国道375号
part1

R9和江漁港入口交差点〜R433交差点
大田市→美郷町→
→三次市

1.R9・島根r174和江漁港入口交差点 2.街中の2車線道路 3.JR山陰本線をアンダーパス
 島根県の日本海沿岸のほぼ中央部に位置する大田市の市街地の北部に位置するR9・島根r174和江漁港入口交差点がR375の終点である。名称に漁港入口とあるが、和江地区とは3km程離れており海に近い訳ではない。
 交通量が多い片側2車線のR9からR375に入ってすぐに左にカーブし、少し直線を走った後に右にカーブしてJR山陰本線をアンダーパスする。市街地に近いとは言え歩道が設置されており概ね走りやすい道路状況と言える。

4.市道との交差点を右折 5.市街地から離れていく 6.島根r46交差点
 大田市役所の西を通過して緩やかな左カーブを曲がり、市道との十字路を右折して川本・美郷方面に進む。直進は太大田市街、左折は大田市駅に行けるため直進や左折する車両も多い。市道との交差点からは市街地を離れていくため沿線の建物は少なくなる。緩やかな勾配の2車線道路を走っていると島根r46との交差点を通過する。右折してr46を進めば世界遺産の石見銀山に行く事ができる。

7.山裾の集落を通り抜ける 8.ほぼ平坦な状態が続く 9.川合トンネル
 島根r46交差点からもカーブがほとんどなくほぼ平坦な2車線道路が続いている。多くの車がr46へ進んで行ったため、以南の交通量は少ない。島根r288交差点を通過してから程なくして緩やかな勾配を上って川合トンネルを通過する。

10.左側は閉鎖された旧道 11.忍原トンネル 12.緩やかな勾配とカーブの2車線道路が続く
 忍原川の流域を淡々と南下する。忍原トンネル付近からは集落が途切れて谷筋を走っており、長い上り勾配が続く。登坂車線は設けられていないが、交通量自体が少ないためあまり気にならないかもしれない。

13.美郷町に入る 14.島根r186交差点 15.畑田橋
 名もなき峠を越えると美郷町に入るが、勾配が下りになるだけで走りやすい2車線道路という状況に変化はない。約600m走ると島根r186との交差点を通過し、さらに約600m先で大邑広域農道との交差点を通過する。その後は蛇行している尻無川を何度も渡る2車線道路を東進する。積雪地のためか、それぞれの橋には名称と橋長が記された標識が立てられている。

16.別府トンネル 17.現道との交差点と杉ヶ市トンネル 18.湯抱トンネル
 3つ目の樋の詰橋を渡った先で別府トンネルを通過し、出た直後で現道との交差点を通過する。信号機も案内標識もなくセンターラインの切れ目もない交差点のため意識していなければ現道が交差している事に気が付かないだろう。杉ヶ市トンネルと湯抱トンネルを含む湯抱バイパスは2015年3月20日に開通した新しいバイパスだが、現道は工事が行われており、通行止箇所があったため今回はバイパスを走行している。尻無川に沿ったカーブの多い現道に対してバイパスは2つのトンネルとその間の橋梁で直線的に通り抜けられる。

19.現道と合流 20.現道合流後に狭路区間が残っている 21.奥のヘキサは町道ヘキサ
 湯抱トンネルを出て勾配を下っていると現道との交差点を通過する。現道と合流した直後にセンターラインがなくなり1.5車線と狭くなってしまう。尻無川に沿った小さな集落を結ぶ狭路だが、交通量が極めて少ないせいもあってあまり苦にならない。

22.才ヶ原集落 23.島根r40交差点を左折 24.美里町役場の前を通る
 才ヶ原集落の南でセンターライン付きの2車線になり、少し走ると島根r40との交差点を左折する。左折と言うよりは道なりに左にカーブすると言った方が正確だろうか。r40交差点のすぐ先で美郷町役場を通過する。役場がある事からも分かるがこの辺りが美郷町の中心部である。市街地特有の狭苦しい道路になる事もなく走りやすい道路状況である。

25.粕渕トンネル 26.島根r40交差点 27.アップダウンのある快走路
 美里町役場付近を通過すると緩やかな上り勾配となり、沿線の建物がなくなった所で粕渕トンネルをくぐる。緩やかな下り勾配のトンネルを出てすぐに島根r40との交差点を通過し、さらに下っていると四日市トンネルをくぐる。トンネルを出るとやや急な勾配を下る。以降は緩やかにアップダウンしながら2車線道路を走る。

28.浜原トンネル 29.JR三江線 30.三日谷トンネル
 左にカーブしてから浜原トンネルに入り、出た直後にJR三江線の高架をくぐる。三江線は広島県三次市と島根県江津市とを結ぶ路線で江の川に沿ったルートを取っている。R375との関係でいえば美郷町から三次市にかけての区間が概ね並走状態と言える。島根r166交差点を通過した直後に沢谷川を渡り、さらに先で三日谷トンネルをくぐる。

31.所々に駐車帯がある 32.摘坂トンネル 33.道路上を横切るのは信喜橋
 沿線に何もない谷筋を走っていると摘坂トンネルに入り、左にカーブしながらトンネルを出てからは江の川に沿って走る。江の川に沿っている旧道らしき道路もあるが、通行止になっており走行する事はできない。

