国道411号
part2

東京r45軍畑駅前交差点〜R139深山橋交差点
青梅市→奥多摩町

51.多摩川の左岸を走る 52.山の斜面に雪が確認できる 53.東京r201御岳駅前交差点
 東京r45軍畑駅前交差点からもJR青梅線とともに多摩川の左岸を走る。対岸のr45との並走も続いている。多摩川に沿って左、右とカーブして東京r201御岳駅前交差点を通過する。r201は御岳山付近に点線区間があり、御嶽登山鉄道(ケーブルカー)の並走区間は住民専用道路となっている。対岸のr45・r201重複区間と並走しながら右カーブを曲がる。

54.奥多摩町に入る 55.東京r45・r202川井交差点 56.「青梅マラソン 30km折り返し」
 多摩川とJR青梅線に挟まれた状態で左カーブを曲がった先で奥多摩町に入る。川井駅の南を通過しながら左の急カーブを曲がって東京r45・r202川井交差点を通過する。ここで交差しているr45も御嶽駅前交差点と同様に支線のような道路である。川井交差点を過ぎて少し走ると青梅マラソンの30kmの折り返し地点を通過する。R411の一部もマラソンコースになっており、当日は当然ながら交通規制が敷かれる。

57.奥多摩周遊道路(東京r206)は夜間通行禁止 58.東京r45古里駅前交差点 59.右前方に見えているのはJR青梅線
 基本的には上り勾配だが、ごく稀に下り勾配の箇所も存在している。左カーブを曲がった先で東京r45との古里駅前交差点を通過する。ここで交差しているr45は支線ではなく本線である。

60.JR青梅線との並走が続く 61.東京r45将門交差点 62.鳩ノ巣駅前交差点
 古里駅を離れると沿線の家屋が途切れる。緩やかな左カーブの先で東京r45将門交差点を通過する。古里駅前交差点からこの交差点までは重複区間である。2018年発行のスーパーマップルにはr45に予定線が描かれているため、いずれ重複区間でなくなる可能性がある。また、r45に甲府が案内されている事からも分かる通り、R411よりもr45の方が走りやすい道路状況である。将門交差点を過ぎると右急カーブを曲がり、次いで左カーブを曲がった後に鳩ノ巣駅前交差点を通過する。

63.鳩の巣トンネル 64.花折トンネル 65.草木沢橋
 鳩ノ巣駅を通り過ぎて直後に鳩の巣トンネルをくぐり、少し先で花折トンネルをくぐる。前者は鳩ノ巣渓谷、後者は白丸ダムへのアクセスルートのため、どちらの旧道も現在でも通行可能である。白丸駅の近くで左にカーブしている草木沢橋を渡って集落を通り抜ける。

66.白丸トンネル 67.東京r184海沢大橋交差点 68.新氷川トンネル
 白丸集落を通り過ぎた直後に白丸トンネルをくぐる。川寄りの旧道に素掘りの数馬隧道があり、車両では進入できないが徒歩では可能である。東京r184海沢大橋交差点を通過して多摩川に沿って右にカーブした後に新氷川トンネルをくぐる。旧道は進入する事は可能だが南側が閉鎖されているため通り抜ける事はできない。

69.東京r184奥多摩駅入口交差点 70.東京r204日原街道入口交差点 71.南氷川橋
 新氷川トンネルを出ると奥多摩町の中心部に入り、町役場や奥多摩駅の南で東京r184奥多摩駅入口交差点を通過する。多摩川の支流の日原川に架かる氷川大橋の西詰で東京r204日原街道入口交差点を通過する。ここからr204を北上すると日原鍾乳洞に行く事ができる。奥多摩郵便局の前を通り過ぎてから左カーブを曲がって南氷川橋で多摩川の右岸に移る。

72.東京r184愛宕大橋交差点 73.琴浦橋 74.桧村橋
 弁天橋で多摩川に左岸に戻った後に東京r184愛宕大橋交差点を通過する。東京r45将門交差点でr45に進んで道なりに走るとr184に代わって愛宕大橋交差点に至るルートが形成されており、奥多摩町の中心部を迂回するバイパスとしての機能を持っている。
 愛宕大橋交差点の直後の笹平橋で右岸に渡り、小留浦集落を通過してから渡る琴浦橋で左岸に戻る。檜村集落を走っていると桧村橋を渡るが、ここから異常気象時交通規制区間が始まる。

