国道195号
part2

R55橘西交差点〜R193大殿交差点
阿南市→那賀町

33.R55阿南道路との交差点 34.新橘トンネル 35.阿南市内原町竹ノ内
 R55橘西交差点から約100m進むとR55阿南道路との交差点を通過する。通行時点では徳島・小松島方面しか開通していないが、さらに南に延伸する計画がある。阿南道路との交差点を通過してすぐに新橘トンネルをくぐる。2006年開通と比較的新しいトンネルで、旧橘トンネルは明治と昭和の2つのトンネルがある。新橘トンネルを出てからも走りやすい2車線道路が続いている。JR牟岐線をオーバーパスした直後に左の急カーブを曲がり、徳島r286内原町交差点を通過する。

36.徳島r24桑野町交差点 37.桑野川の左岸を快走 38.徳島r284交差点
 内原町交差点から徳島r24桑野町交差点にかけては南に牟岐線が並走している。那賀川を渡った所で交差したr24はショートカットするルートでこの桑野町交差点に接続している。桑野橋の東詰にもr24が交差しているが、こちらはバイパスである。桑野橋から徳島r284バイパスとの交差点は桑野川の左岸を走っており、見通しが良く走りやすい道路状況である。

39.阿瀬比五号橋 40.阿瀬比トンネル 41.阿瀬比二号橋
 阿瀬比五号橋付近からで集落が途切れ、次いで北谷橋を渡る。バイパス化されているようで勾配はやや急なものの走りやすいと言える範疇である。阿瀬比四号橋を渡った先で阿瀬比トンネルをくぐり、阿瀬比三号橋、二号橋、一号橋を相次いで渡る。

42.那賀町に入る 43.道の駅「わじき」 44.中山側沿いを走る
 徳島r28交差点を通過して少し走ると市町境を越えて那賀町に入り、直後に道の駅「わじき」を通過する。町境に近い場所であり那賀町側には家屋がないが、カーブも勾配も緩やかで走りやすい2車線快走路が続いている。集落に差し掛かってからは点在する家屋の間を走る事になるが、快走路である点に変わりはない。

45.那賀町の中心部を通り抜ける 46.丹生谷橋 47.那賀川沿いを走る
 徳島r283交差点を通過すると那賀町の中心部に差し掛かる。町の中心部とあって沿線の建物は増えるものの、2車線は確保されており特に走りにくいということはない。北には那賀川が流れており、ここからは那賀川の流域を走る事になる。左にカーブしてからその那賀川を丹生谷橋で渡り、徳島r19との交差点を通過する。那賀川は蛇行しておりそれに沿っているR195も蛇行しているが、小刻みなカーブではなく大きなカーブのため意外に走りやすい。

48.安全速度は40km/h 49.山間部ながら快走路が続く 50.徳島r19交差点
 旧相生町に入ってからも走りやすい2車線道路が続いている。集落も断続的に続いており人里離れた場所ではない。川口ダムの東でr19との交差点を通過するが、丹生谷橋の西詰から重複していたという事である。r19は南隣の美波町でR55に交差している。

51.大久保トンネル 52.川口ダム湖の湖畔を走る 53.道の駅「もみじ川温泉」
 川口ダムの北を通過してからはダム湖の北岸を走り、大久保トンネルをくぐる。細長い形状の川口ダム湖畔を走っていると徳島r292交差点を通過し、道の駅「もみじ川温泉」を通過する。r292に沿って流れている川は紅葉川という名称である。

54.高知まで123km 55.徳島r308交差点 56.那賀町日浦
 点在する集落を繋ぎながら那賀川の左岸を淡々と走る。徳島市と高知市を結ぶルートにありながら交通量は非常に少ない。徳島県企業局の日野谷発電所を通り過ぎて少し走ると徳島r308との交差点を通過する。このr308は那賀川の右岸を走っているが、1.0〜1.5車線幅の鬱蒼とした木々の中を走る険道となっている。左岸のR195がなまじ走りやすいだけに、r308が整備されにくい環境にあるのは想像に難くない。

