国道355号
part2

R6国府7交差点〜R51佐原跨道橋交差点
石岡市→小美玉市→行方市→潮来市→稲敷市→
→香取市

50.茨城r118貝地交差点 51.R6・茨城r138山王台交差点を右折
 国府7交差点を鋭角に左折してからはR6と重複しながら勾配と上っていく。市街地でも交差した茨城r118と貝地交差点で交差する。市街地からR6の水戸方面に出るにはこのr118を利用すれば交差点を鋭角に曲がる必要がなくなる。貝地交差点からも緩やかな勾配を上っているとJR常磐線の跨線橋を通過し、その直後の山王台交差点を右折してR6から分岐する。重複距離は約1.4kmと長くない。

52.山王台交差点直後は上り勾配 53.意外に店舗が多い 54.新高浜駅入口交差点
 山王台交差点を右折した直後は上り勾配となっているがすぐに平坦になる。石岡市の市街地は石岡駅の西だが市役所は東にあり、山王台交差点以東も沿線の建物は多い。石岡運動公園入口交差点で再び小美玉市に入り、その辺りから沿線の建物の数が減少する。石岡運動公園入口交差点からは南側に鹿島鉄道跡と隣接している。2007年に廃線となった鹿島鉄道だが、新高浜駅入口交差点という交差点名に駅があったという痕跡が見られる。国道を走っているだけでは分かりにくいが、石岡駅〜四箇村駅間はバス専用道路として利用されている。

55.家屋が途切れることなく続く 56.手前に茨城r144交差点、奥に茨城r338交差点 57.「近くて便利!茨城空港」
 旧四箇村駅近くを通り過ぎてからも2車線快走路が続いている。沿線の建物の数が減り商業施設もなくなるが、旧小川町の中心部に近い、茨城r144交差点や茨城r338交差点付近の家屋は多い。沿線の建物の数に関わらず道路状況は2車線のローカル国道が続いている。石岡市の市街地から茨城空港へのアクセス路だが交通量は多くない。

58.左手の小高い部分は三昧塚古墳 59.アップダウンする箇所は少ないながらもある 60.茨城r360羽生交差点
 鎌田川を渡ると行方市に入り少し走って所で三昧塚古墳の前を通る。大きくない古墳だが10台程が停められる無料駐車場が設置されている。古墳を過ぎて程なくしてアップダウンしている場所を通るが、霞ヶ浦湖畔とあって全体的には平坦と言える場所を走っている。

61.ローカル快走道路が続く 62.浜交差点を左折すると旧玉造町の中心部に至る 63.行方市玉造甲
 長閑な雰囲気のなかのローカル国道を淡々と走る。霞ヶ浦の近くを走っているものの湖畔からは距離にして200mとやや離れている。それでも時折湖面と対岸の街並みが視界に入る。鹿島鉄道跡の跨線橋を越えた先で左にカーブして旧玉造町の市街地に向かう市道との浜交差点と通過する。浜交差点を過ぎてから右にカーブすると水田の中に商業施設が点在するようになる。大型の量販店は旧市街地ではなく国道沿いに立地している。

64.R354高須交差点 65.行方市手賀 66.旧道と思われる市道との交差点付近に急カーブあり
 R6山王台交差点から約17.0km、旧玉造町中心部の南でR354高須交差点を通過する。交差点付近は大型の量販店等があり賑やかに見えるが、基本的には長閑な風景の中を走る。水田の間を走る平坦かつ直線的な道路状況だが、センターラインはオレンジ色の実線の追越しのための右側はみ出し禁止区間が大半である。山裾を走る旧道と思われる市道との交差点をS字形状に曲がりながら通り過ぎると集落に入る。

67.集落内も快走路 68.茨城r184南坂下交差点は案内標識が見えない 69.天王崎入口交差点
 集落内においても2車線道路だが水田の間を走り抜ける区間に比べると若干走りにくさを感じる。とは言えローカル快走国道である点には違いない。霞ヶ浦の湖面を時折目にしながら2車線の快走路と淡々と走る。

70.茨城r2麻生交差点 71.パッと見て成田空港の案内とは分からない 72.潮来市に入る
 天王崎入口交差点以降は沿線の家屋が増え、左に大きくカーブして進行方角を南から東に転ずる。行方市役所に通じる茨城r2麻生交差点を通過して霞ヶ浦に沿って右にカーブすると進行方角は南東になる。麻生交差点から約1.9kmで潮来市に入る。市境周辺の家屋が途切れる事なく続いている。

73.左側にはソーラーパネルがある 74.R51永山交差点を右折 75.一旦停止してからR51本線に合流
 潮来市に入ってからも山裾の快走路が続いており、約1.5kmでR51永山交差点に至る。二桁国道との交差点なのでここが起点ですと言わると納得してしまいそうなシチュエーションだが、R355の起点は千葉県香取市にあり残りの区間は全てR51との重複区間となっている。よって永山交差点はR51本線高架橋をくぐった先を右折して急勾配の側道を上り、一旦停止してから本線に合流する。

76.北利根橋を渡る 77.稲敷市に入る 78.r2境島交差点手前から片側2車線
 R51本線に合流した直後に常陸利根川を北利根橋で渡る。常陸利根川は霞ケ浦から流出する河川で一部は千葉県と茨城県の県境となっている。北利根橋を渡り終えて勾配を下った所で稲敷市に入る。常陸利根川は県境にもなっている河川だが、潮来市と稲敷市との境にはなっていない。稲敷市に入ってから程なくして緩やかに右にカーブして茨城r2境島交差点を通過する。その手前から車線が増えて片側2車線になる。

79.車線が増えてさらに快走可能 80.R51・R125北田交差点を直進 81.茨城r2・r11水郷大橋北交差点
 車線が増えても交通量はさほど増えない。水田の間の直線道路を走っていると左に緩やかにカーブしてR51・R125北田交差点を通過する。R125はR355と同じ起点を持つ国道であり、北田交差点以南はR51・R125・R355の3国道重複状態である。しかしR125とR355のおにぎり等は設置されておらず、重複している事を示すものは存在しない。
 北田交差点からも片側2車線のバイパス然とした道路状況が続いており、ショッピングセンターの脇を左、右にカーブし、茨城r2・r11水郷大橋北交差点を通過する。横利根川の西側を走るr2がおそらくは旧道であろう。ちなみに横利根川は千葉県香取市と茨城県稲敷市の境であり、横利根川・常陸利根川・利根川に囲まれた地域は数少ない利根川左岸の千葉県域である。

82.水郷大橋を渡って千葉県香取市に入る 83.千葉r2須郷大橋南交差点
 水郷大橋北交差点からは上り勾配となって利根川に架かる水郷大橋を渡って千葉県香取市に入る。橋からの勾配を下ると千葉r2水郷大橋南交差点を通過する。交通量は多くもなく少なくもなくと言った感じで、渋滞が発生する事は少ない。

84.佐原跨道橋を側道に進む 85.R51・R125・R356佐原跨道橋交差点
 水郷大橋南交差点からすぐに佐原跨道橋と側道とに別れる。側道に進み7.5%勾配を下り切った所の佐原跨道橋交差点がR355の起点でありここでトレースは終了である。案内標識を見る限りはR51R356の交差点だが、その影にR125とR355が隠れているため、意外にも多い4本の国道が交差している。もっとも一般人からすれば、R125は稲敷市、R355は潮来市から(まで)の国道と認識されているだろう。