線にある。この事から旧付知町〜旧坂下町の往来は国道であるR256ではなく県道のr3が推奨されているものを思われる。

163.田瀬交差点以降も快走路 164.落石防止柵が改良工事中 165.R257・岐阜r70下野交差点を左折
 田瀬交差点から先も付知川の右岸を2車線道路で快走できる。山と川の狭い平地を走っている箇所もあるが緩やかなカーブの走りやすい状態である。付知川を渡って左岸に移って程なくして勾配を下ってからR257・岐阜r70下野交差点に至る。R256は左折だが案内標識には地名が表記されてない。

166.センターラインがあるのは交差点付近のみ 167.中途半端にセンターラインが描かれている 168.市道とのT字路を左折
 下野交差点を左折して100m程は平坦だが右にカーブすると同時に上り勾配になる。反対車線の下野交差点の案内標識の裏には大型車が通行不能である旨の警告がなされている。中途半端に描かれたセンターラインのある2車線っぽい状態を走っていると左にカーブした先でT字路に突き当たる。案内標識は設置されていおらず左右どちらか迷うところだが、おにぎり下の補助標識を見逃さなければ左折だと分かる。

169.センターラインはないが乗用車の離合には問題ない道幅 170.道なりに右にカーブ 171.通行止看板に嫌か予感が…
 T字路を左折してからも2.0車線と強烈に狭い訳ではない。緩やかな上り勾配を走っていると道なりに右、左、右とカーブしながら集落を走り抜ける。どのカーブも案内標識等は設置されていない。2車線の市道との交差点の奥には1.5km先が通行止である旨を知らせる看板が立っていた。事前に確認した限りは通行止情報はなかったし、バリケードで塞がれている訳でもなかったのでそのまま直進を続ける。

172.大型通行不能警告2 173大型車通行不能警告3 174.最後の迂回ポイント
 通行止看板を過ぎてからも2.0車線幅の道路が続いている。フラワー風水教室とやらの入口からは道幅が狭くなるが、1.8車線幅なので乗用車乗用車同士の離合であればさほど気を遣わなくても済む。下野交差点の直後に大型車通行不能の警告があるので大型車両がここまで入ってくる可能性は低い。
 下野交差点から約2.0km走った所で再び通行止の看板が立てられていた。迂回路の案内を見ると北がどの方向か記載されていないうえに上が北ではないため、土地勘のない筆者には理解するのに苦労した。この先迂回路にエスケープする事ができなさそうだったため、通行止現場から約300m手前のこの交差点を左折して市道経由で迂回を行った。

175.旧坂下町側の通行止地点 176.バイパスが現道を喰っている??
 迂回のため市道を走ること約1.3kmで旧坂下町側の通行止地点まで辿り着く。工事箇所を見に行くとすぐ傍でバイパスが建設中で、現道にはショベル等の重機が止められていた。日曜日のため工事はしていなかったが、人家が近く工事箇所まで進入するのは憚られたためはっきりとは確認していないが、バイパスが現道を含んでいるように見えた。そうなるとバイパスが開通しても現道を通行する事はできなくなる可能性が高い。

177.通行止看板を背にして撮影 178.市道との十字路は右折 179.右側に建設中のバイパス
 工事通行止区間を通り抜けたと仮定して走行を再開する。離合できない1.0車線幅の狭路を走っていると市道との十字路に差し掛かる。案内標識がなければ間違いなく直進してしまうだろうが、交差点奥に控えめな案内標識がある事で右折しなければならない事が分かる。右折した直後にはおにぎりが立っておりトレースする者を安心させる演出がなされている。
 右折した先も1.0車線幅と狭く、約60m程進むとバイパスとの交差点に至る。右側が先ほどの工事現場を含む建設中の区間で、左側は既に開通している区間である。ヤフーの地図はこの開通済みの区間は更新されていないが、ウォッちずでは更新されていた(2014年4月29日時点)。現地ではおにぎりや案内標識等がなくバイパスが国道に指定されているか否かの判断はできなかった。

180.側溝が改良された分広くなっている 181.左に大きくカーブ 182.新しい舗装の勾配を上るとバイパスに合流
 左折してバイパスには進まず敢えて直進の現道を走る。道幅は狭いが側溝が改良されて蓋付きになっているため道幅は多少広くなっている。緩やかに左にカーブし、正面の山を見据えた状態でさらに左にカーブすると上り勾配になる。新しい舗装とガードレール、法面からも想像できるが、右にカーブした先でバイパスに合流する。案内標識は設置されていないが、R19方面は右折である。なお、交差点のR257側にはおにぎりが両方向とも設置されており、逆方向からのトレースであればバイパスに直進してしまう可能性が高い。

