国道24号
part3

R165四条町交差点〜R371市脇交差点
橿原市→大和高田市→葛城市→御所市→
→五條市→橋本市

111.R165・R166四条町西交差点 112.高架道路に上る 113.高架道路は片側2車線
 R165R166・奈良r161四条町交差点を右折すると高架道路で間に挟んで片側2車線を西に進むが、約70m先の四条町西交差点でR166が分岐する。ただし、右折した先のR166に東向き一方通行区間があるため車両でのトレースは不可能である。四条町西交差点の直後に左側車線は平面道路に、右側車線は高架道路へ進む。案内標識にはどちらにもR24と表記されており、どちらもR24に指定されている。高架に上るとR165の大和高田バイパス区間と合流して片側2車線の道路を走る。高架道路を走っているため沿線施設も信号機もないが、休日の昼間は特に東向き車線はR165・R169小房交差点や奈良r206縄手町南交差点を先頭に長い渋滞が発生する事が多い。

114.R24京奈和道・R165雲梯ランプ 115.大和高田市に入る 116.新堂ランプ以西は遮音壁あり
 R24京奈和道と大和高田バイパスとが接続しているのは新堂ランプだが、西向き車線からはひとつ手前の雲梯ランプで下りなければならない。東向き車線であれば新堂ランプから京奈和道に行く事ができる。新堂ランプ交差点からの車線が合流してくるのと同時に近鉄南大阪線をオーバーパスして、大和高田市に入る。新堂ランプから西は遮音壁に視界を阻まれている。

117.R165・R168東室ランプ 118.平面道路も多車線 119.東室交差点を左折
 JR和歌山線をオーバーパスしてから東室ランプを側道に進んでR165・R168東室交差点を左折して和歌山方面に進む。この東室交差点でR165との重複が解消されるが、R168との重複が始まる。

120.葛城市に入る 121.天理市〜橿原市間と似たような風景 122.御所市に入る
 東室交差点からは普通の対面2車線道路を南下する。市道との柿本北交差点を緩やかに右にカーブすると市境を通過して葛城市に入る。その後はJR和歌山線と近鉄御所線とに挟まれた間を走る。天理市から橿原市にかけての現道区間と同様に沿線には商業施設が多い。近鉄の忍海駅を通過してから程なくして御所市に入るが、道路状況や沿線の風景に特に変化はない。

123.御所駅より南は沿線の商業施設が少なくなる 124.案内標識にはR24・R168の串刺しおにぎりが表記されている 125.R168・R309室交差点
 近鉄御所駅とJR御所駅に挟まれた場所を通り過ぎると沿線の商業施設が少なくなる。信号機付きの交差点も少なくなるため多少は流れが良くなる。奈良r118三室交差点を通過してから葛城川の右岸を走っているとR168・R309室交差点を通過する。左折してR309を約1.1km進むとR24京奈和道の御所南ICに至るが、インターより南の区間は走行日時点は開通しておらず郡山南ICから続くバイパス並走区間も終わる。

126.長閑な風景ながら交通量が多い 127.奈良r215小殿北交差点 128.緩やかな勾配を上る
 室交差点からは緩やかなアップダウンを繰り返すようになるが、信号機が少なく緩やかなカーブばかりと快走路の条件が揃っている。二桁幹線国道とあって交通量は多いが、比較的スムースに流れている事が多い区間である。

129.風の森峠を越える 130.勾配は6% 131.右側の橋脚は建設中の京奈和道
 風の森峠を越えるとそれまでの上り基調から下りに転ずる。葛城山から金剛山にかけての山裾を走っていた奈良r30との東佐味交差点を通過した直後に左カーブで五條市に入る。視界が開けた状態になると右側に橋脚が見えてくるが、これは建設中の京奈和道のものである。御所南IC〜五條北ICの開通は2016年度に予定されている。

132.五條北ICに接続している居伝町交差点 133.奈良r169住川町交差点 134.JR和歌山線と並走
 掘割を通っているJR和歌山線をオーバーパスしてから緩やかな勾配を上っていると、峠に当たる場所でR24京奈和道の五條北ICに接続している居伝町交差点を通過する。前述のとおり奈良市方面は開通していないため和歌山方面としか接続していない。居伝町交差点からは緩やかな勾配を下り、平坦になった所で奈良r169住川町交差点を通過し、すぐ先では奈良r120住川南交差点を通過する。沿線の家屋が多く歩道がないため、大型車だと走りにくさを感じるかもしれない。

