国道423号
part3

R423箕面バイパス北口交差点〜R9加塚交差点
箕面市→豊能町→
→亀岡市

91.止々呂美橋とA1ランプ第三橋 92.今宮橋 93.余野川の右岸を走る
 箕面バイパス北口交差点を過ぎてすぐにDランプ橋(新名神の高槻方面からの流出路)の下をくぐり、その先で新名神の本線の止々呂美橋をくぐる。上下線で別の橋だがどちらも同じ名称が付けられている。止々呂美橋の下の交差点は旧道との交差点である。新砂子橋を渡ってA1ランプ第三橋(新名神の高槻方面への流入路)と今宮橋(箕面バイパス)を相次いでくぐりながら右カーブを曲がる。その後は余野川に沿って下止々呂美集落を通過する。

94.前方に見える橋は和田阪山橋 95.箕面市上止々呂美 96.周辺の建物が少なくなる
 箕面森町の住宅地に向かう市道の和田阪山橋の下を通り過ぎて右カーブを曲がると高見橋を渡って余野川の左岸に移る。橋の東詰では旧道との止々呂美交差点を通過する。左カーブを曲がった先では箕面森町に向かう市道との中止々呂美交差点を通過する。上止々呂美集落を通り過ぎると周辺の家屋が少なくなる。

97.豊能町に入る 98.大阪r4(旧道?)との交差点 99.大阪r4金石橋交差点
 余野川に沿った緩やかな上り勾配の2車線道路を走っていると豊能町に入り、その直後に大阪r4(旧道?)との交差点を通過する。ウォッちずでは府道である事を示す黄色に塗られているが、案内標識等もなく町道に降格している可能性がある。余野川の左岸を走っているとr4金石橋交差点を通過する。r4の茨木方面は北向き一方通行のため右折できないが、交差点から数十メートル北東に南向き一方通行の道路があり、それを右折すると茨木方面に行く事ができる。

100.「亀岡19km 余野2km」 101.幅員減少地点 102.大阪r110木代口交差点
 金石橋交差点以降も余野川に沿って断続的に続く集落を走り抜ける。幅員減少の警戒標識が立っているが、路側帯がなくなる程度であり2車線道路は維持されている。木代界橋で余野川を渡った後に女美尾橋を渡って北詰で大阪r110木代口交差点を通過する。

103.大阪r110(旧道?)との余野交差点 104.大阪r109切畑口交差点 105.余野川流域を走る
 木代口交差点からは両側に歩道が設置されているが、車線幅がやや狭くなる。豊能町の中心部と言える場所を走っており、町役場の前を通り過ぎた後に大阪r110の旧道との余野交差点を通過する。このr110も木代口交差点の方がバイパスであり、旧道は町道に降格しているようだが、ウォッちずでは黄色に塗られている。緩やかな左カーブを曲がった先で大阪r109切畑口交差点を通過し、以降も余野川の左岸を走るが沿線の家屋が少なくなっていく。

106.大阪r605妙見口交差点 107.退色の激しいおにぎりあり 108.京都府亀岡市に入る
 余野川と山に挟まれた間を走っていると大阪r605妙見口交差点を通過する。このr605は府県境を挟んで兵庫県川西市まで伸びているが、妙見山付近と西側は登山道のため車両では通行できない。妙見口交差点からも途切れる事なく続いている集落の中を走っていると京都府亀岡市に入る。府境付近にも家屋が建っており府境感は薄い。

109.「国道423号 法貴峠 大型車通行止」 110.亀岡市西別院町柚原 111.集落のない区間も走りやすい
 府境に近接する西別院町神地集落を通り過ぎると沿線の家屋が途切れるが、走りやすい道路状況が維持されている。電光掲示板には法貴峠が大型車通行止になっている旨が表記されているが、これは2018年7月の集中豪雨による崩落に起因する規制である。緩やかなアップダウンのある2車線道路を走っていると京都r433柚原交差点を通過する。このr733は法貴峠の大型車通行止区間の迂回路のひとつである。

112.法面崩落のため片側交互通行規制中 113.多少急なカーブもあるが快走路と言える 114.京都r732笑路交差点
 ドゥリムトン村という宿泊施設(?)を通り過ぎて右カーブと曲がった先で法面崩落のため片側交互通行規制区間を通過する。崩落箇所の反対側にもトラバーを付けられたカラーコーンが並んでいるが、ここは大型車の通行は制限されている場所ではない。西別院町笑路集落を走っていると京都r732笑路交差点を通過する。r732も法貴峠の大型車通行止区間の迂回路のひとつである。

