国道414号 |
天城山隧道旧道 |
R414水生地交差点〜R414(現道)交差点 |
伊豆市→河津町 |
4.砂利道区間も1.0車線幅 | 5.谷側に木製のAバリケードが設置されている | 6.踊子橋 |
砂利道になってからも1.0車線幅の狭路が続いており、軽自動車同士の離合もできない。待避所もない訳ではないが、数は少なく対向車に出くわす場所によってはどちらかがバックしなければならないだろう。名もなき沢に架けられた踊子橋を渡る。道路の南側は狩野川の源流の一つの本谷川が流れているが、高低差が2〜30mの高低差がある。 |
10.白橋 | 11.本谷林道方向を撮影 | 12.日本の道100選碑 |
右カーブの先で白橋を渡って本谷林道との交差点を通過する。交差点近傍には東屋や案内図があり、自動車交通用ではなくあくまで徒歩道の施設として設置されている。案内図の横には日本の道100選の石碑が設置されている。なお、交差している本谷林道にはゲートが設置されており車両での進入はできない。 |
16.落石によってネットが破れている | 17.意外にも側溝がある | 18.真新しい落石防止ネットが張ってある |
ほとんどの区間の山肌がむき出しになっているが、落石防止ネットが張られている箇所もある。ただし、落石が多い場所なので落石によってネットが破れている箇所も数ヶ所見られた。まだ新しい落石防止ネットもあったが、2018年6月24日に土砂崩れが発生して通行止となっていた(同年11月9日に解除)ようなので、そこが崩れた跡なのかもしれない。 |
19.名称不明の橋を渡る | 20.標高は700mを越える | 21.江藤延男追慕の碑 |
右ヘアピンカーブ付近は路面状況が悪く凹凸が激しくなるが、よほど車高を落としていない限りは問題なく通行できるだろう。左カーブを曲がって荒れた路面の1.0車線道路を走っていると江藤延男追慕の碑の前を通過する。川端康成ほどの知名度はないが、天城地域の環境保全に尽力された方らしい。 |
22.天城山隧道の手前は広場になっている | 23.重要文化財の説明の石碑 | 24.トンネルの諸言説明と冬期の注意点の看板 |
水生地交差点から約1.9kmで天城山隧道に到着する。トンネルの手前はちょっとした広場になっており公衆トイレも設置されている。この日は2台の車が停まっていたが、これはトイレを清掃する方々の車であり、観光客の車は停まっていなかった。紅葉で有名な場所なので紅葉期の休日は多くの車両が通行、停車している可能性が高い。 トイレの反対側には3.5mの制限高標識と天城山隧道が重要文化財である事を示す石碑、トンネルの諸元を記した看板、冬季は凍結や氷柱に注意する旨の看板があり、少々賑やかな印象を受ける。 |
28.河津町側の坑口を出る | 29.河津町側にも広場あり | 30.河津町側の踊子歩道案内図 |
全長445mの天城山隧道を抜けると河津町に入る。河津町側の坑口付近にも広場のようなスペースはあるが公衆トイレは設置されていない。徒歩道も分岐しておらず伊豆市側に比べると地味な印象である。 |
31.伊豆市方向を向いて撮影 | 32.河津町側にも重要文化財の説明の石碑あり | 33.登録有形文化財の石碑 |
河津町側の広場には登録有形文化財の石碑が設置されている。1998年に登録有形文化財に登録されたが、2001年に重要文化財に指定された際に登録有形文化財の登録は解除になっているので、現在は登録有形文化財ではない。 |
34.河津町側も1.0車線幅 | 35.崩れやすそうな山肌が確認できる | 36.連続ヘアピンカーブで標高を下げる |
河津町側も1.0車線幅の砂利道が続いており、伊豆市側に比べてやや荒れているように感じられる。水生地交差点から進入して天城山隧道を見てから戻る車両も一定数いるものと思われる。等高線に沿っているため勾配は緩やかだが、右、左と連続でヘアピンカーブを曲がって標高を下げる。 |
40.これまでより荒れている | 41.離合できる場所は少ない | 42.右側の下方に現道がある |
連絡道路との交差点を左折するとすぐに舗装が途切れて砂利道になるが、轍部分にかなりの凹凸が見られる。これはこの区間を通行する車両が非常に少ない事の表れであろう。とは言うものの進むにつれて凹凸は少なくなってある程度は走りやすくなる。道幅は狭く小刻みなカーブが多くて見通しは悪い。右側の下には現道が通っており、車両が通行している音が聞こえる。 |
43.交通量は極めて少ない | 44.踊子歩道はここから右に入る | 45.意外にガードレールの類の設置率が高い |
交通量のない1.0〜1.5車線幅の砂利道を走っていると踊子歩道が完全に徒歩道として分岐する。その真下に現道があり、横断して河津川沿いを下るルートである。踊子歩道が分岐して以降も旧道の状況に変化はない。 |