国道504号
part3

鹿児島r446野坂IC〜さつま泊野IC
霧島市→さつま町

103.北薩横断道路は自動車専用道路 104.将来のランプ部分を走行 105.本線は片側1車線
 鹿児島r446と旧道との野坂ICを右折すると自動車専用道路の北薩横断道路のランプ部を走る。左、右、左とカーブして将来の本線部分に入ると中央分離帯がなくなって縁石とラバーポールによる簡易分離帯になる。制限速度は70km/hで旧道に比べると格段に道路状況が良くなっている。

106.南川1号橋 107.南川2号橋 108.野坂1号橋
 南川1号橋と南川2号橋を相次いで渡るが、2つの橋の間はさつま町域である。南川が市町境となっているため川を渡る度に霧島市とさつま町が入れ替わる。野坂1号橋は南川を2回通過しているため橋上だけさつま町域を通っている。

109.野坂2号橋 110.さつま町に入る 111.尾ノ口2号橋
 野坂2号橋も1号橋と同様に南川の上を2回通っており、橋上だけさつま町域を通っている。尾ノ口2号橋は南川の上を通ってはいないが、市町境を越えているためさつま町に入る。市町境の標識は野坂2号橋と尾ノ口1号橋の間に設置されている。

112.R504のバイパスという位置付けのためおにぎりが立てられている 113.永野トンネル 114.「横風注意」
 森渕1号橋と森渕2号橋を相次いで渡った後に永野トンネルをくぐる。尾ノ口2号橋と森渕2号橋は旧道と上を通っている。永野トンネルを出ると緩やかな勾配を下る。橋梁の上を通っている訳ではないが遮るものがないためか横風に注意しなければならない。

115.中央分離帯がガードレールになる 116.鹿児島r50永野IC 117.片側2車線区間が終わる
 中央分離帯がガードレールになってすぐに車線が増えて片側2車線道路になる。緩やかな左カーブの先で鹿児島r50永野ICを通過する。インターチェンジを降りてr50を300m程走るとT字路に突き当たるが、その左右の道路は旧道であり、さつま町市街方面がr50で霧島方面は町道になっている(ただし、r50の旧道区間は100m弱)。永野ICを通過した後に右側車線が減少して片側1車線道路に戻る。

118.中央分離帯はガードレールのまま 119.鹿児島r403さつま観音滝IC 120.「下り5%勾配」
 追越車線が終わって片側1車線道路に戻っても中央分離帯はガードレールのままである。上り勾配の緩やかな左カーブを曲がっていると鹿児島r403さつま観音滝ICを通過する。このインターチェンジは鹿児島空港方面とのみ接続するハーフインターチェンジである。さつま観音滝IC以降もガードレールの中央分離帯の片側1車線道路が続いており、集落を離れた場所を通っておりアップダウンが多い。

121.さつま広橋ICを強制的に降ろされる 122.未供用の本線の下をくぐる 123.鹿児島r396さつま広橋ICの出口を右折
 走行時(2021年12月14日)時点ではさつま広橋ICより西の区間は未供用のため、強制的にインターチェンジを降ろされる。ランプ部の勾配を下っているとS字状にカーブして未供用の本線の下をくぐり、鹿児島r396との交差点に突き当たる。案内標識では左右どちらもr396となっているが、ウオッちずでは右を国道としている。よって右折してさつま市街方面に進む。さつま広橋IC以西の区間が供用されると北薩横断道路に一本化される計画で、それ故に最初から案内標識にはr396と表記しているのではなかろうか。

124.暫定的に国道に指定された鹿児島r396区間 125.旧道との交差点を左折
 さつま広橋ICからは元々鹿児島r396で、おそらくは将来はr396に戻る区間を走る。勾配を下っていると左にカーブして広橋橋を渡り、北詰でR504の旧道との交差点に突き当たる。左右どちらもR504のおにぎりが表記されているが、右折の横川方面は旧道であり、ウオッちずでは国道の指定を外れている。永野IC以西もおにぎりが表記された案内標識がある事から北薩横断道路が延伸された後も修正されていないと思われる。

126.鹿児島r396交差点 127.2車線の快走路が続く 128.鹿児島r402交差点
 旧道との交差点から約300m、さつま町役場薩摩支所の北の交差点で鹿児島r396の重複が終わる。カーブとアップダウンを繰り返す2車線道路を走っていると鹿児島r402交差点を通過する。右折してr402を北上すると2km強でR267との交差点に至る。

129.建設中の北薩横断道路をくぐる 130.鹿児島r51佐志交差点 131.さつま町田原
 鹿児島r402交差点から程なくして高架橋の下をくぐるが、これは建設中の北薩横断道路である。鹿児島r51佐志交差点付近からは開けた場所を走るようになるが道路状況には大きな変化は見られない。弧を描いている町道との交差点を通過するが、この町道は1987年に廃線になった国鉄宮之城線跡を転用した道路である。交差点のすぐ南に佐志駅が置かれていたが、現在はホーム跡と記念碑と車輪が確認できる程度である。

132.旧道との交差点を道なりに進む 133.とどろ大橋 134.さつま町轟町
 旧道が交差している緩やかな右カーブを曲がって少し走るととどろ大橋を渡る。さつま町の中心部に差し掛かるため沿線の家屋は多いが、整備された2車線道路のため走りにくさは感じない。

135.R267轟交差点 136.さつま町旭町 137.R328虎居町交差点
 宮都大橋の北でR267轟交差点を通過する。R504の旧道は宮都大橋の南詰でR267に交差していた。轟交差点から約600mでR328虎居町交差点を通過する。出水市が右折のR328に案内されているが、R504の終点が出水市内ながら阿久根市寄りに位置しているせいかもしれない。

138.さつま町西新町 139.市街地を離れると快走路になる 140.鹿児島r344交差点
 虎居町交差点を過ぎると徐々に沿線の家屋が少なくなる。蛇行する川内川の堤防の内側を少し走ってからは緩やかな勾配を上って行く。下り勾配に転じてすぐに鹿児島r344交差点を通過し、海老川を渡ってからは上り勾配となる。

141.さつま町海老川 142.交通量の少ない快走路 143.紫尾山を望む
 アップダウンとカーブを繰り返す2車線道路を淡々と走る。北薩横断道路の一部区間が開通して酷道峠を通らなくても済むようになったが、交通量は非常に少ない。開けた場所も通っており、紫尾山を望む事ができる。これから越える堀切峠は紫尾山の南西に位置している。

144.断続的に集落が続く 145.川薩グリーンロードとの交差点 146.さつま町平川
 泊野川の流域を快走していると川薩グリーンロードという広域農道との交差点を通過する。名称からも想像できる通り、薩摩川内市とさつま町(旧薩摩町)を結ぶ道路である。R504は広域農道との交差点以降も走りやすい2車線道路が続く。

147.泊野川沿いを走る 148.R504北薩横断道路とのさつま泊野ICを直進
 泊野川の谷筋の区間だけ集落が途切れている。高峯集落を走っているとR504北薩横断道路とのさつま泊野ICに至る。左折が北薩横断道路で直進が現道である。案内標識におにぎりは表記されていないが、ウオッちずでは直進の道路も国道扱いしている(2021年12月時点)。よって北薩横断道路に進まず直進して現道へと進む。当然ながら単に阿久根・出水方面に行くだけなら北薩横断道路を走行した方がより早く着ける。

国道504号 part4