国道9号
part1

R1烏丸五条交差点〜R477八木交差点
京都市→亀岡市→南丹市

1.R1・R8・R24・R367烏丸五条交差点 2.五条油小路交差点 3.R1・京都r38堀川五条交差点
 京都駅と繁華街の四条の中間に位置するR1R8R24R367烏丸五条交差点がR9の起点である。一桁国道でありながらR1に重複しているため案内標識に表記されていない。それは反対方向のR8も同様である。
 烏丸五条交差点からR1との重複区間を西に進む。片側4車線に加えて広い中央分離帯が設置されており、交通量が多い区間である。五条油小路交差点からはさらに車線が増えて片側6車線となるが、左端と右の2車線はR1・京都r38堀川五条交差点の左折車線と右折車線になる。R9への直進車線は3本設置されている。r38という府道番号に見覚えがある方もいるかもしれないが、これはR477とともに百井分かれを構成する府道である。

4.堀川五条交差点以西も片側4車線道路 5.JR山陰本線 6.R162・京都r113西大路五条交差点
 烏丸五条交差点からはR1との重複区間が終わって単独区間となる。直進車線は3本だったが、交差点以西は片側4車線道路である。JR山陰本線の跨道橋をくぐるが、そのすぐ南には丹波口駅が置かれている。
 片側4車線道路を走っていると左端車線が減少した先でR162・京都r181(西大路通り)との西大路五条交差点を通過する。交差点自体は右京区に属しているもののすぐ東には中京区と下京区との区境がある。この交差点はR162の起点であり、R9を西進していれば案内標識にいきなりR162のおにぎりが現れる事になる。r181に設置された案内標識にはR162のおにぎりは表記されていない。

7.西大路五条交差点以西は4車線道路 8.阪急京都線 9.R162・京都r113五条天神川交差点
 西大路五条交差点からはさらに車線が減ったうえに中央分離帯がなくなって4車線道路となる。約900m走ると阪急京都線をアンダーパスでくぐる。さらに約600m走り天神川を渡った直後のR162・京都r113五条天神川交差点を通過する。西大路五条交差点からの距離は約1.5kmと短い。

10.京都市右京区西京極南大入町 11.西大橋 12.京都市西京区桂徳大寺北町
 五条天神川交差点を過ぎて西京極総合運動公園の北で左カーブを曲がる。葛野西通交差点を過ぎると勾配を上った先で西大橋を渡る。橋の手前の左側には京都r801が交差しているが、これは京都八幡木津自転車道線である。西大橋の下を流れる桂川は区境でもあるため橋より西は京都市西京区である。
 西大橋からの勾配を下り切った所で信号機のない交差点があるが、南側の道路はr801である。西大橋の下流側の歩道はr801が重複していると言える。市道(区道?)との交差点を通過した直後に京都r123上桂御正町交差点を通過する。

13.阪急嵐山線 14.平面道路とトンネルに別れる 15.千代原口トンネル
 上桂御正町交差点を過ぎると右側車線に「亀岡方面」、左側車線に「亀岡・嵐山・向日方面」とペイントされているのが確認できる。阪急嵐山線の跨道橋をくぐって少し走ると左側車線は平面道路、右側車線が勾配を下って千代原口トンネルに入る。長らく渋滞の名所となっていた千代原口交差点の渋滞を解消するために造られたトンネルで、2013年2月23日に開通している。安全上の理由でトンネル内は軽車両と2輪車は通行できないため、平面道路を通らなければならない。

16.天皇ノ社古墳前交差点 17.天皇ノ社古墳付近からはやや急な上り勾配 18.京都r142交差点
 千代原口トンネルを出て緩やかな勾配を上り、天皇ノ社古墳前交差点で平面道路と合流する。以降は4車線道路となるが、勾配が若干急になる。勾配が緩やかになった所で京都r142との交差点を通過する。

19.京都r205国道芋峠交差点 20.福西本通りとの中山交差点 21.緩やかな上り勾配
 京都r201との中山稲荷交差点を通過するが、ソトバが設置されているだけで案内標識は設置されていない。これはすぐ西にある福西本通りの方が整備された道路のためだろう。国道芋峠交差点からの下り勾配は小畑川を渡ると上り勾配に転ずる。

22.京都r10沓掛交差点 23.R478京都縦貫道との沓掛IC
 緩やかな勾配を上っていると京都r10沓掛交差点を通過し、その直後にR478京都縦貫道との沓掛ICを通過する。沓掛ICは福知山方面としか接続しておらず、大山崎方面へはr10を約1.2km南下した所にある大原野ICを利用する事になる。

24.京都縦貫道を挟んで上下線が分離 25.沓掛高架橋の下を通過 26.対面2車線道路になる
 沓掛ICを過ぎてすぐに右側車線が減少し、反対側車線との間に京都縦貫道を挟んだ片側1車線道路になる。少しだけ京都縦貫道と並走した後に右カーブを曲がって沓掛高架橋の下を通過する。対面2車線道路になると小畑川を渡り、そのすぐ先で京都r142交差点を通過する。沿線に家屋は存在しないが、東側には造成された住宅地が広がっている。

