国道45号
part9

R281長内トンネル北交差点〜R340塩町交差点
久慈市→洋野町→
→階上町→八戸市

437.郊外型の量販店が多い 438.久慈大橋 439.R395久慈IC
 R281・岩手r268長内トンネル北交差点からは商業施設が多く賑やかな印象を受ける。長内川が合流した直後の久慈川を久慈大橋で渡り、北詰の久慈ICでR395が分岐する。直進のR45は八戸久慈道という三陸北道と繋がる予定の高規格道路である。これまでの三陸道もしくは三陸北道の既開通区間においては現道が残っていたが、この久慈IC〜久慈北ICに関してはR45現道はR395に変更されている。八戸久慈道が自動車専用道路のため、徒歩や自転車、原付でのR45トレースは不可能になってしまった。

440.跨道橋で交差点とJR八戸線をパス 441.湊トンネル 442.夏井川橋
 久慈ICの交差点の上を通過して交差点からの側道が合流する地点でJR八戸線をオーバーパスする。三陸北道は久慈ICを境に八戸久慈道となったが、鉄道は久慈駅を境に南が三陸鉄道北リアス線で北が八戸線である。八戸線を越えてからは上り勾配の右カーブを曲がり湊トンネルをくぐる。トンネルを出ると左にカーブしてR395と並走しながら北の方角に進む。

443.久慈北IC以北は未開通 444.強制的に現道に下される 445.R395久慈北ICを右折
 八戸久慈道は走行した時点では久慈北IC以北は開通しておらず、強制的に側道になる予定の道路に進まされ右にカーブした後にR395の上を通過し、さらに左にカーブして久慈北IC交差点となる。R45は右折して八戸方面に進む。R395を久慈市街地からトレースする場合は左折しなければならない。

446.久慈北IC交差点以降も2車線 447.建設中の八戸久慈道路 448.八戸久慈道の跨道橋部分は登坂車線がない
 久慈北IC交差点の直後に鳥谷川を渡り、上り勾配の2車線道路を走る。宇津目集落を通り抜ける直前に登坂車線が現れ、少し走ると建設中の八戸久慈道の跨道橋の下を通過する。その後、八戸久慈道路の上を通る跨道橋の手前で登坂車線がなくなる。ただし、隣接して跨道橋が建設されているので遠からず登坂車線が延伸されると思われる。

449.「青森151km 十和田79km 八戸47km」 450.2車線快走路を走る 451.岩手r149・r279侍浜交差点
 跨道橋を過ぎると再び登坂車線が現れ、ごみ処理場付近まで続く。跨道橋部分が繋がれば登坂車線の延長は3km弱に達する。登坂車線が終わってからはほとんど勾配のない2車線道路を走る。道路状況が良い事に加えて幹線国道ながら交通量が少ないため快走できる。

452.勾配は緩やかでも登坂車線がある 453. 454.桑畑大橋
 2車線快走路と走っていると再び登坂車線が現れるが、勾配が急という訳ではない。にもかかわらず登坂車線があるのはやはり二桁国道だからであろう。峠部分を越えて下りになってからも少し登坂車線が続いており、それが終わってからは緩やかな勾配を下っていく。桑畑集落を通り過ぎると意外に深い谷の高家川に架かる桑畑大橋を渡る。

455.洋野町に入る 456. 457.広野南IC接続予定地点
 高家川は久慈市と広野町の境のため桑畑大橋からは広野町に入る。山間部ではないためすぐに最初の集落に入り、その北部で八戸久慈道の広野南IC(仮称)の接続予定地点を通過する。走行した2016年4月時点ではインターを工事しているようには見えなかったが、本線の工事は久慈北ICから徐々に北に向かって進んでいるようである。

458.沿岸部の低地は津波の被害を受けている 459.岩手r216八木港入口交差点 460.アップダウンの度に津波浸水区間を繰り返す
 断続的に続く集落を通り抜けながら非常に緩やかにアップダウンしている2車線道路を淡々と走る。海と川に近く標高が低い場所は津波浸水区間となっているが、石巻市〜宮古市の沿岸に比べると距離が短くアップダウンの度に津波浸水区間に入ったり出たりする感じである。

461.鳥居は岡谷稲荷神社のもの 462.集落が途切れた区間も快走路 463.岩手r20・r150緑ヶ丘交差点
 海寄りを走っているJR八戸線とともに沿岸部を淡々と北上し続ける。幹線国道のため交通量は決して少なくないが、信号機付きの交差点が少ないせいもあって車の流れは良い。岩手r269海浜公園入口交差点を通過してから程なくして、洋野町の中心部近くで岩手r20・r150緑ヶ丘交差点を通過する。

