国道121号
part7

R459交差点〜R13窪田交差点
喜多方市→
→米沢市

322.街路樹のあるバイパスを快走 323.福島r16交差点 324.「米沢44km 熱塩加納7km」
 R459交差点以降も街路樹のあるバイパス道路が続いており、交通量が多くない事もあって非常に走りやすい。喜多方市のから伸びている福島r16との交差点を通過するが、r16を南下していると市道になりそのまま進むと喜多方ICに戻る。

325.上岩崎橋 326.「飯豊連峰」 327.道の駅「喜多の郷」
 ごく緩やかな上り勾配の2車線道路を走っていると左カーブが始まるが、その辺りから勾配がややきつくなる。カーブが終わって北西の方角に走っていると道の駅「喜多の郷」を通過する。道の駅の出入口の西に細い道路の上を通っているが、その道路は福島r392(=会津若松熱塩温泉自転車道線)である。

328.福島r333交差点 329.上り勾配の右カーブ 330.福島r383交差点
 吉志田北橋を渡った先で福島r333交差点を通過し、大きく右にカーブしながら緩やかな勾配を上る。福島r383との交差点は立体交差化されている。また、r383のR121交差点の前後は国鉄日中線の跡が転用されている。

331.市道との交差点も立体交差化されている 332.チェーン着脱場兼簡易駐車場 333.向坂トンネル
 県道だけでなく市道との交差点も立体交差化されているため、長い上り勾配が続く区間の割に流れは良い。国鉄日中線の終着駅だった熱塩駅跡の北西で向坂トンネルをくぐる。トンネルの多い大峠バイパスで最も南に位置しているトンネルである。

334.沿線に家屋なし 335.明ヶ沢第一トンネル 336.福島r333交差点
 大峠バイパスは山間部を通るバイパスのため、沿線に家屋は存在していない。緩やかな左カーブを曲がって明ヶ沢第二トンネルと明ヶ沢第一トンネルをくぐり、福島r333の上を通った後に西沢橋を渡ってr333交差点を通過する。走行した日(2022年4月29日)はr333は災害のため通行止であった。

337.弥平トンネル 338.日中トンネル 339.黒清水沢橋
 左にカーブしている日中橋を渡って弥平トンネルをくぐり、次いで日中トンネルをくぐる。日中トンネルの手前に日中ダムに至る道路が交差しており、そのすぐ傍に食事処がある。日中トンネルを出ると石倉沢橋、黒清水沢橋を渡る。どちらの橋も日中ひざわ湖に注ぐ沢に架けられた橋だが、100m以上の長い橋である。

340.不動トンネル(赤) 341.温沢橋(赤)と地蔵トンネル(橙) 342.薬師橋(黄)と石楠花トンネル(黄)
 黒清水沢橋の直後に不動トンネルをくぐるが、ここから虹のトンネル区間が始まり、3kmに渡って7つのトンネル(と橋梁)に色が割り当てられている。最初の不動橋とその直後の温沢橋が赤色である。温沢橋に隣接している地蔵トンネルと直後の小倉橋が橙色である。小倉橋の次はトンネルではなく薬師橋で、石楠花トンネルを合わせて黄色が割り当てられている。

343.大倉沢橋(緑)と大倉トンネル(緑) 344.下探沢橋(青)と探トンネル(青) 345.上探沢橋(藍)と御手窪トンネル(藍)
 石楠花トンネルを出た先の大倉沢橋と大倉トンネルが緑色、次の下探沢橋と探トンネルが青色、さらに次の上探沢橋と御手窪トンネルが藍色である。トンネルと橋梁の名称標識はそれぞれの色が下地となっている。

346.御手窪橋(紫)と高倉トンネル(紫) 347.大滝橋と名もなきロックシェッド 348.大峠トンネル
 虹のトンネル区間の最後は御手窪橋と高倉トンネルの紫色である。ただ単に順番に色を割り当てただけなので、トンネルと橋梁の名称が同じであっても色が異なるものもある。向坂トンネル〜日中トンネルを加えると12個のトンネルがあるので無理に虹の色に当てはめなくてもよいような気がしないでもない。
 高倉トンネルを出て無色(?)の高倉沢橋と大滝橋を渡った先でロックシェッドをくぐる。栃平橋を渡って駐車帯に挟まれた場所を過ぎると大峠トンネルに入る。福島県と山形県に跨るトンネルで、3940mの全長は開通当時は両県で最も長かった。なお、名称に大峠が付いているものの旧道の大峠は南東に5km弱離れている。

