国道29号
part3

R429斉木口交差点〜R2上太田ランプ
宍粟市→姫路市→たつの市→姫路市

79.宍粟市波賀町安賀 80.道の駅「みなみ波賀」 81.旧一宮町に入る
 R429斉木口交差点からも2車線道路が続いており、上野大橋で引原川を渡る。かつての待ちの中心部からは離れていくが沿線の家屋は意外に多い。約1.6km進むと道の駅「みなみ波賀」を通過する。「はが」からの距離は約7.4kmと近く、旧波賀町と旧南波賀町にそれぞれあったのかと思いきや、南波賀町というのは存在せず2ヶ所とも波賀町に属していた。
 引原川の右岸の2車線道路を走っていると旧一宮町に入る。やや古びた町境標識が立っているが、平成の大合併以前のものがそのまま残っていると思われる。宍粟市が誕生したのは2005年4月1日なので10年が経過している。

82.杉田橋 83.宍粟市一宮市安積 84.兵庫r6安積橋交差点を右折
 やや急な左カーブを曲がった直後に杉田橋を渡り、その後は直線的かつ平坦な2車線道路を走る。揖保川に架かる安積橋を渡った直後の兵庫r6安積橋交差点は右折するが、案内標識の表記とは裏腹に道なりに右方向へ進むという感じである。この辺りまで来ると交通量も多くなっているが、信号機付きの交差点が少ないため渋滞が発生する程ではない。

85.兵庫r8東市場交差点 86.道の駅「播磨いちのみや」 87.宍粟市一宮町嶋田
 安積橋交差点からは揖保川の左岸を走っており、沿線の家屋も交通量もやや多い状態が続く。伊和神社の前にある道の駅「播磨いちのみや」を通過する。R29において宍粟市では3つ目の道の駅であり、鳥取県内の2つを含めると5つ目となる。道の駅からも集落内を通る2車線道路が続いている。

88.旧山崎町に入る 89.井ヶ瀬橋 90.「鮎友釣り発祥の地」
 集落が途切れて揖保川と山に挟まれた状態を走っていると旧山崎町に入る。波賀・一宮町境標識と同様にこちらも平成の大合併以前のものがそのまま残っているようだ。旧山崎町に入ってすぐに集落が現れる。その後一旦集落が途切れるがすぐに次の集落に入り、右にカーブしてから井ヶ瀬橋で揖保川を渡って右岸に移る。平坦かつ直線的な2車線道路で集落を通り抜けると揖保川沿いを走る。

91.揖保川沿いを走る 92.宍粟市の市街地に差し掛かる 93.道の駅「山崎」跡
 揖保川の右岸の2車線道路を走っているが、二桁国道とあってそこそこの交通量はあるものの流れは良い。徐々に沿線の建物が増えてきて一般家屋でない建物の割合が増えてくるため、宍粟市の中心部に入った事が分かる。伊沢川を渡ってすぐに道の駅「山崎」跡を通過する。1993年に開駅した「山崎」は2013年3月31日閉鎖され、走行時は更地になっていた。なお、2015年6月現在、閉鎖された道の駅は「山崎」の他に京都府和束町の「茶処和束」の2ヶ所だけである。

94.兵庫r537中広瀬北交差点 95.中国道・山崎IC 96.兵庫r26山崎インター南交差点
 道の駅跡を通過してすぐに兵庫r429今宿北交差点を通過し、少し進むと宍粟市役所の西を通過し、役所敷地の南西端で兵庫r537中広瀬北交差点を、その直後に兵庫r53中広瀬交差点を通過する。かつての山崎町の市街地であり、現在は宍粟市の市街地のため信号も交通量も多い。中広瀬交差点から少し走ると中国道の山崎ICを通過し、本線の下をくぐった先で左にカーブしながら兵庫r26山崎インター南交差点を通過する。

97.中国道の高架をくぐる 98.中国道と並走している 99.安志峠
 山崎インター南交差点からは中国道の南側を並走するように東の方角へ進む。中国道の高架をくぐり、南北を入れ替えてから程なくして安志峠を越えて姫路市に入る。峠と言っても前後の勾配がほとんどないため峠を越えたという印象は薄い。

100.再び中国道の高架をくぐる 101.兵庫r23安志南交差点 102.姫路市安富町塩野
 姫路市に入ってからしばらくは中国道と並走しながら東の方角に進むが、緩やかな右カーブで中国道の高架をくぐってからは南東の方角に進み、兵庫r23安志南交差点付近で右にカーブして進路を南に転じる。以降は林田川の左岸を緩やかなカーブをいくつも通過しながら2車線道路を南下する。山が川に迫っている場所を通る事もあるが、その区間を含めて快走路と言える。

