国道377号
part2

R318西山交差点〜R193交差点
東かがわ市→さぬき市→三木町→
→美馬市

42.ようやくR377のおにぎりが出てくる 43.湊川の流域を西進 44.蓬莱橋
 R318・香川r40西山交差点からはR377単独区間となり、さっそくおにぎりを拝む事ができる。断続的に続く集落を結びながらカーブの多い2車線道路を西の方角に進む。沿線の家屋の数は比較的多いが、早朝と言える時間帯のため交通量は非常に少ない。しばらく湊川の右岸を走っているとS字カーブ状に蓬莱橋を渡り左岸に移る。

45.香川r132交差点以西はカーブが多い 46. 47.2車線区間が終了
 湊川の左岸を少し走ると香川r132交差点を通過する。以降も2車線道路が続いているが、カーブとアップダウンが多くなる。とは言え決して走りにくい道路状況ではなく、むしろ走りやすいと言える。2車線快走路は端集落までで、家屋が途切れると50km/h制限が終わると同時にセンターラインがなくなる。

48.警笛鳴らせ区間が始まる 49.特別狭い訳ではない 50.五名ダムが見えてくる
 道幅が狭くなった直後に警笛鳴らせ規制区間が始まる。道幅が狭く見通しが悪いため設置されている標識だが、規制区間内にも家屋が存在しているので鳴らすのは憚られる。道幅は狭いものの乗用車であれば互いに減速すれば離合できる程度の幅は確保されている。五名橋を渡って家屋を通り過ぎるとさらに幅員減少の標識が現れて、以降は1.5車線幅になり緩やかな勾配を上る。

51.五名ダム管理事務所の前だけ2車線 52.ダム湖畔も狭い 53.警笛鳴らせ区間が終わる
 五名ダムの管理事務所の前だけセンターラインが描かれているがすぐに狭くなってしまう。ダム湖の湖畔ながら1.5車線幅と狭くて見通しの悪いカーブがある。ダム湖が屈曲している付近でセンターラインが復活して警笛鳴らせ区間も終わる。狭路区間の距離は1.1km程度である。

54.アップダウンあり 55.香川r2交差点を左折 56.上り勾配の2車線道路
 警笛鳴らせ区間が終わってからはバイパス化された2車線道路となっているが、アップダウンとカーブがややきつい箇所もあるが概ね快走路と言える。右にカーブして湊川を渡った直後に香川r2とのT字路に突き当たり左折して吉野川市・多和方面に進む。r2交差点からは湊川の流域を走り、集落の有無にかかわらずやや急な上り勾配となっている。

57.補助標識に「国道377号」と書かれている 58.大坂峠に向かって勾配を上る 59.大坂峠
 集落が途切れてからも上り勾配が続いており、湊川の源流の近くで左のヘアピンカーブを通過する。その後もやや急な勾配を上っていると大坂峠を越える。沿岸部のR11重複区間での香川r1との交差点の名称が大坂峠入口交差点だったが、それが指す大坂峠はこの大坂峠は別の峠である。

60.大坂峠を下る 61.五名郵便局兼東かがわ市役所五名出張所 62.香川r2交差点を右折
 大坂峠の直後に1軒だけとは言え家屋があり、それを過ぎた後も沿線に田畑がある。そして峠からさほど走らないうちに集落が現れる。日開谷川に沿って緩やかに下りながら集落内を走っていると香川r2が分岐する交差点に至る。信号機のないT字路を右折するのがR377である。案内標識がなければ直進してしまう可能性が非常に高い。交差点の北にガードレールで封鎖されたかつて道路だったと思われる場所があるので、かつては道なりに進むのがR377だったのかもしれない。なお、香川r2は約500m南で県境を越えて徳島r2となる。

63.大窪寺方面は通行制限あり 64.五名トンネル 65.旧道と交差
 香川r2交差点を右折した直後に黄色い看板が立っているが、そこには大窪寺方面には最遠軸距離が8.0mを超える車両は通行できない旨が書かれている。最遠軸距離とは聞きなれない言葉だが、要は前輪と最後輪のそれぞれ中心を結んだ距離(ホイールベース)の事である。車両通行制限規制が敷かれているものの五名トンネルは2001年開通と比較的新しいトンネルで大型車両も余裕で通行可能なトンネルである。トンネルを出て左にカーブした先で旧道との交差点を通過する。トンネルの約500m北を走っている1.0車線狭路が旧道である。

66.長野集落 67.日開谷川の左岸を走る 68.センターラインがなくなる
 五名トンネル以降も緩やかなアップダウンとカーブを繰り返す2車線道路を快走する。南側には日開谷川が流れているが、五名トンネル以西はこの日開谷川が香川県と徳島県の県境となっている。さほど大きな川でもなければ断崖絶壁でもないため、川の南側つまり徳島県側にも数軒家屋が存在するが、後背は山地であり香川県を走っているR377側以外の出入口が存在せず徳島県にある自宅の出入りする際に香川県を通らなければならなくなっている。香川r2交差点から約2.4km走るとセンターラインがなくなり道幅が狭くなり、車両通行制限区間が始まる。

