国道464号

R6松戸隧道交差点〜R51不動橋交差点
松戸市→市川市→松戸市→鎌ヶ谷市→柏市→白井市→船橋市→白井市→印西市→成田市

1.R6松戸隧道交差点 2.意外にアップダウンあり 3.松戸市大橋
 千葉大学園芸学部を擁する松戸キャンパスの南にあるR6松戸隧道交差点がR464の起点である。R6を都心方面に走ってきた場合はトンネルを出てすぐに交差点を左折する形になる。土浦方面に向かって走っているは右直兼用の右車線で右折矢印が出るまで待たなければならない。なお、R464から土浦方面に右折する事はできない。
 R464に入ってすぐに下り勾配となる。その後は上り下りを繰り返す、つまりアップダウンしながら住宅が中心の沿線を走る。日曜日の早朝なので交通量は少ないが、平日の通勤時間帯は恐らくもっと交通量があるものを推測される。

4.松戸市高塚新田 5.日枝神社を避けるようにカーブ 6.大町駅下を通過
 掘割で半地下化された北総鉄道の秋山駅の上を通過するが、国道に駅前ロータリーが直結していないせいもあって一見しただけでは駅があるかどうか分かりにくい。千葉r51・r264高塚十字路交差点を通過してすぐにJR武蔵野線の上をオーバーパスする。こちらも線路が掘割の下にあるため跨線橋ではなく普通の橋で通過している。武蔵野線から程なくして市境を越えて市川市に入り、北東の方角にほぼ直線の2車線道路を走る。左にカーブした先で北総鉄道・成田スカイアクセスの大町駅の下を通過する。高架を通過した直後の歩道橋が市境となっており再び松戸市に入る。

7.松戸市串崎新田 8.新京成電鉄は踏切を越える 9.千葉r57くぬぎ山交差点を右折
 2回目の松戸市に入ったものの約500m先の緩やかな右カーブで市境を通過すると鎌ヶ谷市に入り、その直後に新京成電鉄の踏切を越える。踏切から約600m進むと千葉r57くぬぎ山交差点となり、右折して鎌ヶ谷市街方面に進む。

10.くぬぎ山交差点からも2車線 11.北総鉄道の高架下と新京成電鉄の踏切を通過 12.東武野田線の高架の先の千葉r8・r57初富交差点を左折
 くぬぎ山交差点からも2車線道路が続いているがこれまでのようなアップダウンはほとんどない。くぬぎ山交差点から約1.2kmで高架をくぐり、その直後で踏切を通過する。高架の直後の踏切なので高架化工事の最中かと思ったが、高架は北総鉄道・成田スカイアクセス、踏切は新京成電鉄と別の鉄道会社の路線である。北総鉄道・成田スカイアクセス&新京成電鉄から約900mで今度は東武野田線の高架をくぐる。その東隣の千葉r8・r57初富交差点を左折する。なお、R464の成田方面から走行した場合はこの初富交差点が右折禁止のため車両でのトレースは不可能である。

13.新富交差点直後は普通の2車線道路 14.新京成電鉄の高架の奥に北総鉄道の高架 15.千葉r8鎌ヶ谷消防署前交差点を右折
 初富交差点からしばらくはごく普通の2車線道路だが、中央1交差点から北は中央分離帯のある広めの道幅となる。鎌ヶ谷市役所の東側を通過してすぐに新京成電鉄の高架をくぐり、その先で北総鉄道・成田スカイアクセスの高架をくぐる。北総鉄道の高架から北は片側2車線となるが、すぐ先の鎌ヶ谷消防署前交差点を右折しなければならないので右側の右折車線を走っている必要がある。そして鎌ヶ谷消防署前交差点から先は上下線が分離した北千葉道路区間となる。

