国道406号
part5

R144菅平口交差点〜R145新須川橋交差点
上田市→
→嬬恋村→長野原町

178.「長野原33km 嬬恋21km」 179.渋沢集落 180.県境に向かって勾配を上る
 菅平口交差点からはR144との重複区間を長野原方面に向かって走る。渋沢川の右岸を走っていると渋沢集落を通過する。県境に近いが川に沿った比較的長い集落が形成されている。集落が途切れてからも道路状況に変化はなく上り勾配の2車線道路を走る。

181.災害復旧工事のため片側交互通行規制中 182.長野r182交差点 183.意外に交通量は多くない
 片側交互通行規制が敷かれている災害復旧工事箇所を通過した直後に長野r182交差点を右にカーブしながら通過する。菅平高原でもr182と交差していたが、重複ではなく別のルートとなっている。交差点間の距離はR406が約11.8kmでr182が約9.6kmと少し短い。ただし、r182の方が道幅が狭くてカーブが多く、また冬期間(12月1日〜3月31日)は閉鎖される。r182交差点からは渋沢川から離れて県境の鳥居峠に向かって勾配を上って行く。

184.群馬県嬬恋村に入る 185.上田市側に比べると勾配は緩やか 186.カーブも少ない
 菅平口交差点から約5.6kmで鳥居峠を越えて群馬県嬬恋村に入る。嬬恋村側は勾配が緩やかでカーブも少なく非常に走りやすい道路状況である。100番台国道との重複区間だが、交通量はさほど多くない。

187.「R292白根山警戒中 殺生から通行止」 188.つまごいパノラマラインとの交差点 189.長野r94田代交差点
 利根川水系の吾妻川の流域を下っていると古永井集落を通過する。集落の手前に電光掲示板が設置されており、そこにはR292の殺生から先が通行止という情報が表示されていた。その原因は道路や法面の崩落ではなく草津白根山の火山活動に伴って噴火警戒レベルが引き上がられた事による。
 家屋が点在する古永井集落を走っているとつまごいパノラマラインとの交差点を通過する。広域農道として造られたパノラマラインはドライブルートとしても人気があるらしい。その後も緩やかな勾配を下っていると田代集落を通り抜ける旧道との交差点を右にカーブしながら通過し、程なくして群馬r94田代交差点を通過する。案内標識には南側の道路にしかヘキサが表記されていないが、ウォッちずでは北側もR406(実質R144)の旧道との交差点まで県道として表記されている。

190.2車線道路を快走 191.新田代橋 192.鹿沢発電所の前を通過
 田代交差点以降も田代集落の南を快走し、新田代橋を渡った直後に旧道と合流してからは吾妻川に沿って走る。山間部の谷筋を走っているが、勾配が緩やかで急なカーブも少なく走りやすい道路状況と言える。

193.水力発電用の送水管に4.6mの制限高あり 194.長井川原集落 195.標高は1000m程度
 吾妻川の左岸を走っていると水力発電用と思われる送水管の下をくぐるが、4.6mの制限高が設定されている。長井川原集落を通り抜けた後に鳴岩橋で吾妻川の右岸に移り、しばらく集落のない状態を走る。

196.群馬r235大笹交差点 197.大笹交差点からは集落内の下り勾配 198.嬬恋橋と群馬r112交差点
 大笹集落に差し掛かると大きく右にカーブし、集落の中ほどで群馬r235大笹交差点を通過する。その後も集落は続いているが、やや急な勾配を下る。左にカーブした後に嬬恋橋を渡り、群馬r112交差点を道なりに右へカーブしながら通過する。

199.嬬恋村大前 200.嬬恋村役場 201.西窪橋
 群馬r112交差点からは嬬恋村の中心部と言える場所と通っているが、村役場が存在しているだけで家屋が密集している訳ではない。吾妻川の対岸に大前駅があり、JR吾妻線の終着駅でもある。村役場の前を通過してから少し走った後に唐沢橋を渡り、JR吾妻線と並走しながら西窪橋を渡る。西窪集落を通り過ぎた後に栄橋を渡る。3つの橋で渡っている河川は全て吾妻川である。

