国道375号
part3

R486清武交差点〜R185広交差点
東広島市→呉市

122.旧豊栄町の中心部を走る 123.広島r29乃美交差点を左折
 清武交差点からはR486との重複区間となるが、R375・R486の串刺しおにぎりは設置されておらず、R375の単独おにぎりのみである。旧豊栄町の中心部の家屋が密集している状態を小刻みなカーブをいくつも通過する。清武交差点から約2.1kmで広島r29乃美交差点に至り、左折して東広島・福富方面に進む。

124.乃美交差点以降は走りやすい 125.広島r342交差点 126.R375福富バイパスとの交差点
 乃美交差点からは沿線の建物が少なくなり直線基調の見通しの良い状態になる。緩やかにアップダウンしており沿線の家屋は途切れる事なく続いている。旧福富町に入る直前に西側に道路が交差しており、これは広島r342という県道なのだが2.2mの制限幅規制があるためか案内標識が設置されていない。その後右にカーブした先でr342が河内方面に分岐していく。こちらには案内標識が設置されているものの大型車通行困難と警告文が付け加えられている。
 緩やかなアップダウンとカーブの2車線道路を走っているとR375福富バイパスとの交差点を通過する。福富バイパスは福富ダム湖を渡って広島r33までの約2.6kmしか開通しておらず、南へ延伸する工事が行われている形跡はない。

127.広島r60・r340久芳交差点 128.恋知橋 129.福富ダム付近から下り勾配
 バイパスとの交差点から広島r60・r340久芳交差点にかけての区間は沿線に家屋が密集しており、2車線ながらやや狭苦しく感じられる。久芳交差点以降は走りやすい2車線道路を南下して福富ダム湖の東側を走行する。ダム湖に近いとは言え道路上から湖面は見えない。左にカーブながら福富ダムの東側を通過すると下り勾配になる。

130.広島r33と少しだけ重複 131.造賀川沿いを走る 132.東広島市高屋町に入る
 ダム付近からの勾配を下り切って平坦になってから程なくして広島r33大渡橋北詰交差点を通過して少しだけ重複した後にr33が志和方面に分岐していく。その後一時的に家屋が途切れるものの旧福富町と東広島市の境付近から集落が復活する。東広島市高屋町の境標識が立てられているが、高屋町が東広島市になったのは平成の大合併以前の1974年の事である。

133.交通量も沿線の建物も増えてくる 134.広島r350造賀バイパス北交差点 135.造賀バイパス
 元からの東広島市域に入ってすぐに広島r351との交差点を通過するが、このr351も大型車の通行は困難である。r351交差点からはほぼ直線の道路を走っていると広島r350造賀バイパス北交差点を通過する。右斜め前方に延びているr350は旧道であるが、南半分は市道に降格している。ファミリーマートの南で旧道と合流する。

136.造賀バイパスが終わると上り勾配 137.北向き車線には登坂車線あり 138.アップダウンを繰り返す
 旧道合流後は上り勾配となって谷筋を走り、下りに転じた所で前方に東広島市の市街地を少しだけ望む事ができる。勾配が長く続くため上りとなる北向き車線には登坂車線が設置されている。景色が開けた所で広島r194杵原交差点を通過し、緩やかにアップダウンする2車線道路を南の方角に向かって走る。信号機付きの交差点が少ないため流れは良いが交通量は多い。

139.片側2車線になる 140.JR山陽本線をオーバーパス 141.呉まで35km
 山陽道の西条ICの手前で車線が増えて片側2車線道路になり、広島r59とも交差している西条インター入口交差点を通過する。広島r329中川交差点を通過してから上り勾配となり跨線橋でJR山陽本線を越える。跨線橋から南も片側2車線道路が続いているが、最近になって多車線化工事が完了したため舗装がまだ新しい。

142.R486円城寺入口交差点 143.交通量は多い 144.R2御薗宇交差点
 交通量の多い片側2車線道路を走っていると円城寺入口交差点を通過し、R486が東広島市街方面へ分岐する。清武交差点からの距離は約21.7kmである。東広島市街方面のR486と反対側の福山方面の市道はR2の旧道でもある。
 円城寺入口交差点からも片側2車線道路が続いており、沿線に商業施設が多く車の流れが悪い。約1.3km進むとR2との御薗宇交差点を通過する。R2は西条バイパスと呼ばれている区間で交差点の上を通過する跨道橋が造られている。