16.東向き2車線 17.西向き車線との間に北総鉄道が走っている 18.千葉r192白井駅交差点
 鎌ヶ谷消防署前交差点からは東向きと西向きの上下線が分離した状態になる。交差点から約1.1km走ると南から北総鉄道・成田スカイアクセスが延びてきて上下線の間に収まる。以降は北総鉄道・成田スカイアクセスを挟んでほぼ真東に向かって走る。北総鉄道・成田スカイアクセスが間に入ってきてすぐに柏市を通るが、50mしかないため市境標識等は設置されておらず、鳩ヶ谷市と白井市が隣接しているかのように見える。白井市に入ると沿線の家屋が多くなり新興住宅地を貫いている事を想像できる。西白井駅を通り過ぎると沿線の建物の数は減るが、次の白井駅に近付くと再び住宅地を通る形になる。駅ごとに住宅地という非常に分かりやすいニュータウンである。

19.R16とは千葉・八千代方面しか行けない 20.神崎川付近は北総鉄道の方が高い位置を走る 21.R464唯一のトンネルをくぐる
 白井駅を中心にしたニュータウンを抜けて程なくして二重川を渡って船橋市に入る。小室駅の西でR16との立体交差を通過するが、R464東向き車線からはR16の千葉・八千代方面しか行けない。また、R16両方向からR464東向き車線に行く事はできるが、R464西向き車線とR16は全く接続していないという非常に中途半端な状態である。従って、R16東向き車線からR16野田方面およびR464とR16の往来は県道や市道を介さなければならない。
 R16の立体交差の直後に小室駅を通り過ぎて神崎川まで下り勾配となる。神崎川を渡ると再び白井市に入り、R464唯一のトンネルをくぐる。

22.本線と側道に別れる 23.沿線最大のニュータウン、千葉ニュータウンを通過 24.千葉ニュータウン中央駅を過ぎると右車線がなくなる
 トンネルから少し走ると一段下に降りる本線と側道とに別れる。おそらく本線が後に造られたのだろう、案内標識の線は細く側道の方が優先であるかのような印象である。また白線が中途半端に消されて上書きされているためどの方向に進むべきか迷うというトラップも潜んでいる。近辺に住んでいてよく通るというのであれば迷う事もないのだろうが。
 本線と側道に別れて程なくして印西市に入り、北千葉道路区間で最大のニュータウンである千葉ニュータウンを通過する。これまでのニュータウン同様に国道に近い場所には郊外型の大規模店舗があるため住宅地というイメージとは少し離れた光景である。千葉ニュータウン中央駅を通り過ぎると右側車線が合流してくる。

25.右側はゼブラゾーンなのだが… 26.千葉r4交差点
 右側車線が合流して1車線になったはずなのだが、右側車線(のような場所)を走り続けている車両も少なくない。ゼブラゾーンとなる箇所もあるし、右折専用車線となる箇所もあるのだが構わずに直進し続ける。千葉r4交差点では右車線は右折専用だったのが右直車線に変更されているので、元々は2車線が続いていたのかもしれない。千葉r4交差点以東はきちんとした2車線となる。

27.印西牧の原駅の西で右車線が減少 28.本線合流後も短距離ながら1車線 29.千葉r65鎌苅北交差点を右折
 印西牧の原駅の手前で今度こそ右車線が合流してきて1車線になり、勾配を下り切った所で本線が合流してくる。本線がそのまま右車線になるパターンを想像していたが、1車線のままである。駅を過ぎた所の交差点からは2車線となり、見通しの良い快走路を走る。
 鳩ヶ谷消防署前交差点から約19kmで千葉r65鎌苅北交差点に至る。北総鉄道・成田スカイアクセスはそのまま真っ直ぐ伸びているが、R464の北千葉道路はここまでしか開通していないため、右折しなければならない。

