国道445号
part1

R3代継橋交差点〜R218三和交差点
熊本市→嘉島町→御船町→山都町→美里町

1.R3・R208・R218・R219・R266代継橋交差点 2.代継橋 3.代継橋以降は6車線
 熊本市の繁華街に近いR3・R218・R219・R266代継橋交差点がR445の起点である。案内標識にはR3とR266しか表記されていないが、R3八代方面にR218とR219が、R266にR445が重複している。なお、代継橋交差点を繁華街方面から進入した場合、左折車線を含めて3車線あるが右折は禁止されている。
 代継橋交差点から走行を開始すると代継橋を渡り、対岸で車線が増えて6車線道路になるが産業道路との本荘交差点で左端車線が左折車線になってしまう。しかし交差点以降は6車線道路である。

4.熊本r104南熊本交差点を左折 5.南熊本交差点以降は4車線 6.九品寺6交差点を右折
 代継橋交差点から約1.1km走ると熊本r104との南熊本交差点を左折する。直進するとJR豊肥本線の南熊本駅に至る。南熊本交差点からは車線が減って4車線になる。約300m進み九品寺6交差点を右折して山都・御船方面に進む。串刺しおにぎりは設置されていないものの案内標識にはR266だけでなくR445のおにぎりも表記されている。

7.八王子跨線橋 8.4車線区間は浜線バイパスと呼ばれる 9.R57・R266田井島交差点を直進
 九品寺6交差点からも4車線道路が続いており、JR豊肥本線を八王子跨線橋で越えて南の方角に進む。熊本市中央区から南区に入り南東の方角に走っているとR57・R266田井島交差点を通過する。案内標識にはご丁寧にR445のおにぎりも表記されており、直進である事が容易に判断できる。

10.田井島交差点以降も4車線 11.熊本r103・r104交差点 12.嘉島町に入る
 田井島交差点からも4車線道路が続いているが、交通量は若干ではあるが減っているように思える。熊本r236重富交差点の手前で熊本市東区に入る。約1.4km走ると熊本r103・r104との交差点を通過して加勢川に架かる中の瀬橋を渡ると嘉島町に入る。嘉島町に入ると中央分離帯が現れて片側2車線道路になる。

13.R266鯰交差点 14.嘉島町内は片側2車線 15.熊本r50交差点は道なりに左へ進む
 嘉島町に入ってから約400m走るとR266鯰交差点を通過するが、ここでR266が宇城・城南方面に右折するため以降はR445の単独区間となる。上位国道と分岐する交差点だが、上位国道の方が右折もしくは左折するパターンで、さらにはR266は対面2車線になるがR445の片側2車線状態が続いている。イオンモール熊本の東で熊本r50との交差点を道なりに東へ進む。案内標識はT字路に突き当たって左折であるかのような表記だが、道なりに走っていればR445に進んでしまう。

16.熊本r32上島交差点 17.九州道 18.御船川の堤防の外側を走る
 熊本r50交差点からは御船川の右岸の堤防の外側を走る。熊本r32上島交差点を通過するが、r32はなぜか御船川を渡った先の嘉島町・御船町境までの500m程度しか指定されておらず、その先は熊本r106となっている。地図を見て少し南に視点を移動すると熊本r240との交差点以南にr32の続きが確認できる。緑川を挟む区間が分断されているが、地理的に道路が造れない場所には見えない。
 上島交差点から御船川沿いの平坦かつ直線的な快走路を走っていると御船町に入り、直後に九州道の高架をくぐり御船ICを通過する。インターチェンジ以降は車線が減少するパターンが想像されたが、片側2車線道路が続いている。

19.右折して旧道に進む 20.堤防の高さまで上る 21.R445のおにぎりあり
 御船ICから約1.2km走ると旧道との交差点に至る。案内標識には熊本r239となっている道路が旧道であるが、ウォッちずにおいては国道として表記されているため右折する事にする。緩やかにカーブしながら勾配を上って御船川の堤防に上る。堤防上を走っていると熊本r239滝川交差点を通過するが、その先にはR445の制式おにぎりが立っている。補助標識はやや古いもののおにぎりそのものはさほど古いものには見えないので、やはりウォッちずの表記が正しいという事だろうか。

22.案内標識のおにぎりがR445を除いて消されている 25.御船町の市街地を走る 24.R443辺田見交差点
 旧道に進んでから約1.4kmで信号機のない交差点を通過するが、案内標識にはおにぎりが消されていた。支柱に付けられたR445のおにぎりのみ残されており、消されたのはR443のおにぎりと思われる。御船町の中心部の東に造られたR443バイパスの開通以前は僅かながらR443との重複区間があったのだろう。R443の旧道との重複区間は市街地を走っているため沿線の建物が多い。
 旧道に進んでから約2.5kmでR443との辺田見交差点を通過する。旧道に進まずに直進してバイパスを走った場合は辺田見交差点から約400m北西の交差点を右折してR443との重複を経て辺田見交差点に至るルートとなる。

25.ハローワーク上益城の前を通過 26.風景がガラリと変わる 27.御船川沿いの集落を繋ぐ
 辺田見交差点の直後こそ周囲の建物は多いが、400mも走れば風景は一変してローカル国道の雰囲気が出てくる。御船川の右岸を走っており勾配は非常に緩やかだが急なものを含めてカーブが多い。一方で交通量は激減している。