145.御薗宇交差点以南は2車線道路 146.交通量は多い 147.山陽新幹線
 御薗宇交差点で左側車線が左折専用車線となるため、交差点から先は対面2車線道路となる。市街地を離れる方向のため幾分か交通量は減少するが、東広島市と呉市とを結ぶ幹線道路のためそれなりの交通量がある。道路沿いにも家屋は多く、少し離れた位置にも造成された住宅地があるが、商業施設はさほど多くない。龍王山の東の山裾で山陽新幹線の高架下を通過する。

148.R375東広島呉道路 149.東広島呉道路・馬木IC、広島r67樋ノ詰橋東交差点 150.樋ノ詰橋東交差点の直後だけ車線が増える
 山陽新幹線から程なくして東広島呉道路の高架をくぐるが、この道路はR375のバイパスという位置付けである。終点の阿賀ICを除いて全てインター形式の高規格道路で起点は山陽道との高屋JCT・ICである。約500m南で広島r67樋ノ詰橋東交差点となるが、左側は東広島呉道路の馬木ICが接続している。馬木ICとひとつ南の黒瀬IC間の開通は2015年3月15日と新しく、この区間の開通をもって東広島呉道路の全線が開通となった。樋ノ詰橋東交差点からは車線が増えて片側2車線になるが、200mほど先で増えた左側車線が減少するため実質的には馬木ICからの合流車線としての機能しかないと言える。

151.沿線の建物も交通量も多め 152.東広島市黒瀬町南方 153.広島r34上保田交差点
 以降は沿線の建物が多い2車線道路を走る。付近を流れる黒瀬川はかなり蛇行しているが、R375のカーブは緩やかなものばかりで線形は悪くない。黒瀬川に架かる広地橋を渡ってすぐに賀茂医療センター入口交差点を通過するが、そこで交差しているのは市道でその手前の信号機のない交差点で広島r333が交差している。それなりの交通量があってあまり流れの良くない2車線道路を走っていると松ヶ瀬橋を渡り広島r34上保田交差点を通過する。

154.勾配もカーブも緩やか 155.呉市に入る 156.広島r336郷原バス停前交差点
 上保田交差点以降も緩やかなカーブのある2車線道路が続いている。御薗宇交差点から約15.0kmで市境を通過して呉市に入るが、道路状況や交通量に特に変化はない。広島r336郷原バス停前交差点と広島r66郷原大橋東交差点を相次いで通過する。郷原大橋東交差点を右折してr66を走っていれば東広島呉道路の郷原ICに至る。

157.二級峡トンネル 158.二級峡トンネル以南の沿線の建物は少ない 159.芳渕トンネル
 黒瀬川に忠実に沿っていないので気付きにくいが、西側の川が小さいダム湖になっていおり、二級ダムの横を二級峡トンネルで通過する。ダム寄りに旧道とトンネルがあるのだが、トンネルは閉鎖されており、名称は黒瀬隧道と現在のトンネルとはまったく異なっている。
 二級峡トンネルを出ると大きく右にカーブし、旧道との交差点からは左にカーブする。山裾を走っているため沿線の建物がほとんどないが、黒瀬川流域の低い位置には多くの家屋が建っている。黒瀬川との高低差が小さくなった所で芳渕トンネルをくぐる。

160.芳渕トンネル以南は沿線の建物が多い 161.中新開3北交差点からは片側2車線 162.R185・広島r279広交差点
 芳渕トンネルを出ると沿線の家屋が増え、市街地に差し掛かった事が実感できる。黒瀬川から離れて三坂地小学校を通過した先の中新開3北交差点を過ぎた直後に車線が増えて片側2車線道路になる。中新開3北交差点で右斜め前方に延びている道路が旧道だろか。
 中新開3北交差点から約1.4km走るとR185・広島r279広交差点に至る。JR呉線の広駅と新広駅の間に位置しており交通量も周辺の建物も多い場所だが、呉市の中心部ではない。