57.路面には国道番号とキロ表示 58.桜谷トンネル 59.旧上那賀町の中心部を通り抜ける
 R195の特徴のひとつに路面に国道番号とキロ表示が描かれている点が挙げられる。しかしなぜか東向き車線のみで、進行方向に対して平行に描かれているためドライバーからすれば視認性に難がある。とは言え、路肩のキロポストに比べると目立つと言えなくもない。
 緩やかな右カーブの先で桜谷トンネルを通過する。このトンネルのおかげで蛇行する那賀川沿いの旧道に比べて随分ショートカットできる。旧道沿線には集落どころか小学校もあり閉鎖はされていない。
 桜谷トンネルを出て那賀川沿いを走っていると旧上那賀町の中心部を通過する。規模の小さなかつての町の中心部を通り抜けて少し走ると徳島r36交差点を通過する。r36に進んで小浜大橋を渡った南詰でr308との交差点がある。

60.長安第三トンネル 61.異常気象時通行規制区間の起点を通過 62.長安第二トンネルは1.8車線幅
 r36交差点付近からの緩やかな右カーブを走っていると長安第三トンネルを通過する。トンネルを出ると異常気象時通行規制区間の起点があり、ここから県境を挟んだ香美市物部までの57kmが規制区間に指定されている。異常気象時通行規制区間に入ったためか、次の長安第二トンネルはセンターラインのない1.8車線幅と少々狭い。

63.長安口ダム 64.長安第一トンネルも1.8車線幅 65.長安口橋の西詰は左にカーブ
 長安口ダムの真横にある長安第一トンネルもセンターラインがない。延長は62mと短いがカーブしているため見通しが悪い。また、内部は素掘り風のため酷道の雰囲気を僅かながら感じる事ができる。ダムの資料館を通過すると左にカーブして長安口橋を渡り、西詰でも左カーブを曲がる。

66.道路改良工事中 67.長安口貯水池の北側を走る 68.徳ヶ谷橋
 長安口橋からは長安口貯水池の北岸を走っている。2車線道路という状況に変化はないが、走行した日は改良工事のため片側交互通行規制が敷かれていた。工事区間が終わってからも2車線道路が続いており、湖畔を淡々と走る。徳ヶ谷橋の旧道の沿線には何もないにもかかわらず、閉鎖されておらず通行可能なように見えた。

69.出合大戸トンネル 70.R193出合橋交差点を左折
 徳ヶ谷橋から直線的な2車線道路を走っていると左側に旧道が分岐し、出合大戸トンネルをくぐる。トンネルを出た直後に旧道が交差し、その直後にはR193出合橋交差点がある。R195はこの交差点を左折してR195との重複区間に入る。酷道として名高いR193だが、ここでは上位国道である。ただし、案内標識にはどちらのおにぎりも表記されており、支柱にも両方のおにぎりが設置されている。なお、支柱のおにぎりは裏表にあり、合計6枚も取り付けられている。

71.出合橋 72.出合トンネルは信号機による交互通行 73.トンネルを出ても1.0車線
 出合橋交差点を左折した直後に出合橋で長安口貯水池を渡り、橋を渡った直後は出合トンネルが待ち受けている。橋は2.0車線でトンネルは1.8車線で乗用車同士の離合であれば多少減速する程度でできるが、大型トラックともなれば橋上はともかくトンネル内での離合は難しいだろう。そのため、トンネルは信号による交互通行となっている。

74.荒谷トンネル 75.木々に視界を遮られて湖面はあまり見えない 76.下御所3号トンネル
 出合トンネルを抜けてセンターラインが復活すると左側にトンネルの坑口が見える。この荒谷トンネルは出合橋と出合トンネルのバイパス、ではなくごみ処理場か何かために造られたトンネルである。ただし、施設自体の建設が中止(凍結?)されたたため資材置き場にしか利用されてない。荒谷トンネル付近からの右カーブを通過し、長安口貯水池の湖畔を走る。勾配もカーブも緩やかな快走路だが、下御所1号〜3号隧道、平谷隧道は出合トンネルとほぼ同時期に開通したものなので幅はやや狭くトンネル内部にセンターラインが引かれていない。4つとも距離が短いため交互通行規制は敷かれていない。

77.平谷2号トンネル 78.「夜間早朝凍結の恐れ スリップ注意」 79.R193大殿交差点を右折
 平谷隧道からも湖畔の快走路を走っていると平谷2号トンネルが現れるが、こちらは2004年に開通したものなので普通の2車線となっている。2号トンネルと洞門で繋がった1号トンネルを抜けて少し走ると成瀬川を平谷橋で渡る。橋を渡った西詰でR193とのT字路に突き当たる。R195は右折して高知市方面へ、R193は左折して海川方面に向かう。なお、R193は出合橋交差点から北の区間も大殿交差点から南の区間もハイレベルな酷道である。

国道195号 part3