国道407号

R16河原町交差点〜R交差点
入間市→狭山市→日高市→川越市→鶴ヶ島市→坂戸市→東松山市→熊谷市→東松山市→熊谷市→
→太田市→
→足利市

1.R16・R299・R463河原町交差点 2.北向き一方通行 3.東向き一方通行路と合流
 入間市役所方面からR463を走っていると西武池袋線のガードのすぐ先にR16R299R463河原町交差点がある。河原町交差点からR299に重複した状態でR407を走り始めるが、いきなり一方通行で始まる。100m程進むと一方通行の出口となり霞橋を渡る。この出口の交差点を右折して河原町北交差点に伸びている一方通行道路も国道に指定されているため、逆方向のトレースも可能である。2本の一方通行道路とR16に囲まれた中の家屋が全て解体されているため、もしかしたら道路用地となって一方通行が解消されるのかもしれない。

4.やや歩道の狭い2車線道路 5.豊水橋を渡って狭山市に入る 6.R299根岸交差点
 霞橋を渡ると対面2車線の普通の国道になってしまう。交通量は一方通行区間がある割に多く、中大型貨物車両の通行も目立つ。入間川を豊水橋で渡って狭山市に入り、河原町交差点から約1.7kmの所でR407根岸交差点となる。ここでR299が秩父方面に左折し、R407は直進して坂戸・鶴ヶ島方面に向かうため単独区間となる。

7.埼玉r262根岸坂上交差点を道なりに右方向へ 8.埼玉r397狭山日高IC東交差点 9.日高市に入る
 R299から分岐してからも対面2車線道路が続いている。400番代国道とは交通量は多く豊水交差点を直進する割合の方が高い。緩やかな勾配を上っていると埼玉r262根岸坂上交差点を道なりに右へ進み、その先で埼玉r397狭山日高IC東交差点を通過する。左折してr397に入った直後に圏央道の狭山日高ICが接続している。狭山日高IC東交差点のすぐ先で市境を越えて日高市に入る。

10.圏央道 11.日高カントリークラブの西を通過 12.旧道との市道の交差点を道なりに進む
 日高市に入って程なくして圏央道の下をくぐる。道路はごく普通の対面2車線道路だが大型貨物車両の通行が少なくない。日高カントリークラブの東側を走っていると旧道とバイパスとに別れる。案内標識ではバイパスに行くには右折しなければならないような表記だが、実際は道なりに走っていればバイパスに進む事ができる。

13.埼玉r15高萩東交差点 14.旧道との高萩之杉並木交差点を右折 15.杉並木を走る
 片側2車線のバイパスを走っていると緩やかに左にカーブしながら埼玉r15高萩東交差点をアンダーパスする。r15のアンダーパスの直後にJR川越線の下を通過し、程なくして旧道との高萩之杉並木交差点に至る。旧道と合流する交差点だが、R407は右折しなければならないためトレースできるのは右側車線のみである。
 高萩之杉並木交差点以降は対面2車線となって交差点の名称が示すように杉並木を走る。日光街道と名付けられている事からR119やR121に見られる杉並木と同義だろう。この杉並木区間では川越市の僅かながら通っているが、距離が短いため市境標識は設置されていない。

16.高倉天神交差点から車線が増える 17.関越道・鶴ヶ島IC 18.坂戸市に入る
 高倉天神交差点の手前で車線が増えて2車線になる。交差点の形状からして斜め左に伸びている市道が旧道であろう。交通量の多い片側2車線道路走っていると右にカーブしてから埼玉r114市役所入口交差点を通過する。市役所や関越道の鶴ヶ島ICにも近いため交通量は多い。西入間警察署の前で市境を越えて坂戸市に入るが交通量は多いままである。

19.東武東上線をオーバーパス 20.市街地を抜けると見通しが良くなる 21.高坂橋
 坂戸市に入ってすぐに東武東上線と埼玉r39をオーバーパスして坂戸市役所の西側を通過する。埼玉r269ろう学校前交差点から埼玉r74片柳交差点にかけて左に大きくカーブしてから坂戸市の市街地の東側を北上する。沿線の建物が少なくなり、埼玉r256高坂橋交差点を過ぎると高坂橋を渡って東松山市に入る。橋上の路面には左側車線にそれぞれ異なる地名が表記されているが、R407トレースであれば特に気にする必要はない。

22.旧道との交差点を直進 23.ごちゃごちゃ感が薄いバイパス道路 24.右側車線がなくなる
 高坂橋を渡り終えてすぐに埼玉r248毛塚交差点を通過し、そのすぐ先で左斜め前方に市道が分岐していく。この市道も旧道であり東松山市街地を通り抜けるルートとなっている。高坂駅の東側は再開発されており大型の量販店が複数建っているが、基本的には家屋が点在する中を走っている。量販店地帯の北で右側車線がなくなる。