464.川尻川まで下る 465.洋野町種市 466.岩手r247角浜交差点
 緑ヶ丘交差点からは下り勾配となるが、川尻川を渡ると上りに転じ、程なくしてほぼ平坦な状態になる。海岸線の近くを走っている岩手r247、その少し内陸を走っているJR八戸線と並走状態となりながら北上を続ける。岩手r247との角浜交差点を通過するが、信号機のない交差点なので案内標識がなければ県道が交差しているとは思えない。

467.青森県階上町に入る 468.「青森123km 十和田51km 八戸19km」 469.コンクリート舗装箇所がある
 角浜交差点を通過してすぐに二十一川という小さな河川を渡るが、それが県境であり青森県階上町に入る。階上町に入ってからも2車線道路が続いており、交通量はやや多いものの流れは良好である。約500m進むとコンクリートで舗装されている区間があるが、その距離は300m程度と短く沿線に何か特別な施設がある訳でもなかった。

470.R45八戸久慈道路・階上IC 471.またしてもコンクリート舗装 472.階上町役場前交差点
 コンクリート舗装区間を走っていると道仏川を渡り、大きく左にカーブして進行方角を西に転じた所で青森r1鹿糠交差点を通過し、その直後でR45八戸久慈道の階上ICを通過する。階上ICより南の区間が開通していないため、信号機のない平面の交差点であった。開通済みの八戸久慈道は無料区間のため右折する車両の方が多く、R45現道の交通量は減少する。
 階上ICからも2車線道路が続いており、交通量が減った分走りやすくなる。青森r42交差点を通過するが、この交差点付近のr42は元々八戸広域農道だった区間である。r42交差点からも2車線快走路を走っていると階上町の中心部を通過する。

473.青森r42(?)赤坂交差点 474.道の駅「はしかみ」 475.町道との交差点を右折すると種差海岸階上岳IC
 階上町中心部の北端付近で青森r42赤坂交差点を通過するが、r42は前述の通り八戸広域農道が県道に指定されて市街地を通っていた区間は市道に降格したはずである。ウォッちずでも県道を示す黄色ではなく白色になっているため、案内標識が修正されていないものと思われる。その赤坂交差点のすぐ先で道の駅「はしかみ」を通過する。その後は町の中心部から離れるため沿線の建物が少なくなる。
 八戸カントリークラブの出入口から大渡川にかけての区間は階上町と八戸市の市境上を走っており、その距離は600m程度である。大渡川を渡ると道路の両側とも階上町域になる。そのすぐ後に町道との交差点を通過するが、右折して400m程進めばR45八戸久慈道の種差海岸階上岳ICに至る。なお、名称に海と山という相反するものがあるが、直線距離で種差海岸までは約5km、階上岳までは約7.5km離れている。

476.八戸市に入る 477.R45八戸久慈道の本線の下を通過 478.R45八戸久慈道・八戸南IC
 交通量が増えてきた2車線道路を走っているとゴルフ練習場の近くで八戸市に入る。八戸市の境標識の約100m手前に逆方向の階上町の境標識が立っているが、2つの境標識の間は道路上に市町境がある。八戸市に入ってから少し進むと車線が増え、その直後にR45八戸久慈道の本線の跨道橋下をくぐってから八戸南ICを通過する。三陸道&三陸北道&八戸久慈道という東北地方の東部を走る一連の高規格道路とR45が直結しているインターチェンジではこの八戸南ICが最も北に位置している。なお、八戸久慈道は八戸市の市街地の南の八戸道との八戸JCTが起点である。

479.青森r251花生交差点 480.二桁幹線国道らしい道路状況 481.青森r29四本松交差点からは下り勾配
 八戸南ICを過ぎると緩やかな右カーブを曲がりながら青森r251花生交差点を通過する。片側2車線道路を走っていると徐々に交通量が増え、沿線の建物も商業施設の割合が高くなっていく。青森r29四本松交差点を通過してからは勾配を下る。

482.新井田大橋 483.類家5交差点からは片側3車線 484.類家1交差点
 下り勾配を走っていえると青森r139塩入交差点を通過し、直後に新井田大橋で新井田川を渡る。市道との類家5交差点からはさらに車線が増えて片側3車線道路になり、非常に緩やかな上り勾配を走る。八戸市の中心部と言える場所に入っているため交通量は非常に多い。

485.塩町交差点へは左側の2車線を走る 486.片側2車線の側道を走る 487.R340・青森r1塩町交差点
 類家1交差点の直後に左側の2車線が側道、右端車線がアンダーパスに分岐する。アンダーパスはR340との交差点を文字通りパスしてしまうため、左側の側道へと進む。片側2車線の側道を走っていると市道との柏崎交差点を通過し、そのすぐ先でR340・青森r1塩町交差点を通過する。案内標識にR340のおにぎりが表記されていないが、これは一方通行の出口、つまりR340に車両で進入できないためであろう。R340の一方通行に対応する道路が柏崎交差点で交差している市道である。

国道45号 part10