75.橋詰トンネル 76.境橋と白髭トンネル 77.梅久保トンネル
 桧村橋を渡った先で橋詰トンネルと白髭トンネルをくぐるが、トンネル間で境橋を渡っている。以降は多摩川の左岸を走っており、程なくして梅久保トンネルをくぐる。旧道らしき道路が川沿いにあるが、道幅は1.0車線幅と狭い事から国道に制定される以前の道路と思われる。

78.惣岳トンネル 79.制限速度は30km/h 80.桃ヶ沢トンネル
 惣岳トンネルと板小屋トンネルを続けてくぐった後に桃ヶ沢トンネルをくぐる。勾配の緩やかなセンターライン付きの2車線道路ながら制限速度は30km/hとかなり低く設定されている。

81.中山トンネル 82.小河内線の遺構が残っている 83.小河内ダムの余水吐
 桃ヶ沢トンネルを出て等高線に沿った急カーブを曲がった後に中山トンネルに入る。トンネルを出ると正面に鉄道の橋梁が見えるが、これはJR青梅線ではなく小河内線の遺構である。この鉄道を敷設、運行をしていたのは東京都水道局であり、小河内ダムを造る際の資材の運搬に利用された。国道から直接小河内ダムを見る事はできないが、余水吐は視認できる。

84.小河内線の橋梁をくぐる 85.東京r205交差点 86.大麦代トンネル
 右カーブの先で橋梁の下を通るが、これも小河内線の遺構である。橋の近くに水根駅が置かれ、ダム建設資材などの積み降ろしが行われていた。東京r205との交差点を通過した直後に大麦代トンネルをくぐる。小河内ダムの天端もr205に指定されているが、門扉が設置されており関係者以外は通行する事ができない。また、r205の終点は南隣の桧原村にあるが、点線区間があるためダムの天端が通れたとしても終点まで車両で行く事はできない。

87.奥多摩湖の湖畔を走る 88.熱海トンネル 89.熱海集落
 大麦代トンネルを出てからは奥多摩湖の湖畔を走る。山間部の割に勾配はほとんどないがカーブが多く見通しは悪い。奥多摩湖に出っ張っている半島のような場所にヘアピンカーブがあるが、そのヘアピン部分に熱海トンネルがある。

90.室沢トンネル 91.鶴の湯トンネル 92.女の湯トンネル
 奥多摩湖に沿って北に向かっていると左のヘアピンカーブを曲がってから室沢トンネルをくぐり、次いで鶴の湯トンネルと女の湯トンネルをくぐる。鶴の湯トンネルの西側坑口の近くには鶴の湯の源泉がある。S字状の急カーブを曲がった後にあづまいトンネルと坂本トンネルをくぐる。

93.峰谷集落への町道との交差点 94.峰谷橋 95.馬頭トンネル
 峰谷集落に至る町道との交差点を左にカーブしながら通過して峰谷橋を渡って馬頭トンネルをくぐる。馬頭トンネルを出た所には麦山浮橋があり、渇水時や悪天候時を除いて徒歩で渡る事ができる。

96.冬期の平日の交通量は少ない 97.麦山橋 98.小刻みなカーブが連続している
 奥多摩湖の北岸を走っていると麦山橋を渡る。急なカーブこそないものの小刻みなカーブが連続しており見通しはあまり良くない。山間部ではあるが観光地として有名なため、休日、特に紅葉期は多くの観光客で賑わっている。

99.川野トンネル 100.小菅村がアピールされている 101.R139深山橋交差点
 S字カーブの先で川野トンネルをくぐる。かつてはこの辺りから対岸までロープウェイがあったが、僅か数年しか営業していなかったようである。奥多摩湖に沿って右にカーブした先でR139深山橋交差点を通過する。この交差点はR139の終点である。100番台国道の終点が400番台の国道との交差点である点に違和感を覚えなくもないが、制定当初の山梨県大月市の終点が延伸されたためである。

国道411号 part3