国道153号
part3

R257稲武町交差点〜R256阿智川橋交差点
豊田市→
→根羽村→平谷村→阿智村

120.稲武町交差点からは上り勾配 121.夏焼橋 122.カーブの多い2車線道路
 R257稲武町交差点の直後にやや急な左カーブを曲がり上り勾配の2車線道路を走る。旧稲武町の中心部に近いため沿線には断続的に家屋が建っているが、夏焼橋以降はそれも少なくなる。また、夏焼橋の前後には急カーブがあるが、交通量が少ないためさほどは走りにくさは感じない。

123.豊田市野入町宮ノ前後 124.カーブは多いが走りやすい 125.下り7%勾配のヘアピンカーブ
 野入川の流域に来ると周囲の家屋が増える。緩やかな勾配と緩やかなカーブも2車線道路を快走していると集落が途切れる。野入川に沿ってカーブの多い状態を走っていると蛇行する川を2ヶ所渡った後に右ヘアピンカーブを曲がりながらさらにもう1ヶ所の橋を渡る。

126.上柏洞集落 127.愛知r20交差点 128.大野瀬トンネル
 野入川の左岸を走っていると橋を渡って右岸に移るが、その辺りから集落に差し掛かる。野入川の右岸を走っていると愛知r20交差点を通過する。r20は県境を越えており岐阜r20でもある主要地方道だが、2.0mの制限幅規制が敷かれている。r20交差点を過ぎると右にカーブすると野入川の本流である矢作川沿いを走り、程なくして大野瀬トンネルをくぐる。トンネルを出た直後に上郷大橋で矢作川を渡る。大野瀬トンネルの西と上郷大橋の北詰で交差している道路はトンネルと橋の旧道と思われる。

129.長野県根羽村に入る 130.「松本144km 塩尻131km 飯田48km」 131.日向集落
 矢作川の右岸を走っていると国界橋を渡って長野県根羽村に入る。県境に相応しい名称の橋だが、矢作川に架かる橋ではなく支流の小さな沢に架かる短い橋である。長野県に入ってからも道路状況と周辺の風景に変化はなく矢作川に沿った2車線道路が続いている。左急カーブを曲がってすぐに日向集落に差し掛かるが、県境からの距離は短い。

132.長野r101交差点 133.集落内にも急カーブあり 134.根羽村の中心部を走る
 県境から約1.8km走ると長野r101との交差点を通過する。案内標識に表記されている上矢作町は岐阜県恵那市の上矢作町を指しており、延長は10km程度ながら愛知県豊田市を通っているため3つの県を通っている珍しい一般県道である。
 r101との交差点を過ぎて少し走ると左ヘアピンカーブを曲がる。その後は沿線の家屋が少なくなった状態を走るが、根羽村の中心部に差し掛かると周囲の建物が増える。長野r10交差点を通過した直後に根羽村の役場の前を通過する。

135.福家橋 136.所々に簡易パーキングあり 137.集落内に登坂車線
 山間部の小さな村だけあって役場を通り過ぎるとすぐに沿線の家屋が少なくなる。小川川に沿った家屋の間を2車線道路を走る。非常に緩やかな勾配だが、中野集落に約400mの長さの登坂車線が設置されている。

138.信玄橋 139.信玄橋と不動沢橋の間にも登坂車線 140.不動沢橋
 登坂車線が終わった直後に信玄橋を渡る。橋の北詰の村道の交差点の西に信玄塚があり、戦国武将の武田信玄が亡くなった地と言われている。これまでよりも少し急になった上り勾配の2車線道路を走っていると2ヶ所目の登坂車線が現れるが、こちらは200m強とあまり長くなく、その後不動沢橋を渡る。

141.3ヶ所目の登坂車線 142.砦橋 143.4ヶ所目の登坂車線
 不動沢橋を渡り終えた後に3ヶ所目の登坂車線を通過する。ここはさらに短く200mに満たない。砦橋を渡って2車線道路を走っていると4ヶ所目の登坂車線を通過する。これは近辺の登坂車線の中では最も長く500mを超えている。

144.ロックシェッドあり 145.高橋集落 146.ネバーランドの前を通過
 陣場橋を渡ってすぐに短いロックシェッドを通過する。根羽村の最後の集落の高橋集落を走っているとその北端でネバーランドという物産店兼土産物店を通過する。根羽村の特産品を販売する道の駅のような施設らしい。

147.平谷村に入る 148.緩やかな勾配を下る 149.右折する道路は旧道か
 ネバーランド付近で集落が途切れて緩やかな勾配を上った先で赤坂峠を越えて平谷村に入る。平谷村に入ってからは下りとなるが、その勾配は根羽村側と同様に緩やかである。前後の勾配が緩やかなので標高が低いように思えるが、赤坂峠の標高は951mであり、名古屋市とさほど緯度は変わらないが峠の北にスキー場がある。

150.2車線快走路が続く 151.R418平谷交差点
 旧道らしき村道との交差点を過ぎてからも歩道付きの対面2車線道路を下る。平谷橋を渡った北詰でR418平谷交差点を通過する。平谷村の中心部近い場所だが、橋上にも歩道があるなど道路状況は良好である。

