国道202号
part5

長崎r28畝刈交差点〜R34江戸町交差点
長崎市

203.「野母崎47km 福田15km」 204.登坂車線あり 205.坪山橋
 長崎r28との畝刈交差点の直後に新吉原橋を渡って上り勾配の2車線道路を走る。左カーブを曲がり切った直後に延長800m程度の登坂車線が設置されており、その区間の下に臨港道路の兵頭トンネルがある。沖平トンネルと古里トンネルをくぐってからはカーブが多くなり、その中にはヘアピンカーブも存在している。交通量はやや多いが、センターライン付きの2車線道路なのでさほど走りにくさは感じない。

206.伊王島を望む 207.長崎市式見町 208.蝶ヶ崎トンネル
 日本海越しに伊王島を望む場所もあるが、海岸線からは少し内陸を通っており海に沿っている訳ではない。相川町集落に入る直前に右ヘアピンカーブを曲がって集落を通り抜け、以降は海沿いを走る。式見港で大きく右にカーブした後に長崎r112交差点を通過し、新式見橋を渡って左カーブを曲がると蝶ヶ崎トンネルをくぐる。

209.長崎市手熊町 210.カーブ部分に旧道(現道?)が交差 211.小江小浦トンネル
 蝶ヶ崎トンネルを出ると海沿いを走りながら緩やかな勾配を下る。新手熊橋を渡った先で長崎r112と思われる道路との交差点を通過する。現地に案内標識やソトバではっきりとr112と分かるものはないが、ウオッちずでは県道として扱われており、支線のような道路と思われる。r112支線との交差点を過ぎて少し走ると海岸線から離れて上り勾配の2車線道路を走る。ウオッちずでは現役扱いされている旧道との交差点を過ぎて大きく左にカーブして小江小浦トンネルをくぐる。旧道の出入口は閉鎖されていないようだったが、通り抜けられる否かは不明である。

212.前方の山に採石場がある 213.ヘアピンカーブに市道が交差 214.海が近いとは思えない風景
 歩道部分にベンチや植栽のある新小江橋を渡ってから市道が交差している右ヘアピンカーブを曲がる。小江町集落を過ぎると勾配を上って標高を少しだけ上げる。海に近い場所を走っているものの樹木に視界を遮られて海が見えない。

215.福崎霊園からは下り勾配 216.長崎市福田本町 217.複数のマンションが建っている
 福崎霊園付近からは海から少し離れた場所を走り、霊園を過ぎると下り勾配となる。左のヘアピンカーブを曲がるが、カーブの途中に海の駅「長崎サンセットマリーナ」に至る市道が接続している。長崎市の中心部に近付いているため、交通量が増えるとともに沿線には商業施設の他にそこそこの規模のマンションも見られるようになる。

218.長崎r51交差点 219.飽の浦トンネル 220.長崎r236飽の浦交差点
 海から離れるようにして勾配を上っていると長崎r51交差点を通過する。r51には福岡やE34長崎道が案内されており、女神大橋で長崎湾を渡って市街地を通らずに長崎ICに行く事ができる。さらに勾配を上ると飽の浦トンネルに入る。出口の手前で大きく左にカーブし、出口の直後に長崎r236飽の浦交差点を通過する。

221.4車線道路 222.市街地内にもかかわらず急カーブが多い 223.長崎湾越しに中心部が見える
 飽の浦交差点からは車線が増えて4車線道路になる。大きな工場の前で左にカーブした後に右の直角カーブを曲がる。カーブは急だが4車線道路のため走りにくさは感じない。長崎湾越しにも市街地が見え、長崎駅や長崎県庁、市役所は湾の東側にある。

224.旭大橋西口交差点 225.旭大橋をくぐる 226.長崎r112稲佐橋交差点
 浦上川の西側を北上していると旭大橋西口交差点を通過する。東にある浦上川に架かっているが、一旦左折して東に向かってから180度方向を変えて西に向かう。案内標識におにぎりは表記されていないが、旭大橋はR202のバイパスである。
 旭大橋西口交差点を過ぎてすぐに旭大橋の下をくぐり、程なくして右の直角カーブを曲がって稲佐橋を渡る。橋の西詰で長崎r112稲佐橋交差点を通過する。R202よりもr112の方が距離が短いのだが、狭路区間があるためR202の方がより楽に走る事ができると思われる。

227.JR長崎本線と稲佐立体交差 228.R206宝町交差点を右折
 稲佐橋交差点を過ぎてすぐに稲佐立体交差を通過する。元々は並行する道路と同じ高さに鉄道があったが、長崎駅付近の高架化に伴って少し高い位置に移動している。立体交差の勾配を上った直後にR206宝町交差点に突き当たり、右折して野母崎・長崎駅方面に進む。西海市の小迎交差点からの距離は約81kmに及ぶが、R206を走行すれば44km程度で済む。

229.九州新幹線長崎ルートが建設中 230.長崎電気軌道を挟んだ片側3車線道路 231.長崎駅前交差点
 宝町交差点からはR206が重複しており、長崎電気軌道を挟んだ片側3車線道路を走る。交差点の直後に建設中の高架の下をくぐるが、これは九州新幹線の長崎ルートであり、2022年秋に開業が予定されている(武雄温泉駅〜長崎駅)。在来線のJR長崎本線の東側を走っており、市街地の幹線国道の割にカーブが多い。長崎駅の東で長崎駅前交差点を通過するが、左端車線は市道への左折専用車線になってしまう。
 長崎駅前交差点を過ぎてすぐに旭大橋東口交差点を通過する。交差点の名称が示す通り、バイパスである旭大橋の東側の接続地点である。バイパス経由だと約0.9kmだが、現道だと約2.2kmと倍以上の距離がある。なお、こちらの案内標識には旭大橋におにぎりが表示されている。

232.五島町電停 233.R206・R324・R499・長崎r112大波止交差点を左折
 旭大橋東口交差点からも長崎電気軌道を挟んだ片側3車線道路が続いている。五島町交差点からは左端車線がバスと2輪車の専用車線(日曜・休日を除く7-9時)になる。大波止電停を挟んだR206・R324R499・長崎r112大波止交差点を左折して茂木方面に進む。R324とR499はこの交差点が起点であり、R499は南の野母崎方面へ、R324はR206ともに東の茂木方面のR202に重複している。なお、R324もR499も海上区間を持つ国道である。前者にはフェリーが就航していたが、2013年10月からは高速船に代わっている。後者には航路そのものが存在しない。

234.大波止交差点からは4車線道路 235.R34・R57・R206・R251・R324江戸町交差点 236.「R202 ここまで」
 大波止交差点からは路面電車のない普通の4車線道路になる。緩やかな勾配を上った先のR34・R57・R206・R251・R324江戸町交差点がR202の終点である。福岡県福岡市の起点からの距離は200km近く、かなり長大な国道である。案内標識にはR34とR324しか表記されていないが、東はR202・R206・R324重複区間、北はR34・R251重複区間、東はR324単独区間となっている。R324を除いて起点もしくは終点となっている(R34とR57は起点、R202とR206、R251は終点)。また、かつては県庁前交差点という名称だったが、2018年1月に長崎県庁が移転したため交差点やバス停の名称が変更されている。