国道42号
part7

R168橋本交差点〜R309小阪交差点
新宮市→
→紀宝町→御浜町→熊野市

331.「松阪146km 尾鷲56km 熊野24km」 332.和歌山r232裁判所前交差点 333.和歌山r42速玉大社前交差点
 R168R169橋本交本交差点からは車線が減って対面2車線道路となるが、歩道が設置されており車線幅も広めなので走りにくさは感じない。市街地と言える場所を走っていると和歌山r232裁判所前交差点を通過し、さらに北上すると和歌山r42速玉大社前交差点を通過する。速玉大社前交差点を左折して西に進めば速玉大社に行く事ができる。

334.三重県紀宝町に入る 335.三重r35成川インター 336.紀宝トンネル
 速玉大社前交差点を過ぎると勾配を上った後に新熊野大橋を渡って三重県紀宝町に入る。橋の北詰では三重r35成川インターを通過して紀宝トンネルに入る。かつては下流に架かっている熊野大橋から熊野川を左岸を通っている道路がR42だったが、現在はr35に降格している(ただし、熊野大橋はR42に指定されたままである)。

337.飯盛西交差点 338.熊野灘に上る朝日 339.井田跨線橋
 紀宝トンネルを出ると緩やかな下り、市道との飯盛西交差点からは左にカーブしながら勾配を上る。三重r141上野交差点を過ぎると前方に熊野灘が見えてくる。緩やかは左カーブを曲がっていると井田跨線橋でJR紀勢本線をオーバーパスする。紀伊半島の沿岸部を通っている紀勢本線だが、新宮駅を境に田辺寄りはJR西日本が、尾鷲寄りはJR東海が管理している。

340.三重r35とのランプを通過 341.海沿いを快走 342.道の駅「紀宝町ウミガメ公園」
 井田跨線橋からは勾配を下り、平坦になった所で三重r35とのランプを通過する。前述の通り、このr35はR42の旧道に当たり、そのためR42の新宮方面とr35の鵜殿方面は繋がっていない。
 r35とのランプからは平坦でカーブの少ない2車線道路を走る。海に近い場所を走っているが、海面との高低差が小さく、防砂林や防波堤で視界を遮られるため海が見える場所は少ない。JR紀勢本線と海の間を走っていると道の駅「紀宝町ウミガメ公園」を通過する。

343.御浜町に入る 344.御浜町阿田和 345.阿田和橋
 道の駅から約400m走ると町境を通過して御浜町に入るが、道路状況や周辺の様子に変化は見られない。海沿いの2車線道路を快走していると緩やかな右カーブを曲がった後に阿田和橋を渡る。

346.三重r62阿田和交差点 347.道の駅「パーク七里御浜」 348.三重県の南部もみかんの産地
 阿田和橋を渡ってからは海と反対側の沿線の建物が増え、程なくして三重r62阿田和交差点を通過する。阿田和交差点から800m程度走ると道の駅「パーク七里御浜」を通過する。所属する自治体は異なるが、お隣の「紀宝町ウミガメ公園」との距離は約4.0kmとかなり近い。

349.御浜町役場付近を通過 350.新緑橋 351.三重r739新緑橋北交差点
 2車線道路を北上していると御浜町役場の近くを通り、さらに進むと市木川に架かる新緑橋を渡る。橋の前後は少し高い位置を走っており遮るものがないせいか、横風に注意しなければならない。新緑橋を渡り終えて緩やかな左カーブを曲がっていると三重r739新緑橋北交差点、次いで三重r542下市木交差点を通過する。r542は停車場線でありR42と紀伊市木駅を結んでいる。

352.三重r52神志山交差点 353.新志原橋 354.熊野市有馬町
 神志山駅の東を通り過ぎると三重r52神志山交差点を通過する。交差点にはやや長い左折車線が設置されているが、反対側の車線の右折車線は普通の長さである。神志山交差点を通り過ぎると緩やかな右カーブを曲がって新志原橋を渡って熊野市に入る。熊野市に入ってすぐに沿線には商業施設が目立つようになるが、右の海寄りは防砂林だけで建物は存在しない。

355.「松坂123km 尾鷲35km」 356.R311立石南交差点
 JR紀勢本線と海の間を快走しているとR311立石南交差点を通過する。R42は多くの国道の起点もしくは終点となっているが、この立石南交差点はR311の起点でもなければ終点でもなく、尾鷲方面に重複している。なお、岩崎交差点〜立石南交差点の距離はR42の約127kmに対してR311は約93kmと30km以上短い。田辺市〜熊野市の往来だけでなく、R168(R169重複)を利用すれば田辺市〜新宮市の往来もR42よりもR311を走った方がより早く着ける可能性がある。