202.笹平交差点 203.万座・鹿沢口駅の北を通過 204.群馬r59三原大橋交差点
 吾妻川の右岸を走っていると鬼押ハイウェーとの笹平交差点を通過し、その直後にJR吾妻線の万座・鹿沢口駅の前を通過する。駅は高架化されておりロータリーは国道の反対側に設置されている。吾妻線と隣接した状態を並走していると群馬r59三原大橋交差点を通過する。

205.群馬r241交差点 206.異常気象時通行規制区間の起点を通過 207.新三原大橋
 三原大橋交差点以降もJR吾妻線と隣接した並走が続いているが、群馬r241交差点を左にカーブしながら通過すると線路から離れる。さらにカーブした先で新三原大橋を渡り、右にカーブしながら旧道と思われる村道との新三原橋交差点を通過する。

208.吾妻川の左岸を走る 209.今井発電所の前を通過 210.半出来温泉
 新三原大橋以降は吾妻川の右岸を走る。これまでと同様に勾配はほとんどない2車線道路を走る。蛇行する吾妻川に沿っているためカーブはあるものの特別急なものはないので走りやすい道路状況である。

211.JR吾妻線 212.長野原町に入る 213.左側は遺跡ではなくJR吾妻線(とロックシェッド)
 右カーブを曲がった先でJR吾妻線の橋梁の下を通過するが、4.3mの制限高が設定されている。引き続き吾妻川に沿って走っていると長野原町に入る。山側に遺跡のような構造物が現れるが、これは吾妻線とロックシェッドである。

214.羽根尾集落 215.R144・R145・R146羽根尾交差点
 JR吾妻線と吾妻川の間を走っていると羽根尾集落に入り、両側に歩道が現れた後にR144・R145R146羽根尾交差点を通過する。案内標識にR406は表記されていないが、直進してR145との重複区間を中之条方面に進む。なお、この羽根尾交差点はR144、R145、R146の起点であり、連続する3本の国道の起点という珍しいスポットである。以前は「国道三起点」と描かれた標識が設置されていたが撤去されていた。

216.羽根尾交差点以東はR145に重複 217.JR吾妻線 218.遅沢橋
 羽根尾交差点からはR145と重複しながら羽根尾集落を通り抜ける。直線道路を走っていると右にカーブしてJR吾妻線のガードをくぐる。左にカーブした後に右にカーブしている遅沢橋を渡る。

219.R145・R292大津交差点 220.長野原町大津 221.交通量の多い山岳道路
 上り勾配のS字カーブを曲がった先でR145・R292大津交差点を通過する。R145は二方向に別れているが、直進が現道で右折が八ッ場バイパスである。また、R292も草津道路と呼ばれるバイパスである。
 大津交差点で多くの車両が右折して八ッ場バイパスに進むため、直進すると交通量が減少する。長野原町の中心部に近い場所とあって山間部ながら商業施設も点在している。群馬大津駅の北を通過してJR吾妻線の第二長野原トンネルの上を通過すると吾妻川沿いの断崖路を走る。

222.長野原町役場を通過 223.長野原町長野原 224.群馬r376交差点を右折
 長野原町の中心部の長野原地区に入ると周囲の家屋が多くなり、町役場の後に小さな商店のある場所を走る。町の中心部を通り抜けた所で群馬r376交差点となるが、R406(実質R145)は右折しなければならない。r376は路線名を林長野原線と言って八ッ場ダム建設に伴う付け替え道路のひとつである。案内標識は設置されておらず、長野原草津口駅が右折である事を示す看板しか設置されていない。

225.カーブを描きながら下る 226.諏訪神社の南を通過 227.R145・R292新須川橋交差点
 群馬r376との交差点からはS字状にカーブしながら勾配を下った後に諏訪神社の南を通過する。白砂川に架かる新須川橋の東詰でR145・R292新須川橋交差点を通過する。ここで交差しているR292は、大津交差点の草津道路に対する現道である。

国道406号 part6