国道367号
part2

R477途中交差点〜R27三宅交差点
大津市→高島市→
→若狭町

38.旧道との交差点付近に閉鎖ゲートあり 39.ヘアピンカーブで標高を上げる 40.南側は開けている
 途中交差点でR477が分岐してからも2車線道路が続いており走りやすい道路状況と言える。和邇川橋の北詰で旧道との交差点を通過するが、そこには電光掲示板と閉鎖ゲートが設置されている。和邇川に沿って上り勾配の2車線道路を走っていると右のヘアピンカーブを通過する。さらに左、右、左と合計4ヶ所のヘアピンカーブがあり、標高を100m程上げる。

41.右に見えているガードレールは旧道のもの 42.花折トンネル 43.
 花折峠を通る旧道との交差点を通過してからも勾配を上っていると花折トンネルに入る。トンネルからは下り勾配となり安曇川の流域を走り、集落の手前で旧道との交差点を通過する。旧道は1.0〜1.5車線幅の狭路で舗装はされているものの両端ともチェーンが張られており車両での進入はできないが、近畿自然歩道の一部であり登山道も接続しているため徒歩での通行は可能と思われる。

44.牛の鼻トンネル 45.行者山トンネル 46.坂下トンネル
 葛川坂下町集落を通り過ぎると上り勾配となり中村発電所の近くで安曇川を渡った後に旧道との交差点を通過し、牛の鼻トンネル、行者山トンネル、坂下トンネルを次々にくぐる。線形が改良されており蛇行する安曇川を何度も橋を渡る。牛の鼻トンネルと行者山トンネルの旧道区間は沿線に集落がないため閉鎖されており、路盤が崩落しているように見える場所もある。坂下トンネルの旧道沿線には集落があるため現在でも通行可能である。

47.葛川坂下町集落への旧道との交差点 48.伊勢橋 49.安曇川の右岸を快走
 坂下トンネルを出ると左にカーブしながら緩やかな勾配を下り、旧道との交差点を通過する。安曇川の左岸を少し走ると旧道との交差点を右にカーブしながら通過して伊勢橋を渡る。木戸口橋を渡ると葛川木戸口町集落の東側を通過し、さらに橋を渡って葛川中村町の対岸を走る。

50.大津市葛川町居町 51.一部の区間にアップダウンあり 52.滋賀r781交差点
 その後は安曇川の右岸を走っており、いくつかの小さな集落を通り過ぎる。安曇川の対岸にも集落が存在しており、集落ごとに橋が架けられている。葛川町居町から葛川梅ノ木町にかけての区間はアップダウンがありその勾配は6%と意外に急である。とは言うものの整備された2車線道路なので走りにくいと感じる程ではない。葛川梅ノ木町集落の中で滋賀r781交差点を通過する。R367の大津市内区間では唯一交差する県道である。

53.「高島34km」 54.大津市葛川細川町 55.高島市に入る
 滋賀r781交差点からも安曇川沿いの2車線快走路が続いている。若干アップダウンしていたりカーブがきつい場所があるものの概ね快走できる。葛川細川町集落を通り過ぎると市境を通過して高島市に入る。高島までの距離を示す標識が立っていたが、R367が通っているのは旧朽木村域であって現在の高島市の中心部は通っていない。

56.高島市朽木栃生 57.快走路が続く 58.住宅用土地(別荘用?)が売出中
 高島市に入ってからも緩やかなアップダウンとカーブの2車線快走路が続いている。高島市だけでなく大津市の区間にも言える事だが、集落の点在する山間部を通っている割に沿線には食事処が多く観光路線である事を窺わせる。売出中の住宅用土地もあったが、別荘として利用されるのを想定しているのではなかろうか。

59.桑野橋の手前は左直角カーブがある 60.桑野橋 61.桑野橋以北も快走路
 速度の出やすい快走路を走っていると桑野橋の手前で左の直角カーブがある。桑野橋を渡った先では右の直角カーブを曲がり、以降は安曇川の左岸を北上する。桑野橋前後の直角カーブを過ぎさえすれば再び快走路となる。

