国道423号
part1

R25梅新南交差点〜R171萱野交差点
大阪市→吹田市→豊中市→吹田市→豊中市→箕面市

1.R25・R26・R165梅新南交差点 2.南向き車線は高架橋 3.R1・R163梅新東交差点
 合計7本の国道(R1R2R25R26R163R165R176)が交差している梅田新道交差点の200m弱南に位置するR25・R26・R165梅新南交差点がR423の起点である。R25(R26・R165重複)は南向きの一方通行であり、梅田新道交差点から来ると鋭角に左折する形となる。わざわざここから左折してR423に進む車両は少ないせいか、案内標識は設置されていない。
 梅新南交差点からR423を走り始めると箕面方面の高架橋から下りてくる梅新南ランプが南向きのとの間にある状態となる。高架橋の下でR1・R163梅新東交差点を通過する。左折すると100m程西に梅田新道交差点がある。また、交差点の北西にその名も「国道ビル」という建物がある。

4.高架橋の下を走る 5.梅田新道ランプで高架橋に上る 6.南森町ランプと合流
 梅新東交差点を過ぎると片側3車線道路となり、その上に梅新南ランプ及び南森町ランプからの高架橋がある。もっとも、場所が場所だけに左端車線は路上駐車車両が多く、通行車線として機能していない事も多い。梅新東交差点から約100mで区道(市道?)との交差点を通過するが、その直後で左端車線が平面道路の側道、右側の2車線が高架橋への梅田新道ランプとなる。起点の梅新南交差点から走行を始めた場合は梅田新道ランプから高架橋に上る事になる。
 梅田新道ランプを上っていると右側車線が減少して1車線になった後に南森町ランプからの道路に合流する。合流と言ってもどちらかの車線に取り込まれるのではなく、梅田新道ランプからの道路が左側車線に、南森町ランプからの道路が右側車線になる。通常であればすぐに車線を変更する必要のない構造だが、目的地(出口)によっては早めに車線変更したい心理や前走車を追い越したい場合もあり、また合流直後の白色破線のセンターラインが短いせいもあり、多少強引に車線変更する車両も少なくない。なお、南向き車線は難波・淀屋橋方面(梅新南ランプ)と梅新東方面(梅田新道ランプ)、南森町方面(南森町ランプ)の3方向に分岐する箇所であり、こちらも強引な車線変更をする車両が少なくない。

7.JR大阪環状線と京都線をオーバーパス 8.周辺は高層ビルが多い 9.豊崎ランプ
 片側2車線の高架橋道路を走っていると大阪メトロの谷町線の上の都島通をオーバーパスし、次いでJR大阪環状線と京都線をオーバーパスする。JRをオーバーパスする前後はやや急なS字カーブとなっているせいもあって車線変更が禁止されている。
 S字カーブの後の直線道路を走っていると豊崎ランプで平面道路からの側道が右側に合流する。ランプからの道路は本線に合流するのではなく右端車線として本線になるため、以降は片側3車線道路になる。

10.片側3車線道路 11.新淀川大橋 12.西中島ランプ
 豊崎ランプ以降は片側3車線となった高架橋道路を走る。JR梅田貨物線の線路を越えると大阪メトロの御堂筋線を上下線の間に挟む形となる。御堂筋線は地下鉄を名乗ってはいるもののこの辺りより北は全て地上に出ている。
 大阪市の北区と淀川区の境の淀川は新淀川大橋で渡る。R423は上下線ともに桁橋で、間の御堂筋線はアーチ橋である。高架橋区間に歩道は設置されていないが、新淀川大橋の南向き車線側には歩道が設置されている。淀川右岸の堤防の手前で大阪r16(淀川通)に接続する西中島ランプが右側から分岐す、西中島南方駅前交差点の上を通過した直後に阪急京都線をオーバーパスするが、その東に南方駅がある。

13.西中島南方駅を通過 14.新大阪ランプ 15.新大阪ランプ以北は原付通行禁止
 御堂筋線の西中島南方駅の横を通り過ぎた後に新大阪ランプとなり、右端車線が新大阪駅方面への道路となり、左端車線からは宮原1交差点への側道が分岐する。新大阪ランプから北は原付通行禁止規制が敷かれており、本線を原付で走行する事はできない。歩行者や軽車両も同様に通行できない。

