国道496号
part1

R201草野交差点〜R500交差点
行橋市→みやこ町

1.R201・福岡r255草野交差点 2.行橋駅の西側を走る 3.行橋みやこ大橋
 福岡県行橋市の中心部から見て北西に位置しているR201・福岡r255草野交差点がR496の起点である。ここから南に向かって大分県日田市の終点に向かう。東西の幹線国道のR201との交差点であり、R10やE10東九州道の行橋ICにも近い場所のため交通量も多い。
 草野交差点から南に向かうとJR日豊本線の行橋駅の西を通過する。沿線には商業施設が多くR10やR201と比べると減っているが交通量も少なくない。福岡r34西宮市3交差点を通過して行橋みやこ大橋を渡る。以前は交差点を左折する国道10号方面がR496であった。

4.長江跨線橋 5.行橋市西泉 6.市道との福富交差点を右折
 行橋みやこ大橋を渡り終えてショッピングセンターの間を通って長江跨線橋で平成筑豊鉄道田川線の上を通過する。跨線橋が終わって平坦な2車線道路を走っていると左カーブを曲がり、その先の福富交差点を右折して山国・みやこ町豊津方面に進む。左折の行橋市街方面が旧道である。

7.福富交差点からも2車線道路 8.福岡r250福原交差点 9.E10東九州道の南泉橋をくぐる
 福富交差点からはバイパスではなくなるためこれまでと同じ対面2車線ながら道路のグレードは低くなっている。福岡r250福原交差点を通過した後にE10東九州道の南泉橋の下をくぐる。

10.センターラインがなくなるのではなく消えかけて見にくいだけ 11.釜割池の西岸を走る 12.みやこ町に入る
 その後も対面2車線道路が続いているが、歩道が設置されていない割合が増える。交通量は400番台後半の国道としては多いため、若干の走りにくさを感じる。釜割池の西岸を走っているとその南端部でみやこ町に入る。

13.福岡r58バイパスとの八景山交差点 14.福岡r58現道との錦町交差点 15.福岡r201交差点
 みやこ町に入ってすぐに福岡r58八景山交差点とr58錦町交差点を通過するが、前者はバイパスで後者が現道である。その後もやや狭苦しい対面2車線道路を南下していると福岡r238交差点と福岡r201交差点を通過する。どの交差点にも右折車線は設置されていない。

16.巣鳥池付近から沿線の家屋が少なくなる 17.福岡r240光富橋交差点 18.祓川の左岸を走る
 福岡r201交差点を過ぎて少し走ると沿線の家屋が途切れる。その後集落に入るがこれまでに比べて家屋の数は少なくなっている。祓川の左岸を走っていると福岡r240光富橋交差点を通過する。左折の築上方面はR496の旧道であり、光富橋の東詰を右折して祓川の右岸を南下している。ただし、ウオッちずでは2021年12月時点でまだ現役の国道扱いされている。

19.見通しの良い直線道路 20.京築アグリラインとは立体交差 21.犀川大橋
 水田地帯の中に造られたバイパスは直線的で歩道がなくとも走りやすい道路状況である。やや急な勾配を上った先で京築アグリラインという広域農道との立体交差点を通過する。さらに勾配を上り、左カーブを曲がった先で犀川大橋を渡る。橋の下は犀川だけでなくR496の現道(?)も通っている。橋を渡り終えて下り勾配を走っていると現道と近接している場所を通過するが、1.0車線幅の連絡道路(?)で繋がっている。

22.福岡r239交差点 23.集落から離れた場所と通っている 24.現道と合流
 福岡r239交差点を通過するが、ウオッちずでは現道とバイパスの間の100m弱は県道として表記されていない。r239交差点からは緩やかな勾配を上り続ける。交通量が少ない事もあって非常に走りやすい。光富橋から約5.0kmで押ボタン式信号機が設置された交差点を通過するが、そこで交差している道路が現道である。

25.祓川の右岸を快走 26.現道との交差点 27.集落から離れたバイパスを走る
 現道と合流してからは祓川の右岸を走るが緩やかなアップダウンがある。左岸に移った後に上り勾配となるが、そこで現道との交差点を通過する。ウオッちずでは国道扱いされているものの現地に案内標識は設置されておらず道なりに走っていればバイパスに進まされる。祓川から離れた山の斜面を走っており沿線に建物は存在しない。

28.現道の上を通過 29.伊良原ダム付近に片側交互通行規制箇所あり 30.伊良原ダム見学台の前を通る
 複数の橋梁を渡りながら2車線道路を南下していると現道の上を通過した後に現道との交差点を通過する。厳密に言えば現道とバイパスを繋ぐ連絡道路であり、旧道は伊良原ダム湖の下に沈んでいる。ダムの脇を通り過ぎるとダム湖畔を走る。釜の河内集落に至る町道との交差点の前には伊良原ダム見学台という展望所が設けられている。

