国道477号
part5

R161真野〜R8西横関交差点
大津市→守山市→野洲市→近江八幡市→竜王町

217.真野IC以西にも下り勾配箇所あり 218.JR湖西線 219.R161・滋賀r558琵琶湖大橋交差点
 R161湖西道路との真野ICを通過すると緩やかなカーブを描きながら緩やかな勾配を下る。真野普門交差点付近からは直線道路になり、一気に交通量が増えるのが分かる。真野川に架かる新宿橋を渡ってすぐにJR湖西線の高架下をくぐり、片側2車線道路を少し進むとR161・滋賀r558琵琶湖大橋交差点に至る。r558はR161の旧道に当たり、湖西道路が無料開放化されてから約2年後の2007年3月に県道に降格している。京都・大津市街方面はR161のまま残っているが、該当区間は国土交通省が管理している事から管理上の問題に起因するものと思われる。

220.道の駅「びわ湖大橋米プラザ」 221.自転車でも通行可能(無料) 222.凸部を過ぎると対岸まで一気に下る
 琵琶湖大橋交差点からも片側2車線道路が続いており、琵琶湖大橋西詰交差点を過ぎると緩やかな上り勾配となる。道の駅「びわ湖大橋米プラザ」の出入口に当たる道路との交差点の直後に琵琶湖大橋に差し掛かる。橋梁の下を船舶が通行できるように湖面からの高さを26mに設定しているため、やや急な勾配を上る事になる。上り勾配の途中で右側車線だけメロディーロードが施工されている。曲は“琵琶湖周航の歌”である。下り勾配になってから少し進むと市境を通過するが、通常の市境標識は立てられていない代わりに欄干に市境を示す標識が付けられている。

223.料金所を通過 224.左側車線が減少 225.交通量は多い
 ほぼ平坦になってからもしばらく橋梁部は続いており、渡り終えた直後に料金所を通過する。徴収は昔ながら(?)の有人ブースによる手渡しで、自動徴収機は設置されておらず、ETCカードも利用できない。
 料金所を過ぎると片側3車線になるが、左側車線には「近江八幡方面」、真ん中車線には「守山方面」、右側車線には「草津方面」と路面にペイントされている事からそれぞれ進みたい方面の車線を走る必要がある。料金所から300m強で滋賀r559琵琶湖大橋東詰交差点に至るが、ここで右側車線は草津方面への右折専用車線になる。真ん中車線だけでなく左側車線も直進可能だが、交差点を過ぎた直後に左側車線がなくなるので、真ん中の守山方面の車線を走っている方が良いだろう。対面2車線になってからも交通量と沿線の建物が多い状態が続いている。

226.沿線の水田が多くなる 227.滋賀r11・r26洲本町交差点を左折 228.若干の狭苦しさを感じる
 周囲に水田が増えてくるが交通量は多いままなので長閑とは言い難い。琵琶湖大橋東詰交差点から約3.9kmで滋賀r11・r26洲本町交差点に至るが、ここは左折して野洲方面に進む。守山市の市街地やR8方面へ直進する車両の方が多い。案内標識にヘキサが表記されてないが、直進がr11で右折がr26である。洲本町交差点からも2車線だが、家屋が密集しており歩道がないため狭苦しさを感じる。

229.滋賀r323交差点付近からは歩道付き 230.守山市立田町 231.守山市幸津川町は狭路
 滋賀r323の手前からは歩道が現れて車線幅も多少広くなって走りやすくなる。北東の方角に進んでいると沿線の家屋が少なくなっていき水田の割合が増えてくる。市道との交差点を通過して守山市幸津川町に入るとセンターラインがなくなる。

232.家屋密集地を通り抜ける 233.滋賀r153交差点 234.滋賀r153交差点の直後を左にカーブ
 家屋が密集している間を1.5車線狭路で走り抜ける。山間部の狭路区間とは異なり平野部の集落内のため交通量はそれなりにある。緩やかな左、右カーブを通過した後に滋賀r153交差点を通過し、その直後には市道が交差している左直角カーブを曲がる。走行した日はr153に通行止箇所があったようでr153の迂回路を示す看板が立てられていた。

235.片側が水田であっても未改良 236.R477幸津川洲本バイパスとの交差点を右折
 直角カーブからは左側に家屋、右側に水田という状態を走る。家屋の密集度は低いが拡幅されておらず1.8車線程度である。程なくしてT字路に突き当たるが、R477はおにぎり下の補助矢印標識に従って右折する。左折はR477の幸津川洲本バイパスだが、600m程先までしか開通していない。しかしそれでも幸津川町の狭路区間をパスする事が可能である。

237.幸浜大橋の手前で勾配を上る 238.幸浜大橋 239.野洲市に入る
 バイパスとの交差点を右折してすぐに緩やかな勾配を上り、幸浜大橋で野洲川を渡る。渡り終えると勾配を下り、右カーブの手前で野洲市に入る。野洲川は比較的大きな河川だが、R477付近では市境にはなっていない。

240.水田の間を走り抜ける 241.六条中央交差点を左折 242.滋賀r32兵主大社南交差点
 市境からの右カーブが終わると平坦な直線道路で水田の間を走り抜ける。市道との六条交差点を道なりに右にカーブして少し進んだ所で六条中央交差点を左折して近江八幡方面に進む。六条中央交差点から緩やかな左カーブを曲がった後は直線道路になり、滋賀r32兵主大社南交差点を通過する。交差点の名称が示す通り、兵主大社の南に位置する交差点である。