183.椛の湖畔は2車線 184.r3に抜ける市道との交差点以降は1.5車線幅 185.完全1.0車線幅にまで狭くなる
 バイパス合流後はセンターラインがしっかり描かれた2車線道路となり椛の湖の湖畔を走る。自然にできた湖ではなく福岡ダムにせき止められたダム湖であり、周囲は椛の湖自然公園として整備されている。ゴールデンウイーク期間とあって結構な数の車が駐車場に止まっていた。
 湖畔区間を過ぎてもしばらくは2車線道路が続いているが、r3に抜ける市道との交差点付近からセンターラインがなくなり1.5車線幅と狭くなってしまう。さらに走ると道幅は1.0車線幅にまで狭くなる。周囲が田畑で見通しが良いため対向車がいれば早めに発見する事が可能である。

186.十字路を右折 187.道幅は広くなるが勾配がきつくなる 188.外洞川沿いを下る
 1.0車線幅になって程なくして右に直角に曲がらなければならない十字路がある。実際は十字路なのだが、手前の標識は右屈曲ありとなっている。直進と左折は舗装されているとは言え田畑を往来するための道路なので、もしかしたら市道ですらないのかもしれない。直角カーブ以降は道幅が1.8車線にまで広くなり、緩やかな左カーブからは2車線になる。その後はやや急な勾配を下りながらいくつかの急カーブを曲がりつつ2車線道路を走る。一部センターラインのない箇所が残っているが、距離が短く交通量を考えるとそれなりに走りやすい。

189.旧坂下町市街地との高低差が結構ある 190.岐阜r3交差点を右折 191.岐阜r419交差点とJR中央本線
 市道と思われる道路の高架下をくぐり左にカーブすると旧坂下町の市街地を望みながら急勾配を下る。急カーブもあるがちゃんとした2車線道路なので走りにくいという事はない。勾配が緩やかになり右の急カーブを曲がった先で岐阜r3との交差点に突き当たる。R256の旧福岡町〜旧坂下町の区間においてバイパス的存在なのがr3であり、下呂市はr3の方に誘導される。しかし、R256とてバイパス工事を行っている事から現在のr3を国道に昇格させるという変更は行われないと思われる。
 r3交差点からは勾配は落ち着き、非常に緩やかにアップダウンしながら旧坂下町の中心部に向かって走る。岐阜r6乙坂交差点を通過してすぐに岐阜r419交差点、JR中央本線のガード、そして2ヶ所目のr6交差点を通過する。

192.道の駅「きりら坂下」へは新田交差点を右折 193.弥栄橋 194.R19弥栄橋交差点を左折
 2ヶ所目のr6交差点からすぐに右にカーブし、道の駅「きりら坂下」の出入口に当たる新田交差点を通過する。その先で木曽川に架かる弥栄橋を渡るが、これが結構急な上り勾配となっている。左岸のR19弥栄橋交差点を左折して塩尻・南木曽方面に進む。案内標識にR256のおにぎりが表記されているため、ここが終点と勘違いする事もなければどちらに進むべきか悩む事もない。

195.R19重複区間 196.黍生洞門 197.交通量は多いが流れは良い
 弥栄橋交差点を左折するとR19との重複区間となる。二桁幹線国道との重複とあって交通量は多いが、都市部ではないため信号は少なく流れは良好である。幹線国道ではあるが場所が場所なためロックシェッドが設けられており、連続雨量150mm以上で通行止になってしまう。木曽川の左岸を走っていると道の駅「賤母」の前を通り過ぎる。全面道路の交通量があるだけに、道の駅の停車車両も多かった。

198.長野県南木曽町に入る 199.新賤母トンネル 200.R19・R256串刺しおにぎり
 道の駅から約1.2km走ると賤母大橋を渡って木曽川の右岸に移ると同時に県境を越えて長野県南木曽町に入る。2005年2月13日に中津川市に編入された山口村だが、それ以前は長野県山口村であった。越県合併した事により県境も移動しており、合併前は同じく木曽川に架かる弥栄橋が県境であった。
 長野県に入ってすぐに長野r6田立入口交差点を通過し、山口ダムの脇を取ってから新賤母トンネルをくぐる。旧賤母トンネルは木曽川の対岸に残っているが、一般車の通行は禁止されている。旧賤母トンネルを含む木曽川(山口ダム湖)左岸の道路がおそらくR19の旧道だろう。

201.R19妻籠交差点を右折
 右にカーブして南木曽大橋を渡った先で旧道と交差し、蘭川を渡った直後の妻籠交差点を右折するとR19から分岐して単独区間になる。弥栄橋交差点からの距離は約7.3kmである。南木曽町と飯田市は隣接しているが、R256のルート上には間に阿智村を挟んでいる。

国道256号 part5