152.道の駅「信州平谷」 153.柳橋 154.避譲車線
 平谷交差点を過ぎてすぐに平谷村の役場の前を通過し、その直後に道の駅「信州平谷」を通過する。平谷交差点から500m程度しか離れていないので、R153のトレースだけでなくR418をトレースする際にも利用しやすい道の駅である。道の駅以降は上村川に沿っており、緩やかな勾配を上る。周囲に集落がない訳ではないが、バイパス化されているため沿線の家屋は少ない。
 長い上り勾配を走っていると避譲車線が現れる。これまで登坂車線となっていたものが避譲車線とされているが、用途は同じである。距離は400m程度と短いが、区間内に2ヶ所の簡易パーキングが設置されている。

155.柳川橋 156.電光掲示板の左に見えるのは旧道 157.治部坂峠
 避譲車線が終わって2車線道路を走っていると右にカーブしている柳川橋を渡る。第2上野橋で旧道らしき道路の上を2回通過した後に合流し、上り勾配の2車線道路を走り続ける。閉鎖された旧道との交差地点から程なくして治部坂峠を越えるが、峠は350m程の長さのスノーシェッドで覆われている。

158.阿智村に入る 159.治部坂高原スキー場 160.ヘアピンカーブが連続
 治部坂峠は村境の峠であり、越えると阿智村に入る。赤坂峠と同様に前後の勾配は緩やかだが、標高は1000mを越えている。また、峠の北にスキー場があるのも共通している。スキー場の周辺の別荘地を過ぎると勾配が7%ときつくなり、さらにヘアピンカーブを含む急カーブが連続する。と言っても山岳酷道のようなヘアピンカーブではないので徐行する程ではない。

161.「駐車帯 仮眠場」 162.浪合トンネル 163.改良された快走路を走る
 ヘアピンカーブを過ぎてからも下り勾配が続いており、治部坂川に沿って走る。治部坂川はこれまでの矢作川水系ではなく天竜川水系である。そのまま川沿いを走る旧道との交差点の直後に浪合トンネルをくぐり、2車線快走路を北上する。

164.長野r243浪合交差点 165.交通量は非常に少ない 166.寒原峠
 和知野川に架かる橋を渡った直後に長野r243浪合交差点を通過する。r243にしれっとR153と阿南町が案内されているが、距離も長く狭路区間の割合が多い険道である。R153は和知野川の流域を北の方角に向かって走っており、交通量の少ない2車線道路を快走する。緩やかな上り勾配が続き、緩やかな右カーブの先で寒原峠を越える。この峠は市町村界ではないため峠以北も阿智村のままである。

167.寒原峠の北側の反対側車線には登坂車線あり 168.寒原トンネル 169.下り7%勾配が6.5km続く
 寒原峠からは上りとなる南向き車線に600m弱の登坂車線が設置されている。とは言うものの勾配はそれほど急という訳ではない。対面2車線道路になってすぐに寒原トンネルをくぐる。トンネルの手前の小平橋、トンネルを出た後の上馬橋、下馬橋といった橋を渡るが、各橋の下には村道に降格した旧道が通っている。また、寒原トンネル以降は6.5kmに渡って7%の下り勾配が続く。

170.貝立橋 171.下り7%勾配はあと5.5km 172.第1三階橋
 旧道が下を通っている貝立橋を渡った先では再び反対側の車線に登坂車線が設置された状態を走る。この登坂車線は圧神橋を挟む区間に設定されており、その距離は600m程度である。対面2車線道路にもどるとすぐに第1三階橋を渡る。

173.初沢トンネル 174.大野トンネル 175.大野橋
 第2三階橋を渡った直後に初沢トンネルをくぐり、初沢橋を渡って大野トンネルをくぐる。大野トンネルを出ると大野橋を渡るが、その手前には大野集落に至る村道が交差している。大野集落を通り抜けている道路が旧道と思われる。

176.緊急待避所 177.緊急待避所の先にヘアピンカーブあり 178.押しボタン式の信号機がある
 大野橋を渡り終えて左カーブを曲がると緊急待避所の脇を通過する。7%の勾配が長く続くため設置されていると思われ、設置された当初から自動車の性能も上がっているのでほとんど使用される事はないだろう。待避所の直後から反対側車線に3ヶ所目の登坂車線が設置されており、その状態で右のヘアピンカーブを曲がり、その後に左に大きくカーブして中野集落を通り抜ける。

179.奥根木跨道橋の下を通る 180.緊急待避所 181.ひたすら下り続ける
 中野集落を過ぎると一旦集落が途切れて村道の奥根木跨道橋の下を通った後に緊急待避所が設置された右カーブを曲がる。その後は大沢川の左岸の山の斜面を下り続ける。7%勾配区間が始まって5kmを超えたくらいなのでまだ下り勾配が続く。

182.中央道の大沢川橋 183.阿智川橋 184.R256阿智川橋交差点を道なりに右方向へ進む
 周囲の家屋が増えた所で左にカーブしながら中央道の大沢川橋の下をくぐる。この辺りが7%勾配区間が始まって6.5kmの位置だが、以降もやや急な勾配を下り続ける。勾配が緩やかになった所で右カーブを曲がり阿智川橋を渡る。その北詰でR256阿智川橋交差点となり、道なりに右方向へ進む。R153・R257飯田方面からR257南木曽方面への右折はできないが、交差点の手前に側道が分岐しておりそれを通る事で飯田方面から南木曽方面に行く事ができる。

国道153号 part4