国道439号 |
part4 |
徳島r32交差点〜R32豊永交差点 |
三好市→ →大豊町 |
154.広いのは徳島r32交差点付近だけ | 155.「大豊45km 京柱峠14km」 | 156.離合できない1.0車線幅 |
徳島r32交差点を左折した直後は2車線だがすぐに狭くなる。新居屋集落を通り過ぎてからも1.0〜1.5車線幅と狭い道路が続いている。谷道川の谷筋を走っているが樹木で川面は見えないが、比較的日が射しこむため鬱蒼とした雰囲気は薄い。 |
157.三好市東祖谷山小川 | 158.狭いが雰囲気は明るい | 159.落石防止策設置工事中 |
小川集落では緩やかな上り勾配となる。短い距離で2ヶ所のヘアピンカーブを曲がって標高を上げるが、ヘアピンカーブの前後も小川集落の中である。落石防止柵の工事が行われている箇所があったが、工事中はおそらく何らかの通行規制が敷かれていると思われる。 |
160.左ヘアピンカーブに団体営農道が交差している | 161.樫尾集落 | |
樫尾集落でも2ヶ所のヘアピンカーブがあるがこちらは小川集落のものほど近接していない。京柱峠寄りのヘアピンカーブには団体営農道が交差しており、案内標識が同じような方向を向いた状態で設置されている。ヘアピンカーブを過ぎると樫尾集落の中心と言えるような場所と通るが、国道沿いだけでなく山の斜面にも家屋が建っている。京柱峠区間において徳島県三好市側の最後の集落である。 |
162.ちょうど草刈りが終わった直後だった | 163.路面が荒れ始める | 164.右ヘアピンカーブに樫尾阿佐林道が交差 |
樫尾集落を通り過ぎると鬱蒼とした雰囲気の1.5車線幅狭路を走る。路肩付近の草が刈られた直後だったため、草木で道幅が狭く感じずに走る事ができ、精神的には幾分か余裕が生まれる。しかし路面状況は徐々に悪化していき、ひび割れはもちろん凹凸も多い。標高751m地点で右ヘアピンカーブを曲がるが、そこに樫尾阿佐林道(スーパーマップルでは祖谷山林道と表記)が交差している。案内標識ではT字路のような描かれ方をしているが、道なりにカーブすれば国道をトレースできる。 |
165.林道との交差点からはさらに路面状況が悪くなる | 166.転落しそうな場所にはガードレールが設置されている | 167.日当たりが悪い場所には轍苔がある |
林道が交差しているヘアピンカーブからはさらに路面状況が悪くなる。道幅は1.0〜1.5車線と狭く離合箇所は少ない。転落しそうな場所にはガードレールが設置されている場所が多いものの、全体的に見ればガードレールが設置率は低い。滝のような沢を渡ってしばらくは比較的日が射す場所を走っているが、山の北側の斜面に差し掛かると日当たりが悪いようで路面の苔が目立つ。 |
168.おにぎりが国道である事をアピール | 169.杉の木が伐採されている場所がある | 170.勾配は緩やか |
緩やかな勾配で徐々に標高を上げながら狭路をひたすら走る。見ノ越区間と比べると断崖絶壁感は薄く落石も少ない。あくまで見ノ越区間との比較であって、道幅は狭く路面の凹凸は多いため決して走りやすいという意味ではない。 |
171.樫尾林道との交差点 | 172.東祖谷山"村"九度折れざこ | 173.京柱峠に近い方が路面状況が良い |
左ヘアピンカーブを通過した直後に樫尾林道との交差点を通過する。名称が示す通り樫尾集落まで繋がっている。100m程先には阿佐尻山に向かう登山道(?)が交差している。登山道と言っても舗装されており林道と言った方がより正確なのかもしれない。 登山道との交差点の直後からは視界が開ける。道幅は狭いままだが舗装状況は比較的良好で走りやすいと感じるかもしれない。峠に近付いてから道路状況が多少なりとも良くなるというケースは珍しい。 |
174.峠の手前には駐車スペースがある | 175.京柱峠 | 176.京柱峠記念碑(2007年10月21日撮影) |
道路左側に細長い空き地のある状態を走っているとそれが砂利敷きに変わり明らかに駐車場と呼べるスペースになる。転回スペースのような場所で右にカーブして京柱峠を越える。峠は県境で徳島県三好市の境標識は設置されているが、高知県大豊町のそれは設置されていない。また、転回スペース(?)の奥には京柱林道が接続しており、前述の樫尾阿佐林道や高知r44の分断区間の端点に繋がっている笹谷林道に通じている。林道の反対側にはお食事処があり営業日であれば簡単な食事を取る事ができる。峠からの眺望は素晴らしく天気の良い休日であれば大抵複数台の車が停まっている。 |
