国道437号
part1

R196中央2交差点〜山口r4土居交差点
松山市…
…周防大島町

1.R196・愛媛r19中央2交差点 2.4車線道路 3.久万ノ台付近にアップダウンあり
 愛媛県松山市のR196・愛媛r19中央2交差点がR437の起点である。交差点の名称からして松山市の中心部に思えるが、駅や市役所、繁華街からは離れた位置にある。また、接続しているR196はバイパスであり、その両端は現道と繋がっていない。北に向かうと約1.9kmでR196現道に、南に向かうと約4.4kmでR56、約6.2kmでR33(R379重複)に行く事ができる。
 中央2交差点からR437に進むと中央分離帯のない4車線道路を走る。愛媛r184久万ノ台交差点を過ぎると右にカーブしながら緩やかな勾配を上り、左カーブの先から緩やかな勾配を下る。

4.「松山港(観光港6km 三津浜港3km)」 5.愛媛r19交差点 6.伊予鉄道高浜線を越える
 案内標識に松山港とあるが、観光港が6km、三津浜港が3kmとなっており異なる位置にある事が分かる。R437の海上区間の港は後者の三津浜港である。JR予讃線を越える跨線橋の勾配を下り切った所で愛媛r19交差点を通過する。r19は路線名を松山港線と言って松山港(観光港)を結ぶ県道である。r19交差点を過ぎてすぐに跨線橋を越えるが、その下にあるのは伊予鉄道の高浜線である。

7.松江橋交差点を右折 8.宮前川沿いを北上 9.愛媛r19・r186交差点を左折
 中央2交差点から約2.8kmで松江橋交差点を右折して高浜方面に進む。三津浜港が直進の市道に案内されている事からも想像できるが、市道と愛媛r22を経由した方がより走りやすいルートと言える。
 松江橋交差点からは対面2車線の道路を宮前川に沿って走る。4車線区間に比べて交通量は激減する。約600mで愛媛r19・r186交差点を左折する。2つの跨線橋の間で分岐したと思われたr19だが、おそらくそこから北に向かうルートはバイパスで、ここで交差しているのは現道と思われる。

10.松山市神田町 11.港に近付く 12.愛媛r22交差点を右折
 愛媛r19・r186交差点の直後に朝日橋で宮前川を渡り、狭い歩道のある対面2車線道路を西の方角に向かって走る。松山市の市街地と松山港を結ぶルートとしてはメインではないようで交通量は多くない。愛媛r22交差点を右折して三津浜港方面に進む。左折してr22を南下して松山外港入口交差点から東に進むと松江橋交差点に至る。

13.2輪車は駐車禁止の対象外 14.愛媛r40交差点 15.左直角カーブを曲がる
 愛媛r22交差点からは再び北の方角に向かって走る。愛媛r40との交差点を通過するが、案内標識も信号機もソトバもなく県道が交差しているようには見えない。そんな交差点の直後に左の直角カーブを曲がる。

16.三津浜港端点 17.前方手前の建物がフェリーターミナル 18.フェリー乗船口
 直角カーブの直後の市道が交差している場所が三津浜港側の端点である。フェリー港のタクシー用のロータリー(?)の入口も接続している交差点だが、フェリーターミナルは100mほど西にあり、フェリー乗船車両の入口はフェリーターミナルの南にある。

 フェリー乗船車両入口から入ると他のフェリー港と同様に番号の描かれたレーンに車を進めるが、伊保田港で下船する車両は4番に進まなければならない。柳井港で下船する車両が先に乗船し、その後でバックで乗船となる。そのため港に一番に着いても最初に乗船する事はできない。また、深夜を含めて10往復程度あるが、そのうち伊保田港に途中寄港する便は4往復と少ない。さらに付け加えると伊保田港下船の場合は事前に予約をしておかなければならない。


19.伊保田港に接近 20.フェリー港から出るには右折 21.フェリー港から端点までは愛媛r351
 出港から1時間強で伊保田港に到着する。乗船時にバックしたが出る際は当然ながら前進して下船する事になる。上陸してすぐにフェリーターミナルの出入口があるが、そこに繋がっている道路は国道ではない。右折して150m程は愛媛r351である。

