国道24号
part1

R1烏丸五条交差点〜R307山城大橋東詰交差点
京都市→宇治市→久御山町→宇治市→久御山町→宇治市→城陽市

1.R1・R8・R9・R367烏丸五条交差点 2.片側2車線道路を京都駅方面に進む 3.東本願寺の東にカーブあり
 京都駅から見てほぼ真北にあるR1R8R9R367烏丸五条交差点がR24の起点である。交差点の案内標識にはR367が表記されている一方で、R8とR9はそれぞれR1の大津方面、大阪方面に重複しているため表記されていない。
 烏丸五条交差点から片側2車線と良く整備された道路状況となっている。前方に京都タワーが見えるが、そのすぐ近くにJR・新幹線・近鉄・地下鉄の京都駅がある。片側2車線道路を南下していると東本願寺の横でカーブを通過する。約600m西にR1が並走しているが、そちらも西本願寺の横にカーブがある。

4.京都r32・r113烏丸七条交差点を左折 5.中央分離帯のない4車線道路 6.京都r32・r113七条河原町交差点を右折
 東本願寺の南東のS字カーブの先で京都r32・r113烏丸七条交差点を左折する。直進すれば京都駅に行く事ができる。烏丸七条交差点からは中央分離帯のない4車線道路となり、約400m東のr32・r113七条河原町交差点を右折する。七条河原町交差点にはおにぎりが表記された案内標識が設置されていないので、ルートミスに注意する必要がある。

7.七条河原町交差点からも4車線 8.JR東海道本線・奈良線・東海道新幹線をアンダーパス 9.京都r143九条河原町交差点
 七条河原町交差点からも4車線道路が続いている。河原町塩小路交差点を通過するとJR東海道本線と奈良線、東海道新幹線をアンダーパスで通過する。かつては対面2車線で2.1mの制限高が設けられていたが、車線が増設されて制限高も解除されている。アンダーパスから出てくると河原町八条交差点を通過するが、区境でもあるため京都市下京区から南区に入る。アンダーパスの前後直近に交差点があるせいか、勾配は9%とやや急である。

10.河原町十条交差点を右折 11.京都r115・r181竹田街道十条交差点を左折
 昼間であれば交通量が多いであろう事は容易に想像がつく4車線道路を走っていると阪神高速8号京都線の高架の手前の河原町十条交差点を右折する。直進の市道に宇治・久世橋と案内されている事からも分かるとおり、国道トレースでなければ直進しても奈良方面に行く事ができる。
 河原町十条交差点からも4車線道路が続いている。阪神高速の鴨川東出口のループ周辺は駐車場と夜行バスの発着場になっているため、深夜早朝でも人と車の出入がある。河原町十条交差点から約150m西の京都r115・r181竹田街道十条交差点を左折して奈良・観月橋方面に進む。

12.阪神高速8号京都線 13.勧進橋 14.京都r201竹田久保町交差点
 竹田街道十条交差点からすぐに阪神高速8号京都線の高架の下を通過するが、その下には竹田街道久世橋通交差点がある。河原町十条交差点を右折せずに直進すればこの交差点に出る。竹田街道十条交差点をパスできるのだが、交通量や信号機の切替りタイミングによってはR24をトレースした方が早いケースもある。
 竹田街道久世橋通交差点の直後に勧進橋で鴨川を渡り、京都市南区から伏見区に入る。勧進橋の南詰を緩やかに下りながら右にカーブし、以降は平坦かつ直線的な4車線道路を走る。約1.5km西にR1が並走しており、その中間に阪神高速8号京都線も並走している。

15.京都r68交差点と名神 16.京都r115深草加賀屋敷町交差点を左折
 名神の手前で京都r68との交差点を通過する。右折してr68に進めば名神の京都南ICに行く事ができる。交通量と沿線の建物が多い4車線道路を南下していると京都r115深草加賀屋敷町交差点を左折する事によって車線が減少する。起点から続く多車線区間はひとまずこの深草加賀屋敷町交差点で終わる。

17.近鉄京都線と並走 18.京阪本線を跨線橋で通過 19.跨線橋の東側は急カーブ
 深草加賀屋敷町交差点からは対面2車線道路になってしまうが、車線幅が比較的広いため特段走りにくいという事はない。車線が減少する事もあって昼間は流れが悪い事が多い区間である。近鉄京都線が伏見駅までは隣接並走しているが、以東は線路から少し離れた状態を走る。京都r35交差点を通過すると上り勾配となるが、これは京阪本線を越える跨線橋である。線路の真上を通過してすぐに右の急カーブを下りながら通過して跨線橋が終わる。

20.北向き車線は2車線ある 21.JR奈良線と並走 22.京都r7・r188観月橋北詰交差点は新観月橋で通過
 京阪の跨線橋からは南向きは1車線だけだが、反対の北向きは2車線設置されている。変則3車線道路を走っていると左側に線路が並走するようになるが、これは近鉄京都線でもなければ京阪京都線でもなくJR奈良線である。JRが離れてすぐに京都r79御香宮前交差点を通過する。さらに進むと緩やかな左カーブの先で京都r7・r188観月橋北詰交差点に至る側道が分岐する。ウォッちずでは観月橋も新観月橋のどちらも国道となっているが、今回はバイパスの新観月橋を走行している。新観月橋が越えているのは宇治川だけでなくr7・r188観月橋北詰交差点と京都r241観月橋南詰交差点である。

