国道9号
part11

R184神立交差点〜R375和江漁港入口交差点
出雲市→大田市

508.からさで大橋 509.島根r159とのランプを通過 510.片側1車線道路になる
 R184神立交差点からの右カーブを曲がりながら緩やかな勾配を上り、からさで大橋で斐伊川を渡る。橋の西詰には島根r159を結ぶランプがあり、r159交差点とともに一畑電車北松江線をオーバーパスしている。平面道路に戻る直前から中央分離帯が現れて片側1車線道路になる。分離帯の幅がやけに広い事から高架橋の延伸が計画されているものと思われる。

511.多くの副道入口が存在する 512.副道の出口は交差点の手前にある 513.姫原高架橋へと進む
 片側1車線道路になってからは多くの副道の分岐が存在している。複数の入口に対して出口は主に信号機付きの交差点の手前のみとなっている。出雲東大通りとの中野美保交差点付近から緩やかな左カーブを曲がり、姫原東交差点を過ぎると高架橋と側道とに別れる。島根r278とr276に進むには側道に進まなければならないが、R9を通り抜けるのであれば高架橋を走った方が良いだろう。

514.姫原高架橋 515.姫原高架橋以西は片側2車線+副道 516.島根r28渡橋北交差点
 姫原高架橋で島根r278姫原交差点と島根r276姫原西交差点の上を通過した後に勾配を下って高架橋区間が終わる。平面道路になると側道が合流して片側2車線道路となる。この区間にも副道が設置されている。島根r28との渡橋北交差点を通過するが、左折してr28を500m程度南下した所に渡橋中央交差点があるが、東西方向の道路がR9の旧道であり、かつてはR184の終点だった交差点である。交差点より東がR184に、西がr28に降格している。

517.左側車線が減少 518.広い中央分離帯の片側1車線道路 519.島根r28・r162神戸橋北方交差点
 渡橋北交差点を過ぎた直後に左側車線が減少して片側2車線道路になる。広い中央分離帯と副道という道路状況が続いており、交通量は多いものの流れは比較的良好である。市道との白枝西交差点を通過するが、そのすぐ南で島根r351が道路下を通っている。ただし、r351は出雲路自転車道線という全長30km程の大規模自転車道である。緩やかな左カーブの先で島根r28・r162神戸橋北方交差点を通過するが、前述の通りr28はR9の旧道に該当する。

520.神戸橋 521.2車線の直線道路を走る 522.R431・島根r337大島交差点
 神戸橋を渡った後に右にカーブしながら勾配を下る。以降は平坦な直線道路を走る。商業施設が点在する中を走っていると島根r162神門交差点を通過する。緩やかな右カーブを曲がって少し走るとR431・島根r337大島交差点を通過する。米子市でも交差したR431だが、交差点間の距離はR9の約75kmに対してR431は91kmである。並走しているR9山陰道は2019年8月の時点ではr337に接続している出雲ICから西の区間は供用されていない。

523.出雲市神西沖町 524.旧湖陵町に入る 525.島根r39差海交差点
 大島交差点からも2車線道路が続いており、カーブはほとんどなく平坦なので道路状況としては走りやすいと言える。神西湖の北で旧湖陵町に入り、差海川を渡ってから神西湖畔を少しだけ走る。神西湖から離れた後に島根r39差海交差点を通過する。

526.「下関274km 浜田83km 大田24km」 527.適度なアップダウンを繰り返す 528.出雲多伎IC以西は供用済み
 差海交差点の先に立っている案内標識に下関が表示されているが、その距離は274kmとかなり大きな数字である(大島交差点の西の案内標識では277km)。R9の残りの距離の近似値のため、R9を経由した数字と思われる。道路状況としては緩やかなアップダウンとカーブを繰り返す2車線道路が続いており、長閑な風景の中を走り抜ける。

529.左側にはJR山陰本線 530.島根r340道の駅前交差点と道の駅「キララ多伎」 531.島根r198小田駅前交差点
 島根r277交差点付近から左側にJR山陰本線が隣接した状態での並走となるが、すぐに逸れてしまう。島根r340道の駅前交差点を通過するが、その名称が示す通り、海寄りに道の駅「キララ多伎」がある。また、r340の路線名は多伎インター線と言って、R9山陰道の出雲多伎ICに接続している。ただし、出雲多伎ICは大田方面の大田中央・三瓶山ICまでしか供用されていない(2019年8月現在)。
 旧多伎町の中心部を走っていると島根r198小田駅前交差点を通過する。r198は小田駅とR9を結ぶ停車場線である。その後すぐに小田川に架かる下田橋を渡るが、その手前にあるのが旧多伎町役場で現在の出雲市役所多伎行政センターである。

