国道220号
part3

R448串間駅前交差点〜R269札元269交差点
串間市→
→志布志市→大崎町→東串良町→鹿屋市→肝付町→鹿屋市

105.道の駅「くしま」 106.JR日南線 107.宮崎r454寺里交差点
 R448串間駅前交差点の直後に道の駅「くしま」を通過する。前述のとおり、プレオープン中であり全ての施設が営業している訳ではないが、駐車場やトイレはもちろん、飲食物販施設等、道の駅の基本的な施設は営業している。道の駅以降は歩道のない対面2車線道路を走る。串間駅や串間市役所に近い場所だけあって沿線には建物が密集している。JR日南線のガードを過ぎると歩道が現れ、沿線の建物の密度も多少下がり普通の家屋よりも商業施設の割合が高くなる。

108.R448が重複している 109.宮崎r449今町交差点を道なりに右折 110.善田川の右岸を走る
 平坦な直線道路を走っていると善田川に架かる今町橋を渡り、西詰の宮崎r449今町交差点を道なりに右折する。その後は善田川の右岸を走る。市の中心部に近い場所ではあるが交通量は多くない。

111.福島港への市道との交差点 112.JR日南線と並走 113.串間市高松
 緩やかな左カーブで善田川から離れて、福島今町駅からはJR日南線に沿って直線的な2車線道路を走る。概ね海に沿っている場所を通っているが、意外にアップダウンしている。福島高松駅付近を通過し、少し線路と距離を取って高松集落を通過する。

114.高松トンネル 115.鹿児島県志布志市に入る 116.大黒リゾートホテル
 JR日南線に隣接した状態を走っていると高松トンネルをくぐる。海沿いを走る旧道は入口で閉鎖されており通行できない。イルカランドという海の駅の前を通過してすぐに県境を越えて鹿児島県志布志市に入り、程なくして大黒リゾートホテルを通過する。イルカランドも大黒リゾートホテルも志布志湾を望む事ができる。

117.上のR220のおにぎりが小さい 118.ダグリ岬へはここを左折 119.「鹿児島127km 鹿屋32km」
 鹿児島県に入ったからと言って道路状況が劇的に変化する訳でもなく、海沿いの高台のカーブの多い2車線道路を走る。200番代国道だが交通量はさほど多くない。2車線快走路を走っているとダグリ岬遊園の出入口に当たるダグリ公園入口交差点を通過する。比較的規模の小さいこの手の遊園地は時代の波に抗えず閉鎖されるケースが多い中、ダグリ遊園は営業が続けられている。海水浴場が隣接しているが、園内には流水プールもある。

120.志布志市志布志町夏井 121.夏井大橋 122.志布志市の市街地に近付く
 曲線半径の大きなカーブをいくつも通過しながら西の方角に進む。夏井大橋でJR日南線の上を通過して海から少し離れた内陸を走る。左カーブを曲がった後に鹿児島r65との交差点を通過する。

123.鹿児島r3・r507権現橋交差点 124.権現橋 125.鹿児島r63関屋口交差点
 鹿児島r65交差点から少し進むと左にカーブし、志布志市街地に向かって勾配を下る。勾配を下り切った所で鹿児島r3・r507権現橋交差点を通過し、権現橋で前川を渡って市街地に入る。市街地と言っても低層の建物が多く、道路状況としても整備された2車線道路で市街地特有の狭苦しさは感じない。

126.志布志市役所志布志支所の出入口の志布志支所前交差点 127.鹿児島r508郵便局前交差点 128.国鉄志布志線跡
 市道との志布志支所前交差点を通過する。この交差点を右折すれば志布志市志布志町志布志にある志布志市役所に行く事ができる。旧有明町役場が本庁舎だったが、2021年1月から志布志支所が本庁舎となっている
 志布志支所前交差点からすぐに鹿児島r508郵便局前交差点を通過するが、左折してr508を走ればすぐにJR日南線の終着駅の志布志駅に至る。現在でこそ日南線の端の駅だが、1987年までは国鉄志布志線と大隅線が乗り入れるターミナル駅であった。郵便局前交差点から約1.3km西に国道の上を横切る高架があるが、これは志布志線跡であり道路に転用されている。

129.志布志港入口交差点 130.港湾道路(?)の跨道橋をくぐる 131.安楽橋
 安楽川の手前で志布志港入口交差点を通過する。ウオッちずでは右折の都城志布志道路方面が県道扱いされているが、案内標識にヘキサは表記されておらず番号が不明である。少し先に国道の上を横切る跨道橋が架かっているが、これは志布志港を往来する道路として新設されたものである。跨道橋をくぐった先で安楽橋を渡る。

132.カバーが架けられた案内標識はE78東九州道のものと思われる 133.歩道橋にR220とR448のおにぎりあり 134.菱田橋
 安楽橋から少し走るとカバーが架けられた案内標識が確認できる。これは2021年夏頃に開通予定のE78東九州道の志布志有明IC(仮称)の案内標識と思われる。市街地から離れているが意外に多くの商業施設が建っている中を走っていると菱田橋を渡る。