62.道の駅「くつき新本陣」 63.滋賀r295交差点 64.滋賀r23山神橋交差点は左にカーブしながら通過
 旧朽木村の中心部に差し掛かって沿線の家屋が増えてきた所で道の駅「くつき新本陣」を通過する。その後信号機のない滋賀r295交差点を通過するが、すぐ近くに旧朽木村役場(現在の高島市役所朽木支所)がある。旧役場前を通過して緩やかな勾配を上ると滋賀r23山神橋交差点に至るが、R367は左にカーブしながら通過する感じである。

65.山神橋の直後は1.8車線幅 66.滋賀r23交差点 67.慕谷川の谷筋を走る
 山神橋交差点を通過すると北川の右岸を走るが、短いながらセンターラインのない1.8車線狭路が残っている。集落が途切れると同時にセンターラインが復活して2車線道路になり緩やかな勾配を上る。三ツ石橋を渡った先で滋賀r23との交差点を通過する。このr23は路線名を小浜朽木高島線となっているが、県境が分断されている。慕谷川の谷筋の緩やかな上り勾配の2車線道路を淡々と走る。

68.旧今津町に入る 69.途中谷川沿いを下る 70.センターラインが消えている
 檜峠を越えると旧今津町に入る。境標識が設置されているが、「今津町」から「高島市今津」に変更されている。旧今津町側も勾配は緩やかでカーブもほとんどなく走りやすい峠道である。峠から離れると路側帯が狭くなりセンターラインが消えている場所もあるが、2車線道路は維持されている。

71.旧道との交差点を右にカーブ 72.R303保坂交差点を左折
 緩やかなカーブをいくつか曲がっていると今津町保坂集落に入り、旧道との交差点を右にカーブして通過する。旧道は水坂峠を越えており、南側にしか集落は存在しないが通り抜ける事が可能である。その後途中谷川を渡った先でR303保坂交差点に突き当たる。案内標識にR367は表記されていないが、左折してR303重複区間を小浜方面に向かう。この後は終点まで全てR303に重複している。

73.R303重複区間 74.水坂トンネル 75.山間部ながら走りやすい
 保坂交差点からはR303との重複区間が始まる。道路状況に変化はないが交通量が増える。石田川の流域を北上した後に左にカーブして角川橋を渡り、水坂トンネルをくぐる。トンネルを出て少し走ると水坂峠を越える旧道との交差点を通過する。水坂峠は分水嶺の峠でもあり、峠から北を流れる寒風川は北川水系で若狭湾に注いでいる。その北川の支流に沿って走っており、沿線の家屋がないように見えるが川に近い旧道沿いに家屋が建っている。

76.寒風トンネル 77.福井県若狭町に入る 78.場所柄、釣具店が点在
 緩やかな勾配を上っていると寒風トンネルをくぐる。水坂トンネルよりも短いが旧道は閉鎖されており通行できない。トンネルを出て少し走ると県境を通過して福井県若狭町に入る。県境を挟んで両方に数軒の家屋が建っている。
 福井県に入ってからはごく緩やかな下り勾配が続いている。滋賀県北部と福井県西部を繋ぐメインルートとあって意外に交通量が多いが、信号機付きの交差点がほとんどないため流れはスムースである。

79.福井r130交差点 80.道の駅「若狭熊川宿」 81.おにぎりはR303のみ
 県境から約900m走ると福井r130交差点を通過し、隣接する道の駅「若狭熊川宿」の前を通過する。道の駅からは熊川集落と北川に挟まれた状態を北西の方角に向かって走る。その後も北川の左岸を走るが、勾配はほとんどなく緩やかなカーブばかりなので走りやすいと言える。交通量の割に歩道が設置されてない箇所があるので歩行者・自転車には注意を要する。

82.交通量の多い2車線道路を走る 83.福井r218新道緑地公園角交差点以降は景色が開ける 84.R27・R303三宅交差点
 福井r218新道緑地公園角交差点からはカーブがなくなり直線道路になる。見通しが良く極めて走りやすい2車線道路を走っているとR27・R303三宅交差点に突き当たる。この三宅交差点がR367(とR303)の終点の交差点である。