349.山形県米沢市に入る 350.山形県側の線形も良好 351.山形県側も橋梁が多い
 大峠トンネルからは山形県米沢市に入り下り勾配が始まる。公衆トイレもある駐車帯の直後に大森大橋を渡る。淡々と下っていると普洞沢2号橋を渡り、北詰で旧道との交差点を通過する。大峠を越える旧道は大峠バイパスが開通する以前から災害による通行止が始まっており、山形県側は廃道に近い状態であった。
 旧道との交差点の直後に普洞3号橋と百子沢橋を相次いで渡り、次いで八谷大橋を渡る。橋の前後に旧道らしき道路が接続しており、閉鎖されていないものもあるが廃道と化しており通行できなさそうである。

352.「山形65km 米沢21km」 353.八谷トンネル 354.法面に残雪が見られる
 小樽川の比較的開けた谷筋をひたすら下って行く。八谷トンネルをくぐるが、上部に山が見られずカルバートをくぐっているようである。塩地平集落の手前で閉鎖用ゲートを通過する。

355.勾配が緩やかになる 356.白夫沢橋 357.道の駅「田沢」
 塩地平集落からは勾配が緩やかになってさらに走りやすくなる。鬼面川の左岸を下っていると大荒沢集落を通過するが、数軒しかなくしかも国道沿いに家屋は建っていない。家屋が点在している中を走っていると右にカーブしている白夫沢橋を渡った後に道の駅「田沢」を通過する。

358.山形r4交差点 359.大明神橋 360.山形r244交差点
 道の駅を通り過ぎると脇之沢橋を渡って右カーブを曲がってから山形r4交差点を通過する。交差点の前後に市道との交差点があるが、それらを繋ぐ道路は旧道と思われる。大明神沢橋を渡り、次の刈安沢橋を右にカーブしながら渡る。その後も平坦でカーブのほとんどない2車線道路を快走し、山形r244交差点を右にカーブしながら通過する。

361.米沢市口田沢 362.交通量の少ない快走路 363.山形r233交差点を左折
 山形r244交差点からは山裾を通っているが、平坦でカーブが緩やかという道路状況に変化はない。大樽橋を渡った先で山形r233交差点を左折して福島・山形方面に進む。直進の米沢市街方面のr233はR121の旧道である。

364.舘山バイパス 365.舘山跨線橋 366.R287・山形r101・r152成島町交差点
 山形r233交差点を左折して緩やかな右カーブを曲がってから平坦な直線道路を走る。緩やかな勾配を上って舘山跨線橋でJR米坂線を上を通って下る。跨線橋が終わってすぐにR287・山形r101・r152成島町交差点を通過する。案内標識に行き先が表記されていない右斜め前方の道路にr152のヘキサが表記されている一方で、右斜め手前の御廟という地名は表記されているもののヘキサが表記されていない道路がr152である。

367.商業施設が建ち並ぶ 368.山形r3交差点 369.山形r152交差点を左折
 成島町交差点からは沿線に広い駐車場を備えた商業施設が建ち並んでおり、休日は交通量が多いであろう事は想像に難くない。山形r3交差点を通過した後に山形r152交差点となるが、ここは左折して山形・南陽方面に進む。E13東北中央道の米沢中央ICは直進、米沢北ICは左折である。

370.米沢総合公園の東を通る 371.盛土に上る 372.自動車専用道路のような雰囲気
 山形r152交差点からは米沢総合公園の東を北上する。公園の北東端付近から緩やかな上り勾配となって盛土に上る。その後は盛土の上を走っており、交差点がないため自動車専用道路のような雰囲気である。

373.R287交差点を右折 374.E13東北中央道 375.E13東北中央道・米沢北IC
 緩やかな勾配を下って盛土から降りた先のR287交差点を右折する。案内標識にはR121、R287どちらのおにぎりも表記されていないのでルートミスをする可能性がある。また、ここで交差しているR287はバイパスであり、約500m北の山形r237との交差点までしか供用されていない(2022年4月時点)。
 R287バイパスとの交差点からは東の方角に向かって走り、E13東北中央道の跨道橋をくぐった直後に米沢北ICを通過する。米沢北ICの北に本線料金所が置かれており、以南の区間は無料で通行する事ができる。

376.米沢市窪田町 377.R13窪田交差点
 米沢北ICを過ぎて平坦な直線道路を少し走るとR13との窪田交差点に突き当たる。この交差点がR121の起点である。二桁国道と100番台国道との交差点ながら信号機は設置されていない。なお、バイパスに一本化される以前の旧道の頃の起点はR13を約5.9km福島方面の進んだ所にあった。