国道230号
part2

R276公園前交差点〜R37交差点
喜茂別町→洞爺湖町

70.R276重複区間 71.R276尻別交差点
 公園前交差点からはR276が重複しているが、道路状況に変化はなく走りやすい2車線道路である。東西の交通を担っている国道が重複している事で交通量は意外に多い。尻別橋を渡ると中央分離帯が現れ、大きく右にカーブした先の尻別交差点を通過するとR276の重複が終わる。重複区間の距離は約1.0kmと短い。

72.尻別交差点以降は登坂車線あり 73.「洞爺湖町41km 留寿都6km」 74.留寿都村に入る
 尻別交差点からは上り勾配となるため登坂車線が設置されている。勾配が緩やかになってから登坂車線が終わり、対面2車線道路を走っていると留寿都村に入る。羊蹄山から尻別岳まで直線を引いてそれを延長したような町村境である。

75.留寿都村に入ってからも快走路 76.ルスツリゾート 77.ゴンドラの架線の下は4.5mの制限高あり
 留寿都村に入ってからはほとんど勾配のない状態で尻別岳の南麗を走る。左カーブを曲がっていると中央分離帯が現れる。中央分離帯区間の中にルスツリゾートの出入口のひとつがある。通常の2車線道路に戻った後に4.5mの制限高が設定された場所を通る。その上の架線はルスツリゾート内のスキー場のイーストゴンドラ1号線のものであり、国道を横断している唯一のゴンドラである。なお、ルスツリゾートにはスキー場とゴルフ場のみならず宿泊施設や遊園地など多くの施設があり、日本国内のリゾート開発としては数少ない成功例と言える。

78.緩やかな勾配を下る 79.道の駅「230ルスツ」 80.北海道r66交差点
 ルスツリゾート付近から始まる緩やかな勾配を下ると道の駅「230ルスツ」を通過する。多くの車両が入って行ったルスツリゾートとは異なり、道の駅は営業前とあって停まっている車両は少なかった。道の駅を過ぎてすぐに北海道r66交差点を通過して留寿都村の中心部を走る。

81.留寿都村の中心部も走りやすい 82.畑の中を走る快走路 83.アップダウンは緩やか
 緩やかな左カーブを曲がって留寿都村役場の東を通過する。北海道r560交差点を過ぎて少し走ると沿線の家屋が少なくなり村の中心部を出た事が分かる。その後は緩やかなアップダウンのある2車線快走路が続いている。

84.カーブ部分は追越し禁止 85.交通量は少ない 86.北海道r230交差点
 交通量の少ない2車線道路を快走していると右に大きくカーブして進行方角を西へと転ずる。その後も走りやすい道路状況が続いており、三ノ原集落で北海道r230交差点を通過する。案内標識は設置されておらずr230のソトバが立っているだけである。

87.連続急カーブかつ急勾配区間が始まる 88.急勾配を下る 89.洞爺湖町大原
 北海道r230交差点を過ぎてすぐに連続急カーブと急勾配に注意を促す大きな標識が確認できる。その下を通り過ぎると右カーブとなるが、そこから下り勾配が始まる。左にカーブして少し南に進んだ後にさらに左にカーブして東に進んで右ヘアピンカーブを曲がる。ヘアピンカーブの途中に貫気別橋を渡るが、その下を流れている貫気別川は町村境かつ振興局境のため胆振総合振興局に属する洞爺湖町に入る。貫気別橋からは上り勾配となり、左ヘアピンカーブの後に右カーブを曲がる。標高800mを超える中山峠よりも勾配・カーブともに急な町境である。

90.「R230 Shikotsu Toya Niseko Scenic Byway」 91.北海道r66交差点 92.北海道r66交差点以西は直線道路
 南の方角に向かって走っていると大きく右にカーブして進行方角を西に向ける。北海道r66交差点を通過するが、留寿都村の中心部からここまでは重複区間である。案内標識が設置されているが、その中のヘキサは「066」と表記されている(留寿都村では「66」と通常の表示)。r66交差点からはほぼ平坦な直線道路となっており、見通しの良い状態を快走できる。

93.道の駅「とうや湖」 94.北海道r285香川交差点 95.洞爺湖町香川
 北海道r66交差点から程なくして道の駅「とうや湖」を通過する。洞爺湖からは2km以上離れているが、高低差があるため展望台から湖が見える。道の駅から少し進むと左カーブを曲がって北海道r285香川交差点を通過して南の方角に向かって走る。

96.北海道r285交差点 97.洞爺湖の西を快走 98.サイロ展望台
 ほぼ平坦な2車線道路を走っていると左、右とカーブした先で北海道r285交差点を通過する。ここを左折してr285を走っても洞爺湖の湖畔に行く事ができる。r285との短い重複区間が終わってからも快走路が続いている。とるぱに指定されているサイロ展望台という場所があり、湖から1kmほど離れているが高低差があるため湖を望む事ができる。

99.「支笏洞爺国立公園」 100.下り5%勾配 101.山の上に見えるのはリゾートホテル
 支笏洞爺国立公園に入ると同時に下り勾配になる。カーブは緩やかだが勾配は5%とやや急である。洞爺湖が近いと言っても樹木が生い茂っているため湖は全く見えない。山の上に見える立派な建物はリゾートホテルである。

102.曲線半径100mかつ下り5.5%勾配 103.洞爺湖に接近 104.北海道r578月浦交差点
 やや急なカーブが連続する区間に入ると勾配も5.5%と少し急になる。左カーブを曲がった先で北海道r578交差点を通過し、右カーブを曲がると洞爺湖の湖畔に近い場所を走る。徐々に標高を下げて湖との高低差が小さくなった所でr578月浦交差点を通過する。r578は洞爺虻田線という路線名で洞爺湖の西側の沿岸部を通っている道道である。

105.洞爺湖の湖畔を走る 106.北海道r2洞爺湖交差点を右折
 月浦交差点からは洞爺湖の湖畔を走り、左カーブの先の北海道r2洞爺湖交差点を右折して室蘭・長万部方面に進む。かつては約1.4km南東の交差点から南に向かっていたが、2000年に有珠山が噴火して噴火口が国道上にあったため国道そのものが通れなくなってしまい、現在のルートに変更されたという経緯がある。2007年に訪問した有珠山区間は別ページで公開している。

107.三豊トンネル 108.E5道央道との虻田洞爺湖IC/北海道r578交差点 109.E5道央道の赤川橋
 洞爺湖交差点の直後に全長1970mの三豊トンネルをくぐる。トンネルを出た直後にE5道央道の虻田洞爺湖ICを通過するが、インターチェンジの反対側には北海道r578が交差している。なお、虻田洞爺湖ICは元々は有珠山の噴火で通行できなくなった道路に接続していたため、現在の位置に移設されている。インターチェンジを過ぎるとランプ橋、次いで本線の赤川橋の下を通過する。

110.青葉トンネル 111.R37交差点を右折
 北海道r578と分岐した後に青葉トンネルをくぐるが、こちらの全長は1719mと結構な長さである。左カーブを曲がっているとトンネルを出てR37との交差点に突き当たる。海沿いの二桁国道との交差点だが、終点ではなく右折して函館・長万部方面に進む。案内標識にR230のおにぎりも表記されているためルートミスする可能性はないだろう。

国道230号 part3