16.JRの新大阪駅と大阪メトロの新大阪駅 17.東三国南ランプ 18.東三国駅を通過
 片側2車線となった高架橋道路を走っていると新幹線の新大阪駅のホームの下を通る。上下線の間にも駅があるが、これは大阪メトロの新大阪駅である。在来線のJR京都線の新大阪駅は少し東にある。
 新大阪駅の下を通過した直後に宮原1交差点からの側道が合流する。東三国南ランプが右側車線から分岐した後に大阪r134の上を通過し、その後東三国駅の横を通過する。西中島南方駅とは異なり島式ホームであり、新大阪駅とも異なり遮音壁(?)も設置されていないため道路から駅の様子がよく見える。

19.沿線には高層のマンションが多い 20.十八条大橋 21.江坂ランプ
 片側2車線の高架橋道路を走っていると十八条大橋で神崎川を渡る。橋の手前から東三国北ランプの側道が2車線で合流しており、側道から本線へ、または本線から側道へ向かう車両が多いため混雑しやすい場所である。逆方向の南向き車線も橋の前後で合流と分岐があるため、混雑しやすい場所である。神崎川は市境となっているが、R423付近は右岸の一部が大阪市淀川区に属している。
 市境を通り過ぎてすぐに江坂ランプを通過するが、東三国北ランプで合流してきた2車線がそのまま側道となって高架橋から下って行く。R479との広芝町交差点に向かうランプだが、その手前に市道との江の木町交差点と広芝11番交差点がある。

22.R479広芝町交差点の上を通過 23.江坂駅を通過 24.大阪r145江坂町交差点の上を通過
 江坂ランプの側道が分岐してから少し走ると沿線に中高層のビルが目立つようになる。R479広芝町交差点の上を通過した直後に江坂駅の横を通過する。この江坂駅は大阪メトロと北大阪急行の境の駅であり、以北は北大阪急行を間に挟んだ高架橋道路が続いている。大阪r145江坂町交差点の手前から下り勾配となるが、平面で交差する事なく交差点の上を通過する。

25.名神の下を通過 26.側道と合わせて合計8車線ある 27.緑地公園ランプ
 江坂町を過ぎると高架橋道路から平面道路となり名神の榎坂橋の下をくぐる。かつては信号機付きの横断歩道が設置されていたようだが、事故が多発したため廃止されて歩道橋が設置されている。
 名神をくぐってからはやや急な勾配を上る。この名神の前後の凸部(厳密にいうと下りから上りに転じた後)も上下線ともに渋滞の先頭になりやすい場所である。上り勾配の途中で市境を通過して豊中市に入るが、境標識は設置されていない。
 北大阪急行よりも高くなった所で緑地公園ランプの側道が分岐し、約200m先で側道からの流入道路が合流する。この間に緑地公園駅があるが、これまでとは異なりR423よりも低い位置にあり、そのホームは本線道路の真下にある。

28.再び吹田市に入る 29.春日ランプ 30.補助標識に「国道423号」
 緑地公園ランプを通過してすぐに市境を通過して吹田市に入り、程なくして春日ランプを通過する。春日ランプの前後は両側の側道も本線と同じ高さにある。本線の片側2車線に加えて側道も片側2車線であり、上下線合わせて8本もの車線がある。ただし、側道の左側車線は駐車車両が停まっている事が多いのは言うまでもない。

31.大阪r135桃山台ランプ 32.桃山台駅を通過 33.池田方面は左側車線、箕面方面は右側車線
 大阪r135(バイパス?)との春日3西/東交差点の上を通過して緩やかな勾配を上っているとr135(現道?)に接続する桃山台ランプの側道が分岐する。その後下り勾配となって桃山台駅の横を通過して上りになった道路を走る。r135は桃山台駅の上を通っている。桃山台ランプの流入道路が合流地点で市境を通過して再び豊中市に入る。豊中市に入ってすぐに大阪r2(旧大阪中央環状線)との上新田西/東交差点の上を通過する。