31.橋梁の多い快走路 32.みやこ町犀川下伊良原 33.伊良原大橋
 多くの橋梁を渡りながら2車線道路を淡々と走る。みやこ町役場犀川支所伊良原出張所のある集落を通過するが、ダムに沈んだ集落の移転先と思われる。その後左カーブを曲がって伊良原大橋でダム湖を渡る。

34.中村集落 35.藤の宮高木神社 36.拡幅工事中
 伊良原大橋から少し走ると中村集落を通り抜ける。集落内に伊良原小中学校があるが校舎が新しい事から移転してきたものと思われる。藤の宮高木神社の前を過ぎた先で旧道との交差点を通過する。ウオッちずでは国道扱いされているが、伊良原小中学校の手前で途切れており通り抜けはできない。旧道と合流してすぐに狭路区間が始まるが、拡幅工事が行われていたので2車線区間が伸びるのは時間の問題だろう。

37.拡幅完了区間 38.荒瀬橋 39.柿尾集落
 センターラインが復活して2車線道路に戻るも荒瀬橋付近から1.8車線幅になってしまう。橋の直後の左急カーブを曲がると勾配が若干急になる。集落内ではあるがカーブも多くなる。

40.山道区間に入る 41.道路利用者ではなく遊漁者に対する警告 42.扇谷橋の前後はセンターラインあり
 柿尾集落からは1.5車線と狭くなるうえに落石に注意が必要で、山道区間が始まった事が分かる。道路脇に警告看板が立っているが、これは道幅やカーブといった道路状況や落石に注意を促す物ではなく、今川と祓川での遊漁は遊漁券を購入しろという物である。祓川の谷筋を走っていると扇谷橋の前後だけセンターラインがある。橋を架けかえる際にその前後も併せて整備されたのだろう。

43.福岡r292交差点 44.広狭が混在 45.狭い箇所では離合不可
 祓川沿いの狭路を上っていると福岡r292交差点を通過する。添田町津野を結ぶ県道ながら添田町側には供用区間がない行止まり県道のため案内標識が設置されておらず、ソトバがある事でかろうじて県道との交差点だと認識できる。船頭集落では広狭が混在しており、広い部分は離合可能だが、狭い部分は離合不可である。

46.楠木橋の前後はセンターラインあり 47.福岡r32交差点 48.福岡r32交差点以降もしばらくは2車線道路
 2車線道路になって楠木橋を渡るが、これも橋の架け替えと同時に整備されたものと推測される。短距離だけセンターラインがなくなり復活した所で福岡r32交差点を通過する。走行した日(2021年12月13日)は災害か何かでr32が通行止であった。福岡県で最奥の県道との交差点を過ぎてもしばらくはセンターライン付きの2車線道路が続く。

49.杉山集落 50.蛇淵キャンプ場以南は雨量通行規制区間 51.キャンプ場から先は狭路区間
 杉山橋の先の左カーブを曲がり終えるとセンターラインがなくなって1.5車線幅と狭くなる。直線道路を走っているとセンターラインが復活して2車線道路になると同時に上り勾配になる。蛇淵キャンプ場の前を通り過ぎると狭路に戻る。閉鎖ゲートは設置されていないが、蛇淵キャンプ場が福岡県側の最後の建物であり、以南は雨量通行規制区間である。連続雨量200mm超で通行止になるが、酷道区間のため基準値以下でも土砂崩れが発生したりして通行止になる可能性がある。

52.路肩に注意 53.法面保護工事中 54.「5 カーブ」
 蛇淵キャンプ場からは1.5〜1.8車線幅の山岳道路が始まる。右、左の連続ヘアピンカーブを通過してからしばらくは急カーブのない状態だが、源流近くの祓川の上のヘアピンカーブ以降はカーブが多くなる。路面状況は比較的安定しているが、路肩が崩れかけていたり法面工事の跡が残っていたり通行止になりやすい場所である事が分かる。走行した日も法面保護工事が行われている箇所があった。麓側から順にカーブ番号があるが、5番カーブからは急なカーブが増える。

55.急カーブが連続 56.落ち葉のせいで道幅が狭くなっている 57.勾配は比較的緩やか
 5番カーブ以降はヘアピンカーブを含む急カーブが多くなりが、勾配はさほど急ではない。道幅は1.8車線程度確保されているが、両側に堆積した落ち葉のせいで1.5車線幅になっている箇所も多い。標高は600mを超えるため九州であっても冬期は凍結や積雪の可能性がある。

58.R500交差点を左折 59.左がR496、正面がR496・R500、右がR500 60.R496行橋方面を撮影
 27番目のカーブを過ぎた先の野峠でR500との交差点に至る。R496は左折してR500が重複した状態で日田・山国方面に向かう。山間部の峠での交差点とあって信号機は設置されていないが、案内標識はきっちり設置されているので迷う事はないだろう。

国道496号 part2