国道16号
part3

R126穴川IC〜R17吉野町交差点
千葉市→八千代市→船橋市→白井市→柏市→野田市→
→春日部市→さいたま市→上尾市→さいたま市

96.穴川IC以降は4車線 97.商業施設はこれまでよりも多い 98.千葉r69長沼交差点をオーバーパス
 R126穴川IC以降は間を走っていた京葉道路がなくなり中央分離帯のない4車線道路となるが、中央分離帯が設けられている箇所もある。千葉県総合スポーツセンターの西側を通り過ぎると大型量販店が建ち並んでいる間を通る。千葉r69長沼交差点は跨道橋でオーバーパスしている。

99.東関東道・千葉北IC 100.中古車販売店が多い 101.沿線の建物はどんどん少なくなる
 r69の跨道橋から下りてくると東関東道の千葉北ICを通過し、千葉市稲毛区と花見川区の区境を走ってから完全に花見川区に入る。千葉北IC以北は中央分離帯が続いており片側2車線道路と言える。こてはし台入口交差点を過ぎて左に90度カーブして進行方角を北西に変えるも、徐々に右にカーブしていって元の北に戻る。

102.八千代市に入る 103.R296下市場交差点へは側道へ進む 104.東葉高速鉄道は下を通る
 勝田川橋を渡って八千代市に入り、京成本線の跨線橋のまさに線路の真上でR296下市場交差点への側道が分岐する。跨道橋から下りてくると沿線にはショッピングセンターがあり賑やかな雰囲気が漂っている。ショッピングセンターの先で東葉高速鉄道の高架をくぐる。跨線橋や跨道橋を含めアップダウンしている。

105.建物が少なくても長閑とは感じられない 106.道の駅「やちよ」 107.船橋市に入る
 東葉高速鉄道の高架から北も片側2車線の交通量の多い状態が続いているが、信号が幹線道路としては少ないため比較的スムースに流れている。千葉r4米本交差点の前後で左に大きくカーブして印旛沼の放水路である新川の手前で道の駅「やちよ」を通過する。都市圏を走るR16では唯一の道の駅である(2013年8月現在)。新川を渡ってからは緩やかな上り勾配に転じるが千葉r61BP島田交差点辺りからは平坦になる。下り勾配になり勾配を下り切る手前で市境を越えて船橋市に入る。船橋市は東京湾沿いのイメージがあるが北端は結構内陸にある。

108.R464とは印材方面としか接続していない 109.白井市根 110.柏市に入る
 船橋市に入って程なくしてR464との立体交差点を通過するが、R16からR464に直接入れるのは成田市方面のみである。R464鎌ヶ谷方面に進むには南にある千葉r288小室交差点から市道を通る必要がある。同様にR464からR16に行くにも制限がある。千葉ニュータウンの西部を走り抜けると白井市に入る。沿線の建物はさほど多くないが、幹線道路のため割合としては商業施設が多い印象である。八千代市、船橋市、白井市のそれぞれの市境と同様に小さな川が柏市との境となっており、勾配が下りから上りに転ずる位置にある。

111.巨大ゴルフボールが鎮座 112.交通量も増えてくる 113.柏トンネル
 柏市に入ってからもアップダウンのある片側2車線道路が続いている。千葉r8大島田交差点の前後2,3kmに渡っては沿線の商業施設が多く柏市の中心部かと思ってしまうが、市役所や柏駅を含む中心部はまだ北進を続けなければならない。大津川を上沼橋で渡って程なくして柏トンネルをくぐる。二桁幹線国道らしく車線が減少する事もなく片側2車線のまま通り抜けられる。

114.R6・R294呼塚交差点 115.柏市の中心部ではないが商業施設が多い 116.つくばエクスプレス
 柏トンネル以北は沿線の建物は住宅を中心に多くなる。柏市役所の前を通ると同時にJR常磐線の高架をくぐり、そのすぐ先でR6R294呼塚交差点を通過する。案内標識にR294は表記されていないが、R6の土浦・取手方面に重複しており千葉県内の区間は全て重複となっている。
 呼塚交差点を過ぎると柏市の中心部からは離れるが沿線の建物は商業施設を中心に多く、当然の如く交通量も同様に多い。千葉r47若紫交差点を通過して程なくしてつくばエクスプレスの高架下を通り、少し北でr47BPとの交差点を通過する。

117.常磐道・柏IC 118.野田市下三ヶ尾 119.千葉r3は跨道橋でパス
 十余二工業団地の近くで常磐道の柏ICを通過する。その後程なくして利根運河を渡って野田市に入り、以降もアップダウンのある片側2車線道路を北西の方角に走る。関東平野を走る幹線道路だけに沿線の建物は密度の差こそあれ途切れることなく続いている。多くの交差点は平面で交差しているが、野田市役所近傍の千葉r3柳沢交差点は立体交差化されている。