115.笑路交差点以北は異常気象時通行規制区間 116.「警笛鳴らせ」 117.ヘアピンカーブが連続
 笑路交差点を過ぎると異常気象時通行規制区間に入る。ここから3kmの区間は連続雨量150mmを超えると通行止となる。笑路交差点を過ぎる沿線に家屋が少なくなるが、皿谷池付近までは少ないながらも家屋がある。皿谷池を過ぎると左にカーブした後に右のヘアピンカーブを曲がる。さらに少し走った後に右ヘアピンカーブを曲がり、以降も急カーブが連続している。

118.左に見えるのは建設中の法貴バイパス 119.2ヶ所目の片側交互通行規制区間 120.急カーブ連続区間に入る
 沿線に家屋がない区間を走っているが、すぐ傍で法貴バイパスの建設が行われている。西別院町笑路〜曽我部町法貴の異常気象時通行規制のほぼ全てがバイパス化される計画である。2020年度の開通で計画されていたが、それが2022年度に後退し、さらに遅れるとの報道があった。2回目の延期の理由はのひとつに予算不足が挙げられており、その要因に災害復旧工事に費用が掛かった点がある。
 バイパス建設現場が並走している状態を走っていると2ヶ所目の片側交互通行規制が敷かれている。これもおそらく2018年7月の集中豪雨によって路盤が崩落したものと思われる。周辺の樹木が少なくなると右の直角カーブを曲がり、法貴峠区間に突入する。

121.大型車通行止の規制箇所 122.狭いうえにカーブがきつい 123.崩落個所の下も通っている
 視界が開ける右カーブに3ヶ所目の片側交互通行規制用の信号機が設置されており、この復旧工事箇所が大型車が通行止となっているものである。路盤が崩落したようで道幅が狭くなっているうえにカーブしているため、確かに大型車両での通行は不可能だろう。左ヘアピンカーブを曲がった後に4ヶ所目の片側交互通行区間を通過するが、これは路盤崩落地点の真下に当たる。

124.カーブの多い下り勾配道路 125.最後のヘアピンカーブを曲がる 126.曽我部町法貴集落
 崩落個所を過ぎると下り勾配の2車線道路が続いているが、急カーブが多く被災がなくても大型車両の通行は厳しい区間である。左ヘアピンカーブを曲がって緩やかな勾配を下っていると視界が開けると同時に曽我部町法貴集落に差し掛かる。

127.異常気象時通行規制区間が終わる 128.この辺りに法貴バイパスが接続予定 129.大きく右にカーブして進行方角を変える
 峠区間を脱すると勾配は非常に緩やかになる。集落内を走っていると異常気象時通行規制区間の終点を通過する。その後は北の方角に向かって走る。法貴バイパスはこの直線区間に接続する予定である。曽我部町犬飼集落で徐々に右カーブを曲がっていると進行方角を東へと転ずる。この犬飼集落を迂回するバイパスも計画中である。

130.調整中の標識は40km/h 131.京都r407交差点 132.亀岡市曽我部町南条
 ほぼ真東に延びている直線道路を走っていると京都r407交差点を通過する。右折車線に工事用の立て看板が設置されているが、これは右折を禁ずるものではなく逆方向の池田方面に向かう車両に対して法貴峠の大型車通行止を警告しているものである。r407交差点を過ぎると左にカーブして北東の方角に向かって走る。

133.見通しの良い直線道路だが40km/h規制 134.「国道423号 整備促進」 135.亀岡市曽我部町重利
 ほとんど勾配のない2車線道路を走っていると少しだけ曽我谷川に沿って走り、その後に曽我部橋を渡る。R423の整備促進を望む看板が立てられているが、これは法貴バイパスの事を指しているものと思われる。

136.R372重利交差点 137.若干狭苦しい2車線道路 138.R9・R372・京都r403加塚交差点
 R478京都縦貫道の重利高架橋の下でR372重利交差点を通過してR372との重複区間を京都・R9方面に進む。右折すれば京都縦貫道の亀岡IC(京都方面)、左折すればR372を経て亀岡IC(福知山方面)に行く事ができる。
 やや交通量の多い2車線道路を走り、道の駅「ガレリアかめおか」の南を通過すると車線が増える。とは言うものの厳密に言えば加塚交差点の左折車線が加わったに過ぎず、多車線区間になる訳ではない。さらに少し長めの右折車線が現れてからR9・R372加塚交差点に至る。R423の終点はこの交差点である。