34.江の川沿いを快走 35.JR三江線 36.潮駅
 江の川に沿った2車線快走路を淡々と走る。山間部の川沿いとは言え川幅は広く視界も開けている。潮集落の北端部でJR三江線のガードをくぐり、三江線に沿って集落内を南下していると潮駅を通過する。予想通り、待合室だけの小さな無人駅であった。

37.潮集落にも狭路箇所あり 38.三江線が左側に移る 39.石見松原駅付近を通過
 潮駅を通過してから程なくしてセンターラインがなくなる区間があるがすぐに2車線に戻り、S字状にカーブして三江線のガードをくぐる。以降は三江線と江の川に挟まれた状態を走っている。三江線はいくつものトンネルがあるが、R375にはひとつもトンネルはない。都賀行大橋の東詰で島根r296交差点を通過し、石見松原駅の近くを通過する。

40.短距離ながら2.0車線幅区間あり 41.右に見えるのは市道の大和大橋 42.三江線と交差する回数が多い
 石見松原駅を過ぎた所でセンターラインが白色の実線になり、やや急なカーブが連続している。白色の破線に戻って少し走るとセンターライン自体がなくなって2.0車線幅と少し狭くなってしまう。とは言うもののその距離は短く見通しも悪くないため乗用車であれば走りにくいとは感じない。町道の大和大橋の東詰を通過するとやや急な左カーブを曲がって三江線のガードをくぐる。その後右にカーブしてからまた三江線の下をくぐって線路を川に挟まれた状態に戻る。

43.大浦橋 44.道の駅「グリーンロード大和」 45.島根r55交差点
 江の川と一緒に国道も渡っている大浦橋の下をくぐり、大浦橋への取付道路との交差点を通過した先で道の駅「グリーンロード大和」を通過する。走行日時点ではR375沿線で唯一の道の駅である。道の駅から程なくして島根r55との交差点を通過する。すぐ東には三江線が並走しているが、意外にも高架主体とローカル鉄道らしくない風景である。

46.堤防上を走る 47.堤防の外側を走る 48.旧道との交差点
 石見都賀駅付近では江の川の堤防の上を走っており、左右どちら側も道路面よりも低い。都賀大橋の東詰の島根r55交差点の手前からは普通の山裾を走り、r55交差点を過ぎると堤防の外側を走る。三江線に沿って走っていると旧道との交差点の直後に三江線の下を通る。

49.両国トンネル 50.伊賀和志トンネル 51.大津トンネル
 旧道と三江線は引き続き江の川に沿っているが、R375は新道路川沿いの谷筋を緩やかに上る。旧道交差点から約900mで両国トンネルに入る。この全長3233mの両国トンネルが県境でありトンネルの中で広島県三次市に入る。両国トンネルを出て約300m走ると伊賀和志トンネルをくぐり、さらに大津トンネルもくぐる。1.5車線幅と狭い箇所もある川沿いの旧道とは異なりバイパスは全て2車線である。

52.旧道と合流 53.広島r7??交差点 54.式トンネル
 大津トンネルと出てすぐに右側から旧道が交差してくる。旧道合流後は江の川沿いという状態に戻るが、この区間は川が県境となっており対岸は島根県邑南町である。大津トンネルからすぐに井手平集落に差し掛かり、その中で広島r437交差点、江谷川を渡った先で広島r4との交差点を通過する。後者のr4に関しては案内標識にr7と表記されているが、若い番号の法則からして本来はr4と表記されるべきと思われる。その後市ヶ原集落で川に沿って左にカーブし、A型バリケードで1車線だけ閉鎖された旧道との交差点を通過してすぐに式トンネルに入る。西半分にだけセンターライン上にラバーポールが設置されている。

55.江の川の対岸は島根県邑南町 56.丹渡橋の東詰で一瞬だけセンターラインがなくなる 57.「この先 大型車通行困難」
 式トンネルを出ると川に沿って右にカーブしながら式集落を通り抜ける。ほぼ平坦でカーブの少ない2車線快走路だが、丹渡橋の手前には10m程度だけセンターラインがなくなる箇所がある。山側の路側帯があるため乗用車同士であればさほど気にせずにすれ違えるだろう。川の駅「常滑」の前で広島r62港交差点を通過するとこの先に大型車の通行可が困難である事を告げる標識が設置されている。特に迂回するようにとはなっていないが、三次市街に向かうのであれば少し遠回りになるがr62を走った方が良いだろう。

58.三国橋の東詰から16.5kmの間は異常気象時通行規制区間 59.異常気象時規制区間に入ると集落がなくなる 60.熊見トンネル
 対岸の作木口駅を結ぶ三国橋の東詰からは異常気象時通行規制区間に入る。16.5kmという規制区間の距離は三次市の市街地の手前までと結構な長さである。三国橋東詰からは沿線の集落がなくなり、江の川の対岸も三江線があるものの集落が存在しない。港交差点から約2.1kmで江の川が県境ではなくなるが、対岸は三次市ではなく安芸高田市である。旧道との交差点を通過して緩やかな左カーブの先で熊見トンネルをくぐるが、内部のカーブはやや急なものとなっている。

61.「国道54号(日下)13.3km 国道433号(式敷大橋)1.9km」 62.門田トンネル 63.R433・R434交差点
 江の川に沿って2車線快走路を走っていると広島r436交差点を通過し、左にカーブしてから門田トンネルをくぐり、トンネルを出た所でR433R434交差点を通過する。ここからはR433とR434と重複しながら三次市の市街地に向かって進む。

国道375号 part2