23.新観月橋 24.向島東公園付近だけ片側2車線 25.宇治市に入る
 新観月橋は遮音壁に挟まれており、周りの風景を見る事ができない。勾配を下って新観月橋から平面道路に戻り、南東の方角に進む。向島交番付近から約700mに渡って片側2車線となるが、距離が短いため多車線区間と言うよりは譲り車線としてしか機能していない可能性もある。短い片側2車線区間が終わった直後に市境を通過して宇治市に入り、緩やかな右カーブを曲がる。

26.沿線には商業施設も多い 27.R1バイパス・京都r69との交差点を右折
 宇治市に入ってからは沿線に商業施設が多い2車線道路を南下する。京都r245との交差点を通過してから程なくして京都r69との交差点を右折する。交差点を横切っている高架はR1のバイパスでもある京滋バイパスという有料道路で、左折して100m程進めば宇治西IC(大津方面への入口)がある。

28.宇治西IC(大阪方面入口) 29.R24単独区間 30.近鉄京都線を跨線橋で越える
 京都r69交差点からは反対車線との間に京滋バイパスを挟んだ片側2車線道路となる。交差点からすぐに宇治西IC(大阪方面への入口)を通過して左カーブを曲がった先で近鉄京都線を跨線橋で越える。京滋バイパスがR1のバイパスという位置付けのため、その側道部分もR1に指定されていると思ってしまうかもしれないが、R24の単独区間のようで、案内標識にも単独区間のような表示である。

31.沿線に建物なし 32.左側車線が減少 33.R1バイパスとの交差点を左折
 跨線橋から平面道路に戻り、沿線に建物がない片側2車線道路を走る。左側車線が減少した直後に巨椋ICの流出路が合流し、その先のR1バイパスとの交差点を左折する。このR1はR1現道・R478京滋バイパス森交差点〜R1第二京阪バイパス〜R24を東西に結ぶ支線のような区間である。なお、この交差点付近は宇治市ではなく久御山町である。

34.法定速度で走行可能 35.京都r81宇治安田交差点 36.京都r15大久保田原交差点は跨道橋でパス
 R1支線との交差点を左折してすぐに市町境を通過して宇治市に入るが、僅か200m程進むと再び久御山町に入る。さらに約700m進むと宇治市に入るが、約200m先で久御山町の飛び地に入り、約100mで飛び地から宇治市に入る。京都r81宇治山田交差点の南でも市町境を通過して久御山町に入る。市町境を何回も通過しているが、全てに境標識が設置されておらず国道を走っている分には自治体が変わっている事は認識できない。

37.京都r15大久保田原交差点が市町境 38.城陽市に入る 39.速度自動取締路線
 京都r15大久保田原交差点にも宇治市と久御山町の市町境があるが、ここには境標識が設置されている。跨道橋が終わって平面道路を走っていると城陽市に入る。大久保田原交差点から約700mの距離である。城陽市に入ってからも片側2車線の大久保バイパスが続いており、交通量は多いものの比較的流れは良好である。

40.R24現道は左側車線を走行 41.京奈和道の城陽IC付近を左にカーブ 42.京奈和道・城陽IC
 京都r282城陽寺田交差点の手前で左側車線には「この先国道24号」、右側車線には「この先京奈和自動車道」という路面ペイントが施されている。城陽寺田交差点を通過すると緩やかに左にカーブし、金尾交差点で右側車線が京奈和道の城陽ICへの流入路になる。2015年2月までは右側車線がそのまま京奈和道になっていたのだが、新名神との城陽JCTの建設に伴い経路が変更されている。左カーブ部分の舗装が新しいのはそのためである。なお、京奈和道はR24のバイパスであり、城陽IC〜木津ICの間は有料区間である。

43.城陽IC以降は対面2車線 44.近鉄京都線をオーバーパス
 金尾交差点の直後に京都r252交差点を通過し、左カーブが終わって直線道路になる。対面2車線と車線は減少しているものの京奈和道が有料のためか、交通量はさほど減らない。真東の方角を向いて走っていると近鉄京都線を跨線橋でオーバーパスする。

45.京都r256のランプを左方向へ進む 46.側道のように進む 47.京都r69城陽新池交差点を右折
 跨線橋からも直線の2車線道路を走っていると京都r256の跨道橋が右側に分岐し、R24はそのまま平面道路を側道のような状態で進み、京都r69城陽新池交差点を右折する。宇治西IC付近で交差したr69との2ヶ所目の交差点だが、そのルートからR24の旧道であるのは明らかである。

48.2車線道路が続く 49.長谷川は天井川 50.R307山城大橋東詰交差点
 城陽新池交差点からは旧道と合流しているせいもあって対面2車線道路となっている。京奈和道が並走しているとは言え有料のため現道の交通量も多く、流れはあまり良くない。城陽新池交差点から約1.7kmでガードの下をくぐるが、その上にあるのは道路ではなく長谷川という河川である。城陽市の南端、青谷川の手前でR307山城大橋東詰交差点を通過する。山城大橋は青谷川に架かっているR24の橋ではなく、木津川に架かっているR307の橋を指している。

国道24号 part2