27.「カーブ連続注意!」 28.小畑川の谷筋を走る 29.昼間であれば意外に交通量は多い
 小畑川の谷筋のカーブの多い2車線道路を走る。風景からして交通量が少なそうだが、京都市と亀岡市を結ぶルートのため昼間であれば交通量は多い。沿線に建物はなく、あるのは老人福祉施設と動物介護センターくらいである。

30.亀岡市に入る 31.老ノ坂隧道 32.亀岡市側にも急カーブあり
 やや急な左カーブを曲がっていると市境を通過して亀岡市に入る。王子田ノ尻集落を通り過ぎて右カーブを曲がっていると老ノ坂隧道をくぐる。旧トンネルが北側に残っており、現在は歩行者・自転車専用のトンネルとして利用されている。老ノ坂隧道を出るとやや急な勾配を下る。ヘアピンとは言わないまでも急カーブが存在している。南側には新老ノ坂トンネルを出てきたR478京都縦貫道が見える。

33.「舞鶴89km 福知山68km」 34.長い勾配を下る 35.篠町野粂交差点
 京都r402王子交差点付近からは直線的な状態となり、緩やかな勾配を下り続ける。勾配が緩やかになった所で市道との篠町野粂交差点を通過するが、左折して約1.2km南下するとR478京都縦貫道の篠ICがある。

36.沿線には商業施設が多い 37.京都r25古世口交差点 38.京都r6下矢田交差点
 篠町野粂交差点からは沿線の商業施設が多くなる。狭い範囲に集中して建っているのではなく長い距離に渡っているため、休日は交通が集中してしまい渋滞しやすい区間である。年谷川橋を渡って少し走ると京都r25古世口交差点を通過し、さらに走ると京都r6下矢田交差点を通過する。下矢田交差点に関してはR9から右折してr6に進む車両が少なくないにもかかわらず右折車線が設置されていないため、渋滞の先頭になりやすい。

39.雑水川橋交差点 40.R372・R423・京都r403加塚交差点
 下矢田交差点からも沿線に商業施設が多い2車線道路を走り、亀岡市役所の南で雑水川橋交差点を通過する。市役所はR9の沿線にあるが、玄関口であるJR山陰本線の亀岡駅は東に離れた位置にある。
 市役所と亀岡警察署の間を通った後にR372R423・京都r403加塚交差点を通過する。この交差点はR372の起点かつR423の終点であり、後者は前者に重複している。また、R372(R423重複)を約1.1km走るとR478京都縦貫道の亀岡ICに至る。

41.道の駅「ガレリアかめおか」 42.京都r405交差点 43.若宮橋は架替え工事中
 加塚交差点を過ぎてすぐに曽我谷橋を渡り、道の駅「ガレリアかめおか」を通過する。一桁国道沿線かつ京都市に近いとあって休日を中心に混雑しやすい道の駅である。道の駅を過ぎると亀岡市の中心部から徐々に離れて行くため沿線の商業施設は若干少なくなる。京都r405交差点を通過してから程なくして犬飼川を渡るが、そこに架けられている若宮橋が架替え工事のため前後にやや急なカーブがあった。

44.京都r407並河交差点 45.「福知山60km 京丹波22km」 46.京都r402土田南交差点
 若宮橋を渡ってからは沿線の商業施設が増え始める。京都r407並河交差点を通過するが、左折して700m西にR478京都縦貫道の大井ICがある。R9と大井ICの間には工業団地が形成されている。京都縦貫道とJR山陰本線の間を走っていると京都r402土田南交差点を通過する。

47.亀岡市千代川町小林 48.京都r409千代川駅前交差点 49.京都r73千原交差点
 土田南交差点を過ぎてからも沿線に商業施設が多い状態が続いている。商業施設が多いだけでなく信号機付きの交差点も多いため、昼間は常時流れが悪いイメージの区間である。千代川駅の真西で京都r409千代川駅前交差点を通過し、右カーブの先で京都r73千原交差点を通過する。r73を西に進めばR478京都縦貫道の千代川ICがある。

50.JR山陰本線をオーバーパス 51.「舞鶴78km 福知山57km」 52.JR山陰本線と並走
 千原交差点を過ぎると沿線の商業施設どころか建物が急に少なくなる。緩やかな勾配を上ってJR山陰本線の上を通過した後に左にカーブしながら勾配を下る。その後は山陰本線と桂川の間を走る。

53.南丹市に入る 54.京都r452本郷口交差点 55.R477・京都r441八木交差点
 JR山陰本線と隣接した状態を並走していると桂川に接近する場所を通過するが、そこで市境を通って南丹市に入る。その後は川から離れるものの山陰本線との隣接並走状態は続く。線路から距離が空いた所で京都r452本郷口交差点を通過する。沿線に家屋が密集している中を走っているとR477・京都r441八木交差点を通過する。案内標識におにぎりが表記されている事からも分かるが、ここから北はR477が重複している。なお、R477京北方面は商店街を通っている狭路のため、大型貨物車両は西向きの一方通行である(大型貨物車通行止の標識があるので、そもそも通行自体ができない?)。

国道9号 part2