国道382号
part2

印通寺港〜勝本港
壱岐市

47.印通寺港端点 48.マリンパル壱岐の前を通過 49.長崎r23交差点
 壱岐島の南の玄関口である印通寺港のフェリー乗り場から降りて道なりに約300m走った所にR382の印通寺港の端点がある。案内標識に長崎r23のヘキサが表記されているが、厳密には約50m北の交差点までは市道である。また、壱岐島のもうひとつの端点のある勝本港はr23に案内されている。壱岐市は長崎県に所属する自治体ながら、長崎本土との航路は設定されていない(壱岐空港〜長崎空港の定期便は就航している)。
 端点の直後にマリンパル壱岐の前を通る。ただのスーパーマーケットかと思っていたが、壱岐の特産品を扱う土産物店である。約300mで長崎r23との交差点を通過するが、インターロッキング舗装のためソトバがなければ商店街の中の道路としか見えない。r23交差点を過ぎてすぐに長崎r175交差点を通過するが、これは壱岐島の南端部を通っている県道である。

50.長崎r175交差点付近から右カーブが続く 51.壱岐空港へは右折 52.内陸部へと進む
 長崎r175交差点を過ぎると右カーブが始まると同時に上り勾配となる。歩道設置工事が行われているようで、車道の舗装は新しくなっているが、歩道は未舗装であった。上り勾配のまま大きく左にカーブしながら壱岐空港方面への市道との交差点を通過する。印通寺港から来た場合はわざわざここを右折せずともR382の端点の交差点を直進すればよい。

53.池田憩いの広場 54.芦辺港へはこの交差点を右折 55.壱岐市石田町池田西触
 公衆トイレと東屋のある池田憩いの広場を通過して直線基調の2車線道路を走っていると芦辺や湯岳に向かう市道との交差点を通過するが、案内標識にはそれぞれの場所までの距離も併記されている。

56.旧郷ノ浦町に入る 57.拡幅工事が行われていた 58.志原交差点
 清水橋を渡って旧郷ノ浦町に入る。印通寺港を含む地域の合併前の名称は印通寺町ではなく石田町であった。旧郷ノ浦町に入ってからはカーブが多くなるが急なものではないため概ね走りやすい道路状況である。拡幅工事が行われていたが、元々センターライン付きの2車線道路なので、歩道を追加する工事かもしれない。

59.交通量はさほど多くない 60.壱岐市の中心部に近付く 61.長崎r25の旧道との八畑交差点を右折
 2車線道路を走っていると左側の視界が開け、旧郷ノ浦町の中心部=現在の壱岐市の中心部が見えるようになる。緩やかな勾配を下ってやや急な左カーブの先で市道との八畑交差点を鋭角に右折する。郷ノ浦港への市道は長崎r25の旧道である。

62.八畑交差点の直後は急勾配 63.長崎r25・r173交差点 64.商業施設が多い
 八畑交差点の直後はやや急な勾配を上り、下りに転じた直後に長崎r25・r173交差点を通過する。以降はやや急な勾配を下って行く。八畑交差点付近からしばらくは沿線に商業施設の多い状態が続いており、昼間であればそれなりに交通量がある。

65.長崎r59柳田交差点 66.壱岐市郷ノ浦町柳田触 67.旧芦辺町に入る
 勾配を下り切って平坦になると同時にカーブもなくなる。程なくして長崎r59柳田交差点を通過するが、ウオッちずでは100m弱北で交差している道路を県道としている(2022年1月時点)。平坦な道路状況から緩やかな上り勾配となり、緩やかなカーブをいくつも通過していると旧芦辺町に入る。

68.緩やかな勾配を下る 69.右に見えるのは住吉神社の鳥居 70.住吉交差点
 旧芦辺町に入ってからは緩やかな下り勾配の2車線道路が続く。少しだけ上った後に下りとなり、次の緩やかな勾配を上っていると住吉神社の西側を通過する。住吉神社の北西で芦辺港方面の市道との住吉交差点を通過する。八畑交差点に接続する市道の行き先の郷ノ浦港と芦辺港はフェリーとジェットフォイルが就航している港である。

71.アップダウンのある2車線道路 72.旧勝本町に入る 73.長崎r174亀石交差点
 住吉交差点からはアップダウンを繰り返す2車線道路を走り、そのうちの峠部分で旧勝本町に入って緩やかな勾配を下って行く。亀石集落では長崎r174亀石交差点を通過する。この交差点を右折しても芦辺港に行く事ができる。

74.アップダウンが多い 75.交通量は少ない 76.長崎r59交差点
 亀石交差点以降もアップダウンを繰り返す2車線道路が続いており、交通量が少ない事もあって走りやすい状況である。壱岐カントリー倶楽部の出入口の直後にやや急な左カーブを曲がり、勝本ダムの西で長崎r59交差点を通過する。r59は郷ノ浦沼津勝本線と言って、柳田交差点が起点でこの交差点が終点である。

77.壱岐市勝本町新城西触 78.離島感は薄い 79.長崎r231交差点
 引き続き緩やかなアップダウンとカーブの2車線道路で北上を続ける。勝本港の手前で長崎r231交差点を通過する。風景はどこにでもありそうな地方のそれで離島を走っているというイメージは薄い。

80.城山の麓を右にカーブ 81.壱岐市役所勝本支所の前を通過 82.左ヘアピンカーブに長崎r23交差点が接続
 緩やかな勾配を下っていると城山の麓から勾配がきつくなり、右にカーブしてから壱岐市役所の勝本支所の前を通過する。その後すぐに左のヘアピンカーブを曲がるが、長崎r23が交差している。r23は勝本石田線と言い、ここが起点で印通寺港付近の交差点が終点である。

83.勝本港に向かって急勾配を下る 84.勝本浦交差点 85.勝本港端点
 長崎r23からもやや急な勾配が続いており、右カーブの先で勝本浦交差点を通過してから平坦になる。センターラインのない2.0車線幅道路を少し走った先で突き当りにぶつかるが、そこがR382の勝本港の端点である。右折して約350m先に勝本港があるが、現在は対馬への船舶は就航(寄港)しておらず、辰の島への定期観光船が就航しているのみである。


86.聖母宮方面から端点の交差点を撮影 87.フェリー乗船中
 壱岐島から対馬に向かうフェリーは九州郵船が1日2便で運行されており、博多港〜厳原港の間に郷ノ浦港もしくは芦辺港に途中寄港という形である。通常の配船であれば、昼の便(12:35発)が郷ノ浦港に、深夜の便(2:25発)が芦辺港に寄港する。今回は印通寺港に着いたのが12:05のため、昼の便には間に合わないため深夜の便を利用している。なお、乗船手続きは唐津東港や他の多くのフェリーと同様に申込書を記入して車検証とともに窓口に提出する。特異なのは乗船待機車両の停車位置で、線や枠に沿って並ぼうにもしられが描かれておらず40〜50m四方のスペースに何となく停める感じである。閑散期の平日の深夜で乗船車両が少ないため適当になっているのかもしれない。

国道382号 part3