532.沿線に集落のない区間もある 533.小田跨線橋 534.しおさいロードパーキングエリア
 下田橋からは直線的な上り勾配の2車線道路を走る。左カーブを曲がった後に小田跨線橋でJR山陰本線をオーバーパスしてから右にカーブして勾配を下る。以降はカーブは多いものの概ね走りやすい道路状況である。海に近い場所を走っており眼下に日本海を望む事ができ、しおさいロードパーキングエリアが設置されている。

535.標高30m付近から海を望む 536.田義跨線橋 537.田儀駅まで下る
 標高30〜40m程度の場所を走っており、海を眺めながらカーブの多い2車線道路を走る。集落が点在しており家屋が途切れる事なく続いている。田儀跨線橋を通過したやや急な勾配を下った後に田儀駅を通過する。駅のすぐ近くを通っているが、R9側に出入口は設定されておらず、田儀駅前交差点から市道で駅の南側に向かわなければならない。

538.カーブは多いが快走可能 539.JR山陰本線 540.大田市に入る
 田儀駅を過ぎてからもカーブの多い状態は続いているが、標高は低くなるため海が近くに感じられる。田儀町集落を走っていると左カーブを曲がってJR山陰本線の橋梁の下で田儀大橋を渡る。蛇行している田儀川を2回渡った後に島根r284交差点を通過し、緩やかな勾配を上っていると市境を通過して大田市に入る。

541.「急カーブ連続 減速」 542.ラバーポールが設置されたカーブあり 543.島根r286富山入口交差点
 大田市に入ってからも上り勾配が続いているため市境を通過したという印象は薄い。仙山川の流域を走っておりカーブは多いがヘアピンカーブのような急なものは存在しない。仙山川から離れた後に島根r286富山市口交差点を通過する。r286を約500m南に進んだ所にR9山陰道の大田朝山ICがあり、流出入路とは2つのロータリー道路で接続している。

544.大田市朝山町朝倉 545.東向き車線には登坂車線あり 546.島根r285波根交差点以降は勾配が落ち着く
 富山入口交差点からは下り勾配となる。勾配そのものはそれほど急ではないが、距離が長いためか反対側の東向き車線には登坂車線が設置されている。登坂車線がなくなった所で島根r286波根交差点を通過し、以降の勾配は緩やかになる。

547.交通量は少ない 548.大田市久手町波根西 549.島根r286久手港入口交差点
 緩やかな下り勾配のある2車線道路を走っていると平野部となって水田の中の平坦な2車線道路を快走する。大原橋を渡ってから程なくして島根r286久手港入口交差点を通過する。

550.道の駅「ロード銀山」 551.R9山陰道の大田中央・三瓶山IC 552.法面で工事中?
 久手港入口交差点のすぐ先で道の駅「ロード銀山」を通過する。銀山は世界遺産にも指定されている石見銀山を指していると思われるが、石見銀山とは15km程離れている。道の駅を通り過ぎて程なくしてR9山陰道の大田中央・三瓶山ICを通過する。浜田方面には行けないと警告されている事からも分かる通り、インターチェンジより西の区間は供用されていない(2019年8月時点)。大田中央・三瓶山ICからは緩やかな勾配を下る。2018年3月18日に供用されたインターチェンジに合わせて接続する現道も整備されたようである。

553.4車線道路になる 554.大田橋 555.R375・島根r174和江漁港入口交差点
 緩やかな勾配を下っていると車線が増えて4車線道路となり、島根r285諸友交差点を通過する。中央分離帯が現れて片側2車線道路になると大きく右にカーブして綿田跨線橋でJR山陰本線をオーバーパスする。綿田跨線橋からは上り勾配となるが、島根r30大田市駅交差点を過ぎると下り勾配となる。
 大田市の中心部の北部を走っていると島根r174長久交差点を通過する。その後、大田橋を渡った先でR375・島根r174和江漁港入口交差点を通過する。交差点の名称に漁港入口とあるが、和江地区とは3km程離れており海に近い訳ではない。

国道9号 part12