243.野洲市野田 244.野田橋 245.近江八幡市に入る
 北東の方角に向かって2車線の直線道路を走る。集落を通り抜ける箇所もあるが、中心ではなく端の方のため狭くなる事もなく走りやすい2車線道路が続いている。家棟川に架かる野田橋を渡ってから少し進むと市境を通過して近江八幡市に入る。

246.野村橋の東詰の交差点を右折 247.野村橋の東詰からは2.0車線幅 248.左にカーブして堤防から下りる
 近江八幡市に入ってすぐに右にカーブしながら勾配を上った後に日野川に架かる野村橋を渡り、その東詰の市道との交差点を右折する。信号機と案内標識は設置されているが、右折車線はなく直進する車両の方が多い。
 野村橋東詰の交差点からは堤防を走る2.0車線道路を走る。前述の通り交通量が少ないため道幅についてはあまり気にならない。約100m走るとセンターラインが現れて左にカーブして堤防から離れる。

249.野村町集落は1.8車線狭路 250.滋賀r26交差点 251.滋賀r26交差点以降の方が狭い
 センターラインがあるのは堤防から下りるカーブ付近だけで下り勾配の途中で再び狭くなる。そのうえ家屋が密集した集落を通っているため余計に狭く感じられる。滋賀r26との交差点からはさらに道幅が狭くなり、カーブしているため見通しが悪くなる。r26は洲本町交差点からここまで重複区間となっている。

252.左直角カーブあり 253.家屋が途切れるとセンターラインが復活 254.次の集落まで快走路
 右カーブが終わった直後左直角カーブを曲がって以降は直線になるが道幅は狭いままである。家屋が途切れるとすぐにセンターラインが復活して2車線道路になる。その後しばらくは水田の間を2車線道路で快走する。

255.小田町集落も狭い 256.滋賀r2旧道との十王町西交差点は一旦停止 257.滋賀r2十王町交差点
 次の小田町集落に差し掛かると同時に道幅が狭くなる。家屋が密集している中を1.5〜1.8車線幅狭路で走り抜ける。家屋が密集していない場所でも道幅は狭いままである。滋賀r2の旧道と思われる道路との十王町西交差点は国道側が一旦停止しなければならない。交差しているr2旧道が広くて交通量のある道路かと思いきや、1.0車線幅とR477よりも狭く交通量も少ない。
 その後1.8車線幅の狭路を少し走ると滋賀r2十王町交差点に至る。r2は交通量の多い対面2車線道路でR477の方が赤信号の時間が長いのも当然の措置だろう。なお、野村橋東詰から十王町交差点までの軒先酷道区間は北東側の2車線の市道(広域農道?)を走れば通らなくても済む。

258.十王町交差点以降も狭路が続く 259.周りに家屋がなくても狭いまま 260.堤防へ上る
 十王町交差点を過ぎると道幅は広くなったように見えるが、左側の路側帯の幅が広いだけで車道は1.8車線幅しかない。電柱がもっと外側に立てられていればセンターラインを引いて2車線にできそうだが、現時点ではその電柱が邪魔で対向車との離合に気を遣わなければならない。住宅が途切れると水田の間を走り抜けるが、比較的拡幅が容易な状態であっても道幅は狭いままである。中規模の工場の間を過ぎると緩やかな勾配を上る。

261.古川橋の北詰を右折 262.古川橋 263.古川橋以南は2車線
 堤防と同じ高さまで上ると古川橋の北詰で市道とのT字路を右折して日野川を渡る。橋上はセンターラインが引かれていないが、2.0車線程度の幅なので乗用車同士であれば難なく離合可能である。橋を渡り終えると左にカーブしながら勾配を下るが、そこからセンターライン付きの2車線道路になる。平坦かつ直線的な道路で新興住宅の前を走る。古くからの住宅地に入ってからも2車線道路が続いている。

264.JR東海道本線の安養寺踏切 265.踏切以南も狭い 266.滋賀r158交差点を左折
 滋賀r48上野町交差点を過ぎるとセンターラインがなくなり1.8車線と少し狭くなり、その状態でJR東海道本線の安養寺踏切を通過する。踏切の直後には緩やかなS字カーブを描いており、以降は緩やかな勾配を下る。その勾配を下り切る直前で滋賀r158交差点に至るが、案内標識のないこの交差点を左折しなければならない。通行時は交差点付近で道路工事が行われていたが、これはR477の改良工事ではなくr158のバイパス工事に伴い整備されているだけである。

267.滋賀r158交差点からは2車線 268.東海道新幹線 269.竜王町に入る
 滋賀r158交差点からはセンターライン付きの2車線道路になり、住宅地を通り過ぎると右にカーブして東海道新幹線の高架の下を通過する。以降も2車線の走りやすい道路が続いているが、近江八幡市と竜王町との境の前後は1.5車線と狭くなっている。狭路区間が短い事から用地の買収に問題があるものと推測される。

270.善光寺川橋 271.大洞川沿いを快走 272.R8西横関交差点
 センターラインが復活して2車線道路になるとすぐに善光寺川橋を渡り、大洞川の堤防のような場所を走る。その大洞川に架かる西横関橋の直後にR8西横関交差点に至る。R477は直進して甲賀・名神(竜王IC)方面に進む。

国道477号 part6