25.新東松山橋を多車線化のための架橋工事中 26.R407は直進だが… 27.R254下野本交差点を右折
 対面2車線となってしまったものの新東松山橋の下流側には新たな橋が架橋工事中であり、遠からず片側2車線区間が延伸されるものと思われる。橋を渡り終えてからも2車線道路が続いているが、片側2車線化のための用地は確保されているどころか舗装工事まで終わっている。橋の開通と併せて供用を開始するのかもしれない。
 緩やかな右カーブを曲がりながら埼玉r345下野本南交差点を通過した先で側道と本線のアンダーパスに別れる。本線にR407、側道にR254と案内されており、R407のトレースであれば直進が正しいルートに見える。しかし、直進は埼玉r27であってR407ではない。よって案内標識を無視して側道に入り、下野本交差点を右折するのがR407としての正しいルートである。

28.東向き車線のみ高架道路になっている 29.R254柏崎交差点を左折
 下野本交差点を右折してR254と重複しながら池袋・川越方面に進む。片側2車線の道路がそのまま高架道路になるが、反対側の西向き車線は平面道路のままである。R254の旧道と思われる市道との交差点をオーバーパスしてから高架道路を下りる。平面道路に戻ってすぐにR254柏崎交差点を鋭角に左折して単独区間になる。

30.柏崎交差点以降は4車線 31.埼玉r27新宿小南交差点 32.東松山市大字松山
 柏崎交差点以降は中央分離帯はなくなるものの車線は4車線と実に幹線道路然とした道路状況となっている。交通量も多くとても400番代国道とは思えない。直線道路を走ること約1.4kmで埼玉r27との新宿小南交差点を通過する。ここで左折すればR254との下野本交差点に至る。つまり下野本交差点で側道に進まず本線を走っていればr27を経由してR407に行く事ができるという訳である。下野本交差点の案内標識はこの実情を踏まえて、“一般人に”分かりやすく表記したと考えられる。

33.右側車線が減少 34.熊谷市に入る 35.再び東松山市に入る
 柏崎交差点から続く4車線道路は約5.0km北の埼玉r66東平交差点の手前で右側車線が合流してくることで終わりとなる。車線は減少してしまうものの東松山市の市街地からは離れており多少なりとも交通量も減っている。埼玉r257・r307東平北交差点の手前で熊谷市に入るものの約700m先で再び東松山市に入る。僅かな距離ではあるが市境標識が設置されている。

36.東松山市大字大谷 37.和田吉野川に架かる橋が架け替え工事中 38.埼玉r173村岡三又交差点
 旧道と思われる埼玉r391上岡交差点を通過し、東松山市の北端を快走する。小さな和田川を渡ると熊谷市に入り、引き続き2車線道路を走る。和田吉野川に架かる橋は架け替え工事中のようで仮設橋を渡るため前後に急カーブがあった。

39.埼玉r11村岡交差点 40.荒川大橋 41.市道との交差点を左折
 熊谷市に入って約2.9kmで埼玉r11村岡交差点を通過する。案内標識では直進であるかのような表記だが、実際は交差点の直前を左にカーブしてから右方向に進むという変則的な直進をしなければならず、初めて通行する際は戸惑うかもしれない。
 村岡交差点からは片側2車線道路となる。村岡交差点以南の埼玉r11やr173、さらに南のr47の3本の県道を走ると関越道の東村山ICに行く事ができる。東村山ICから熊谷方面に向かう(もしくはその逆の)場合はR407ではなく3本の県道を経由したルートが選択される場合が多いだろう。
 荒川は上下線で別の荒川大橋で渡っており片側2車線のままである。しかし橋を渡り終えて堤防からの勾配を下り切った所の市道との交差点を左斜め前方に進まなければならず、それは左側車線からでしか進めない。

42.市道との交差点は少し右にカーブした直進 43.秩父鉄道・上熊谷駅の上と上越新幹線の下を通過 44.R17本石2交差点を左折
 市道との交差点で一時的に車線が減少するもののすぐに4車線になる。ただし、次の市道との交差点で今度は左側車線が左折専用車線となるため右側車線を走っている必要がある。しかもこの市道との交差点は単純な直進ではなく右にカーブしている。その先で跨線橋に上り秩父鉄道の上熊谷駅とJR高崎線の線路の上を、上越新幹線の下を通過する。跨線橋から程なくしてR17本石2交差点に至る。案内標識の右にあるおにぎり補助標識が示す通り、左折してR17との重複区間に入る。

