国道9号
part12

R375和江漁港入口交差点〜R186渡津町交差点
大田市→江津市

556.左側車線が減少 557.JR山陰本線の北側を走る 558.島根r287交差点
 R375・島根r174和江漁港入口交差点を過ぎて少し走ると左側車線がなくなり、以降は対面2車線道路になる。イオンの前を通り過ぎると沿線の建物は少なくなり市街地を出た事が分かる。JR山陰本線に沿って東に向かって走っていると三瓶川沿いとなり、静間橋を渡った先で島根r321交差点を通過する。静間川の左岸を走っていると緩やかな勾配を上った後に下り勾配となる。緩やかな勾配を下っていると島根r287交差点を通過する。

559.カーブ部分にラバーポール 560.日本海を望む 561.湊隧道と五十猛隧道
 島根r287交差点からしばらくは内陸部を走っており景色は望めないが、緩やかな左カーブを曲がると前方に日本海が見えるようになる。日本海沿いを走っていると湊隧道と五十猛隧道を相次いでくぐる。幅はやや狭いため大型トラックは通行の際に気を遣うかもしれないが、乗用車であれば難なく通行する事ができる。

562.五十猛跨線橋 563.アップダウンが多い 564.大浦集落の内陸部を通る
 旧道と思しき市道との交差点の直後に五十猛跨線橋でJR山陰本線の上を通過して大きく右にカーブする。以降はアップダウンのある状態となるが、勾配は比較的緩やかで概ね走りやすい道路状況と言える。港県道の島根r234との交差点を通過して大浦集落の内陸部を走る。

565.赤井交差点 566.「浜田50km 江津29km」 567.仁万隧道
 日本海が見えたのは少しだけでJR山陰本線に沿った内陸を走る。赤井集落を過ぎると緩やかな勾配を上って宅野隧道とをくぐり、大原集落を過ぎるとまたしても緩やかな勾配を上って仁万隧道をくぐる。

568.島根r235仁万漁港入口交差点 569.島根r31・r200仁万交差点 570.「下関238km 浜田47km 江津26km」
 仁万隧道を出てすぐに右カーブを曲がり、次いでやや急な左カーブを曲がって旧仁摩町の中心部に差し掛かる。島根r235仁万漁港入口交差点を通過して仁万駅の東を通り過ぎた所で島根r31・r200仁万交差点を通過する。左折してr31を約900m走るとE9/R9山陰道の仁摩・石見銀山ICに行く事ができるが、出雲方面は2019年10月の時点では供用されていない。江津方面は供用されており無料で通行できるため多くの車両が左折して山陰道に向かう。なお、正面に見える三角錐の建物は砂を扱った博物館、仁摩サンドミュージアムである。

571.仁万交差点以降は交通量が少なくなる 572.ゆずり車線 573.正面に見えるのは山陰道の琴ヶ浜第一高架橋
 旧仁摩町の中心部を離れると天河内川の流域をJR山陰本線とともに走る。延長200m弱のゆずり車線が終わる場所に島根r290が交差しているが、約3kmに渡って1.0車線幅の狭路区間が続くせいか、案内標識どころかソトバも設置されていない。そのr290が馬路駅方面に分岐した後に大きく左にカーブしすると短い距離だが中央分離帯が設置されている区間を走る。正面にはE9/R9山陰道の琴ヶ浜第一高架橋が見える。

574.「注意 制限高さ4.0m この先1kmトンネルあり」 575.神畑隧道 576.大野隧道
 馬路駅を中心とした集落の内陸側を走っていると緩やかな上り勾配となる。馬路隧道、神畑隧道、大野隧道、湯里隧道という4つのトンネルを連続でくぐるが、これらのトンネルも道幅が狭いうえに4.0mの制限高が設けられている。

577.旧温泉津町に入る 578.湯里橋 579.島根r201湯里交差点
 大野隧道はかつての町境であるため旧温泉津町域に入る。緩やかな勾配を下っていると湯里橋を渡ってから島根r201湯里交差点を通過する。r201は停車場線であり交差点を右折すると湯里駅に行く事ができるが、r201に指定されているのは反対方向で駅への道路は市道である。

580.E9/R9山陰道の湯里IC 581.湯里IC以降は中央分離帯あり 582.清水隧道
 湯里交差点から少し走るとE9/R9山陰道の湯里ICを通過する。湯里ICからは中央分離帯付きの片側1車線道路になる。上り勾配になると分離帯がラバーポールになり、それが終わると清水隧道をくぐる。北にはJR山陰本線の温泉津トンネル、南には山陰道の清水・梨の木坂トンネルがある。

