国道143号
part2

会吉トンネル〜R18上塩尻東交差点
筑北村→青木村→上田市

64.筑北村に入る 65.筑北村側も狭路 66.舗装状況が悪い
 会吉トンネルで市村境を越えて筑北村に入り、トンネルを出た直後を右にカーブする。左には大洞林道が接続しており、長野r277まで繋がっているようだが道路状況は不明である。筑北村に入ってからも1.8車線幅の狭路が続いており、勾配が緩やかな一方で急カーブが多いという状況も松本市側と同じである。異なる点は歩道状態の悪さだろうか。落石等はないもののアスファルトそのものがひび割れや継ぎ接ぎ補修で凹凸が多い。

67.急カーブが多い 68.交通量は少ない 69.長野r277交差点
 等高線に沿った緩やかな勾配の狭路を走っていると左の急カーブの先で長野r277との交差点を通過する。左折すれば筑北村の中心部に行く事ができ、R403を経て麻績村にも行ける。また、r277の反対側に村道が交差しており、通り抜けはできないものの村境の手前まで行く事ができるようである。

70.長野r277交差点以降は上り勾配 71.急カーブは少なくなる 72.道幅が広くなる
 長野r277交差点からは上り勾配となる。道幅が広くなり、1.8〜2.0車線程度となる。また、カーブは多いものの急カーブは少なくなるため、幾分か走りやすくなる。交通量は少ないが皆無という訳ではなく、たまに対向車に遭遇する。

73.青木村に入る 74.明通トンネル 75.青木村側の坑口
 会吉トンネルから約3.9kmで明通トンネルに至る。3.5mの制限高が設定されている狭いトンネルだが、会吉トンネルとは異なり交互通行規制は敷かれていない。村境のトンネルであり、筑北村から青木村に入る。筑北村側は制限高の標識もバーも設置されていないが、青木村側には坑口の脇に大きな看板が設置されている。

76.下り10%勾配 77.舗装状況は良くない 78.ヘアピンカーブも多い
 明通トンネル以降は1.8〜2.0車線幅とこれまでに比べて道幅は広いが、10%の急勾配がある。トンネルからしばらくは急なカーブはほとんどないが、1ヶ所目のヘアピンカーブ以降は急カーブが多くなる。

79.急勾配区間が多い 80.ヘアピンカーブで標高を下げる 81.雰囲気は比較的明るい
 緩やかな右カーブの先で信州昆虫資料館や長野r172に至る村道(林道?)との交差点を通過するが、マイクロバスを除く大型・大型特殊・特定中型車両は10月20日から翌年4月15日までは走行する事はできない。もっとも交差点の直後から完全1.0車線幅なので乗用車でも好き好んで走ろうとは思わないような状態である。村道(?)との交差点を過ぎて少し走ると左のヘアピンカーブを曲がる。その後もヘアピンカーブを含む急カーブをいくつも通過しながら2.0車線幅の道路を走る。

82.集落の直前まで急勾配 83.センターラインが現れる 84.弘法川の谷筋に集落がある
 断続的にヘアピンカーブが連続している状態を走っていると谷筋を通っている村道との交差点を通過する。村道沿線には奈良尾集落がある。右に大きくカーブした後に左にカーブし弘法集落を通り抜ける。沿線の家屋は多くないが、旧道と思われる村道沿いには多くの家屋がある。

85.長野r12交差点 86.「小諸35km 上田15km」 87.原池集落
 左にカーブして弘法川から離れて支流の修那羅川の流域を走り、長野r12が交差している右ヘアピンカーブを曲がる。引き続き修那羅川に沿って走っていると、左にカーブした後は弘法川を渡り、修那羅川と合流して本沢川となった川の右岸を走る。おそらくバイパス化された道路であり、緩やかな下り勾配の2車線道路を快走する。

88.山間部区間を脱する 89.長野r172交差点 90.青木村の中心部を走る
 景色が開けるようになった所で長野r172交差点を通過するが、案内標識にヘキサは表記されていない。前後でS字状にカーブしてながら白橋を渡ると青木村の中心部と言える場所に差し掛かるため沿線の家屋が多くなる。

91.長野r12青木交差点 92.青木交差点以降は直線道路 93.道の駅「あおき」
 勾配がだいぶ緩やかになった所で長野r12青木交差点を通過した直後にやや急な左カーブを曲がり、以降は直線道路を走る。村の中心部を離れると沿線の家屋が少なくなり、程なくして道の駅「あおき」を通過する。

94.上田市に入る 95.浦野橋 96.直線基調の2車線道路が続く
 直線的な2車線道路を走っていると上田市に入るが、以降も道路状況と周辺の風景に変化はない。浦野川に架かる浦野橋を渡ってすぐに長野r171仁古田交差点を左カーブを描きながら通過する。

97.上田市小泉 98.R143現道・長野r65宮島交差点を左折
 その後も直線的な道路が続いており、長野r273小泉交差点を通過した後に緩やかな右カーブを曲がる。沿線の建物が増えてきた所でR143現道と長野r65との宮島交差点に至る。直進と左折がR143と案内されているが、現道に直進してしまうと約1.8kmで長野r77になってしまう。上田市の市街地に行くのが目的であればそのままr77を走れば行く事ができる。R143のトレースが目的であれば左折して築地バイパスへと進む。なお、宮島交差点付近から青木村役場にかけては上田温泉電軌青木線が路面電車として敷設されていたが、廃止されたのは1938年なのでその痕跡はほとんど残っていないようである。

99.宮島交差点からは片側2車線 100.緩やかなカーブの快走路 101.古戦場橋
 宮島交差点からは築地バイパスとなり片側2車線道路を北上する。バイパスとは言え上田市の市街地に向かうルートではないせいか、交通量はあまり多くなかった。緩やかな右カーブを曲がった後に古戦場橋を渡って左カーブを曲がる。

102.長野r77下之条交差点 103.R18上田坂城バイパスとの下之条北交差点を右折
 長野r77下之条交差点を通過する。案内標識には右折の上田市街方面しかヘキサが表記されていないが、左折側もr77である。下之条交差点のすぐ先でR18上田坂城バイパスとの下之条北交差点となるが、この交差点は終点ではなく、右折して高崎・小諸・上田菅平IC方面に進む。なお、長野・千曲方面は約3.2km先の小網交差点までしか供用されていない(2019年4月時点)。

104.上田大橋に向かって勾配を上る 105.上田大橋 106.上田大橋の北詰に市道との交差点あり
 下之条北交差点からは緩やかな勾配を上りながら左にカーブし、上田大橋で千曲川を渡る。橋の南詰では長野r462の上を通っており、北詰では市道との交差点がある。市道との交差点は両方向とも右折はできない。

107.しなの鉄道をオーバーパス 108.跨線橋からの勾配を下る 109.R18との上塩尻東交差点
 上田大橋を渡り終えた直後にしなの鉄道をオーバーパスし、跨線橋の勾配を下り切った所でR18との上塩尻東交差点に至る。この交差点がR143の終点である。交差点の4つの方向全てがR18だが、小諸方面は上田バイパスで、上田市街方面はその現道、R143が重複している松本方面は上田坂城バイパスで、千曲方面はその現道である。なお、、上田バイパス、上田坂城バイパスともに全線が開通していないが、開通した際は現道が他の国道等に降格する可能性がある。上田バイパスの現道区間はR141、R143、R144のいずれか、もしくは複数の国道に分割されるかもしれない。