45.R17重複区間 46.市道との交差点で左側車線が左折専用車線になる 47.2車線になるとやや流れが悪くなる
 本石2交差点からはR17と重複しながら片側2車線道路を走る。埼玉r200石原駅入口交差点までの左側車線は日曜と休日を除いて6:30-8:30の時間帯はバス優先通行帯になる。石原駅前交差点から約300m先の市道との交差点で左側車線が左折専用車線となるため、以降は対面2車線になる。車線が減少する交差点での渋滞はなかったものの、2車線道路になってからの流れはあまり良くなかった。

48.R17・R140熊谷署前交差点を右折 49.熊谷署前交差点からは片側2車線 50.R17熊谷BP代交差点
 本石2交差点から約1.7km先のR17・R140熊谷署前交差点を右折すると単独区間となる。さらに交差点以降は片側2車線と二桁国道との重複区間よりも道路状況が良くなる。大きく左にカーブしてほぼ真北に向かって片側2車線道路を走る。約2.0km走るとR17熊谷バイパスとの代交差点を通過する。本石2交差点から熊谷署前交差点までのR17は二桁国道にしてはやや貧弱だったが、通過するだけの車両はこの熊谷バイパスを走行するのだろう。

51.走りやすいが法定速度60km/h 52.道の駅「めぬま」 53.熊谷市妻沼
 代交差点からも片側2車線道路が続いている。平坦なうえにほとんどカーブのない直線的な道路のため非常に見通しが良い。交通量は決して少なくないが道路状況が良いためか渋滞もなく流れもスムースである。旧妻沼町の中心部の南西で道の駅「めぬま」を通過する。2014年1月時点ではR407で唯一の道の駅である。

54.刀水橋で利根川を渡る 55.利根川を渡ると群馬県太田市に入る 56.群馬県内も4車線が続く
 緩やかにカーブを描く緩やかな勾配を上ると刀水橋で利根川を渡って群馬県太田市に入る。刀水橋付近は利根川が県境になっているが、河川改修により利根川右岸の群馬県域や左岸の埼玉県域が存在している。橋に隣接した群馬r276刀水橋北詰交差点を通過し、その直後に群馬r314古戸交差点を勾配を下りながら通過する。左にカーブしてからは4車線道路が続いている。400m弱の車線変更禁止区間があるが、特にカーブがある訳でもなくどちらかと言えば直線に近い状態である。

57.R354高林交差点 58.交通量は多い 59.R354BP西矢島町南交差点
 県境を越えてから約2.2km走るとR354高林交差点を通過する。太田市の中心部ではないがショッピングセンターもあり賑やかな雰囲気で交通量も多い。約1.0km走るとR354バイパスとの西矢島町南交差点を通過する。2014年1月の時点では東側の高崎・伊勢崎方面にしか行けないが、跨道橋が造られておりいずれは西側のバイパスと接続して両方向の来が可能になるだろう。

60.太田市街地を走る 61.群馬r2・r341東本町十字路交差点を右折 62.群馬r2東本町交差点を左折
 西矢島町南交差点からも直線的な4車線道路が続いている。太田市の中心部に近付くため交通量はさらに増え、沿線の建物も多くなる。太田市役所のすぐ西側を通過して東武伊勢崎線と桐生線の高架下をくぐってすぐに群馬r2・r341との東本町十字路交差点を右折する。R407の起点のある足利市が直進のr341に案内されているがそれにつられてはいけない。東本町十字路交差点から200m程西に進むとr2東本町交差点を左折しなければならない。右折と左折を1回ずつ行う事によって進行方角は元に北に戻る。

63.富士重工業の群馬製作所の横を北上 64.群馬r128・r341熊野町交差点 65.群馬r316追分交差点を右折
 東本町交差点からは富士重工業、スバルの群馬製作所の西を北進する。工場の北西端で先ほど交差した群馬r341とr128との熊野町交差点を通過する。単純な直進なのだが、直進左折車線はやや左にズレているので注意が必要である。約600m進むと群馬r316追分交差点を右斜め前方に進む。R407の行き先が足利とR50、r316の行き先が桐生市とR50となっており、左斜め前方に進む車両も少なくない。

66.R122安良岡北交差点 67.R50まで2km 68.群馬r256矢場団地入口交差点
 追分交差点から約900mでR122安良岡北交差点を通過する。左折してすぐの所に北関東道の太田桐生ICがある。R407は直進して2車線道路を東に進むが、R50まではあと2km残すのみである。住宅が密集した中を走る区間もあり交通量が少なくないせいもあってやや走りにくさを感じる。

69.栃木県足利市に入る 70.R50南大町交差点
 群馬r256矢場団地入口交差点を通過してすぐに栃木県足利市に入る。県境から見えている高架道路がR50であり、その下の南大町交差点がR407の起点である。県境と南大町交差点は僅か150m程度しかない。ちなみに、栃木r5に直進して足利市街地方面に進むと県境を4回も通過する事になる。