120.「さいたま41km 春日部11km」 121.千葉r17中里交差点 122.江戸川を渡って埼玉県春日部市に入る
 旧道の一部と思われる千葉r17との並走状態を続けていると左にカーブして進行方角を真西にしてからr17中里交差点を跨道橋で越える。その後は緩やかな左カーブの先で金野井大橋で江戸川を渡って埼玉県春日部市に入る。富津市のr255富津交差点からは約133kmである。

123.春日部市西金野井 124.R4新4号バイパスとの庄和IC 125.交通量の割に沿線の建物は多くない
 埼玉県に入ったからと言って道路状況や周辺の様子が大きく変わる訳ではない。交通量の多い片側2車線道路を西の方角に走る。埼玉r42の柳橋下交差点をオーバーパスした直後にR4の新4号バイパスとの庄和ICを通過する。インターという呼称だがR16には信号機があり、単なる立体交差点にすぎない。ちなみにR4は庄和ICを境に南は越谷春日部バイパス、北は春日部古河バイパスとなっている。R16の方は庄和ICを越えてからも引き続き野田春日部バイパス区間が続いている。

126.R4小渕交差点 127.小渕地下道 128.埼玉r2南中曽根交差点
 庄和ICから約3.6kmで側道が分岐するが、側道が向かうのはR4現道との小渕交差点である。R16は小渕交差点の下を小渕地下道でアンダーパスする構造となっており、庄和ICとは逆にR16が信号をパスできる。
 小渕地下道から出ると側道と合流し、徐々に左にカーブしながら大落古利根川を渡り、埼玉r85と東武伊勢崎線を同時にオーバーパスする。その先で埼玉r78梅田交差点、同じくr78梅田西交差点を通過し、さらに走ると東武野田線をオーバーパスしてから埼玉r2南中曽根交差点を通過する。小渕交差点から南中曽根交差点までで進行方角を西から南へと変える。

129.さいたま市岩槻区に入る 130.さいたま市岩槻区南平野 131.R122加倉南交差点
 沿線の建物が減ってきて右にカーブした先でさいたま市岩槻区に入る。元荒川を渡ると沿線の建物は増えて交通量も多く幹線道路の雰囲気がある。埼玉r80仲町交差点、埼玉r48・r324東町2交差点を相次いで通過する。さいたま市に入ってすぐにあった電光掲示板には「R16 東町二 渋滞中」と表示されていたが、渋滞どころか流れが悪くなる事もなくスムースに通過できた。
 岩槻区と見沼区との境の東でR122加倉南交差点を通過する。R122の上下線の間には東北道が走っており、平面で交差しているせいもあってR4新4号バイパスの庄和ICやR4の小渕交差点よりも混雑しているように感じられる。

132.東北道・岩槻IC 133.埼玉r2宮ヶ谷塔交差点 134.駐停車禁止、法定速度60km/h
 加倉南交差点の直後には交差点でくぐった東北道の岩槻ICを通過する。埼玉県西部を南北に貫くR122や東北道の交差点・インターがあるため交通量は非常に多い。岩槻ICからの流出路が合流した直後に区境を越えてさいたま市見沼区に入り、右にカーブしながら埼玉r2宮ヶ谷塔交差点を通過する。この右カーブのため南西に向かっていたのが北西に方角転換している。
 宮ヶ谷塔交差点の先で再び東武野田線をオーバーパスし、片側2車線の東大宮バイパス区間を走る。周辺は住宅街となっており、国道沿線には商業施設が建ち並んでいる。幹線国道らしく交通量は多い。

135.JR東北本線をオーバーパス 136.埼玉r3とr5は原市地下道でアンダーパス 137.原市地下道を出る手前で右車線がなくなる
 上尾市に入ってすぐに跨線橋でJR東北本線を越える。跨線橋からの下りを左にカーブしながら下りてから埼玉r3原市交差点とr5原市中交差点への側道が分岐する。本線は2ヶ所の交差点を原市地下道でアンダーパスしている。r5原市中交差点の下を通過して地下道から平面に戻る上り勾配の途中で右側車線が合流してくる。その後r3やr5からの側道と合流すると片側2車線に戻る。とは言え二桁幹線国道のバイパス区間で車線が減少する数少ないポイントである。

138.東北新幹線とニューシャトルを同時にアンダーパス 139.沿線には工場が多い
 地下道から出て片側2車線に戻ると再びさいたま市に入り(今度は北区)、東北新幹線と埼玉新都市交通伊奈線(ニューシャトル)の高架下を通る。その西では大手製薬会社の工場の北を通り、埼玉r35吉野東交差点を通過する。ここではR16ではなくr35が立体化されている。

140.R17吉野町交差点を左折 141.すぐにR17が左側に分岐
 埼玉r35吉野東交差点の先でR17との吉野町交差点となる。交差点手前では左折が2車線、直進が1車線、右折が1車線と合計4車線となる。案内標識を見るとR16を進むには左折車線のうちの右側を走っていなければならないような表記となっている。しかし実際には左折車線のどちらを走っていてもR16をトレースできる。むしろR17が左側に分岐するためR17に進む場合は右側の左折車線を走っていると不都合があると言える。

国道16号 part4