28.熊本r219交差点以東は異常気象時通行止区間 29.急カーブが多い 30.短距離ながら登坂車線あり
 熊本r219交差点を通過してすつに異常気象時通行止区間の始点を示す標識が立てられている。それによると降雨量が200mm以上の場合に通行止になるようだが、時間雨量は文字が消えたのか最初から書かれたいなかったのかわからないが数値が記入されていない。異常気象時通行止記載区間に入ってからも非常に緩やかな上り勾配の2車線道路が続いている。急カーブが多いものの交通量が少ないため自分のペースで走る事ができる。

31.長閑な風景が続く 32.七滝トンネル 33.山都町に入る
 御船川の流域を離れると緩やかなカーブが多くなり、元々緩やかだった勾配と相まって走りやすくなる。断続的にいくつかの集落を繋ぎながら北東の方角に走る。大きく右にカーブして七滝トンネルをくぐる。旧道は鎖か何かで繋がれたA型バリケードが置かれており通行できない。その後も緩やかな上り勾配のカーブの多い2車線道路を走っていると山都町に入る。

34.橋脚は九州中央道のもの 35.大星集落付近に登坂車線あり 36.登坂車線があるくせに名もない峠を越える
 山都町に入ってから程なくして橋桁が乗っていない橋脚の間を通過する。これはR445のバイパスではなく九州中央道の橋脚である。九州道との嘉島JCT〜小池高山ICの一区間は2014年3月22日に供用が開始されており、小池高山IC〜(仮)矢部IC間は工事中である。R445との交差部分に(仮)北中島ICが設置される予定である。
 山都町内においても緩やかな勾配とカーブの多い2車線道路が続いている。大星集落付近には登坂車線が設けられているが、矢部サンバレーカントリークラブ付近で越える峠には特に名称は付けられていない模様。名もなき峠以東も2車線道路が続いている。

37.金内橋 38.集落を繋ぐローカル国道 39.西向き車線に登坂車線がある箇所も
 緩やかな勾配を下っていると御船川に架かる金内橋を渡るが、その橋がR445が渡る御船川の最も東に位置する橋である。金内橋付近からは概ね南東の方角に進んでいる。断続的に現れる集落を繋ぐ快走路で、交通量が少ないためハイペースで流れている。

40.山都町杉木 41.建設中の九州中央道 42.右に見える橋はR218・R445上司尾橋
 千滝川を渡る付近からは進行方角は南となり、千滝川の左岸を走る。勾配はほとんどなく緩やかなカーブが連続しているが、沿線の家屋が途切れる割合が少ない。再び九州中央道と交差する地点を通過するが、こちらは既に橋桁が乗せられており、フェンスや排水管等も取り付けられている。前方にこれから渡るR218・R445の上司尾橋を見ながら左にカーブする。

43.R218上寺交差点を右折 44.上司尾橋 45.熊本r160・r219南田交差点
 山都町の中心部の北西でR218上寺交差点に至り、直進・右折兼用車線から右折してR218との重複区間に入る。上寺交差点からすぐに上司尾橋で千滝川とR445の旧道の市道の上を通過する。その後大きく左にカーブして進行方角を西から東に転じ、熊本r160・r219南田交差点を通過する。このr219は異常気象時通行止区間の始点付近で交差した県道であり、R445とは別のルートで町境を越えて山都町の中心部付近に至っている。

46.バイパス化された快走路を走る 47.牧野トンネル 48.旧道と交差
 南田交差点以降は直線的な2車線快走路を南下する。緩やかな上り勾配となってから牧野トンネルをくぐり、右にカーブしていると山都町の中心部付近を通ってきた旧道と交差する。案内標識自体にはR218のおにぎりしか表記されていないが、支柱にはR218とR445のおにぎりを表記した矢印標識が付けられており、R445が重複している事が良く分かる。

49.山都町白小野 50.串刺しおにぎりの設置数は多い 51.緩やかな上り勾配の快走路
 旧道と合流してからも2車線快走路が続いているが、緩やかながらアップダウンとカーブがある。上寺交差点でほとんどの車が左折して山都町中心部方面もしくは高千穂方面に進んだため、R218・R445重複区間の交通量は極めて少ない。

52.万坂隧道 53.美里町に入る 54.北野隧道
 緩やかな勾配を上っていると万坂隧道をくぐって美里町に入る。トンネルの手前に「100m」という標識が見えるが、これは標高を示すものではなく車間距離を確認するために設置されたものである。万坂隧道からさほど走らないうちに次の北野隧道を通過する。

55.北野隧道の西には反対車線に登坂車線がある 56.勾配を下り続ける 57.R218・R445串刺しおにぎりの設置数は多い
 北野隧道を出てから少し走ると反対側の東向き車線に登坂車線が現れる。その登坂車線がなくなってからも緩やかな下り勾配が続いている。等高線に沿っているためいくつか急なカーブもあるが、交通量が少ないため自分のペースで走る事ができる。熊本r220交差点付近からは集落を通っている。

58.アップダウンしている2車線快走路 59.前園集落と馬入隧道 60.船津隧道
 緑川ダムが造るダム湖の北を緩やかにアップダウンする2車線道路を西進する。ダム湖の近くを走っているとはいえ湖畔を走っている訳ではない。緑川ダムの近くで馬入隧道と船津隧道を相次いでくぐる。

61.霊台橋 62.熊本r153交差点 63.R218三和交差点を左折
 左の急カーブを曲がると緑川ダムの下流に架かる霊台橋を渡り、左岸で右の急カーブを通過する。熊本r153交差点を通過してから上り勾配の左カーブを曲がり、峠部分を越えて勾配を下っているとR218三和交差点に至る。R445は左折して人吉方面に向かう。さらっと終点の人吉市が案内されているが、これから走る区間は酷道を含んでいる。

国道445号 part2