34.大阪r2千里ICで左側車線が側道になる 35.右側車線からも池田・茨木方面に行く事も可能 36.箕面方面は片側2車線になるが…
 上新田西/東交差点の上を通過した先で左側車線が大阪r2(大阪中央環状線)に向かう側道になってしまう。片側1車線道路になった直後にもr2への側道が分岐している。池田方面へは左側車線からの側道に進んだ方が無難だが、茨木・万博記念公園方面へはどちらの車線からでも大差ない。なお、上新田西交差点からの側道も合流しているため、車線変更の際は通常以上に気を遣わなければならない。側道が分岐して完全に片側1車線になった直後に左側に車線が増えて片側2車線道路に戻る。

37.手前から千里IC7号橋、千里IC6号橋、千里IC5号橋 38.左側車線が減少 39.千里IC以降は片側2車線
 片側2車線道路になった後に千里ICを構成する跨道橋の下をくぐる。南から順に千里IC7号橋(r2茨木方面からR423箕面方面のE-Nランプ)、千里IC6号橋(R423箕面方面からr2池田方面のN-Wランプ)、千里IC5号橋(r2池田方面の本線)、御堂筋橋(中国道)、千里IC3号橋(r2茨木方面の本線)、千里IC2号橋(R423大阪市方面からr2茨木方面のS-Eランプ)、千里IC1号橋(r2池田方面からR423大阪市方面のW-Sランプ)である。千里IC2号橋の上には大阪モノレールが横切っており、千里ICの北東には大阪モノレールと北大阪急行の千里中央駅がある。後者に関しては走行当時(2019年4月)においては終着駅である。
 千里IC1号橋の下を通過した後に左側車線が減少する。千里IC付近の片側2車線区間の距離は800m強しかないため、左側車線は走行車線としてはさほど機能しておらず路上駐車車両が停まっている事も多い。
 片側1車線道路になってすぐに千里ICの側道が合流して片側2車線道路に戻る。千里ICの手前で箕面方面は右側車線にのみ案内されていたが、左側車線から側道に入り、池田方面・茨木方面に向かわず右に分岐する道路で本線に並走した後に合流する事で箕面方面に行く事もできる。

40.新千里ランプ 41.箕面船場ランプ 42.「箕面有料 危険物積載車両通行禁止」
 市道との新千里東町1交差点の上を通り過ぎると下り勾配となり、新千里ランプの側道が合流すると上り勾配となる。側道を含めて片側3車線の道路を走っていると箕面市に入り、その直後に側道が箕面船場ランプとして流出道路となる。箕面市に入ってからはやや急な勾配を下って行く。沿線には高層ビルが多く、延伸工事中の北大阪急行の箕面船場阪大前駅が設置されるため再開発も盛んである。

43.北大阪急行の延伸工事のため車線規制あり 44.萱野南ランプを側道へ進む 45.側道は3車線になる
 北大阪急行の延伸工事のため植栽付きの中央分離帯が撤去されており、車線の数は減っていないものの南向き車線を中心に規制が敷かれている。南向き車線の副道部分が工事のメインであるため、規制には車線数の減少が伴っている。
 規制区間が終わって中央分離帯が復活する所で側道に分岐して京都・神戸方面に進む。案内標識には左側車線の矢印にR423が表記されておらず、右側車線にのみ表記されているため本線がR423であるかのように見えるが、そちらは箕面有料道路を経由する箕面バイパスである。現道をトレースするのであれば側道に進む必要がある。側道に進むと副道が合流しかつ右側に車線が増えるため、片側3車線と本線よりも多い車線数になってやや急な勾配を下る。

46.芝南橋以北の勾配は緩やか 47.R171・R423箕面バイパスとの萱野交差点を左折
 千里川に架かる芝南橋付近からは緩やかな上り勾配となり、芋川に架かる芝北橋を渡った先でR171・R423箕面バイパスとの萱野交差点に至る。ここでも案内標識には直進の箕面公園・箕面有料道路方面にしかR423のおにぎりが表記されていないが、そちらは前述の通りバイパスであり、現道のトレースは左折してR171との重複区間を神戸・池田方面に進む。なお、新御堂筋と呼ばれる高架橋主体の道路は萱野交差点までである(厳密に言えば箕面グリーンロードトンネルの手前まで)。なお、延伸工事中の北大阪急行の箕面萱野駅が萱野交差点の北に設置される予定である。

国道423号 part2