103.姫路まで21km 104.歩道設置工事中 105.姫路市林田町六九谷
 兵庫r80と7,80mだけ重複し、直線基調の2車線道路を走る。沿線の家屋が断続的に続いており、交通量も少なくない。歩道のない区間が多く通学時間帯は少々厄介かもしれない。歩道の設置工事が行われている場所があったが、それでも未設置区間が多く残っている。

106.手延べそうめん揖保乃糸 107.兵庫r435林田交差点 108.たつの市神岡町追分
 兵庫r519交差点を通過してから大きく左にカーブして林田川を渡り、「手延べそうめん ひやむぎ 揖保乃糸」と書かれた建物の前を右に大きくカーブする。揖保の糸というそうめんはおそらく関西人には馴染み深いものであろう。右カーブから程なくして兵庫r435林田交差点を通過する。さらに少し走ると左にカーブすると同時に上り勾配となるが、そこで市境を通過してたつの市に入る。市境の上を走っていると名もなき峠を越えて緩やかな勾配を下り、平坦になった所で左にカーブしながら兵庫r724追分交差点を通過する。

109.再び姫路市に入る 110.姫路市林田町下伊勢 111.姫路北バイパスの下伊勢ランプを直進
 追分交差点からの緩やかな勾配を上っていると名もなき峠を越えて再び姫路市に入る。大津茂川を渡って右にカーブすると集落を通り抜け、山裾に沿って左にカーブした先で姫路北バイパスとの下伊勢ランプに至る。ランプと言っても下伊勢ランプ以北の区間が未開通のためただの平面交差点である。R29姫路北バイパスは左折であり、直進が現道だったのだが既に降格して兵庫r724になっていた。が、ウォッちずではまだ国道扱いされていたため今回は国道とみなして直進している。

112.兵庫r420石倉交差点 113.R29姫路北バイパス・石倉ランプ 114.姫路北バイパス・姫路西バイパスとの相野ランプを右折
 下伊勢ランプからも2車線道路が続いている。二桁国道の旧道とあって交通量は多い。緩やかな左カーブを曲がっていると兵庫r420石倉交差点を通過し、直後に大津茂川を渡る。ほぼ真東の方向に走っていると左側に姫路北バイパスが見えてくる。緩やかに右にカーブしている緩やかな上り勾配を走っているとR29姫路北バイパスの石倉ランプを通過するが、このランプは鳥取・宍粟方面としか接続していない。
 石倉ランプのすぐ先で姫路北バイパスの高架をくぐり、姫路北バイパスと姫路西バイパスとの境に当たる相野ランプに接続している兵庫r545・r724山陽姫路西IC東交差点を右折して姫路西バイパスに入る。案内標識では兵庫r725のヘキサが表記されているが、r725は路線名を門前鵤線と言い、たつの市と太子町を走るR2の旧道を指すので案内標識が誤っていると思われる。

115.山陽道・山陽姫路西IC 116.兵庫r5相野出屋敷ランプ 117.おにぎり下の補助標識には「バイパス」と書かれている
 姫路西バイパスの本線に合流した直後に山陽道の高架をくぐり、山陽姫路西ICを通過する。インターチェンジからの道路が合流してすぐに兵庫r5相野出屋敷ランプの側道が分岐するが、その下にJR姫新線の線路が走っている。その後も高速道路のような片側2車線道路が続いている。緑色の標識のため有料道路のように見えるが、開通当初は有料だったものの現在は無料で通行できる。元有料区間のためか制限速度は70km/hと高めに設定されている。

118.非常駐車帯と非常電話 119.R29最南端(?)のおにぎり
 市道と接続している太市ランプを通過するが、このランプは太子上太田JCT方面としか接続しておらず、逆に相野ランプ方面としか接続していない兵庫r5相野出屋敷ランプと対になっている。非常に緩やかな左カーブを走っているとR29で最南端のおにぎりを通過する。

120.上太田ランプを側道へ進む 121.R29BPの0.0キロポスト 122.上太田ランプは兵庫r420に接続している
 おにぎりの先で上太田ランプとなる。このまま本線を進めばR2の姫路バイパスと太子竜野バイパスとの境に当たる太子上太田JCTに至るが、ジャンクションはR29の起点ではなくその手前の上太田ランプが起点である。つまり上太田ランプと太子上太田JCTの間の区間はR29ではなく、R2の支線のような存在である。よって国道トレースであれば側道に進む必要がある。
 下り勾配の側道を走っていると太子上太田JCT方面への流入路との交差点を一旦停止しなければならない。「止まれ」標識のすぐ傍に姫路西BPの0.0のキロポストが設置されているので、側道部分が起点と考えてよいだろう。「姫路西BP」と書かれているのは旧道(=兵庫r724)と併存していた頃の名残かもしれない。なお、上太田ランプは兵庫r420に接続している。