583.清水隧道の西には反対側車線に登坂車線あり 584.島根r202温泉津交差点 585.小浜隧道
 清水隧道を出ると上りとなる反対側車線には短い登坂車線が設置されている。JR山陰本線に隣接並走状態になった後に島根r202温泉津交差点を通過する。旧温泉津町の市街地へは右折してr202を走る。緩やかな上り勾配の2車線道路を走っていると温泉津駅の南を過ぎて小浜隧道をくぐる。

586.島根r202交差点 587.山陰道の小浜第3高架橋 588.温泉津隧道
 小浜隧道を出てからも上り勾配が続いており、左カーブを曲がりながら島根r202交差点を通過する。右折すると500m強でE9/R9山陰道の温泉津ICに行く事ができるが、その大部分はr202ではなく市道である。r202交差点の直後に山陰道の小浜第3高架橋の下をくぐり、上り勾配を走っていると温泉津隧道をくぐる。

589.島根r32交差点 590.島根r203交差点 591.E9/R9山陰道の石見福光IC
 温泉津隧道からの緩やかな勾配を下っていると集落に差し掛かると同時に島根r32交差点を右にカーブしながら通過する。福光川の右岸を走っていると島根r203交差点をこれまた右にカーブしながら通過して福光橋を渡る。その後は左岸を走っているとE9/R9山陰道の石見福光ICを通過する。2019年10月の時点ではこのインターチェンジより江津方面は供用されていない。

592.山陰道の福光第2高架橋 593.市境に向かう上り勾配 594.江津市に入る
 石見福光ICを通り過ぎてすぐに福光第2高架橋の下をくぐり、左にカーブして福光川から離れる。緩やかな上り勾配が続く2車線道路を走っていると名もなき峠を越えて江津市に入る。

595.島根r204交差点 596.島根r221交差点 597.道の駅「サンピコごうつ」
 市境を越えてからは下りとなるが勾配は緩やかでカーブも少ないので走りやすいと言える道路状況である。黒松内駅の東を通り過ぎた後に島根r204交差点と島根r221交差点を相次いで通過する。JR山陰本線に沿った状態で緩やかな勾配を上っていると平坦になった所で道の駅「サンピコごうつ」を通過する。道の駅の名称の“サンピコ”は海彦(うみぴこ)、山彦(やまぴこ)、川彦(かわぴこ)を指しており、彦は恵みを意味するらしく、“海の幸、山の幸、川の幸”を指しているのだろう。

598.道の駅以西は走りやすい 599.島根r177交差点 600.島根r205浅利駅前交差点
 道の駅からは開けた場所を走っており勾配もカーブもほとんどないため非常に走りやすい。右側にはJR山陰本線が並走しており、非電化区間ながら近接しているため視認できる。緩やかな勾配を下った先で島根r177交差点を通過する。E9/R9山陰道の江津ICへはr177を150m程進んだ所で交差する島根r302を走った方が便利である。r177交差点から約400m走ると島根r205浅利駅前交差点を通過する。ウォッちずにr205は表記されていないが、浅利駅までの僅か20m程度の延長しかないため表示しきれないのであろうか。

601.集落が途切れる 602.正面に見えるのは日本海 603.浅利隧道
 浅利集落を通り過ぎると山間部のような風景になるが海岸線に近い場所を走っており、JR山陰本線の第一浅利トンネルと第二浅利トンネルの間から日本海が見える。日本海を見ながら左カーブを曲がると浅利隧道をくぐる。

604.JR山陰本線の向こう側に塩田集落 605.JR山陰本線をオーバーパス 606.R9江津バイパス・島根r302江津バイパス東口交差点を右折
 浅利隧道を出て左カーブを曲がるとJR山陰本線と隣接状態で並走する。直線道路を走っているとS字状のカーブを描きながら跨線橋で山陰本線の上を通過する。山陰本線に沿って左カーブを曲がって少し走るとR9江津バイパスと島根r302との江津バイパス東口交差点に至る。r302は現道とバイパスが並走しており、バイパスはR9江津バイパスに接続している。

607.R186渡津町交差点
 江津バイパス東口交差点を右折した直後に左の急カーブを曲がった後の右カーブの先でR186渡津町交差点を通過する。この交差点はR186の起点だがR9の浜田方面に重複しているため案内標識には表記されていない。中途半端な状態の交差点だが、おそらくはR9江津バイパスが開通する以前は桜江方面の市道がR261だったと思われるので、制定当時は多少わかりやすい交差点だったのかもしれない。

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