22.山口r60・r351交差点 23.伊保田港端点から走行を再開 24.オレンジ色のガードレールが山口県をアピール
 伊保田港の南西、道路がカーブしている場所がR437の伊保田港側の端点で、愛媛r351だけでなく愛媛r60も交差している。ただし、案内標識やソトバはなく1本の国道と2本の県道の交差点には見え難い。海上区間を経て走行を再開するが、港の近くとは思えないほど直線的で走りやすい2車線道路が続く。伊保田港を離れると同時に左の急カーブをまがる。

25.海上自衛隊の飛行艇が展示されている 26.海岸線沿いを快走 27.橋梁工事のため片側交互通行規制
 急カーブの先には海上自衛隊の飛行艇PS−1が展示(?)されており、その隣にはキャンプ場や戦艦陸奥の記念館がある。海岸線に沿って走っていると小伊保田集落を通過する。小さな河川に架かっている橋が補修のため片側交互通行規制が敷かれていた。

28.「この道路は 大雨の時 通行止になります」 29.所々に旧道が見られる 30.平松橋
 小伊保田集落を走っていると大雨の際に通行止になる旨の警告がなされているが、具体的な雨量は記載されていない。集落を過ぎると少し標高が上がるが海沿いという点に変化はない。内陸側にも道路が見えるが、おそらく旧道であろう。現在の国道との接続箇所は特に閉鎖はされていないが、土砂は樹木で埋まっていそうな場所もあるので通り抜けできないと思われる。

31.「大雨の時の 通行規制区間は ここからです」 32.飛砂と土砂流出の跡だろうか 33.逗子ヶ浜を通過
 平松橋から程なくして大雨の時に通行止になる区間に入るが特にゲート等は設置されておらず転回するスペースもない。通行規制区間に入ると砂が路肩などに堆積しており、巨大土嚢が置かれていた事から流水があったのかもしれない。逗子ヶ浜海水浴場を通って厨子ヶ鼻の根元で左カーブを曲がる。

34.町道との交差点 35.交通量は少ない 36.簡易パーキングが点在
 海岸線に沿って走っていると和田集落の中で町道油宇和田線との交差点を通過する。町道を進むと屋代島の中ほどを走る大島オレンジロードという広域農道に行く事ができる。内入集落でも町道との交差点があるが、島の南沿岸の小泊集落までの距離は1kmと短く、幅の狭い部分である事が分かる。集落が途切れてからも快走路が続いている。所々に簡易パーキングが設置されているが、土砂が溜まっているものもあった。

37.南側の和佐集落までは1kmしか離れていない 38.法面小崩落跡 39.瀬戸内海の島々を眺めながら快走
 神浦集落でも町道との交差点を通過するが、ここも南沿岸の和佐集落までの距離は1kmと短い。神浦集落を過ぎるとしばらくは集落のない状態が続く。海に目を向けると有人島の浮島をはじめ、いくつもの小さな島が目に入る。

40.海岸線を離れて少し内陸を走る 41.周防大島町平野 42.山口r60交差点
 海岸線から離れて少し内陸を走っていると旧東和町の中心部であった森集落や平の集落を通り抜ける。海と反対側に山口r60が並走しているが、和佐集落との間に点線区間があるため車両では通り抜けできないと思われる。そのr60との交差点を通過するが、これはバイパスである。

43.「大畠26km 大島大橋23km」 44.道の駅「サザンせととうわ」 45.山口r109交差点(?)
 油良港で道の駅「サザンせととうわ」を通過する。そのすぐ先で山口r109交差点を通過するが、うおっちずではR437の旧道らしき市道との間の区間は県道扱いどころか道路すら描かれていない。

46.山口r108交差点 47.舗装工事のため片側交互通行規制中 48.オーバーヘッド型(?)おにぎり
 山口r109交差点(?)から程なくして山口r108交差点を通過するが、こちらはR437と繋がっている。周防大島町内の県道との交差点の案内標識はヘキサが表記されていないものが多く、県道との交差点に見え難い。
 下田集落を過ぎると海岸線沿いの上り勾配となり、左カーブ部分で舗装工事が行われていたため片側交互通行規制中であった。その後は下り勾配となり、程なくして油良集落に差し掛かる。

49.快走路が続く 50.「スピード落せ」 51.山口r4土居交差点
 油良集落を通り過ぎて内陸を走っていると土居集落に入る。集落の中ほどで山口r4土居交差点を通過する。r4の路線名は大島環状線というがこれまで走行してきた屋代島の東部は通っていない。

国道437号 part2