69.五名ダム付近よりも狭い 70.カーブのせいで見通しが悪い 71.トンネルが建設中
 五名ダム付近は狭くても1.5車線幅程度だったが、車両通行制限区間に指定されているだけあって1.0車線と非常に狭く乗用車同士の離合もできない。右のヘアピンカーブを通過するが、カーブ部分だけ広くなるケースが多い中ここは大して広くならないままである。ヘアピンカーブの直後に本尊地蔵菩薩地蔵堂を通過し、さらに1.0車線狭路を走る。およそ200m強の狭路区間の終わりは大量の巨大土嚢が出迎えてくれる。これは狭路区間をパスするトンネル(?)工事の現場である。なお、ウォッちずではヘアピンカーブ部をショートカットするトンネルが描かれているが、2016年3月時点においてそんなものは存在しない。

72.大影谷川の流域を走る 73.上り8%勾配 74.はらいがわトンネル
 ヘアピンカーブを含む短い狭路区間が終わると再び2車線快走路が続いている。日開谷川の支流の大影谷川の左岸の山裾を走っており、沿線には少ないながら家屋が点在している。払川自治会館の前を通り過ぎると上り8%勾配の標識が立っており、その奥に急勾配の道路が見える。しかしこれは旧道であり2012年7月24日に開通したはらいがわトンネルを含むバイパスはさほど急な勾配ではない。

75.五名大橋 76.さぬき市に入る 77.右折すると大窪寺
 はらいがわトンネルを出ると五名大橋を渡るが、その下には大影谷川と旧道がある。旧道は沿線に家屋と田畑があるため閉鎖される可能性は低いだろう。五名大橋を渡り終えて登坂車線が現れた所で市境を通過してさぬき市に入る。境標識の反対側に接続している道路は旧道である。極楽橋の西詰で旧道との交差点を通過するが、右折して旧道に進むと大窪寺に行く事ができる。大窪寺は四国八十八箇所霊場の第八十八番札所である。

78.大窪トンネル 79.右側のガードレールは道路改良の名残? 80.長い下り勾配が続く
 大窪寺の真南で大窪トンネルに入る。トンネルを出てすぐに旧道(との連絡道?)との交差点を通過し、以降は2車線道路を下る。槇川流域の道路が旧道と思われるが、道幅は1.0車線基調と非常に狭い。

81.香川r3との交差点は道なりに右へカーブ 82.さぬき市多和槇川 83.槇川を離れると上り勾配になる
 勾配がほぼ平坦な状態になった所で香川r3との交差点を道なりに右にカーブして通過する。案内標識ではT字路に突き当たる形で描かれているが、センターライン等は国道優先となっている。なお、香川r3は1km先からは大型車が通行不能となり、さらに県境を越えて徳島r3になると自動車通行不能区間もある。徳島r3に進まずに林道を走ると本尊地蔵菩薩地蔵堂付近のヘアピンカーブに出る。
 少しだけ槇川に沿って走り、右にカーブして集落を離れると緩やかな上り勾配になる。槇川は少し西から曽江谷川に合流するまで徳島県との県境になる。

84.旧道との交差点を通過 85.多和地区の中心部はセンターラインがなくなる 86.旧多和小学校の前からセンターラインが復活
 上り勾配を走っているとセンターライン付きの2車線道路との交差点を通過するが、その道路が旧道である。旧道は交差点付近こそ2車線だが全体的には1.5車線幅と狭く、ヘアピンカーブが2ヶ所あり線形は良くない。名もなき峠を越えて勾配を下っていると旧道との交差点を通過し、東谷川の左岸を走っているとセンターラインがなくなり右にカーブした先で東谷川を渡る。旧多和小学校の前でセンターラインが復活して2車線になる。旧多和小学校は2012年に廃校となったが2016年3月から天体望遠鏡博物館として再利用されている。

87.香川r3多和駐在所前交差点を左折 88.香川r148交差点 89.県境に近い山間部ながら快走路が続く
 曽江谷川を渡った直後で香川r3多和駐在所前交差点に突き当たり、左折して美馬(穴吹)方面に進む。右折すれば四国八十八箇所霊場の第八十七番札所の長尾寺に行く事ができるが、11km以上も離れている。
 多和駐在所前交差点からも2車線道路の走りやすい道路が続いている。曽江谷川の右岸を走っていると香川r148交差点を通過し、県境に近い山間部とは思えない程平坦で走りやすい2車線道路を南下する。

90.歩道設置工事だろうか 91.三木町に入る 92.R193・R492交差点を右折
 緩やかにアップダウンしている2車線快走路を走っていると三木町に入る。やや急な左カーブを曲がった先でR193R492交差点に突き当たる。案内標識にはR193のおにぎりしか記されてないが、R377は右折して高松・塩江方面に進む。R492はR193の両方面に重複している。案内標識の真横に徳島県美馬市の境標識が付けられているが、その位置は正しいようで交差点は徳島県美馬市に属している。R377の徳島県内区間はR11に重複していると言ったが、単独区間もほんの僅かであるが存在している。管理は高松土木事務所が担当していると思われるが、確認はしていない。

国道377号 part3