135.大崎町に入る 136.R448交差点
 菱田橋を渡った直後に30m程度だけ大崎町域を通っているが、距離が短すぎるため境標識は設置されていない。その後250m程進むと正式に(?)大崎町に入り、すぐ先の交差点を通過するとR448が分岐して単独区間となる。串間駅前交差点からの距離は約21kmであり、宮崎市〜日南市の重複区間を含めると70kmも重複している事になる。

137.R448の重複が続いている!? 138.串刺しおにぎりも立っている 139.道の駅「くにの松原おおさき」
 鹿児島r513菱田小学校前交差点を通過するが、交差点の近くの歩道橋にR220だけでなくR448のおにぎりも取り付けられていた。市町境付近で重複は解消されたはずだが、現在のR448はバイパスであり供用される前や供用後しばらくはさらに重複区間が長かった。現在は重複区間ではなくなっているが、おにぎりが撤去されていないようである。かつてR448が重複していた区間を走っていると道の駅「くにの松原おおさき」を通過する。

140.アップダウンのある直線道路 141.鹿児島r512上町交差点 142.鹿児島r64三文字駅交差点
 ほとんどカーブのない直線的な道路ながらアップダウンを繰り返している。交通量は少なくはないが速いペースで流れており概ね走りやすい道路状況といえる。大崎町の中心部で鹿児島r512上町交差点と鹿児島r64三文字駅交差点を通過する。2008年にR448を走行した当時は上町交差点から南に延びる道路がR448に指定されていた。三文字駅は国鉄大隅線に属する駅で1987年に廃線となったが交差点名称は変更されていない。

143.鹿児島r520木入道交差点 144.道路状況は良好 145.広域農道との交差点
 大崎町の中心部を出ると緩やかな勾配を下った後に上りに転じ、鹿児島r520木入道交差点を通過する。その後は田畑の間を通り抜けておりカーブが少なく見通しが良いため非常に走りやすい。ごく緩やかに下っている所で町境を通過して東串良町に入って肝属グリーンロードと呼ばれる広域農道との交差点を通過する。

146.鹿児島r541交差点 147.下り6%勾配 148.鹿屋市に入る
 R220の旧道と思われる鹿児島r541との交差点を道なりに右へカーブしながら通過してから6%の勾配を下る。その後平坦な状態を走り、串良川に架かる串良橋を渡ると鹿屋市に入る。

149.鹿児島r73宮下交差点 150.「鹿児島105km 垂水36km」 151.鹿児島r67緑ヶ丘交差点
 鹿屋市に入って少し走ると鹿児島r73宮下交差点を通過してから緩やかな勾配を上る。勾配を上り切ると平坦になり鹿児島r67緑ヶ丘交差点と鹿児島r519交差点を通過してから長い勾配を下って行く。

152.甫木川付近は勾配あり 153.「下り5%勾配」 154.鹿屋市串良町十三塚
 甫木川を渡ってからは上り勾配となり、平坦になって以降はほぼ真西の方角に向かって直線道路を走る。アップダウンはあるもののカーブがないため走りやすい。風景が長閑な割に交通量は多い。もっとも信号機付きの交差点が少ないため渋滞が発生するような事態には至らないだろう。

155.肝付町に入る 156.鹿児島r68笠野交差点を右折 157.再び鹿屋市に入る
 緩やかな勾配を下っていると左にカーブしてから右にカーブして新中山橋を渡って肝付町に入る。中山川が市町境のように思えるが、境は橋の少し西に位置している。新中山橋からの勾配を上り切って平坦になると周辺に多くの商業施設が見られるようになるが、肝付町の中心部という訳ではなくかなり端の方である。
 鹿児島r68笠野交差点を右折して鹿児島・垂水方面に進む。鹿屋市街方面のr68はR220の旧道である。笠野交差点からは片側2車線道路を走り、200m弱で再び鹿屋市に入る。肝付町域を通っている距離は約1.3kmである。

158.鹿児島r550交差点 159.鹿児島r550(大隅縦貫道)との笠之原IC 160.R269札元269交差点
 片側2車線道路を走っていると緩やかな左カーブに差し掛かり、鹿児島r550との交差点の直後に大隅縦貫道との笠之原ICを通過する。大隅縦貫道は地域高規格道路であり東原IC〜笠之原ICの間は鹿児島r550に指定されている。計画では南大隅町までとなっているが2021年5月現在は鹿屋串JCT〜笠之原ICしか供用されていない。
 笠之原ICからは真西の方角に向かって走る。緩やかにアップダウンした後に緩やかな右カーブを曲がってR269札元269交差点を通過する。起点の橘通3交差点で交差していたR269だが、約120km振りの交差である。なお、R269の両交差点間の距離は内陸部を通っているためR220よりも短い約97kmである。

国道220号 part4