30.鎌苅北交差点からは意外にも片側2車線 31.旧印旛村役場前からは対面2車線 32.千葉r65瀬戸交差点を左折
 鎌苅北交差点を右折して北総鉄道・成田スカイアクセスの線路の上を通過してから西向き車線と合流する。北千葉道路区間は終わったが意外にも片側2車線道路が続いている。大きく左にカーブしながら日本医大の前を通過してから旧印旛村の役場前を通過する。村役場前交差点の手前で左車線がなくなり、以降は対面2車線となる。車線が減少すると同時に沿線風景もガラリと変わり、これまでになくローカルな雰囲気が漂っている。
 緩やかなアップダウンとカーブの道路を走っていると千葉r65瀬戸交差点となり、左折して成田・栄方面に進む。鎌苅北交差点以東、と言うより北千葉道路区間以外は右左折が多いのがこのR464の特徴である。

33.印西市瀬戸 34.カーブが連続 35.集落内には左直角カーブもある
 瀬戸交差点直後こそ歩道が整備されており路面も新しい走りやすい道路状況だが、すぐに歩道はなくなる。成田スカイアクセスの上を通過すると小刻みなカーブが連続するが走りにくいと言えるレベルではない。成田スカイアクセスの両側には千葉北道路が建設中である。アップダウンのある状態を抜けて平坦になると田畑が広がる見通しの良い中を走る。見通しは良くなるが急カーブがあるのでスピードの出し過ぎは禁物である。

36.千葉r12境田交差点を右折 37.印西市吉高 38.印旛沼近くは見通し良好
 右にカーブした先で千葉r12境田交差点を右折する。交差点からも平坦かつ直線的な走りやすい2車線道路が続いている。左手には印旛沼があるが500m弱離れているうえに高低差がないため直接水面を見る事はできない。

39.甚兵衛大橋 40.成田スカイアクセス
 印旛沼南端に架かる甚兵衛橋を渡ると成田市に入り、同じく橋を渡ってきた成田スカイアクセスの高架をくぐる。これまで幾度のなく交差、並走してきた成田スカイアクセスだが、これが最東端の交差ポイントである。北千葉道路はこの成田スカイアクセスと並走する形で開通するはずである。

41.成田市に入ると1.8車線区間もある 42.成田市台方 43.集落外では1.5車線区間が現れる。
 成田スカイアクセスの高架を過ぎて少し進むとセンターラインがなくなり1.5〜1.8車線幅とやや狭くなる。狭くなるだけならまだしも右左折の多い400番代後半の割に交通量が結構多いため下手な山岳狭路よりも厄介と言えば厄介である。江川橋を渡った先で左急カーブを曲がってやや急な勾配を上る。センターラインが描かれた区間もあるが道幅に余裕はなく狭いと感じる。

44.センターラインがあっても車線幅は狭い 45.千葉r137宗吾霊堂前交差点 46.市道との交差点を道なりに右へ進む
 成田市に入ってから約4.8kmで千葉r137との宗吾霊堂前交差点を通過し、直後の市道との突き当たりを左折する。さらにその直後の市道との交差点を道なりに右へ進む。この辺りまで来ると普通の2車線道路となるため狭いと感じなくなる。

47.市街地の手前で勾配を下る 48.成田市飯田町 49.日赤成田病院前交差点を右折
 下り勾配を走って公津の杜公園を通り過ぎると住宅地の北側を走り抜ける。成田市の市街地からは少し距離があるが沿線が住宅地とあって交通量は少なくない。日赤成田病院の手前のその名も日赤成田病院前交差点を右折して成田空港・R51方面に進む。

50.日赤成田病院前交差点からは片側2車線 51.R51不動橋交差点
 日赤成田病院交差点からは片側2車線になる。交差点直後に京成本線をオーバーパスしてから日赤成田病院の前で左にカーブする。そのまま片側2車線の道路を走っているとR51の旧道と思われる市道との交差点を通過してすぐにR51不動橋交差点に突き当たる。市街地から離れた中途半端な位置だが、ここがR464の終点交差点である。南西に僅か200mの位置にR409の終点交差点がある。なお、北千葉道路は不動橋交差点から約4.2km北西でR295と接続する予定である。開通の暁に鎌苅北交差点以東の現道区間がどういう扱いになるのか注目したいところである。