357.道の駅「熊野・花の窟」 358.獅子岩 359.三重r34井戸町交差点
 立石南交差点からはR311が重複しているが、道路状況はもとより周辺の風景に大した変化は見られない。平坦でカーブの少ない2車線道路を北東の方角に向かって走る。約1.2km走ると道の駅「熊野・花の窟」を通過し、その直後に花の窟神社の近くを通過する。花の窟神社付近は山が海に迫った場所のため沿線の家屋が一瞬だけ途切れる。
 海と反対側の左にだけ家屋が建ち並ぶ状態を走っていると獅子岩を通過した後に三重r34井戸町交差点を通過する。この辺りから先が熊野市の市街地と言える場所であり、沿線の建物が多くなる。

360.熊野市駅口交差点 361.西郷川橋の手前から上り勾配 362.鬼ヶ城トンネル
 熊野市役所の近くで熊野市駅口交差点を通過する。一見すると三重r204との交差点に見えるが、交差しているのは市道である、r204はR42に並走するようなルートとなっている。市街地の端で右にカーブしながら勾配を上り、西郷川橋を渡った先で鬼ヶ城トンネルをくぐる。鬼ヶ城トンネルは歩行者や軽車両の通行が禁止されており、北にある鬼ヶ城歩道トンネルを通る事になる。歩道トンネルを名乗っているものの4輪車も通行可能である(ただし、尾鷲方向への一方通行)。

363.鬼ヶ城へは右折 364.R311大泊海岸交差点 365.尾鷲熊野道路との熊野大泊IC
 鬼ヶ城トンネルを出るとやや急な左カーブを曲がりながら市道との交差点を通過する。鬼ヶ島へはこの交差点を右折する。その後は熊野宮川の右岸を走って入うとR311大泊海岸交差点を通過する。立石南交差点からの距離は約4.6kmである。
 大泊海岸交差点からはやや急な勾配を上り、JR紀勢本線をオーバーパスした直後に尾鷲熊野道路との熊野大泊ICを通過する。インターチェンジとなっているもののこれより南の区間は供用されていないため通常の平面の交差点である。直進がR42で右折が尾鷲熊野道路である。2019年3月時点では尾鷲南ICまでが供用されており、無料で通行できるとあって多くの車両は右折していく。

366.清滝大橋 367.佐田坂は異常気象時通行規制区間 368.熊野古道(観音道)
 熊野大泊ICからも上り勾配が続いており、熊野宮川を長大な清滝大橋で渡ると異常気象時通行規制区間に入る。小阪トンネルを含む5.5kmの区間が連続雨量300mm超で通行止となる。熊野古道のひとつである観音道の出入口を通過した後に清滝の近くで左カーブを曲がる。

369.上り車線は追越しのための右側部分はみ出し通行可 370.安全速度は30km/h 371.「松阪116km 尾鷲28km」
 カーブの多い急勾配の上り勾配の2車線道路を走る。制限速度は40km/hに設定されているが、安全速度は場所によって25〜35km/hで設定されている。上り勾配となり北向き車線は追越しのための右側部分はみだし通行が可能だが、カーブが多く見通しが悪いためおいそれと前走車を追い抜く気にはならない。もっとも、以前は大型トラックを含めた交通量の多い峠道だったが、熊野尾鷲道路が供用されて以降は交通量が激減している。

372.安全速度は25km/h 373.登坂車線あり 374.簡易パーキングも複数あり
 熊野宮川の谷筋を走っていると登坂車線が現れるが、左ヘアピンカーブを曲がった直後で2車線道路に戻る。登坂車線の距離は300m程度である。また、峠道とは言え二桁幹線国道とあって大型トラックも停められる簡易パーキングが複数設置されている。

375.2ヶ所目の登坂車線 376.急カーブが多い 377.分離帯付きのカーブもあり
 2ヶ所目の登坂車線は2100mの距離があると起点の標識に表記されている親切設計である。登坂車線区間も急勾配かつ急カーブ連続と峠道らしい道路状況である。ヘアピンカーブレベルの急カーブのいくつかには中央分離帯もしくはラバーポールが設置されている。

378.登坂車線が終わる 379.小阪トンネル 380.小阪トンネルからは下り勾配
 登坂車線が終わって右カーブを曲がっていると小阪トンネルに入り、同時に下り勾配となる。トンネルの南側とは異なり、勾配も緩やかで急なカーブもない。トンネルを出るとすぐに集落に入り、左カーブを曲がりながら三重r156佐田坂交差点を通過する。小阪峠を越えるr156と評議峠を越える林道(?)がR42の旧道と思われる。

381.佐田集落 382.R309小阪交差点
 小阪トンネルからの緩やかな勾配を下っているとR309小阪交差点を通過する。この交差点はR309の起点であり、終点の大阪市平野区までの間に酷道区間を擁している。案内標識にある下北山は酷道区間の手前に、奈良は酷道区間を避けてR169を通るルートが想定されていると思われる。

国道42号 part8