177.緩やかな下り勾配 | 178.路面は意外にきれいな状態 | 179.日当たりの悪い場所には轍苔あり |
京柱峠を越えると下り勾配となり、道幅は1.5〜1.8車線程度と強烈に狭い訳でもなく、落石等も意外に少ない。峠の直後には5ヶ所のヘアピンカーブがあり、1.5kmに満たない距離で標高を100m程下げる。2ヶ所目と3ヶ所目のヘアピンカーブの間に道路から逸れて下った場所に公衆便所と屋根付きの休憩所のような建物がある。入口には西峰公民館という表示があったが公民館には見えない。 連続ヘアピンカーブ地帯を過ぎてからも勾配は緩やかな状態が続いている。樹木に日光を遮られているでは交通量の少なさから轍苔が生えている場所もあるが、舗装の凹凸は少ない。道幅は狭いが紅葉期の休日などを除けば交通量は非常に少ない。 |
183.大畑井集落 | 184.斜面にへばりつく集落はR439沿線では見慣れたもの | 185.西峰郵便局の前を通過 |
拡幅工事現場は大畑井集落の東端に当たりすぐ近くに家屋もある。鬱蒼とした木々に囲まれたヘアピンカーブを通過した後に大畑井集落を通り抜ける。隣接して次の久生野集落を通過するが、国道沿線だけでなく山の斜面に結構な数の家屋が建っているのが確認できる。土居集落からは南小川の右岸を走っているが、川とは高低差があり少し離れているため川沿いというイメージは薄い。 |
186.南小川沿いの谷筋を走る | 187.漉長集落 | 188.高原集落の東に2車線区間がある |
土居集落を過ぎるとしばらく家屋のない状態を走る。勾配は車で走っている分にはほとんど意識する事のない程度だが、道幅が狭く小刻みなカーブが多いため速度はあまり出せない。集落をいくつか通り過ぎているが交通量は極めて少ない。高原集落の東でセンターライン付きの2車線道路になるが僅か400m程度の距離しかない。 |
189.2車線区間はすぐ終わる | 190.落合バイパスへ進む | 191.右にカーブした緩やかな上り勾配を走る |
斜面にへばりついている高原集落や川井集落の南の狭路を走っていると再びセンターラインが現れる。川井大橋の手前で右側に分岐する道路があるが、これは現道である。落合拡幅と名付けられているバイパスは徳島県三好市の菅生バイパスと同様に全線開通しておらず、未開通部分は町道が繋いでいる形になっている。しかし走行した日は時間帯別通行規制が敷かれており、さらに4〜50分も待つ余裕もなかったので、直進してバイパスに進んでいる。落合拡幅という割に南小川の対岸に新しいルートで道路が造られており、緩やかなカーブと勾配の走りやすい道路である。 |
192.福寿草橋の先を右折して連絡道路へ進む | 193.落合トンネルには銘板が取り付けられている | 194.連絡道路の橋も架け替え中 |
勾配がなくなり福寿草橋を渡った先はまだ開通しておらず、十字路を右折して連絡道路を走る必要がある。右折すると下り勾配を走り、銘板まで取り付けられている落合トンネルの坑口付近で右にカーブする。南小川に沿って走っていると工事中の橋の横を通り過ぎる。元々落合橋が架かっていたが、バイパス工事に伴い架け替えられているようだ。ただし、あくまで連絡道路なので幅は狭い。 |
195.仮設橋で国道に復帰 | 196.旧道になる予定の区間 | 197.粟生トンネル |
南小川に沿ってさらに進むと仮設橋を渡った所でT字路に突き当たる。左折すると国道に復帰する事ができる。1.5車線幅の狭路で南小川の右岸を走っていると不自然な右カーブを曲がって粟生トンネルに入る。落合トンネルを含むバイパスの未開通区間が接続しており、開通するとごく自然な線形になると思われる。 |
198.粟生トンネル以降は快走路 | 199.高知r260交差点 | 200.南小川大橋 |
粟生トンネルからは落合拡幅として改良された2車線道路となっている。南小川に沿っていくつものカーブを通過しながら快走していると南小川大橋の手前で高知r260交差点を通過する。r260は豊永停車場線といい、約350m先にJR土讃線の豊永駅があり、その350mがr260の全線である。 |
201.JR土讃線 | 202.R32・R492豊永交差点を左折 | |
南小川大橋を渡り終えてすぐにJR土讃線の踏切を通過し、勾配を下った所でR32・R492豊永交差点に突き当たる。案内標識にR439のおにぎりは表記されていないが、左折してR32重複区間を高知・本山方面に進む。 |
国道439号 part5 |