135.R168・R370三在交差点 136.JR和歌山線と並走 137.奈良r39今井町交差点
 JR和歌山線と隣接しながら勾配を下っているとR168・R370三在交差点を通過する。この交差点から南はR168に加えてR370とも重複しており、3本の国道の重複区間である。これまでの他の重複区間と同様におにぎりはR24しか立てられておらず、案内標識にかろうじてR168のおにぎりが表記されているだけで、R370は一切表に登場していない。JR和歌山線とともに右にカーブして進行方角を南西に変化させる。沿線の家屋が増えてきて賑やかになってくると奈良r39今井町交差点を通過する。

138.五條市の市街地を通り抜ける 139.その他の危険(追突) 140.R168・R310・R370本陣交差点
 ごく緩やかな下り勾配を走っていると沿線の建物に商業施設が混在するようになる。イオン五條店の前を通過するがこの辺りは対面2車線道路ながら交通量が多いため、追突に注意を促すその他の危険標識、所謂「!」がいくつか設置されている。五條市役所の南東でR168・R310・R370本陣交差点を通過する。この交差点でR168が新宮・十津川方面に分岐するがR370との重複は続く。R310は終点のため重複しない。また、右折してR310に進めばR24京奈和道の五條ICに至る。

141.本陣交差点直後は狭苦しい 142.改良されている区間は広めの2車線 143.奈良r731二見駅前交差点
 本陣交差点の直後は家屋が密集しており歩道がない狭苦しい2車線道路だが、300m程進むとセンターラインにゼブラゾーンが付加されているうえに両側に歩道が設置された走りやすい2車線道路になる。道路の右側に空き地がある事から拡幅用地を確保しているものの、買収が済んでいない土地があって工事が進められないのだろう。拡幅された2車線道路が終わると歩道のない2車線道路になり、市街地の西部で奈良r731二見駅前交差点を通過する。

144.意外にアップダウンあり 145.京奈和道・五條西ICに接続する釜窪交差点 146.五條市上野町
 沿線の家屋の密度が低くなってからはやや急な勾配でアップダウンしながら西の方角に進む。R24京奈和道の五條西ICに接続している釜窪交差点の東の上り勾配はJR和歌山線を跨線橋で越えている関係で結構な急勾配である。なお、五條西ICは御所方面としか接続していない。釜窪交差点からもアップダウンしているが、交通量が多くない区間のため流れは比較的スムースである。

147.和歌山県橋本市に入る 148.市街地を遠望しながら勾配を下る 149.京奈和道・橋本東ICに接続している垂井東交差点
 長い勾配を下っていると県境を通過して和歌山県橋本市に入る。県境が低い位置にあるのは不自然に思えるが、落合川という大きくもない河川が県境だからである。橋本市に入った直後は上り勾配だが、名もなき峠を過ぎると下り勾配になる。平坦になると和歌山r108真土西交差点を左にカーブしながら通過し、直後にR24京奈和道の橋本東ICに接続している垂井東交差点を通過する。そのすぐ先の和歌山r104垂井交差点と垂井西交差点を通過する。真土西交差点から垂井西交差点にかけての沿線には規模の大きな商業施設があるため、休日を中心に交通量が多くなる。

150.アップダウンが多い 151.橋本市の市街地の手前で左カーブ 152.JR和歌山線をオーバーパス
 家屋と商業施設が混在する2車線道路をJR和歌山線に沿った紀の川の右岸を走る。大河の流域を走っているとは言え支流をいくつも渡っている関係か、アップダウンが意外に多い。大きく左にカーブしてJR和歌山線をオーバーパスした後で右にカーブする。

153.南海高野線をオーバーパス 154.拡幅工事が進行中 155.R370橋本1交差点
 南海高野線をオーバーパスして勾配を下りながらS字カーブを曲がると橋本市の市街地と呼べる場所に差し掛かる。左側には紀の川がかなり近接しているが、その狭い場所にも家屋が建ち並んでいる。拡幅工事が行われている2車線道路を走っているとR370橋本1交差点を通過する。ここでR370が九度山・高野方面へ分岐する。なお、拡幅工事の最中だったためか、それとも元からなのか不明だが、案内標識が設置されていなかった。

156.橋本市の市街地を通行 157.R371市脇交差点
 橋本1交差点からは店舗兼住宅が沿線に多く橋本市の市街地を通っている事が分かる。建物が密集しているが道路は改良されており両側に歩道が設置されている。橋本市役所の南を通過してすぐにR371市脇交差点を通過する。右折してR371の河内長野方面に進めばR24京奈和道の橋本ICに至る。

国道24号 part4